ハンバーグ、焼肉、ギョーザ、スキヤキ……などなど。
食卓に1種類以上は登場する肉料理。
子どもたちは、肉料理が大好き。
ただ“好き”なだけではなく、絵本を通して肉に関する様々なことを知ると、食事の時間がさらに楽しくなります。
絵本の中には、人生の教訓や食育につながる話もあります。
今回は、みんなが好きな肉の絵本を年齢別に15冊ご紹介します。
小さい子ども向けの『おべんとうバス』、肉をくわえた犬が登場する『よくばりな犬』。
また、食育や命の尊さを知る『いのちをいただく みいちゃんがお肉になる日』など、ためになる絵本がたくさん!
それぞれに、あらすじやおすすめのポイントもまとめました。
是非、参考にしてみてください。
肉の絵本おすすめ人気作品【0、1歳児向け】
まだ離乳食を食べている段階の0~1歳児。
肉料理を本格的に食べ始める前に、絵本で親しんでもらえるといいですね。
小さい子どもでも楽しめる、肉の絵本を3冊ご紹介します。
『おべんとうバス』

作者:真珠 まりこ
出版社:ひさかたチャイルド
発行日:2006年1月
値段:900円(+税)
対象年齢:0歳~
『おべんとうバス』のあらすじ
おべんとうの具たちが次々とバスに乗っていきます。
ハンバーグ、エビフライ、ブロッコリーなどなど。
最後にみかんちゃんが乗って、お弁当の出来上がり!
『おべんとうバス』のおすすめポイント
文字が少なくテンポがいいため、子どもに分かりやすく親しみやすいです。
声に出して読んでも楽しく、言葉の練習にもいいですね。
子どもが好きなハンバーグなどのおかずが登場するので、何度も楽しめます!
『ふたをぱかっ』

作者:新井 洋行
出版社:KADOKAWA
発行日:2018年11月
値段:1,100円(+税)
対象年齢:1歳~
『ふたをぱかっ』のあらすじ
赤い鍋のふたをあけてみよう。
何が入っているのかな。
シチュー、ハンバーグ、ギョーザ……、なんと不思議なものまで!
『ふたをぱかっ』のおすすめポイント
大きな鍋のふたを実際にあけることが出来る、仕掛け絵本。
ハンバーグ、ギョーザ、カレーライスなどの肉料理もたくさん登場します。
次は何が出てくるかな、と考える練習にも最適です。
『ライオンさんカレー』

作者:夏目 尚吾
出版社:ひさかたチャイルド
発行日:2015年9月
値段:1,000円(+税)
対象年齢:1歳~
『ライオンさんカレー』のあらすじ
ライオンさんがカレーを作っています。
お野菜をトントンと切って、炒めるよ。
肉を入れて、水も入れて、ルーを入れたら完成!
『ライオンさんカレー』のおすすめポイント
カレー好きな子どもにおすすめの絵本。
カレーの具材だけではなく、作り方まで覚えることが出来ます。
読んだ後は、自分で料理をしてみたくなります!
肉の絵本おすすめ人気作品【2、3歳児向け】
少しずつ、色々なものを食べられるようになった2歳以降の子ども。
肉料理が大好き、と言う子どももいますよね。
楽しく食事をすると同時に、「いただきます」など感謝の言葉を伝えることが出来るといいですね。
2、3歳児向けに、肉の絵本を4冊ご紹介します。
『よくばりないぬ(名作よんでよんでイソップどうわ25話)』

出典:Amazon.com『名作よんでよんでイソップどうわ25話』
作者:西本 鶏介、大石 真
出版社:学研プラス
発行日:2010年4月
値段:1,200円(+税)
対象年齢:2歳~
『よくばりないぬ(名作よんでよんでイソップどうわ25話)』のあらすじ
肉をくわえた犬がある日、川に映し出された自分の姿を見ます。
ところが、犬はその姿を大きな肉をくわえた別の犬だと勘違いします。
犬は川に向かって吠え、とうとう大事な肉を落としてしまって……。
『よくばりないぬ(名作よんでよんでイソップどうわ25話)』のおすすめポイント
イソップ物語の中のお話の1つで、絵本の第17話に収録。
可愛い絵で描かれており、小さい子どもにも親しまれやすいです。
欲張ると大事なものをなくすよ、と子どもに優しく諭す絵本。
『わにわにのごちそう』

作者:小風 さち
出版社:福音館書店
発行日:2007年2月
値段:900円(+税)
対象年齢:2歳~
『わにわにのごちそう』のあらすじ
おなかがペコペコなわにわには、家の中で食べ物を探し回ります。
冷蔵庫においしそうな鶏肉を発見!
早速フライパンでじゅうじゅうと焼き始めました。
『わにわにのごちそう』のおすすめポイント
シンプルなストーリーで、小さい子どもも楽しめる絵本。
焼けた鶏肉がおいしそうで、食欲をそそられます。
じゅうじゅうなどの擬音語が面白く、笑いが絶えません!
『しんでくれた』

