わたしたちの身近にある、たまご。
冷蔵庫には必ずたまごが入っている、というご家庭も多いですよね。
この記事では「たまご」にまつわる絵本を15冊ご紹介します。
お子様の年齢に合わせて選んでいただけるよう、0歳から小学生まで楽しめる様々な内容の絵本を選びました。
ぜひお気に入りの絵本を見つけて、手に取ってみてくださいね。
たまごの絵本おすすめ人気作品【0歳児向け】
まずは、0歳におすすめのたまごの絵本を紹介します。
『たまごのえほん』
作・いしかわ こうじ
出版社:童心社
発行日: 2009年12月10日
値段: 1,100円+税
対象年齢:0歳から
『たまごのえほん』のあらすじ
いろいろな形のたまごから、かわいい赤ちゃんが生まれますよ。
次に生まれるのは、どんな動物の赤ちゃんかな?
『たまごのえほん』のおすすめポイント
たまごの描かれたページを、上・右・下へ開いていくと、かわいい赤ちゃんの動物たちが生まれてきます。
次はどんな動物が出てくるか、子どもたちはわくわくとページをめくります。
ひよこが「ぴよ」、ぺんぎんは「ぴょこ」と、かわいい擬音語も楽しめますよ。
『コンコンたまご』
作・真木 文絵
絵・石倉 ヒロユキ
出版社:岩崎書店
発行日: 2008年10月24日
値段: 600円+税
対象年齢:0歳から
『コンコンたまご』のあらすじ
たまごくんたちを、コンコン、ぽとん。
ママと一緒に、つくってみましょう。
おいしいお料理できたかな?
『コンコンたまご』のおすすめポイント
リズミカルな文章が小さい子どもにもわかりやすく、読み聞かせが楽しい絵本です。
顔のついたたまごが可愛らしく、子どもも大人も優しい気持ちになれますよ。
少し大きくなってお手伝いができるようになったら、「ぱかりん ぽとん」と言いながら、一緒にお料理もしてみてくださいね。
『たまごをこんこんこん』
作・あかまあきこ
出版社:ひさかたチャイルド
発行日: 2019年3月13日
値段: 900円+税
対象年齢:0~1歳から
『たまごをこんこんこん』のあらすじ
たまごをそうっと、たたいてみましょう。
「こんこんこん」。
元気に出てきたのはだあれ?
『たまごをこんこんこん』のおすすめポイント
ページを「こんこん」と叩きながら、親子で楽しめるしかけ絵本です。
丈夫なボードブックなので、赤ちゃんがなめたりしても大丈夫。
生まれてくる動物が可愛らしく、やさしい気持ちになれる絵本ですよ。
『たまごさんがね…』
作・絵 とよた かずひこ
出版社:童心社
発行日: 1998年8月28日
値段: 850円+税
対象年齢:乳児から
『たまごさんがね…』のあらすじ
たまごさんが、ころころころころ転がって、「ぐっしゃーん」と割れてしまいました。
でも、心配はいりません。
たまごさんのお友達も来てくれて、素敵なプレートができましたよ。
『たまごさんがね…』のおすすめポイント
子どもたちに大人気の『おいしいともだち』シリーズの一冊です。
ころころ、と目を回しながら転がって、割れてしまうたまごさん。
勢いのある分かりやすいイラストと楽しい展開に、子どもたちはすぐに引きこまれます。
身近な食べものへの興味が沸くので、離乳食期のお子さんにもおすすめですよ。
たまごの絵本おすすめ人気作品【1、2歳児向け】
ここからは、1、2歳におすすめのたまごの絵本を紹介します。
『いろいろたまご』
作・山岡 ひかる
出版社:くもん出版
発行日: 2007年6月1日
値段: 800円+税
対象年齢:乳幼児から
『いろいろたまご』のあらすじ
ころころのたまごたちが、いろいろなお料理に変身します。
スープにめだまやき、それからそれから…?
『いろいろたまご』のおすすめポイント
リズムの良い文章に乗せて、次々と美味しそうなたまご料理が出来上がります。
紙の貼り絵だけでできた絵はとても可愛らしく、たまごの質感が伝わってきますよ。
おままごとをするように、ぱくぱく、むしゃむしゃ、楽しんでくださいね。
『たまごのあかちゃん』
作・神沢 利子
絵・柳生 弦一郎
出版社:福音館書店
発行日: 1993年2月10日
値段: 900円+税
対象年齢:1~2歳から
『たまごのあかちゃん』のあらすじ
たまごのなかで、かくれんぼをしているのはだあれ?
