大人向けの絵本のおすすめランキング20選【贈り物、プレゼントにも】

絵本

突然ですが、大人になってから絵本を読んでいますか?

「子供への読み聞かせは毎日している!」

「保育園で読んでもらった絵本のことを子供とよく話すよ」

などなど、お子さんのいる家庭では、絵本は身近なものですよね。

ですが、大人だけで絵本を読む機会はほとんどない、という方が多いと思います。

 

お子さんへの読み聞かせだけでなく大人のみなさんにもおすすめの絵本があります。

「えっ、大人になってからも読める絵本なんてあるの?」と意外に思うかもしれません。

しかし、大人になってから絵本を読むと、いろいろな発見があったり、子供のときに気付けなかったメッセージに気付くことができたりします。たくさんの新しい経験ができることに驚くはずです。

 

今回は、大人が絵本を読むことのメリットと、大人が読んでも面白いおすすめ絵本について紹介していきます。

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大人向け絵本の選び方

絵本はどれをえらんだらいいか

しかし、大人が読んでも面白い絵本と言われても、ピンと来ない方が多いと思います。絵本は圧倒的に子供向けのものが多いからです。
そこで、私たち大人が楽しめる絵本について、おすすめの選び方を簡単に紹介します。

1.イラストの美麗さ

絵本と活字だけの本の最大の違いは、大きな挿絵です。
例えば表紙が美しく描かれている絵本だとまず手に取りやすく、挿絵が多く美しい絵本は画集のような楽しみ方ができます。

普段から子供に絵本の読み聞かせをしているお父さんお母さんは、絵本の絵は見慣れていることが多いものです。
子供向け絵本の絵はわかりやすく、かわいらしく描かれていることがほとんどですよね。

そこで、普段は選ばないような壮大で美麗なイラストの絵本を選ぶことで、大人でもハッと息を飲むような体験をすることができます。

2.大人でも引き込まれる深いストーリー

大人が絵本の世界に夢中になるには、イラストだけでなくストーリーも重要な要素です。
ストーリーが単純な子供向けだと、絵本の内容が印象に残りにくいものです。

子供向け絵本の場合、テーマが生活だったり、または道徳だったりと日常生活にフォーカスされたものが多く、ある意味教育の一環として教材の側面も持ちます。

しかし、大人向け絵本の場合はメインテーマが教育である必要はありません。
イラストともに、そのストーリーにどっぷり浸かれる内容の絵本を選ぶのがオススメです。

3.親子でも楽しめる作品

お子さんのいる家庭の大人が絵本を読んでいれば、お子さんは「パパとママは何を読んでいるんだろう?」と興味を示します。
そんな時のために、お子さんと一緒に楽しめる絵本をチョイスしておくと、親子のコミュニケーションの潤滑油になっておすすめです。

普段から積極的に読み聞かせをしているなど、絵本に興味の強いお子さんをお持ちの方は、大人と子供のどちらでも楽しめる絵本を選んでみてはいかがでしょうか。
少々ハードルの高い選び方ですが、大人と子供のそれぞれで楽しめる要素のある絵本はたくさん存在します。

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【大人向け】絵本のおすすめ【人気の作品はこれ】

おすすめ絵本

それでは、これから大人向け絵本のおすすめの作品を紹介していきます。
クスッと笑える絵本から壮大な感動大作、子供には難しいメッセージ性の強い作品まで、様々なテーマから10タイトルを紹介していきたいと思います。

『ずーっと ずっと だいすきだよ』

ずーっとずっとだいすきだよ

作者・絵:ハンス・ウィルヘルム
訳:久山 太一
出版社:評論社
発行日:1988/11
値段+税:1296円

愛情を言葉で伝える大切さを教えてくれる絵本

人間と動物は命の長さが違うものです。犬のエルフィーと少年は一緒に成長してきましたが、エルフィーは少年よりも先に老いて、死んでしまいます。
少年は、生前のエルフィーに「ずーっと、だいすきだよ」と毎日伝えていました。そのため、エルフィーが亡くなってしまったあと、悲しく思っていても心が軽く感じたというお話です。

