誕生日は一年で特別な日のひとつです。
誕生日が近づくにつれて、気持ちがそんそわ、わくわくどきどきしてきますよね。
今回はそんな誕生日のわくわくがたくさん詰まったおすすめ絵本を15冊紹介します。
赤ちゃんが読んでも楽しめるものや、大人が読んでも感動するもの、生まれてきてくれたこと、産んでくれたことに「ありがとう」と伝えたくなるような内容のものも紹介しています。
これを読めば誕生日がより楽しみに、素敵な日になるでしょう。
誕生日の絵本おすすめ人気作品【0・1歳児向け】
なにもかもがはじめての1年です。
1日1日が記念日ですが、誕生日はより特別な日であること、とても楽しい日であることを伝えてあげたいですね。
たんじょうびおめでとう
画像引用:こぐま社『たんじょうびおめでとう』
出版社:こぐま社
作:わかやまけん
発行日:1977年
値段:800円+税
対象年齢:0歳から
『たんじょうびおめでとう』のあらすじ
今日はこぐまちゃんの3歳の誕生日です。
自分で着替えができるようになったり、ご飯を上手に食べられるようになったりとできることがたくさん増えて、ごぐまちゃんら誇らしい気持ちでいっぱいです。
誕生日パーティーは自分が主役のとても楽しい時間です。
最後には素敵なプレゼントもありますよ。
『たんじょうびおめでとう』のおすすめポイント
失敗しても一生懸命頑張るごくまちゃんの姿がほほえましいです。
子どもたちも、今までできなかったことができるようになると、嬉しくて誇らしい気持ちに満ち溢れていますよね。
そんな子どもの気持ちがかわいく表されていて共感を集めています。
おたんじょうび
画像引用:偕成社『おたんじょうび』
出版社:偕成社
作:まついのりこ
発行日:1974年11月
値段:500円+税
対象年齢:0歳から
『おたんじょうび』のあらすじ
車やバスなどの乗り物が、おいしい食べ物をどんどん運んでいきます。
みんなはどこへ行くのでしょうか。
『おたんじょうび』のおすすめポイント
はじめて迎える誕生日にぴったりの絵本です。
厚紙で作られているので赤ちゃんがひとりで遊んでも大丈夫です。
絵もシンプルで見やすく、色鮮やかなので赤ちゃんにおすすめです。
誕生日がわくわくするお話です。
おめでとうのももんちゃん
画像引用:童心社『おめでとうのももんちゃん』
出版社:童心社
作:とよたかずひこ
発行日:2010年11月30日
値段:2000円+税
対象年齢:0歳頃から
『おめでとうのももんちゃん』のあらすじ
きんぎょさん、サボテンさん、おばけさんが、ももんちゃんを呼びに行きます。
ももんちゃんが大きなプレゼントを持って出てきました。
みんなで向かった先は、楽しいお誕生日会でした。
『おめでとうのももんちゃん』のおすすめポイント
白くてまんまるのももんちゃんとゆかいな仲間たちがとってもかわいい、大人気のももんちゃんシリーズです。
その中でも「おめでとうのももんちゃん」は楽しいしかけがたっぷりの絵本です。
ももんちゃんたちのかわいい姿に癒されます。
素敵な誕生日カード付きで、プレゼントにもぴったりです。
誕生日の絵本おすすめ人気作品【2・3歳児向け】
いつもと違う誕生日の雰囲気に不思議に思っているかもしれません。
あなたが生まれた特別な日であることを伝え、笑顔いっぱいの誕生日を過ごしましょう。
ノンタン バースデイブック
画像引用:偕成社『ノンタン バースデイブック』
出版社:偕成社
作:キヨノサチコ
発行日:1987年12月
値段:700円+税
対象年齢:3歳頃から
『ノンタン バースデイブック』のあらすじ
ノンタンからのプレゼントの不思議なたまごが逃げ出してしまいました。
みんなで必死に追いかけながら、実際に絵本に書き込んでいくタイプの絵本です。
『ノンタン バースデイブック』のおすすめポイント
絵本の中に、名前や身長、体重などを書き込むところがあり、自分だけのオリジナルの絵本が作れます。
家族みんなで、生まれたときの話をしたり、誕生日以外の日に読んで、その日のことを振り返ったりしても楽しいですね。
思い出の一冊になること間違いなしです。
ねずみくんのたんじょうび