作者:谷川 俊太郎
出版社:佼成出版社
発行日:2014年4月
値段:1,300円(+税)
対象年齢:3歳~
『しんでくれた』のあらすじ
谷川俊太郎の詩が絵本になりました。
“僕のために牛が死んで、ハンバーグになった。”
“僕はおいしそうに、そして感謝の気持ちを込めてそれを食べた。”
『しんでくれた』のおすすめポイント
“食べる”ことはすなわち、“命をいただく”こと。
子どもにとっては衝撃的ですが、だからこそ知ってもらう必要があります。
ストレートな言い回しですが、詩で表現しているため心にスッと入ってきます。
『にくのくに』

作者:はらべこめがね
出版社:教育画劇
発行日:2020年2月
値段:1,300円(+税)
対象年齢:3・4歳~
『にくのくに』のあらすじ
肉の国では、今日は誰が王様なのかを決める大事な日です。
ローストビーフ王、からあげ王、ハンバーグ王など、王様がたくさん。
なかなか決まらないところに、スキヤキ王がやってきて……。
『にくのくに』のおすすめポイント
たくさんの肉料理を知ることができます。
自分の好きな肉料理は何かなと、改めて考えるきっかけにも。
大人も面白いと感じる話なので、子どもが成長しても読み続けることが出来ます。
肉の絵本おすすめ人気作品【4、5、6歳児向け】
言葉も流ちょうに話せるようになって、発想も豊かな4歳以降の子ども。
食事の時間も会話を楽しむことが出来る、言葉遊びや笑いのある絵本がおすすめです。
普段食べているものはどこから来たのかな、と食に興味を持てるといいですね。
4、5、6歳児向けに、肉の絵本を5冊ご紹介します。
『にくにくしろくま』

作者:柴田 ケイコ
出版社:PHP研究所
発行日:2021年2月
値段:1,400円(+税)
対象年齢:4歳~
『にくにくしろくま』のあらすじ
肉が大好きなしろくま。
肉料理に入った自分を想像してみました。
ステーキ、肉巻き、ギョーザ……、次はどこに入ろうかな。
『にくにくしろくま』のおすすめポイント
肉料理の中からしろくまたちを探す、遊び心のある絵本。
次は何だろうと子どもの想像を駆り立てます。
おいしそうな肉料理を見て、お腹がペコペコに。
『にくまんどっち?

作者:苅田 澄子
出版社:アリス館
発行日:2009年9月
値段:1,200円(+税)
対象年齢:4歳頃~
『にくまんどっち?』のあらすじ
おやつのにくまんとあんまん。
見た目が似ているので、どっちが肉まんかわかりません。
お互いが方言で、自分が肉まんだと主張し始めます!
『にくまんどっち?』のおすすめポイント
江戸っ子と京びじんの掛け合いが笑いを誘います。
自信を持って自分をアピールする姿がかっこいいです。
肉まんもあんまんも、口いっぱいに頬張りたくなる作品。
『ぶたにく』

作者:大西 暢夫
出版社:幻冬舎
発行日:2010年1月
値段:1,600円(+税)
対象年齢:5歳頃~
『ぶたにく』のあらすじ
鹿児島県の知的障害施設で撮影されたドキュメンタリー写真絵本です。
そこでは、豚が大切に育てられています。
豚が人間の残飯を食べ、出荷され、やがて豚肉になっていく様子がわかります。
『ぶたにく』のおすすめポイント
命をいただくということを、写真によってとてもリアルに伝えています。
絵本の数ページを通して、命が循環していく過程を見ることが出来ます。
子どもに、いのちの尊さを伝えたいときにおすすめ。
『はしれ!やきにくん』

作者:塚本 やすし
出版社:ポプラ社
発行日:2011年1月
値段:1,300円(+税)
対象年齢:5歳~
『はしれ!やきにくん』のあらすじ
入荷したての元気のない肉たち。
店長さんに言われ、おいしくなるように運動を始めます。
元気になった肉たちの次のミッションは、野菜嫌いのたろうくんに焼肉で野菜を食べてもらうことでした。
『はしれ!やきにくん』のおすすめポイント
世界で初めての焼肉に関する絵本です。
子どもが大好きな焼肉で野菜も食べようという内容で、食育につながります。
絵本の表紙裏には牛や豚の部位が描かれているため、勉強にもいいですね。
『からあげ(なにわっこ落語えほん)』