ペットと人間という間柄を超えて、普段から大切な人に愛情を言葉にして伝えることの大切さを、再確認させてくれる絵本です。

『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』

ナイトメアー・ビフォア・クリスマス

作者・絵:ティム・バートン
訳:永田:ミミ子
出版社:ビリケン出版
発行日:1999/10
値段+税:1944円

報われなくても前向きなジャックに、ニッコリできる絵本

こちらはハロウィンのディズニーでお馴染み、ジャックのお話です。映画化もされているので、ご存知の方が多いタイトルではないでしょうか。

ジャックとハロウィーンランドの住人のお化けたちは、クリスマスランドの煌びやかさに感動して、サンタになって人々を喜ばせたいと奮闘します。しかし、実際は怖がらせてばかりで失敗ばかりしてしまいます。
でも、みんなを喜ばせようとする気持ちは本当です。

映画よりも、ジャックの心境や感情が分かりやすく描かれていますので、映画を観たという方にもおすすめの一冊です。
ただし、絵が少々怖いので注意しましょう。

『終わらない夜』

終わらない夜

作者:セーラ・L・トムソン
絵:ロブ・ゴンサルヴェス
訳:金原 瑞人
出版社:ぽるぷ出版
発行日:2005/8
値段+税:1728円

美しいイラストに引き込まれる、ちょっぴりダークな絵本

まず表紙を遠目で見ると、夜の暗い風景が広がっているように見えます。その美しいイラストに心惹かれ近くで見てみると、驚くはずです。
この作品が、ただの美しいイラストと短い詩がつづられた絵本というだけではないことに気付きます。

だまし絵を巧妙に使った、大人が時間を忘れて見入ってしまうような絵本です。
美しく、そしてダークな描写はどこか恐ろしさを感じさせます。
夜の暗い風景が続くので、お子さんには少し怖いかもしれません。

『くまとやまねこ』

くまとやまねこ

作者:湯本 香樹実
絵:酒井 駒子
出版社:河出書房新社
発行日:2008/4
値段+税:1404円

身近にある死をどう受け止め、受け入れるかを考えさせられる絵本

この作品は、親友のことりを亡くしてしまったくまが、周りと触れ合いながら立ち直っていく様を描いた絵本です。

大切な人を失ったとき、人は深い悲しみに打ちひしがれます。
しかし、そんな悲しみも永遠には続きません。
亡くしてしまったものだけが自分の世界を埋めてしまっているように感じても、世界はいつも通り、優しく慰めてくれるのです。
普段気付かない日常の優しさ、尊さを改めて感じさせてくれる、泣ける作品です。

『えんとつ町のプペル』

えんとつ町のプペル

作者・絵:にしの あきひろ
出版社:幻冬舎
発行日:2016/10
値段+税:2160円

スチームパンクな雰囲気が大人をわくわくさせる絵本

キングコングの西野亮廣が描くこの作品は、まずイラストの緻密な美しさにグッと心惹かれます。

ハロウィンのスチームパンクな雰囲気の街をイメージした、ゴミからできたゴミ人間プペルと、変り者の少年ルビッチの友情物語です。ハロウィンとはいったいどういう日だったのか、ゴミ人間プペルの正体は何なのか、ワクワクしながら読むことができます。

絵が綺麗なだけでなく、友情や愛情の美しさを感じられる作品です。
キャラクターもかわいらしく描かれているので、お子さんへの読み聞かせにもおすすめです。

『おぞましい二人』

おぞましい二人

作者・絵:エドワード・ゴーリー
訳:柴田 元幸
出版社:河出書房
発行日:2004/12
値段+税:2160円

子供には見せられない、恐ろしい絵本

ある殺人犯の夫婦が、幼児を連続で殺害していくというストーリーです。
この夫婦の感情は描かれず、ただ淡々と殺害の事実が語られていきます。
ただ俯瞰の視点から殺人を見せられていくだけで、それが恐怖を呼びます。

