独特のにじみを生かした美しい水彩画で知られる絵本画家・いわさきちひろ。
愛らしい赤ちゃんや子どもを繊細に描き分けることでも有名です。
『人魚姫』などのアンデルセン童話から戦争反対をうたう作品まで、数多くの有名作品を残しています。
こちらでは、年齢別におすすめのちひろ作品を一覧にしてご紹介します。
この記事を参考に、ぜひ幻想的なタッチの美しいちひろの世界を旅してみてくださいね。
いわさきちひろの絵本おすすめ人気作品【0歳、1歳、2歳児向け】

ちひろの描く赤ちゃんは、食べてしまいたくなるような愛らしさ!
子どもと一緒に読んで癒されてくださいね。
『あかちゃんのうた』

出典:amazon.co.jp
作:松谷 みよ子
絵:いわさき ちひろ
出版社:童心社
発行日:1971年8月20日
価格:800円+税
対象年齢:0歳から
『あかちゃんのうた』のあらすじ
おでことおでこがこっつんこ おはなとおはなもこっつんこ
おつむてんてん あわわ かいぐりかいぐり とっとのめ
『あかちゃんのうた』のおすすめポイント
日本で昔からうたわれてきた手遊びうたやオリジナルのうたに、ちひろが絵を描いた珠玉の絵本。
小さな赤ちゃんに語りかけて、幸せな時間を存分に味わって下さいね。
『おふろでちゃぷちゃぷ』

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作:松谷 みよ子
絵:いわさき ちひろ
出版社:童心社
発行日:1970年5月5日
価格:700円+税
対象年齢:0歳
『おふろでちゃぷちゃぷ』のあらすじ
男の子の前を、あひるちゃんが歩いていきます。
「あひるちゃんどこいくの?」「いいとこ いいとこ」
「あれ?タオルをもった ねえどこいくの?」「いいとこ いいとこ」
いったい、あひるちゃんはどこにいくのかな?
『おふろでちゃぷちゃぷ』のおすすめポイント
おふろの楽しさを子どもと一緒に味わえる一冊。
ちひろならではのタッチで、柔らかな肌をしたはだかんぼうの子どもが愛らしく描かれています。
『もしもし おでんわ』

出典:amazon.co.jp
作:松谷 みよ子
絵:いわさき ちひろ
出版社:童心社
発行日:1970年5月5日
価格:700円+税
対象年齢:0歳から
『もしもし おでんわ』のあらすじ
じりりーん じりりーん なっているのはなあに?
まだねむたいモモちゃんがでんわにでます。
かけてきたのは、きらきらひかってまぶしいもの。
さてそれはだれでしょう…。
『もしもし おでんわ』のおすすめポイント
ちいさなモモちゃんのもとに、色鮮やかな赤いおひさまや黄色いちょうちょ、あひるたちが電話をかけてくる楽しいお話です。
黒電話とじりりーんという音が郷愁を誘います。
『ことりの くる ひ』

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作・絵:岩崎 ちひろ
出版社:至光社
発行日:1972年6月1日
価格:1,200円+税
対象年齢:1歳から
『ことりの くる ひ』のあらすじ
大好きな小鳥をほしがっていた女の子。
ついに、家で小鳥を飼えることになりましたが、かごの中で元気のない小鳥を見て女の子は心をいため…。
『ことりの くる ひ』のおすすめポイント
ボローニャ国際児童図書展グラフィック賞を受賞した美しい絵本。
大好きな小鳥だからこそ、大空にはなって自由にしてあげた女の子のやさしさが、ちひろの素朴で純粋な絵を通して心にしみ入ります。
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ちょっと大きくなって、物語の楽しさがわかるようになった子どもたちにおすすめです。
『あかちゃんの くるひ』

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作・絵:いわさき ちひろ
案:武市 八十雄
出版社:至光社
発行日:1970年6月1日
価格:1,200円+税
対象年齢:3歳から
『あかちゃんの くるひ』のあらすじ
お母さんが赤ちゃんを連れて病院から帰ってくるのを待っている女の子。
お姉ちゃんになったのはうれしいけど、ちょっと不安で…。
『あかちゃんの くるひ』のおすすめポイント
弟が生まれてお姉ちゃんになる女の子の、揺れ動く気持ちと深い愛情を見事に描き出した作品。
赤ちゃんが生まれてお兄ちゃんやお姉ちゃんになる子どもに読んであげたい一冊です。
『おやゆびひめ』