画像引用:ポプラ社『ねずみくんのたんじょうび』
出版社:ポプラ社
作:なかえよしを
絵:上野紀子
発行日:1978年6月
値段:1000円+税
対象年齢:2歳頃から
『ねずみくんのたんじょうび』のあらすじ
今日はねずみくんのお誕生日です。
ねみちゃんは、ねずみくんへプレゼントに、手編みのチョッキを作りました。
きれいに包んでプレゼントしようと思いましたが、なかなかうまく包むことができません。
そこへ次々と仲間がやってきて手伝ってくれますが、それでもうまく包むことができません。
『ねずみくんのたんじょうび』のおすすめポイント
心をこめて用意した手作りのプレゼントを一生懸命包もうとするねみちゃんの姿に、幸せな気持ちになります。
そんなねみちゃんを助けてあげようとする仲間たちの優しさも素敵です。
やっとできあがったプレゼントをねずみくんはさぞ喜んだことでしょう。
プレゼントをあげたいというその気持ちが最高のプレゼントなのです。
おたんじょうびくろくま
画像引用:くもん出版『おたんじょうりくろくま』
出版社:くもん出版
作:たかいよしかず
発行日:2013年5月11日
値段:800円+税
対象年齢:2歳頃から
『おたんじょうびくろくま』のあらすじ
明日の誕生日が待ち遠しいくろくまくん。
みんなに明日は何の日か聞いてまわりますが、みんなはくろくまくんの誕生日だと気づいていないのか違う答えが返ってきます。
くろくまくんはがっかりしてしまいますが、次の日とても素敵な誕生日を迎えます。
『おたんじょうびくろくま』のおすすめポイント
誰もが感じたことがある、誕生日前のソワソワした気持ちがよく伝わってくる絵本です。
みんなは誕生日だとわかっているけれどあえて知らないフリをして、誕生日当日にくろくまくんを驚かそうと計画していたんですね。
素敵な仲間に囲まれて幸せそうなくろくまくんを見ていると、こちらも幸せな気持ちになります。
ちいさなしろいさかなのたんじょうび
画像引用:Amazon『ちいさなしろいさかなのたんじょうび』
出版社:フレーベル館
作:ヒド・ファン・ヘネヒテン
訳:ひしきあきらこ
発行日:2005年7月
値段:950円+税
対象年齢:2歳頃から
『ちいさなしろいさかなのたんじょうび』のあらすじ
今日はちいさなしろいさかなの誕生日です。
「ぼくのパーティーにきませんか」と海の仲間をたくさん招待します。
でもちいさなしろいさかなが誘うのは、大きくて危険な生物ばかりです。
どんなパーティーになるのでしょうか。
『ちいさなしろいさかなのたんじょうび』のおすすめポイント
黒い背景にきれいに映えるちいさなしろいさかなの人気絵本シリーズです。
厚紙で作られているので小さい子どもがひとりでめくって遊んでも大丈夫です。
ちいさなしろいさかなのかわいらしい姿と健気さに心がほっこりします。
誕生日の絵本おすすめ人気作品【4・5・6歳児向け】
何日も前から誕生日が待ち遠しくてたまらないのではないでしょうか。
生まれてきてくれたことに感謝を伝えるのも大切なことです。
家族みんなで、最高の1日にしましょう。
おたんじょうびのひ
画像引用:朔北社『おたんじょうびのひ』
出版社:朔北社
作:中川ひろたか
絵:長谷川義史
発行日:2006年8月
値段:1200円+税
対象年齢:4歳頃から
『おたんじょうびのひ』のあらすじ
明日はよしふみくんの6歳の誕生日です。
よしふみくんは赤ちゃんの頃のエピソードをお母さんに聞いています。
お母さんは生まれたときのことや赤ちゃんのときの思い出話をたくさんしてくれました。
『おたんじょうびのひ』のおすすめポイント
長谷川義史さんのイラストが目を惹く絵本です。
保育園や幼稚園、学校などで、自分が生まれたときのことを家族に聞いてくる機会が必ずといっていいほどありますよね。
絵本を読んだ後で、どんな赤ちゃんだったのか、親子でじっくり話す良い機会になるかもしれません。
親は、自分の子どものことを思い出して涙が出てくるでしょう。
誕生日がいつもと違う思い出深いものになりますね。
おめでとうくまちゃん
画像引用:岩崎書店『おめでとうくまちゃん』
出版社:岩崎書店