この夫婦はいったい何を思って幼児を殺害していくんだろう、それは作中からは読み取れません。自分で解釈していくしかないのです。それを想像するのもまた恐怖をかき立てられます。

この作品ほど、子供に読ませられない絵本はありません。
それほどダークで、身の毛がよだつ大人向けの絵本です。

『世界がもし100人の村だったら』

世界がもし100人の村だったら

作者:池田 香代子
対訳:C・ダグラス・スミス
出版社:マガジンハウス
発行日:2001/12
値段+税:905円

世界の中での自分の立ち位置を考えさせられる絵本

この作品は、子供の頃に読んだことがある方も多いのではないでしょうか。学校の授業で取り上げられることも多い、有名な絵本です。
世界を100人の村に縮小して統計を取ってみたら、そこにはどんな人がどのくらいいるのか、ということを分かりやすく紹介してくれています。

広い地球の中で自分はどのような立ち位置なのか、理解しやすい絵本です。
日本人がどのくらい恵まれているかがよくわかり、諸外国に目を向けるきっかけになる作品です。

『人魚ひめ』

人魚ひめ

作者:末吉 暁子
絵:三谷 博美
出版社:小学館
発行日:2007/3
値段+税:1080円

ハッピーエンドとはいかない、人魚姫の絵本

人魚姫といえば、日本ではディズニーの『リトル・マーメイド』がポピュラーです。この作品は、『リトル・マーメイド』の原作となる、アンデルセン童話『人魚姫』の絵本です。

『リトル・マーメイド』は王子様と結ばれてハッピーエンドですが、原作では違います。
ディズニー作品をベースに読んでしまうと、ショッキングな結末が待っているかもしれません。

人魚姫の王子様への愛情や葛藤、家族の愛など様々なことを考えさせられる作品です。
美麗ながらもどこかアンニュイな絵柄も、大人におすすめのポイントです。

『いのちのかぞえかた』

いのちのかぞえかた

作者:小山 薫堂
絵:セルジュ・ブロック
出版社:千倉書房
発行日:2010/10
値段+税:1404円

女の子のいのちを、数字であらわす絵本

ある女の子の一生を例にして、その行動を数字で表していく絵本です。
例えば、ハイハイで累計どのくらい移動する、一生のうちどのくらい泣くなど、普段は意識もしないような数字で満ちている絵本です。

数字というのは無機質で、時に残酷です。しかし、この絵本に書かれている数字たちを見ていると、お子さんとの時間を大切にしたくなるような気持ちになります。
小さなお子さんのいるパパやママにおすすめの一冊です。

『空の絵本』

空の絵本

作者:長田 弘
絵:荒井 良二
出版社:講談社
発行日:2011/10
値段+税:1512円

綺麗な空が描かれている絵本

空がひたすらに描かれている絵本で、だんだん変わっていく雲行きや移り変わっていく時間が、詩とともに楽しめる作品です。
描かれている空は美しく、ため息が出るようなイラストで表現されています。

読み終わった後に、今日の空は絵本の中のどの空に似ているかな、と窓を開けたくなるような作品です。
きれいな空と移り変わっていく時間に誰もが引き込まれる絵本ですので、親子で楽しむのもおすすめの一冊です。

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【大人向け】仕掛け絵本のおすすめ

仕掛け絵本

お子さんが特に喜ぶ仕掛け絵本ですが、大人でも楽しめる作品があるのはご存知でしょうか。
ちょっぴり好奇心旺盛な大人におすすめの、仕掛け絵本5タイトルを紹介します。

もちろん、お子さんと一緒に楽しむのもおすすめですよ!

