“もぐら”と聞いて、どんな姿を想像しますか?
実際にもぐらを見たことのないお子さまも多いかもしれませんね。
今回は、もぐらを題材にした絵本をご紹介します。
もぐらが登場する絵本は有名な作品もたくさん。
チェコの国民的キャラクター“もぐらのクルテク”の絵本、もぐらくんシリーズもたくさん出てきますよ。
ぜひお気に入りの一冊を見つけてくださいね。
もぐらの絵本おすすめ人気ランキング【1歳児向け】
まずは、1歳児向けのもぐらの絵本をご紹介します!
『もぐらくん、おうちをつくろう』
作者:ズデネック・ミレル
翻訳:木村有子
出版社:偕成社
発行日:2002年10月1日
値段:600円+税
対象年齢:1歳から
『もぐらくん、おうちをつくろう』のあらすじ
もぐらくんは、大雨でこわれてしまったねずみくんのお家を作ることにしました。
たくさんの仲間に助けられ、ねずみくんのお家はどのように仕上がったのでしょうか。
『もぐらくん、おうちをつくろう』のおすすめポイント
どこかノスタルジックな雰囲気が漂う絵のタッチで、思わず手に取りたくなる本です。
仲間と力を合わせて、一つのものを作り上げるもぐらくんたちの姿に心が温かくなります。
小さなお子さまの読み聞かせにもぴったりな一冊ですよ。
『もぐらくん、おはよう』
作者:ヨゼフ・ブルクネル
翻訳:木村有子
出版社:偕成社
発行日:2002年6月1日
値段:600円+税
対象年齢:1歳から
『もぐらくん、おはよう』のあらすじ
チェコの人気者もぐら、クルテク。
朝起きて、いちごを食べたりお昼寝したりと、楽しく過ごすクルテクの一日を描いた絵本です。
『もぐらくん、おはよう』のおすすめポイント
白の背景に、黒のもぐらくんが鮮やかに映える一冊です。
分かりやすい文体で、小さなお子さまにもオススメですよ。
“おはよう・おやすみ”などのあいさつを、一緒に練習してもいいですね。
もぐらの絵本おすすめ人気ランキング【2、3歳児向け】
ここからは、2、3歳児向けのもぐらの絵本をご紹介します!
『ねずみのえんそくもぐらのえんそく』
作者:藤本四郎
出版社:ひさかたチャイルド
発行日:2001年8月1日
値段:1,200+税
対象年齢:2、3歳から
『ねずみのえんそくもぐらのえんそく』のあらすじ
ねずみ園は土の上で、もぐら園は土の下でいもほり遠足に出かけます。
土の上と下で同じお芋を引っ張り合い・・・・・・。
一体このあとどうなるのでしょうか?!
『ねずみのえんそくもぐらのえんそく』のおすすめポイント
ねずみ園ともぐら園、それぞれの遠足風景が絵本の上下で同時に味わえる、とても斬新なストーリー構成です。
地上と地下で同時に起きるハプニングの数々は、必見ですよ。
『もぐらバス』
作者:佐藤雅彦・うちのますみ
出版社:偕成社
発行日:2010年4月8日
値段:1,000円+税
対象年齢:3歳から
『もぐらバス』のあらすじ
もぐらバスが走っているのは、地面の下!
“ものおきのした1ちょうめ”や“だれかんちのにわ3ちょうめ”など、びっくりするような名前の停留所があるんです。
普段見ることのできない地面の下では、どんなことが起きているのでしょうか?!
『もぐらバス』のおすすめポイント
制作者は、NHK教育テレビ番組“ピタゴラスイッチ”のコンビです。
ゆるい感じのストーリーに、お子さまも大人もハマってしまいそうですね。
平和でほっこりする絵本です。
『もぐらのいえ』
作者:松屋真由子
出版社:くもん出版
発行日:2019年2月16日
値段:1,400円+税
対象年齢:幼児から
『もぐらのいえ』のあらすじ
もぐらのお父さんは、お母さんの誕生日パーティーのために家の中から必要なものを集めます。
とても広いもぐらの家。
もぐらのお父さんと一緒にさがしものをしましょう。
『もぐらのいえ』のおすすめポイント
親子で楽しめる、さがしもの絵本です。
細かいところまで丁寧に描かれたイラストは必見ですよ。
『もぐらのホリーともぐらいも』
作者:あさみいくよ
出版社:偕成社
発行日:2005年9月1日
値段:1,200円+税
対象年齢:3歳から
『もぐらのホリーともぐらいも』のあらすじ
ひとりぼっちのもぐらいもと友だちになった、もぐらのホリー。
ふたりは地下水の泉やトンネルの滑り台で遊び、とても楽しそう。
季節がめぐり、次第に元気がなくなっていくもぐらいも。
そのとき、ホリーは・・・・・・。
『もぐらのホリーともぐらいも』のおすすめポイント
もぐらともぐらいもを通して、出会い・友情・別れ・絆など、たくさんのココロの動きを描いた絵本です。
読んだ後、心がじんわり温かくなりますよ。
『モグラくんとセミのこくん』
作者:ふくざわゆみこ
出版社:福音館書店
発行日:2011年6月5日
値段:900円+税
対象年齢:3歳から
『モグラくんとセミのこくん』のあらすじ
モグラくんが土の中を散歩していると、迷子のセミのこくんと出会いました。
セミのこくんはモグラくんと一緒に一年間暮らします。
ある日、セミのこくんの“カラ”がやぶれ、もぐらくんはセミのこくんとのお別れのときが近づいていることに気づき・・・・・・。
『モグラくんとセミのこくん』のおすすめポイント
土の中にいるモグラくんならではの目線で描かれた、“セミ”になる前のセミのこくんの様子。
仲良しになったモグラくんとセミのこくんの友情と、旅立ち・別れなど、“ココロの動き”を伝えることのできる絵本です。
『ちかてつもぐらごう』
作者:大森裕子
出版社:交通新聞社
発行日:2020年2月28日
値段:1,300円+税
対象年齢:幼児
『ちかてつもぐらごう』のあらすじ
モグラが運行している“ちかてつもぐらごう”で、つちのしたツアーに出かけた動物たち。
地下には野菜の収穫やアスレチックなど、ワクワクすることがたくさん!!