作:シャーリー・パレントー
絵:デイヴィット・ウォーカー
訳:福本友美子
発行日:2014年10月9日
値段:1100円+税
対象年齢:3歳頃から
『おめでとうくまちゃん』のあらすじ
4匹の小さいくまちゃんがちゃいくまちゃんに内緒でケーキを作っています。
そこへちゃいくまちゃんがやってきて、ドアをノックします。
4匹のくまちゃんたちは、「ちょっとまっててね」と言い、急いで準備をしています。
素敵な誕生日パーティーのはじまりです。
『おめでとうくまちゃん』のおすすめポイント
大人気のくまちゃんシリーズの4作目です。
くまちゃんたちがちゃいくまちゃんのために協力して一生懸命ケーキを作る姿にほっこりします。
誰かのために一生懸命になったり、思いやりの心が育つお話です。
あーちゃんのたんじょうび
画像引用:偕成社『あーちゃんのたんじょうび』
出版社:偕成社
作:堀川理真子
発行日:2008年9月
値段:1200円+税
対象年齢:5歳頃から
『あーちゃんのたんじょうび』のあらすじ
誕生日にもらった大きなはしごを使って、動物たちとたくさん遊びます。
このはしご、とっても役に立つはしごで、橋にしたり立てかけて登ったりと動物たちと一緒にたくさん遊びます。
大きなケーキも出てきて、みんなでおいしく食べたり、とても楽しい1日になりました。
『あーちゃんのたんじょうび』のおすすめポイント
プレゼントがはしごって嬉しいのかな、と不思議ですが、読み進めていくとこの素敵なはしごが欲しくなります。
誕生日の子どものわくわくした気持ちが表れており、こちらも楽しくなる絵本です。
こんな素晴らしい誕生日が過ごせて羨ましいです。
ふんふん なんだかいいにおい
画像引用:こぐま社『ふんふん なんだかいいにおい』
出版社:こぐま社
作:にしまきかやこ
発行日:1977年
値段:1200円+税
対象年齢:4歳頃から
『ふんふん なんだかいいにおい』のあらすじ
今日はお母さんの誕生日です。
さっちゃんはお花をたくさん摘んでプレゼントしたくて、急いで朝ごはんを食べて出掛けます。
あまりに急いでいたので手やエプロンがジャムで汚れていてとてもいいにおいがしていました。
さっちゃんのにおいに誘われて動物たちが集まってきました。
『ふんふん なんだかいいにおい』のおすすめポイント
さっちゃんの優しい心に癒され、読んだあとであたたかい気持ちになります。
子どもはみんなお母さんが大好きです。
そんな大好きなお母さんの誕生日を素敵な日にしたいと奮闘する姿に胸がきゅっと締め付けられます。
誕生日の絵本おすすめ人気作品【小学生以上向け】
子どもが生まれたときのことや、どんなに愛されて育ってきたのかを家族で話したりと、生きていることの素晴らしさ、自分を大切にすることなどを伝えられたらいいですね。
ちいさなあなたへ
画像引用:主婦の友社『ちいさなあなたへ』
出版社:主婦の友社
作:アリスン・マギー
絵:ピーター・レイノルズ
訳:なかがわちひろ
発行日:2008年3月
値段:1000円+税
対象年齢:7歳頃から
『ちいさなあなたへ』のあらすじ
母親の目線から、我が子がうまれてからの気持ちを綴った感動絵本です。
子どもが生まれたときの感動の気持ちや、日々子どもと生活していく中で感じたことや子どもへ愛などを母親の言葉で読み手に語りかけています。
大きくなった我が子へのプレゼントするだけでなく、母親になった人や巣立っていく子どもなどへのプレゼントにもおすすめです。
『ちいさなあなたへ』のおすすめポイント
子どもだけでなく、大人にもおすすめです。
はじめにアメリカで発売されると、アメリカ中の母親が感動で号泣し話題になりました。
日本でも母親たちを次々と虜にし、人気になっています。
1ねんに365のたんじょう日プレゼントをもらったベンジャミンのおはなし
画像引用:偕成社『1年に365のたんじょう日プレゼントをもらったベンジャミンのおはなし』
出版社:偕成社
作:ジュディ・バレット
絵:ロン・バレット
訳:まつおかきょうこ
発行日:1978年8月
値段:1400円+税
対象年齢:6歳頃から