『不思議の国のアリス』

不思議の国のアリス

原作:ルイス・キャロル
作者:ロバート・サブダ
出版社:大日本絵画
発行日:2004/11
値段+税:4320円

ダイナミックな飛び出し絵本

不思議の国のアリスはお馴染みのストーリーですが、仕掛け絵本となるとまた一味違った作品となります。
不思議の国の独特の世界観と、仕掛けが飛び出すというギミックがマッチしており、ストーリーに引き込まれる作品です。

この絵本の仕掛けは大変ダイナミックで、子供向けの一般的な飛び出す絵本よりもクオリティが高くおしゃれなため、読むだけではなく飾っておくのにも良い絵本です。
不思議の国の世界観が好きな方は、ぜひ購入を検討してみてください。

『星の王子さま』

星の王子様

作者・絵:アントワーヌ・ド・サンテグジュペリ
訳:池澤 夏樹
出版社:岩崎書店
発行日:2009/10
値段+税:3300円

みんなが知っている癒しの絵本が、仕掛け絵本に

王子さまが色々な星を旅して、様々な経験をしていくお馴染みのお話です。

この絵本は有名な作品ですが、書籍で読んだことのあるという方は意外と少ないものです。
かわいらしいイラストで描かれていますが、小さい子供にはちょっと難しいストーリーですので、もし幼少期に読んでいても印象が薄いという方もいます。

原作の雰囲気を失わせず描かれており、ポップアップが楽しい作品です。
この作品は、他のおすすめの仕掛け絵本よりはダイナミックには飛び出しませんが、改めて原作を読んでみたいという大人におすすめです。

『フラワー・フェアリーズ』

フラワー・フェアリーズ

作者:シシリー・メアリー・バーカー
訳:上野 和子
出版社:大日本絵画
発行日:2008/12
値段+税:3240円

妖精を探すのが楽しい仕掛け絵本

洋題は『How to find flower fairies』(妖精の見つけ方)という絵本です。飛び出してくる仕掛けのすみずみに、妖精が隠れています。
妖精は葉っぱや花びらの上など、よく観察しないと見つけられない位置にいるので、探すのがとても楽しいです。
本には妖精の習性や探し方の注釈が載っており、妖精を探す際のヒントになります。

妖精探しがこの絵本の醍醐味ですが、飛び出す仕掛けの美しさにため息が出るほどの作品です。庭のページのお花の仕掛けは、まるで花束のように見えます。
眺めているだけで時間を忘れられる仕掛け絵本です。

『サファリ』

サファリ

作者・絵:キャロル・カウフマン、ダン・ケイネン
訳:きた なおこ
出版社:大日本絵画
発行日:2013/7
値段+税:3456円

本の中で動物がダイナミックに動く絵本

仕掛け絵本といえば、めくると飛び出してくる絵本のイメージが強いと思います。
しかし、この絵本はそれらの仕掛け絵本と一線を画した作品です。

ページをめくると、描かれた動物たちが動きます。チーターが走り、ライオンが狩りをします。
絵本を読んでいるはずなのに、躍動感ある動物たちを見ていると、まるで映像を眺めているようです。
大人でも夢中になってしまう、最新技術を使った絵本をぜひ楽しんでみてください。
同じシリーズで、『オーシャン』『ジャングル』なども出版されていますので、そちらもおすすめです。

『注文の多い料理店』

注文の多い料理店

作者:宮沢 賢治
絵:田中 伸介
出版社:河出書房新社
発行日:2009/2
値段+税:2808円

手作りできる仕掛け絵本

宮沢賢治の名作、注文の多い料理店が仕掛け絵本になりました。
ストーリーは従来の作品と同じく、道に迷った2人の紳士が森の中で料理店を見つけて、店内で驚くべき経験をする、というお話です。

この仕掛け絵本の特徴は、なんといっても自分で手作りする絵本だということです。
ミシン目で切り取って取り付けていくタイプなので、そこまで難しくはありません。また、作り方の解説もありますので、それを見ながら作ってみてください。

