幸せの象徴とされる四つ葉のクローバー。
子どもの頃に四つ葉を探した思い出がある人も多いのでは?
春になると、あちこちで見かける白詰草とクローバーの優しい色あいは、心をなごませてくれますよね。
今回はクローバーが描かれたおすすめ絵本15冊をご紹介します。
クローバーは子どもにとっても身近な題材なので、親しみや愛着をもって楽しんでもらえそう!
それぞれの絵本の“おすすめポイント”もご紹介しますので、子どもの年齢や興味に合わせて、お気に入りの一冊を探してみてください。
クローバーの絵本おすすめ人気作品【0、1歳児向け】
ものごとを感覚的にとらえる乳児には、絵もストーリーもシンプルでわかりやすいものが一番!
はっきりした色や形など、視覚的に興味をひく絵本を選ぶとよいでしょう。
音の繰り返しやリズムを楽しめる絵本もおすすめです。
『ぴよちゃんのおかあさんどこ?』
出典:学研出版サイト
作・絵:いりやま さとし
出版社:学研プラス
発行日:2003年4月3日
値段:780円+税
対象年齢:0歳、1歳、2歳
『ぴよちゃんのおかあさんどこ?』のあらすじ
四つ葉のクローバーを見せたくて、おかあさんを探して歩くぴよちゃん。
無事におかあさんに会えるかな?
『ぴよちゃんのおかあさんどこ?』のおすすめポイント
ぴよちゃんと一緒におかあさんを探しながら、絵遊びを楽しむ仕掛け絵本。
草むらや壁の向こうに少しだけ見えるパーツを、「おかあさんかな?」とわくわくドキドキしながらページをめくります。
優しい絵とわかりやすい言葉で感覚的に理解できるストーリーなので、はじめての読み聞かせにもぴったりです。
『どこどこハート』
出典:ブロンズ新社
作・絵:tupera tupera
出版社:ブロンズ新社
発行日:2014年1月
値段:800円+税
対象年齢:0歳、1歳、2歳
『どこどこハート』のあらすじ
ハートはどこ?
大きなハート、小さなハート、カラフルなハート、いろんな絵のなかにハートがかくれているよ!
「よつばのわたし みつけてごらん どこどこハート」
『どこどこハート』のおすすめポイント
カラフルでキュートなイラストが楽しいこちらの絵本は、つるつるした光沢紙に印刷されていて、その発色の良さが目を引きます。
視覚的にとっても面白い絵本なので、0歳にもおすすめ!
どこどこハートをはじめ、言葉のリズムもポップでかわいいですよ。
絵本サイズも小さめなので、赤ちゃんも思わず手を出してみるかもしれませんね。
クローバーの絵本おすすめ人気作品【2、3歳児向け】
保育園や幼稚園、公園などで“おともだち”を意識しはじめる2歳3歳。
友だちができることは素敵なことだと知ってほしいですよね。
そんな時期にぴったりの作品がたくさんあります。
『ぴよちゃんとはりねずみ』
出典:学研出版サイト
作・絵:いりやま さとし
出版社:学研プラス
発行日:2008年10月19日
値段:950円+税
対象年齢:読んであげるなら2〜3歳、自分で読むなら小学生低学年
『ぴよちゃんとはりねずみ』のあらすじ
ぴよちゃんは森のクローバー畑で、はりねずみのクリクリという男の子に出会いました。
四つ葉のクローバーをおかあさんにプレゼントするというクリクリについて、おうちに遊びに行くことに。
クローバーをもらって嬉しそうなおかあさんは、クリクリがつれてきたはじめての“おともだち”に栗の実を出してくれました。
『ぴよちゃんとはりねずみ』のおすすめポイント
ふわふわのぴよちゃんと、とげとげのクリクリ、そんなふたりのコントラストが楽しくかわいい作品です。
ぴよちゃんとクリクリが一緒に森の中を歩く道中や、おかあさんと栗の実をたのしく食べるシーンが微笑ましく描かれています。
クリクリの背中にある“とげとげ”はふれると痛いけど、こわいものから身を守ってくれるすごいものだと知ったぴよちゃん。
“相手を知ることの楽しさ”も伝わってきます。
“おともだち”を意識しはじめる2、3歳がとっても楽しめる絵本です。
『ロバのポコとうさぎのポーリー』
出典:童心社
作・絵:とりごえ まり
出版社:童心社
発行日:2011年10月15日
値段:1300円+税
対象年齢:3歳から
『ロバのポコとうさぎのポーリー』のあらすじ
ロバのポコとうさぎのポーリーが原っぱで出会いました。
四つ葉のクローバーをみつけたポーリーは、ポコに教えます。
「これを みつけて もっていると たのしいことや うれしいことに いっぱい であえるんだよ。」
自分も四つ葉がほしいと言うポコのため、ふたりは四つ葉探しに出かけます。
ポコの分もみつかるでしょうか?
