秋と聞くと、何を連想しますか?
紅葉の色鮮やかな風景、美味しい食べ物、美しい自然の移り変わり、読書の秋。
たくさんのものを連想できると思います。
この記事では、秋をテーマにしたおすすめの絵本を年齢別に20選ご紹介します。
子どもから大人まで楽しめる、面白い絵本がたくさん!
秋の絵本を導入するねらい、選び方も紹介するので、是非参考にしてみてください。
秋の絵本おすすめ人気・有名作品【0歳児向け】
まずは0歳の赤ちゃんにおすすめの秋をテーマにした絵本をご紹介します。
かわいらしい絵本が多いですよ。
『おつきさまこんばんは』
出版社:福音館書店
発行日:1986/6
値段+税:880円
対象年齢:0歳から
『おつきさまこんばんは』のあらすじ
おつきさまや、お月さまの前を横切る雲とお話しするように描かれた、林明子の傑作絵本。
丸くて綺麗なおつきさまに興味を持つきっかけになる絵本です。
おつきさまこんばんは くつくつあるけのほん4 (福音館あかちゃんの絵本) [ 林明子 ]
おつきさまこんばんは―くつくつあるけのほん4 (福音館 あかちゃんの絵本)
秋の絵本おすすめ人気・有名作品【1・2歳児向け】
ここからは1・2歳におすすめの秋の絵本をご紹介します。
『どんぐりとんぽろりん』
絵:柿本 幸造
出版社:ひさかたチャイルド
発行日:2008/10/1
値段+税:972円
対象年齢:1、2歳から
『どんぐりとんぽろりん』のあらすじ
リスとクマが、どんぐりをたくさん集めます。
そのドングリを、2匹は食べ始めました。
ぱらんこ ぽろんこ とん ぽろりん
どんぐり ちょうだい もっと ちょうだい
どんぐりをおうちへ運んで、どんぐりにお礼を言って、おやすみね。
リスとクマが仲良くどんぐりを集め、食べている姿を見て、一緒に遊びたくなります。
とても秋らしい絵です。
動物とどんぐりが好きな子どもにおすすめできます。
反復している言葉があるので、小さい子どもでも読みやすいです。
どんぐりとんぽろりん (どうぶつ×オノマトペ【1歳・2歳・3歳児からの絵本】)
『秋 あき』
出版社:絵本館
発行日:1981/3
値段+税:1,300円+税
対象年齢:2歳から
『秋 あき』のあらすじ
トンボやヘリコプター、うんどうかい…
夏の名残りを感じるものから、秋を感じるもの、そして冬の予感がするもの。
ページをめくるごとに、一本の棒の上に様々な秋の代名詞がとまっていきます。
棒の上にとまっている様子が、ちょっとシュールで楽しい一冊です。
『もりのおふろやさん』
出版社:ひさかたチャイルド
発行日:2010/8/1
値段+税:1080円
対象年齢:2・3歳
『もりのおふろやさん』のあらすじ
シカ、カモシカ、イノシシ、タヌキ、キツネがもりのおふろやさんへ向かいます。
「こんやはひえますなあ」
おふろに浸かっていると、隣のおふろにはクマの赤ちゃんを「かわいいねえ」と褒めている他の動物たちもいました。
身体が温まった動物たちは、もりのおふろやさんから出て行きます。
すると、誰もいなくなったおふろやさんも立ち上がりました。
「そろそろ みせじまいにしよう」
おふろやさん親子も、店じまいのために動き出しました。
おふろに入りたくなります。
小さい子どもでも読むことができる絵本です。
もりのおふろやさん (ぽかぽかおふろシリーズ) [ とよた かずひこ ]
『おちばきょうそう』
出版社:ひさかたチャイルド
発行日:2010/8/1
値段+税:979円
対象年齢:2、3歳から
『おちばきょうそう』のあらすじ
「たっくんとたぬき」シリーズの1冊です。
たっくんはじいじの庭の落ち葉を集めるため、ほうきで掃きます。しかし、上手く落ち葉を集められません。
その様子を見ていたたぬきは、「ははは。へたくそだなあ」と笑いました。
そして、2人の落ち葉集め競争が始まります。
落ち葉は瞬く間に集まりましたが、その集まった落ち葉に感動して、落ち葉の中にダイブ!