飛び出す絵本を自分で組み立てるという経験はなかなかできるものではありません。
ストーリーを改めて楽しみながら、図画工作を楽しんでみてください。

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贈り物、プレゼントにもできる大人向け絵本のおすすめ

プレゼント

絵本は自分で読むために、じっくり悩んで購入するのがおすすめです。
しかし、読んでみて感動した絵本を親しい方にプレゼントする、というのも素敵なことだと思います。

誕生日プレゼントやクリスマスプレゼントの選択肢の1つとして、大人向け絵本はいかがでしょうか。
プレゼントにぴったりな絵本を5タイトル紹介します。

『おやすみ、ロジャー』

『おやすみ、ロジャー』

作者・絵:カール=ヨハン・エリーン
監修:三橋 美穂
出版社:飛鳥新社
発行日:2015/11
値段+税:1400円

親でも10分で眠くなってしまう絵本

「これは子供向けの読み聞かせ絵本では?」と思われるかもしれません。しかし、大人が読んでも侮れない魅力があります。
眠れないうさぎのロジャーが、お母さんをはじめいろいろな仲間たちに協力してもらって、なんとか眠りにつくというストーリーになっています。

この作品は、心理学を利用し、計算されつくされた「魔法のぐっすり絵本」です。お子さんは最後まで結末を聞くことなくほとんど眠りに落ちます。
また、それは大人も同じことで、読み聞かせをしていても、先に自分が眠ってしまうという経験が簡単にできる絵本です。

魔法にかかったように眠くなる体験ができるため、「最近眠れなくて困っている」とお悩みの方へのプレゼントにいかがでしょうか。

『わたしがあなたを選びました』

わたしがあなたを選びました

作者:鮫島 浩二
監修:植野 ゆかり
出版社:主婦の友社
発行日:2003/7
値段+税:950円

プレママ、プレパパを勇気づける絵本

この作品は、まもなく親になるパパやママになる方に贈るのがおすすめの絵本です。
「子供は親を選べない」という言葉がありますが、この作品はその正反対のことを伝えています。
「あなたたちを選んで産まれてくるんだよ」という赤ちゃん目線からのメッセージをお送りしています。

まもなく親になるパパとママは不安でいっぱいですが、そんな不安を赤ちゃんからの目線でほどいていく、感動できる絵本です。
ちなみに著者は産婦人科医で、妊娠・出産についてよく理解しているというのもおすすめのポイントです。

『自殺うさぎの本』

自殺うさぎの本

作者・絵:アンディ・ライリー
出版社:青山出版社
発行日:2015/12
値段+税:972円

ブラックでシュールだけど、なぜか笑える絵本

うさぎがただ自殺をする、という一見物騒な内容ですが、本を開いてみるとコメディタッチで描かれている、不思議な世界観の絵本です。
最初は細切れになったうさぎなどにぎょっとしてしまうかもしれませんが、「どうしてそこまで自殺に真剣になれるんだろう」とふと我に返ったとき、うさぎがとても愛らしく見えます。

お子さんにはまだ早い、しかし大人は軽い気持ちで眺められる、大変話題性のある絵本です。
表紙のインパクトも強いので、プレゼントにちょうどいい作品です。
また、続編も何作か出版されているので、ぜひ読んでみてください。

『ママがおばけになっちゃった!』

ママがおばけになっちゃった!

作者・絵:のぶみ
出版社:講談社
発行日:2015年7月
値段+税:1296円

おばけになったママが、勇気づけてくれる絵本

この絵本は、1ページ目でママが亡くなってしまうという、衝撃の展開からスタートします。
しかし、ママは4歳の息子のところにおばけとなって現れるのです。体の透けたママと息子が、深夜にいろいろな話をします。
こう書くとシリアスなお話のように聞こえますが、おばけのママと息子のやりとりは、とてもコミカルにかわいらしく描かれているのです。

レビューでは、子供に読み聞かせるのはかわいそうだという声もあります。しかし、子育てに悩むママや、親との距離感が難しくなってきた年頃のお子さんには、親子の絆について考える機会を与えてくれる一冊です。