たまごの中から、次々とかわいい赤ちゃんたちが出てきます。
『たまごのあかちゃん』のおすすめポイント
リズムの良い文章が繰り返されるので、「でておいで」「こんにちは」と、子どもたちも一緒に参加して楽しむことができます。
味のある絵はとてもユーモラスで、見ているだけで元気が出ますよ。
1対1の読み聞かせだけでなく、みんなで読むのも楽しい絵本です。
たまごの絵本おすすめ人気作品【3歳児向け】
ここからは、3歳におすすめのたまごの絵本を紹介します。
『だれのたまご』
作・斎藤 洋
絵・高畠 那生
出版社:フレーベル館
発行日: 2012年5月1日
値段: 1,200円+税
対象年齢:3歳から
『だれのたまご』のあらすじ
ヘンテコなたまごから、あっと驚くものが次々と生まれてきます。
生まれてくるのは動物だけではありませんよ!
『だれのたまご』のおすすめポイント
子どもも大人も、ページをめくるのがどんどん楽しくなる絵本です。
変わった形のたまごから、次はこれが生まれると思ったら、全然違うものが生まれてびっくり!
「えーっ!!」と驚きながら、ぜひ親子で楽しんでみてくださいね。
『あひるのたまごーばばばあちゃんのおはなし』
出展:Amazon.com 『あひるのたまごーばばばあちゃんのおはなし』
作・絵 さとう わきこ
出版社:福音館書店
発行日: 1997年8月15日
値段: 900円+税
対象年齢:3歳から
『あひるのたまごーばばばあちゃんのおはなし』のあらすじ
ばばばあちゃんはお腹を抱えて帰ってきて、ベッドへ潜り込んでしまいました。
心配した動物たちがお見舞いにやってきますが、ばばばあちゃんはアヒルのたまごを温めていたのです!
『あひるのたまごーばばばあちゃんのおはなし』のおすすめポイント
豪快でおもしろい、「ばばばあちゃん」シリーズの一冊です。
たくさんの動物たちが出てきて、にぎやかで優しい雰囲気の絵本ですよ。
かえったアヒルのお誕生日パーティーでは、一緒にパクパク食べる真似をしながら、ぜひ楽しんでくださいね。
『ゆでたまごひめ』
作・苅田 澄子
絵・山村 浩二
出版社:教育画劇
発行日: 2011年10月1日
値段: 1,100円+税
対象年齢:3歳から
『ゆでたまごひめ』のあらすじ
ゆでたまごひめはソーセージ爺を振り切って、お弁当箱の城を飛び出しました!
ところが、サンドイッチ兄弟に狙われて…。
ゆでたまごひめはどうなるのでしょうか?
『ゆでたまごひめ』のおすすめポイント
お弁当に入っている身近なキャラクターがたくさん出てきて、とてもにぎやかな絵本です。
最後にサンドイッチ兄弟がゆでたまごひめを連れ出した理由がわかって、胸があたたかくなります。
美味しいお弁当が食べたくなりますよ。
たまごの絵本おすすめ人気作品【4歳児向け】
ここからは、4歳におすすめのたまごの絵本を紹介します。
『たまごにいちゃん』
作・あきやま ただし
出版社:鈴木出版
発行日: 2001年9月1日
値段: 1,300円+税
対象年齢:3~4歳から
『たまごにいちゃん』のあらすじ
たまごから出たくないたまごにいちゃんは、ずっとたまごのままでいいと思っていました。
だって、たまごはおかあさんに温めてもらえるから。
でもある日、殻にヒビが入ってしまいます。
『たまごにいちゃん』のおすすめポイント
おかあさんにまだまだ甘えたい子もいれば、早くおにいちゃんになりたい子もいて、それぞれのペースでいいんだよ、とメッセージをくれる絵本です。
成長を急かさずに見守る、たまごにいちゃんのおかあさんの姿に、こんな子育てがしたいと共感しますよ。
兄弟が生まれたり、できることが増えてぐーんと成長する園児さんの親子に、ぜひおすすめしたい作品です。
『おしゃべりなたまごやき』
作・寺村 輝夫
絵・長 新太
出版社:福音館書店
発行日: 1972年12月10日
値段: 1,200円+税
対象年齢:4歳から
『おしゃべりなたまごやき』のあらすじ
ある国に、たまご焼きが大好きな王様がいました。
にわとり小屋がにわとりでぎゅうぎゅうになっているのを見た王様は、小屋の戸を開けてしまいます。
その日の晩ごはんの時、なんと目玉焼きがしゃべり始めて…。
『おしゃべりなたまごやき』のおすすめポイント
小屋の戸を開けたことをごまかしてしまったり、一緒ににわとりを捕まえてみたり、何だか子どものような王様がかわいらしいです。
色鮮やかで温かみのあるイラストが美しいですよ。
初版発行から約50年のロングセラーで、幅広い年代の子どもたちが楽しんできた絵本です。
『たまごサーカス』
作・ふくだ じゅんこ
出版社:ほるぷ出版
発行日: 2013年4月1日
値段: 1,300円+税
対象年齢:4歳から
『たまごサーカス』のあらすじ
ピエロのまねをしてたまごを放り上げ、失敗して割ってしまった「ぼく」。
おかあさんに叱られてベッドに入った「ぼく」の足を、つんつん…とくすぐっていたのは、なんとたまごのピエロでした!