『ロバのポコとうさぎのポーリー』のおすすめポイント
ポコとポーリーは四つ葉を探してあちこちに行きますが、なかなかみつかりません。
けれども、四つ葉池で釣りを楽しんだり、クローバーが一面に広がる場所をみつけて感動したり。
ふたりが一緒にいることで“たのしいことや うれしいこと”がたくさん起こりました。
クローバーでかんむりをつくって、ポコにかぶせてあげるポーリー。
そこには友だちを思いやるやさしい気持ちが見られます。
友だちができる喜びを感じられる作品です。
『よつばののはら』
出典:アリス館
作:田中 てるみ
絵:かわかみ たかこ
出版社:アリス館
発行日:2014年6月30日
値段:1400円+税
対象年齢:3歳から
『よつばののはら』のあらすじ
あやちゃんは毎晩、日記のかわりに四つ葉のクローバーをノートに書きます。
うれしいことの数だけクローバーが増えてって、ノートはまるで野原のよう。
ある日、友だちとケンカしてかなしい気持ちの日、ノートに落ちた一粒の涙から“なきむし”が生まれて……。
『よつばののはら』のおすすめポイント
色鉛筆と水彩で描かれた、ほのぼのとしたイラストに癒されます。
あやちゃんのノートに描かれた絵がそのまま絵本全体に広がっていて、子どもの世界に入っていける感覚があります。
うれしいことは思い出すたびにうれしい気持ちになる、かなしいことも同じ。
自分の気持ちを大切に、かなしいときにはかなしいことを許して、立ち直っていく強さを教えてくれる作品です。
クローバーの絵本おすすめ人気作品【4、5、6歳児向け】
家族やお友だちとの関係を築きはじめ、想像力が育ってくる4歳〜6歳。
うれしいことを誰かに伝えたかったり、楽しいことを一緒に楽しんだり、ケンカをして仲直りしたり、協力して助け合ったり。
クローバーをきっかけに、さまざまなストーリーが広がります。
『クローバーのくれたなかなおり』
出典:フレーベル館
作・絵:仁科 幸子
出版社:フレーベル館
発行日:2003年4月
値段:1200円+税
対象年齢:4歳から
『クローバーのくれたなかなおり』のあらすじ
いつもは仲良しの“しろいネズミ”と“くろいネズミ”がケンカしました。
お互いゆずらないので、先に四つ葉のクローバーをみつけた方が勝ちで、負けた方が相手にあやまると決めました。
でも、四つ葉はなかなかみつかりません。
ふたりはどうなるのでしょう?
『クローバーのくれたなかなおり』のおすすめポイント
ケンカをして、仲直りしたいのに、なかなか素直になれないことってありますよね?
ネズミたちは四つ葉をきっかけに無事に仲直りできました。
仲直りできたときの喜びや相手を想う気持ちが、あたたかく描かれています。
“一緒にいることのうれしさ”を感じられる作品です。
『こびとのナーシャ』
出典:PHP
作・絵:権田 章江
出版社:PHP
発行日:2016年2月9日
値段:1300円+税
対象年齢:4歳、5歳
『こびとのナーシャ』のあらすじ
もうすぐ春がやってくる頃、シロツメクサこびとのナーシャはわくわくします。
「オヒサマ トモダチ ミツバノハ……」
ナーシャがつぶやくと、三つ葉の葉っぱが顔を出しました。
みつばちに言われて、
「ハルノヒ ソヨカゼ ハナヒラク……」
と言うと、シロツメクサの花が咲きます。
次々と春を準備するナーシャと、はらっぱの仲間たちの心温まる物語。
『こびとのナーシャ』のおすすめポイント
この作品にはメジロ、のねずみ、ミツバチ、カモ、ツバメ、カラス、いろいろな動物が出てきます。
ナーシャがつくったクローバーの原っぱに集まってきて、春を楽しむのです。
2羽のツバメがやってきて、プロポーズして結婚式をあげたり、木の上でひなが生まれたり。
しあわせな出来事がたくさん描かれた素敵な絵本です。
ツバメのたまごがカラスにねらわれ、間一髪でナーシャが助けるシーンでは、読み手も一緒にハラハラしたり、ホッとして涙が出そうになったりも。
ナーシャと動物たちと、仲間になった気分で楽しめますよ。
『ねこ ばんざい』
出典:ゴマグリモナカ
作:成本 和子
絵:かわかみ 味智子
出版社:フレーベル館
発行日:2014年5月1日
値段:販売元による
対象年齢:4歳、5歳
『ねこ ばんざい』のあらすじ
ねこのソララとユララの兄妹は、おかあさんのために、四つ葉のクローバーを探しに原っぱに出かけました。
四つ葉をみつけて喜ぶふたりでしたが、そこにオラーラが現れて、四つ葉をよこせと迫ります。
どうなるのでしょうか。
『ねこ ばんざい』のおすすめポイント
ソララとユララが訪れた原っぱが、なんとも素敵に描かれています。
あたたかな日差しと、白や緑や黄色でおおわれた原っぱのやさしい色。
春の匂いがしてきそうです。
ねこたちのクローバーの歌もかわいらしく、四つ葉探しに出かけたくなってしまう絵本です。
『クローバーのはながさいたよ』
出典:こども古本店
作・絵:にしまき かやこ
出版社:ひかりのくに
発行日:2008年5月号
値段:販売元による
対象年齢:4歳、5歳、6歳
『クローバーのはながさいたよ』のあらすじ
春、お庭にクローバーが咲いたことを、みんなに伝えて歩くゆうこちゃん。
友だちとクローバーのかんむりをつくってかぶって、やぎさんやねこさんにもあげて、大きなのはおばあさんにプレゼント!