せっかく集めたのに、落ち葉はまた散らかってしまいました。
さて、どうしよう…?
2人の愉快なやりとりが見ていて微笑ましいです。
実際に落ち葉を集めて、ダイブしてみると楽しいと思います。
【中古】おちばきょうそう (たっくんとたぬき)/白土 あつこ
秋の絵本おすすめ人気・有名作品【3歳児向け】
ここからは3歳におすすめの秋の絵本をご紹介します。
『14ひきのおつきみ』
出版社:童心社
発行日:1988/6/25
値段+税:1296円
対象年齢:3歳から
『14ひきのおつきみ』のあらすじ
「14ひき」シリーズの1冊です。
大家族のねずみたちは、木をぐんぐん登っていきます。虫たちも、一緒に登ってきました。
木の枝でお月見台を作り、準備は万端。
夕日は真っ赤。みんな夕日の色に染まって、もえている。
夜が深まると、大きな真ん丸お月様が姿を現しました。
お団子やくりの実を食べ、みんなでお月見。
そして、みんなでおやすみなさい。
お月見の日に読みたくなります。
小さい子どもでも読むことができる絵本です。
14ひきのおつきみ (14ひきのシリーズ) [ いわむらかずお ]
『14ひきのあきまつり』
出版社:童心社
発行日:1992/10/3
値段+税:1296円
対象年齢:3歳から
『14ひきのあきまつり』のあらすじ
「14ひき」シリーズの1冊です。
14匹いるねずみの大家族。父母、祖父母、そして兄弟10匹という賑やかな家族の今回の舞台は、秋の森。
母たちが木の実を採りに行っている間、祖母と兄弟たちはかくれんぼをすることに。
かくれんぼで着々とみんなが見つかっていく中で、ろっくんだけが見つかりません。
ろっくんを探すために森の奥に入っていくと、そこにはくりたけきょうだいがいました。
くりたけきょうだいは駆け出します。そのあとをついていくと…。
秋を感じることができます。
小さい子どもでも読むことができる絵本です。
14ひきのあきまつり (14ひきのシリーズ) [ いわむらかずお ]
『あきやさいのあきわっしょい!』
絵:柿田 ゆかり
出版社:ひかりのくに
発行日:2014/9/25
値段+税:1382円
対象年齢:3歳
『あきやさいのあきわっしょい!』のあらすじ
畑広場では秋祭りが行なわれていました。
おいものおみこしは「わっしょいも!わっしょいも!」
野菜のおみこしは「ヤッサイ!ヤッサイ!」
そうしたらきのこのおみこしや、果物の乗り物もやってきました。
みんなで競争!だけど、森の中に迷い込んでしまいました。
なんとか森を抜けて、森の広場に到着。
みんなで、秋の料理に変身!