『たまごサーカス』のおすすめポイント
著者のふくだ じゅんこさんは、イタリアのボローニャ国際絵本原画展に3回入選されています。
何とも不思議なたまごのサーカス団の世界が、魅力いっぱいのイラストで表現されていますよ。
割れてしまわないか、たまごのサーカスのドキドキを楽しんでくださいね。
細部まで作り込まれたストーリーは、何度読んでも楽しい魅力にあふれています。
『あれこれたまご』
作・とりやま みゆき
絵・中の 滋
出版社:福音館書店
発行日: 2007年5月10日
値段: 900円+税
対象年齢:4歳から
『あれこれたまご』のあらすじ
たまごはいろんなお料理に変身したいという願望を持っているのです。
「やったぁ!こうてもろたでぇ!」
さてさて、どんな美味しそうなお料理に変身するのかな。
『あれこれたまご』のおすすめポイント
ひとつひとつ違う顔のたまごたち。
美味しいお料理に変身するのを楽しみにしているのかな、と、たまごに親しみがわく絵本です。
リズムの良い関西弁が楽しいので、読み聞かせの時間が盛り上がりますよ。
子どもたちのお料理への興味も、増しそうです。
たまごの絵本おすすめ人気作品【5、6歳児向け】
ここからは、5、6歳におすすめのたまごの絵本を紹介します。
『ぞうのホートンたまごをかえす』
出展:Amazon.com 『ぞうのホートンたまごをかえす』
作・絵 ドクター・スース
訳・白木 茂
出版社:偕成社
発行日: 2008年11月1日
値段: 1,400円+税
対象年齢:5~6歳から
『ぞうのホートンたまごをかえす』のあらすじ
ぞうのホートンは、なまけ鳥のメイジーから、たまごを温めるように頼まれます。
「やくそくしたんだから」と、嵐の日も、冬の寒い日もじっと我慢するホートン。
たまごは無事にかえるのでしょうか?
『ぞうのホートンたまごをかえす』のおすすめポイント
アメリカを代表する児童文学者、ドクター・スースの作品です。
ぞうが木の上に登って鳥のたまごを温める、実際にはあり得ない展開と奇想天外なストーリーに、子どもたちは釘付けになります。
優しいホートンの苦労が報われるラストには、読み聞かせる大人も爽快な気持ちになりますよ。
『たまごのはなし』
作・タイアナ アストン
絵・シルビア ロング
訳・千葉 茂樹
出版社:ほるぷ出版
発行日: 2007年5月1日
値段: 1,500円+税
対象年齢:5・6歳から
『たまごのはなし』のあらすじ
いろいろな形の、宝石のような、たまご・たまご・たまご。
これは、どんな生き物のたまごでしょう?
『たまごのはなし』のおすすめポイント
いろいろな生き物のたまごが、美しい絵とわかりやすい文章で紹介されています。
どんなところに住んでいて、どんな生き物なのか、子どもたちの生き物への好奇心を満たしてくれる絵本ですよ。
ただ眺めて楽しんでも良し、知りたい生き物のことをくわしく調べてみるのも良し、いろいろな楽しみ方ができます。
たまごの絵本は乳児から小学生まで大人気!選び方は?
小さな子どもたちは、「いないいないばあ」が大好きです。
「ばあ!」と顔が出てくるのを楽しむように、たまごの中から何が出てくるのか、ページをめくるたびにワクワクして楽しみます。
美味しそうなたまご料理が出来上がっていく絵本では、みんなでパクパク食べる真似をしながら読むのも、盛り上がりますよ。
少し大きくなった子どもたちには、いろいろな生き物のたまごを知ることで、生き物への興味を育ててあげてくださいね。
身近な「たまご」の絵本を、親子で楽しもう!
いかがでしたか??
赤ちゃんから、小学生まで、いろいろな楽しみ方ができる「たまご」の絵本。
お気に入りのフレーズを見つけて、お料理のお手伝いのときに、一緒に言葉に出しながら作るのも楽しいですよ。
子育てのなかに、ぜひ「たまご」の絵本を取り入れて楽しんでくださいね!
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