『ちかてつもぐらごう』のおすすめポイント
普段は目にすることのない土の中の世界観が味わえる、ワクワクが止まらない絵本です。
表情豊かな動物たちと一緒に“つちのしたツアー”に出かけましょう!
電車好きのお子さまへオススメの一冊です。
もぐらの絵本おすすめ人気ランキング【4、5歳児向け】
ここからは、4、5歳児向けのもぐらの絵本をご紹介します!
『もぐらとずぼん』
作者:エドアルド・ペチシカ
翻訳:うちだりさこ
出版社:福音館書店
発行日:1967年12月1日
値段:1,300円+税
対象年齢:4歳から
『もぐらとずぼん』のあらすじ
青いずぼんが欲しくてたまらないもぐら。
ちょうちょうに教えてもらおうと追いかけますが、川に落ちてしまいます。
その川にいたえびがにに、ずぼんのことをたずねると、きれを持っていけば切ってくれるという情報をキャッチしました。
もぐらはステキな青いずぼんを手に入れることができるのでしょうか。
『もぐらとずぼん』のおすすめポイント
チェコで長い間愛されている、国民的絵本“もぐらくんシリーズ”の一つです。
青いずぼんに心ときめいているもぐらが、いろいろな動物たちの力をかりて1から作り上げる物語。
思わず、「頑張れ!」と応援したくなるような絵本です。
カラフルな絵も見どころですよ。
『もぐらくんとテレビ』
作者:ハナ・ドスコチロヴァー
翻訳:木村有子
出版社:偕成社
発行日:2011年2月1日
値段:1,000円+税
対象年齢:5歳から
『もぐらくんとテレビ』のあらすじ
初めてテレビをみたもぐらくんと仲間たちは、すっかりテレビに夢中になってしまいます。
“魔法の箱”に取りつかれた仲間たちを、もぐらくんは救い出すことができるのでしょうか。
『もぐらくんとテレビ』のおすすめポイント
“もぐらとずぼん”に続き、こちらも“もぐらくんシリーズ”です。
テレビという、中毒性の高い分野を題材にした絵本。
お子さまだけではなく、大人もドキッとする内容かもしれませんね。
ほんわかとしたキャラクターに癒やされつつも、テレビについて親子で話し合うきっかけになる絵本です。
『モグラのねがいごと』
作者:ブリッタ・テッケントラップ
出版社:ビーエル出版
発行日:2019年1月22日
値段:1,500円+税
対象年齢:4、5歳から
『モグラのねがいごと』のあらすじ
いつも地面の下で暮らしているモグラには、ねがいごとがありました。
「空で美しく輝いている星が、ぼくのものになったらいいのに・・・・・・」
すると、空にむかってはしごが伸びているではありませんか。
モグラは嬉しくなって空の星を自分の家に持ち帰りますが、ふと空を見ると真っ暗になっていることに気づき・・・・・・。
『モグラのねがいごと』のおすすめポイント
自分が欲しい物を手に入れることで、困っている動物たちがいることを知ったモグラ。
モグラは何を考え、何を手に入れるのでしょうか。
優しい気持ちを持つことの大切さを教えてくれる一冊です。
『もぐらとじどうしゃ』
作者:エドアルド・ペチシカ
翻訳:うちだりさこ
出版社:福音館書店
発行日:1969年5月1日
値段:1,300円+税
対象年齢:4歳から
『もぐらとじどうしゃ』のあらすじ
土から顔を出したもぐらくん。
そこは大通りの草むらでした。
イヌが運転する姿を見て、もぐらくんは自分も運転したくなり、自動車を組み立てはじめ・・・・・・。
『もぐらとじどうしゃ』のおすすめポイント
1位でご紹介いたしました“もぐらとずぼん”の姉妹編です。
他の動物がしていることは、自分にもできる!と好奇心旺盛なもぐらくん。
もぐらくんは一体どのような自動車を手にするのでしょうか。
車好きのお子さまが大喜び間違いなしの一冊です。
『ネズミさんとモグラくんの楽しいおうち』
作者:ウォン・ハーバート・イー
翻訳:小野原千鶴
出版社:小峰書店
発行日:2010年8月1日
値段:1,300円+税
対象年齢:幼児から
『ネズミさんとモグラくんの楽しいおうち』のあらすじ
ドングリの木に住んでいるネズミさんと、その根もとに住んでいるモグラくん。
ふたりはきれい好きです。