パーティーの始まりです。
秋の味覚がたくさんあるので、「食欲の秋」を感じることができるでしょう。
子どもが読んだあとに、秋の料理を作ってあげると喜ぶかもしれません。
秋の絵本おすすめ人気・有名作品【4歳児向け】
ここからは4歳におすすめの秋の絵本をご紹介します。
『おちばいちば』
出版社:ブロンズ新社
発行日:2011/8/1
値段+税:1404円
対象年齢:4歳頃から
『おちばいちば』のあらすじ
「おちばいちば」、それは、落ち葉で作られた商品が売られている市場でした。
主人公は、さっちゃんという女の子。ドングリの馬に乗ってやってきたのが、「おちばいちば」。
ここでの通貨は、どんぐりのぼうし。落ち葉で作られたスカートや、落ち葉で作られた魚を買うことができます。
木の実の料理も売っていて、「くーださいな」と言って売ってもらいましょう。
きつねも買い物にきて、その大きな身体にびっくりです。
小さな小物や、虫たちの表情まで楽しんでください。
落ち葉で創作してみるのも楽しいかもしれません。
『こんくんのおんがくはっぴょうかい』
出版社:講談社
発行日:2014/9/26
値段+税:1512円
対象年齢:4歳頃から
『こんくんのおんがくはっぴょうかい』のあらすじ
きつねのこんくんは、秋を待ち望んでいました。
なぜなら、毎年秋になるとやってくる渡り鳥たちと、音楽発表会をする予定だったからです。
こんくんはオカリナの練習を続けますが、渡り鳥たちがやってくる気配がありません。
すると、友達のうさぎ、りす、あひるが「秋を見つけに行こう」と提案します。
こうして、秋探しが始まりました。しかし、動物によって秋の見つけ方が違います。
こんくんは秋を見つけることができ、渡り鳥たちと音楽発表会をすることができたのでしょうか?
こんくんの友達の優しさが、温かい気持ちにさせてくれる絵本です。
子どもと一緒に秋を探しに行きたくなります。
【中古】こんくんのおんがくはっぴょうかい つんつくむらのおはなし /講談社/たしろちさと(単行本)
こんくんのおんがくはっぴょうかい つんつくむらのおはなし (講談社の創作絵本)
『ありがとう』
出版社:至光社
発行日:2018/7/10
値段+税:1404円
対象年齢:4歳から
『ありがとう』のあらすじ
りすの親子が、どんぐり山でどんぐりを食べています。
りすの子どもたちはどんぐりが大好きです。そんなりすの子どもたちを見ながら、りすのお母さんはあるお話をしてくれます。
あるお話とは、りすたちのおじいちゃんやおばあちゃんが、昔、植えてくれたもののお話でした。
心の巡り、思いの巡りを感じることができます。
感謝することの大切さを学ぶことができます。
小さい子どもでも読みやすいので、おすすめです。
『ひがんばな』
出版社:福音館書店
発行日:1981/2/2
値段+税:2160円
対象年齢:4歳から
『ひがんばな』のあらすじ
彼岸花の生長を描いている絵本です。
彼岸花は、日本のお彼岸のときに咲く花としてよく知られています。
そんな彼岸花の一生の過程が分かるので、彼岸花の魅力を知ることができるでしょう。
花が好きな人や彼岸花に魅力を感じている人は、読んでみると彼岸花の鮮やかさに触れることができます。
彼岸花を眺めながら読みたくなります。
彼岸花の絵が細かく、きれいです。
『おんがくかいのよる』
出版社:ほるぷ出版
発行日:2007/9/1
値段+税:1512円
対象年齢:4・5歳
『おんがくかいのよる』のあらすじ
5匹のねずみたちが、音楽に魅了され、音楽会を企画します。
なぜ、音楽に魅了されたのか。それは、カエルたちの合唱を聞いたからです。
ねずみたちは自分たちで楽器を作り、一生懸命練習をします。
音楽会は、満月の夜。
ねずみたちはどのような演奏をしてくれるのでしょうか?
ねずみたちとカエルたちの友情にも注目してください。
きっと、この絵本を読んだら音楽を聴きたくなるでしょう。
音楽会のお話なので、音楽が好きな子どもや音楽発表会をする子どもに読んであげたら、喜ぶでしょう。
おんがくかいのよる 5ひきのすてきなねずみ [ たしろちさと ]
おんがくかいのよる―5ひきのすてきなねずみ (海外秀作絵本)
秋の絵本おすすめ人気・有名作品【5・6歳児向け】
ここからは5・6歳におすすめの秋の絵本をご紹介します。
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