『このあと どうしちゃおう』

このあと どうしちゃおう

作者・絵:ヨシタケ シンスケ
出版社:ブロンズ新社
発行日:2016年4月
値段+税:1512円

死がテーマなのに、ユーモアたっぷりに描かれた絵本

亡くなってしまったおじいちゃんのノートをこっそり覗き見するお話です。
そこには「自分が死んだらどうしたいか」という死後計画が書かれているのでした。
これから迫る死をポジティブに受け入れるおじいちゃんにほっこりできるストーリーです。

自分が死んだらどうなるんだろう、というのは誰もが子供の頃から漠然と考えていることですが、その答えを知る人は誰もいません。だからこそ「自分が死んだらどうしたいか」という想像はどこまでも続いていくのです。
この作品は「死んだらどうなるんだろうね」「死んでもまた会えたらいいね」と、普段とは違った会話の切り口を与えてくれる絵本です。

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絵本を大人が読むことによって期待できる効果は?

癒し

ここまで、大人におすすめの絵本のタイトルを紹介しました。
しかし、「確かに面白そうだけど、買ってまで絵本を読む利点ってあるの?」という声もあると思います。
それでは、大人が絵本を読むことで得られるメリットはどのようなものがあるのか、紹介していきます。

忙しい日常生活を忘れられる

絵本を読むことで、日常にはない体験をすることができます。大人向けの絵本はストーリーが濃厚なものが多く、子供向けの絵本よりも、どっぷりと世界観に浸かることができるからです。

現代人は忙しく、時間に縛られて生活しています。
しかし、絵本を読む時間を設けることでゆっくり自分と向き合い、その世界観を楽しむことができます。

「忙しくて、普通の活字の本も読めていないな」という方にも、絵本は比較的読了のハードルが低いため、おすすめです。

子供のときに気付かなかったことに気付ける

大人におすすめの絵本は、隠されたメッセージや登場人物の複雑な心境が描かれることが多いため、子供ではなかなか気付きにくい点に気付くチャンスがあります。
子供向けの絵本だったとしても、お子さんに読み聞かせる中で、著者の真意に気付いてハッとしたという経験のあるお父さんお母さんは多いと思います。

子供のときに自分の両親に読み聞かせてもらった記憶を懐かしく思い、昔の絵本を再び読むと、大人にならなければ気付けなかったメッセージに気付くこともあります。
そんな経験ができるのも、大人になってから絵本を読むメリットの1つです。

読み聞かせの時に役立つ

普段からお子さんと一緒に絵本を読む方は、お子さんから「どうしてこの人はこういう行動をとったの?」のような、絵本の内容についての質問を受けることが多いです。

活字を追って読んでいるだけでは、その質問に答えるのは難しいものです。
読み聞かせる前に著者の真意をつかんでおけば、その問いに対して適切に答えてあげることができます。

なんでも知りたがる年齢のお子さんをお持ちの方は、親子で楽しめる絵本をチョイスして予習をしておくのがおすすめです。

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時にはゆっくり絵本を読みませんか?

絵本に夢中になって眠る

今回は、大人におすすめの絵本を紹介しました。
大人が読む絵本といってもピンと来ない方が多いと思いますが、今回紹介した作品の中で1つでもお気に入りが見つかれば幸いです。

絵本といえば子供のもの、というイメージがありますが、そんなことはありません。
思わず手を止めてしまうような美しい挿絵や、辛い選択を強いられても気丈に振舞うキャラクターの魅力など、子供に読ませておくだけではもったいないと思う要素がたくさんあります。

大人が読んで面白いと思った絵本は、いつか子供たちが大きくなって、深層心理まで理解できるようになった頃まで大切にとっておきたいものです。
大きくなった子供たちと改めて感動を分かち合うのも、絵本の楽しみ方の一つではないでしょうか。

たまには読み聞かせだけでなく、お茶でも飲みながら、ゆっくり絵本を読んでみましょう!

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