作者:あおき ひろえ
出版社:アリス館
発行日:2014年12月
値段:1,400円(+税)
対象年齢:5歳~
『からあげ(なにわっこ落語えほん)』のあらすじ
クリスマスなのに、ケンぼうの家ではチキンではなく、唐揚げが出ました。
がっかりしたケンぼうはお母さんと喧嘩し、友だちのたかしくんの家に行きます。
ケンぼうはサンタさんに新しいお母さんが欲しいと願うのですが……。
『からあげ(なにわっこ落語えほん)』のおすすめポイント
ケンぼうとお母さんの関西弁での会話が面白いです!
食卓にチキンが出て、きれいなお母さんもいる友だちが羨ましい。
でも、やっぱり自分の家の食卓やお母さんが一番だと思わせてくれる作品です。
肉の絵本おすすめ人気作品【小学生以上向け】
小学生になると、知識も増え、考えることも深くなっていきます。
大好きな肉は、実は動物たちの命をいただいたから食べられるのです。
学校の授業でも命の大切さを学ぶ機会はありますが、絵本でもたくさん学ぶことができます。
小学生向けの肉の絵本を3冊ご紹介します。
『いのちをいただく みいちゃんがお肉になる日』

出典:Amazon.com『いのちをいただく みいちゃんがお肉になる日』
原案:坂本 義喜
作者:内田 美智子
出版社:講談社
発行日:2013年12月
値段:1,400円(+税)
対象年齢:小学生から
『いのちをいただく みいちゃんがお肉になる日』のあらすじ
牛を解体することが仕事の坂本さんには、息子のしのぶくんがいます。
しのぶくんは、授業参観で先生に言われたことをきっかけに、お父さんの仕事はかっこいいと思うようになります。
そんな中、坂本さんは職場で「みいちゃん」と名付けられた牛と、牛を飼ってる女の子とおじいさんに出会うのですが……。
『いのちをいただく みいちゃんがお肉になる日』のおすすめポイント
絵本の文章や登場人物たちの言葉の全てが、大切なことを語っています。
最後の牛の「みいちゃん」の場面では、大人も子どもも胸がいっぱいに。
読んだ後は、命のありがたみを知って肉をいただくことができます。
『きみの家にも牛がいる』

作者:小森 香折
出版社:解放出版社
発行日:2005年10月
値段:2,000円(+税)
対象年齢:小学生から
『きみの家にも牛がいる』のあらすじ
牛を飼っていなくても、家には牛がたくさんいます。
肉や牛乳、革製品など色々な形となってきみの家にやってくるのです。
牛がきみの家に到着するまでの道のりをお話しする絵本。
『きみの家にも牛がいる』のおすすめポイント
牛が牛肉になる製造過程を丁寧に描いているため、食育におすすめです。
革製品にもなるなど、牛の体を余すことなく使っていることがわかります。
読んだ後は、大人も子どもも牛に感謝したくなる作品です。
『肉牛の絵本』

作者:うえだ たかみち
出版社:農村漁村文化協会
発行日:2005年3月
値段:2,500円(+税)
対象年齢:小学生から
『肉牛の絵本』のあらすじ
おいしくて、子どもも大人も大好きな牛肉。
実は、日本で牛肉を食べられるようになったのは、明治時代からなのです。
和牛に関する歴史を読み解きます。
『肉牛の絵本』のおすすめポイント
みんなが大好きな牛肉について、驚くべき歴史を学ぶことができます。
その他、日本での子牛の飼い方、牛が食肉になるまでの過程、牛の部位など様々な牛の世界を覗くこともできますよ。
牛肉好きな子どもに、ぜひすすめてみてください。
肉の絵本は乳児から小学生まで人気!選び方は?

肉の絵本を選ぶポイントを3つにまとめています。
是非、参考にしてみてください。
肉の絵本の選び方①食育になる絵本
肉をテーマにした絵本を読むことは、命の大切さを学ぶ貴重な機会と言えます。
小さい子どもならまずは食事に親しみ、少し大きくなったら食べ物に感謝を伝えることが大切です。
小学生では、命をいただくことに対して深く考えるなど、年齢に合った食育が出来ますね。
肉の絵本の選び方②絵や文章が分かりやすい絵本
肉の絵本を選ぶ場合は、子どもに分かりやすいものがおすすめ。
深いテーマだからこそ、絵や文章がわかりやすい方が、心に残りやすいです。
美味しそうな絵など、インパクトのあるものを選ぶのもいいですね。
肉の絵本の選び方③話や言葉が面白い絵本
楽しい話の絵本は内容に引き込まれて、どの年齢の子どもも読み進めることができます。
言葉遊びがある肉の絵本は、肉料理により親しみを感じ、さらに言葉の練習にもなります。
読んだ後は、食事の時間がより楽しいものになりますよ。
【肉の絵本まとめ】肉の絵本で学べる大切なこと!

肉の絵本をご紹介しました。
みんなが大好きな肉。
普段「いただきます」と言って、当たり前のように食べています。
肉になるまでの過程を、意識して食べることはあまりないかもしれません。
絵本をきっかけに、命の尊さを子どもに伝えることが出来たらいいですね。
是非、肉の絵本を子どもと一緒に読んでみてください。

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