巻末にはクローバーのかんむりのつくり方も。
『クローバーのはながさいたよ』のおすすめポイント
女の子にとってクローバーはどこかロマンチックなお花。
花かんむりやブレスレットをつくったり、四つ葉のクローバーを探したり、子どもの頃に遊んだなつかしい記憶がよみがえります。
子どもに昔ながらの素朴な遊びを伝えたい、そんなときにおすすめの絵本です。
『みつばのクローバー』
出典:Kracie
作:しららのおかあちゃん。
絵:川上 和生
出版社:Kracie
発行日:2013年
値段:販売なし(Kracie「くらしえほん」サイトより閲覧可能)
対象年齢:児童から大人まで
『みつばのクローバー』のあらすじ
娘のしららが、誕生日のプレゼントに“みつばのクローバー”をくれると言いました。
なんで、みつば?
誕生日にテーブルに置かれた袋を開けてみると……。
『みつばのクローバー』のおすすめポイント
こちらの作品は、Kracieが制作する絵本シリーズ『くらしえほん』の1作品です。
みんなの“かけがえのないお話”を公募で集めて、選ばれたお話。
原作者の実話をもとに、プロのイラストレーターが繊細で優しいタッチで描いた、とても温かみのある素晴らしい作品です。
おかあさん目線のストーリーなので、特におかあさんはグッとくること間違いなしです。
クローバーの絵本おすすめ人気作品【小学生以上向け】
小学生になれば、ものごとにより関心を持ちはじめ、自分で調べたり、生活に取り入れたりするようにもなります。
植物としてのクローバー、花言葉や花遊び、“四つ葉のクローバー”のもつ意味など、それぞれの子どもによって興味の方向も違います。
子どもに合いそうな絵本を選んであげましょう。
『ちいさなはなのものがたり -しろつめくさのはなかんむり-』
出典:偕成社
作:斉藤洋
絵:浅倉田美子
出版社:偕成社
発行日:2017年7月
値段:1400円+税
対象年齢:小学低学年から
『ちいさなはなのものがたり -しろつめくさのはなかんむり-』のあらすじ
「どんな ひとにも エピソードが あるように、どんな はなにも ものがたりが あります。」
花にまつわる5つの物語が描かれた絵本。
『しろつめくさのはなかんむり』では、村の若者と娘の恋のおはなしが描かれます。
街に働きに出ることになった若者に、しろつめくさの花かんむりを渡した娘。
花かんむりがふたりを幸せに導いてくれます。
『ちいさなはなのものがたり -しろつめくさのはなかんむり-』のおすすめポイント
しろつめくさの花言葉は“やくそく”。
それぞれの物語の最後に花言葉が紹介されていて、乙女心がくすぐられます。
色鉛筆で優しく彩られた、ロマンチックで不思議なお花の物語に、特に女の子は夢中になりそうですね。
『こびとくんのしあわせないちにち』
出典:amazon
作・絵:マックス・ベルジュイス
訳:清水奈緒子
出版社:セーラー出版
発行日:1992年1月30日
値段:販売元による
対象年齢:小学生
『こびとくんのしあわせないちにち』のあらすじ
こびとくんはある朝、さんぽの途中で四つ葉のクローバーをみつけました。
「しあわせをよぶ おまもりだ」
四つ葉を大事に持ち歩くこびとくん。
つまずいて転んでも、池に落ちても、「四つ葉がなかったら、もっとひどいことになっていた」「ついてるなあ」と感謝します。
そのうち、日が暮れて四つ葉もしおれてきて……。
『こびとくんのしあわせないちにち』のおすすめポイント
こびとくんのポジティブな思考や感謝する心に、大人もハッとさせられるお話です。
「気は持ちよう」とは言ったものですが、こびとくんのように過ごせば毎日が楽しくうれしいものになりますよね。
自分のまわりの全てに感謝する心も学べる、教訓のある古き良き絵本です。
『しあわせのクローバー』
出典:文芸社
作:おおわき よし
絵:まえだぼっち
出版社:文芸社
発行日:2012年9月15日
値段:1100円+税
対象年齢:子どもから大人まで
『しあわせのクローバー』のあらすじ
しあわせの四つ葉のクローバーを、わんちゃんたちが「しあわせ あげるね」と言いながら次へ次へとリレーしていきます。
みんなのもとに“しあわせ”が届くかな?