『1年に365のたんじょう日プレゼントをもらったベンジャミンのおはなし』のあらすじ
ベンジャミンは誕生日にプレゼントをもらったのがとても嬉しかったので、毎日プレゼントをもらう方法を考えました。
もらったプレゼントをもう一度包み直してみたり、家にあるものをプレゼントにして毎日自分にプレゼントを用意します。
そんなものまで!?とびっくりするようなプレゼントもあり、くすっと笑ってしまいます。
『1年に365のたんじょう日プレゼントをもらったベンジャミンのおはなし』のおすすめポイント
包みをあけるときのわくわく感を何度も味わいたい気持ちはみなさん一緒ですよね。
自分がいつも遊んでいるものを包み直してプレゼントにするなんて、とても素敵な発想でほっこりします。
365日飽きずにやり続けるベンジャミンはかわいくてたまりません。
読んだ後で楽しい気持ちになれるお話です。
たんじょうびのふしぎなてがみ
画像引用:偕成社『たんじょうびのふしぎなてがみ』
出版社:偕成社
作:エリック・カール
訳:もりひさし
発行日:1978年10月
値段:1200円+税
対象年齢:3歳頃から
『たんじょうびのふしぎなてがみ』のあらすじ
明日はチムは誕生日です。
枕の下から謎の手紙を見つけました。
そこには不思議な暗号が書かれていて、にそれを頼りに宝探しをします。
家の中がいつもと違う楽しい冒険へと変わります。
これから誕生日がはじまります。
『たんじょうびのふしぎなてがみ』のおすすめポイント
チムと一緒に謎解きをしながら読み進めていく絵本です。
わくわくする謎の手紙に夢中になるでしょう。
解けたときの達成感はたまりません。
大人気のエリック・カールの絵本で謎解きデビューをしませんか。
いま、なんさい?
画像引用:BL出版『いま、なんさい?』
出版社:BL出版
作:ひがしちから
発行日:2009年9月
値段:1300円+税
対象年齢:5歳頃から
『いま、なんさい?』のあらすじ
今日はゆきちゃんの5歳の誕生日です。
ゆきちゃんは嬉しくて、「わたしはいまなんさいでしょうか?」とみんなに聞いてまわります。
大人たちは「はくさい!」「ちんげんさい!」などとだじゃれで答えます。
とうとうゆきちゃんは泣き出してしまい、みんなは謝ります。
『いま、なんさい?』のおすすめポイント
だじゃれの要素が満載で、子どもから大人まで笑って楽しめます。
読んだ後で、「〜さい」がつくものをいろいろ探してみるのもいいですね。
誕生日の絵本は乳児から小学生まで人気!選び方は?
実際に絵本を選ぶときのポイントを3つ紹介しますので、参考にしてみてください。
誕生日の絵本の選び方① わくわくする内容のもの
誕生日前に読むなら、誕生日が心待ちになるような内容のものや、まわりの人の誕生日を祝ってあげたいと思えるような内容のものを選びましょう。
自分のときと同じようにまわりの人の誕生日も心から祝福できるようになると素敵ですよね。
誕生日の絵本の選び方② 色鮮やかなもの
小さい子なら挿し絵が大きくはっきりとして、色鮮やかなものを選ぶと、絵本の楽しさが伝わり、また想像力や語彙力もついていくのでとても良いでしょう。
また、プレゼントとして渡す場合は、包みをあけたときに一番はじめに見える表紙が鮮やかなものを選ぶと気分もより一層高まるでしょう。
誕生日の絵本の選び方③ 読んだあとで心があたたかくなるもの
絵本をとじて、「誕生日ってやっぱりいいな」「楽しみだな」と思えるような内容のものを選ぶと良いでしょう。
素敵な思い出が増えていくと、年齢を重ねても誕生日の日はウキウキした1日になるはずです。
誕生日の絵本で特別な日を祝おう!
大人になっても誕生日は少なからずわくわくしますよね。
誕生日は自分が生まれた日ですから、そう考えるとやはり特別な日ですよね。
そんな特別な日を素晴らしい日にするためにも、ぜひ絵本を読んで気持ちを高めましょう。
家族や友達におめでとうを伝えたり、我が子に生まれてきてくれたことの感謝を伝えたり、言葉で愛を伝えられると良いですね。
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