ネズミさんがほうきで掃除したホコリは、モグラくんのお部屋へ落ちていきます。
モグラくんは困ってしまい・・・・・・。
『ネズミさんとモグラくんの楽しいおうち』のおすすめポイント
ネズミさんとモグラくんシリーズの絵本です。
2人のやり取りを通して、お互いの思いやりと優しい心の大切さを考えるきっかけになる、一冊です。
『モグラくんがみたおひさま』
作者:ジーン・ウィルス
翻訳:みはらいずみ
出版社:BL出版
発行日:2012年4月1日
値段:1,300円+税
対象年齢:4、5歳から
『モグラくんがみたおひさま』のあらすじ
朝日がのぼるところを見たことがないモグラくん。
ともだちのハタネズミと、はじめて朝日を見にいくことになりました。
実はモグラくん、目が見えないのです。
でも・・・・・・。
『モグラくんがみたおひさま』のおすすめポイント
目が見えないモグラくんが、どのようにしておひさまを見たのか。
周りの友だちの優しい気持ちや思いやりに、思わずウルッときてしまいそうな絵本です。
友だちの大切さを改めて実感できる一冊ですよ。
もぐらの絵本おすすめ人気ランキング【小学生向け】
ここからは、小学生向けのもぐらの絵本をご紹介します!
『モグラ博士のモグラの話』
作者:川田伸一郎
出版社:岩波書店
発行日:2009年8月20日
値段:860円+税
対象年齢:小学生から
『モグラ博士のモグラの話』のあらすじ
“モグラ”という名前は知っているけれど、実際に見たことはないという人が多いのではないでしょうか。
モグラはどんなところに住んでいて、何をしているのか。
地中生活を送る、モグラの謎に迫ります。
『モグラ博士のモグラの話』のおすすめポイント
謎が多いモグラの生体について知ることができる本です。
なぜ?どうして?と疑問を持ち始めるお子さまにはもちろん、大人にもオススメの一冊です。
これを読めば、モグラ博士になれるかも!?
もぐらの絵本は乳児から小学生まで人気!選び方は?
赤ちゃんが一番最初に反応する形は、“丸”という研究結果が出ています。
もぐらの絵本はやわらかいタッチで描かれているものが多く、もぐらの形も丸にちかいので、小さなお子さまも興味を示してくれそうですね。
ここでは、子供が喜ぶもぐらの絵本を選ぶ際のポイントをご紹介いたします。
もぐらの絵本の選び方①色のコントラストがはっきりした本を選ぶ
小さなお子さまは、シンプルな形で色がはっきりしたものに興味を示すようです。
チェコの国民的キャラクターもぐらのクルテクは、コントラストがはっきりした色使いが特徴。
お子さまも飽きることなく、最後まで楽しめるはず。
もぐらの絵本の選び方②ストーリー性がある本を選ぶ
お子さまにとって絵本は、豊かな感情や思考を育む大切なものです。
ストーリー性のある絵本を一緒に読みすすめることで、「次はどうなるんだろう?!」というワクワク感や、「楽しいね、寂しいね」といった感情を一緒に共有することができますね。
もぐらの絵本には、ストーリー性のあるものがたくさんあります。
少し大きくなったお子さまにオススメの本もありますよ。
もぐらの絵本の選び方③絵の雰囲気と文章が調和している本を選ぶ
絵本を選ぶ上で、“絵と文章が調和していること”はとても大切です。
調和が取れていないと、お子さまは安心して絵本の世界観に身をおくことができません。
もぐらの絵本は、優しい絵とやわらかい文章表現のものが多く、読んでいてほっこりするような絵本が数多くあります。
お子さまはもちろん、大人の方もホッとできるようなひと時を過ごせたらいいですね。
【もぐらの絵本まとめ】穏やかな気持ちになりたいときにオススメ
普段はあまり馴染みのないもぐら。
絵本にでてくるもぐらは、“愛嬌があり、優しいココロの持ち主”として描かれていることが多いです。
実際に、土の中でもぐらに話しかけてみたくなりそうですね。
他にも、ご紹介しきれなかったもぐらの本がたくさんあります。
ぜひ、お気に入りの一冊を探してみてくださいね。
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