『しあわせのクローバー』のおすすめポイント
おうちにわんちゃんがいる子どもや、わんちゃん好きの子どもはもちろん、そうじゃない場合もきっと、次から次へと渡されていく“リレー”は大好き。
「次はどんなわんちゃん?」と、楽しみながら読み進められます。
しあわせの数が1人から2人、2人から3人と増えていくのを見ながら、読み手もしあわせ気分になっちゃえる絵本です。
『シロツメクサの花のふしぎ』
出典:amazon
作:一寸木 肇
出版社:少年写真新聞社
発行日:2018年11月20日
値段:2400円+税
対象年齢:小学生中学年から
『シロツメクサの花のふしぎ』のあらすじ
自然が大好きな小学5年生のソウタ、ハルナ、ジュンは、ある春の日、学校のまわりに生えている植物を観察しにでかけました。
シロツメクサの花をみつけた3人。
その花の“ふしぎ”を解き明かそうと、ハジメ先生と一緒に研究を進めます。
『シロツメクサの花のふしぎ』のおすすめポイント
3人とハジメ先生の会話を追いながら、研究が進んでいく様子を見られるので、読み手も一緒に研究しているような気分を味わえます。
実験や観察を行ったり、その結果を検証したりもするので、子どもは自分でもやってみたくなるかもしれませんね。
物語を通して科学を学べる、良本です。
『会いたくて会いたくて』
出典:amazon
作:室井 滋
絵:長谷川 義史
出版社:小学館
発行日:2021年2月5日
値段:1200円+税
対象年齢:小学生から
『会いたくて会いたくて』のあらすじ
ケイちゃんはひまわりホームにいるおばあちゃんに会いたくてたまりません。
おかあさんは「ホームへしばらく行っちゃダメ!」と言ったけど、内緒で会いに出かけます。
3階の部屋の窓からおばあちゃんが下ろしてきた糸電話で、ひさしぶりにお話できました。
でも、本当は会いたい、抱っこしたい、頭をなでてほしい。
涙がこぼれたケイちゃんは、足元に四つ葉のクローバーをみつけます。
『会いたくて会いたくて』のおすすめポイント
コロナ禍で会えなくなった家族を想う物語。
ケイちゃんがおばあちゃんに会うために、いろいろと考える姿に胸が痛みます。
けれども、そうやって考える時間が、これまでの日常ではじっくり考えることのなかった“大切なこと”を教えてくれるかもしれません。
前向きな気づきを与えてくれる、力強い絵本です。
クローバーの絵本は乳児から小学生まで人気!選び方は?
クローバーの絵本を選ぶポイントを3点まとめましたので、参考にしてみてください。
クローバーの絵本の選び方①どんなクローバー?:色やテイスト
子どもにどんなイメージでクローバーを見せたいか?で選んでみてはいかがでしょう。
優しい、瑞々しい、やわらかい、鮮やか、生き生きとした、たくましい、など、イラストの色づがいや画のタッチによって、受ける印象は大きく変わります。
複数冊読んで、いろいろなクローバーを見てみるのも楽しそうですね。
クローバーの絵本の選び方②クローバーで何をする?:描かれ方
四つ葉のクローバーを探す、クローバーの原っぱを走り回る、花かんむりを作る、プレゼントにする。
絵本によってクローバーの描かれ方はさまざま。
子どもが楽しめそうなテーマで選べば、クローバーへの興味が深まり、絵本に対する愛着もわきやすいです。
クローバーの絵本の選び方③クローバーの何を知りたい?:知識・情報
クローバーの種類や特徴、花かんむりや押し花の作り方、花言葉や言い伝えなど。
取り入れたい知識や情報で絵本を選ぶのもおすすめです。
その情報に興味を持てば、クローバーを見に行って観察してみたり、クローバーで何か作ってみたり、さらに知識を深めようと調べてみたり。
絵本から遊びや探求が広がるかもしれませんね。
【クローバーの絵本まとめ】幸せを呼ぶクローバー
クローバーの絵本はいかがでしたか?
どの絵本もポジティブな読後感のものばかり。
クローバーが持つ幸福のイメージが、絵本にも作用しているのかもしれませんね。
ぜひ春を楽しめる時期にクローバーの絵本を読んで、親子で外に出かけましょう!
きっと楽しい時間が過ごせますよ。
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