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作:アンデルセン
著:立原 えりか
絵:いわさき ちひろ
出版社:講談社
発行日:2018年6月21日
価格:1,200円+税
対象年齢:3歳から
『おやゆびひめ』のあらすじ
花から生まれたちいさなおやゆびひめは、ある日、ひきがえるにさらわれてしまいます。
魚たちに助けられ、さまよっていたところを、親切な野ねずみが助けてくれました。
ところが野ねずみは、お金持ちのもぐらのお嫁さんになるようにおやゆびひめに言います。
おやゆびひめは、暗い地下で暮らさなければならないことを悲しみ…。
『おやゆびひめ』のおすすめポイント
童話作家の立原えりかといわさきちひろの名コンビが生み出したアンデルセン絵本。
淡い色合いのやさしいタッチで描かれた幻想的な絵が、ファンタジーの世界を盛り上げています。
『心にパシャッ』

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作:結城 昌子
絵:いわさき ちひろ
出版社:小学館
発行日:2000年6月15日
価格:1,400円+税
対象年齢:4歳から
『心にパシャッ』のあらすじ
心がうきうきする春がやってきました。
あこがれている女の子の写真を、男の子がカメラに写していき…。
『心にパシャッ』のおすすめポイント
“ちひろ美術館コレクション”から生まれた絵本。ちひろの描く春夏秋冬の思い出を、心のカメラにおさめていきます。
ちひろの美しい絵がしかけ絵本で楽しめる作品です。
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ちひろの描くとっておきの名作童話を、物語大好きな子どもたちと楽しんでくださいね。
『つるのおんがえし』

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作:松谷 みよ子
絵:いわさき ちひろ
出版社:偕成社
発行日:1966年10月1日
価格:1,200円+税
対象年齢:5・6歳から
『つるのおんがえし』のあらすじ
じいさまが鶴を助けた夜、ひとりのうつくしいむすめが家を訪れました。
むすめは一晩泊めてほしいと言い…。
『つるのおんがえし』のおすすめポイント
人間に命を助けてもらった鶴が、自分の羽で美しい布を織る民話が、松谷みよ子といわさきちひろの黄金タッグで描かれています。
ちひろの描く娘の楽しげな顔、憂いを帯びた顔などどの表情も美しく、物語をさらに詩情豊かなものにしています。
『にんぎょひめ』

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作:アンデルセン
絵:いわさき ちひろ
訳:曽野 綾子
出版社:偕成社
発行日:1967年1月1日
価格:1,200円+税
対象年齢:5・6歳から
『にんぎょひめ』のあらすじ
海の底に住むにんぎょひめは、人間の王子を好きになってしまいます。
王子のそばに行くために、にんぎょひめは魔女に頼んで魔法で人間にしてもらいますが…。
『にんぎょひめ』のおすすめポイント
アンデルセン童話の世界を、ちひろがパステルと水彩で美しく描き出した名作。
曽野綾子の洗練された文と見事に調和した、感動あふれる一冊です。
『りゅうのめのなみだ』

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作:浜田 広介
絵:いわさき ちひろ
出版社:偕成社
発行日:1965年11月1日
価格:1,200円+税
対象年齢:5・6歳から
『りゅうのめのなみだ』のあらすじ
言うことを聞かないと、山の龍におそわれると教えられて育った子どもたち。
でも、ある不思議な坊やはその言葉を信じず、自分の誕生祝に竜を招きたいと言い出し…。
『りゅうのめのなみだ』のおすすめポイント
坊やの純粋なやさしさに、思わず龍といっしょに涙してしまう感動の物語。
ちひろの気品ある絵が、お話の世界をさらに奥深いものにしています。
『あかいくつ』

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作:アンデルセン
著:神沢 利子
絵:いわさき ちひろ
出版社:偕成社
発行日:1968年8月1日
価格:1,200円+税
対象年齢:5・6歳
『あかいくつ』のあらすじ
お母さんを病気で亡くしたカーリンは、やさしいおばあさんにひきとられます。
買ってもらったあかいくつに夢中になったカーリン。
そのくつを教会にもはいていきたくなってしまったカーリンは…。
『あかいくつ』のおすすめポイント
赤い靴に魅入られた少女の哀しいアンデルセン童話。
ちひろの美しい色彩が、幻想的な物語を豊かに映し出します。
『あおいとり』

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作:メーテルリンク
著:立原 えりか
絵:いわさき ちひろ
出版社:講談社
発行日:2005年9月23日
価格:1,600円+税
対象年齢:5歳から
『あおいとり』のあらすじ
まずしい兄と妹のチルチルとミチル。
ある日ふたりは、おばあさんから病気の娘のために「あおいとり」を探してほしいと頼まれます。
不思議な帽子をかぶり、幸せのあおいとりを探す旅に出たふたりでしたが…。
『あおいとり』のおすすめポイント
「本当の幸せとは何か」という深い問いを語りかけてくる名作です。
美しいちひろの絵に導かれて、チルチルたちと一緒に不思議な世界を旅することができます。
いわさきちひろの絵本おすすめ人気作品【小学生以上向け】

思いやりややさしさの大切さをおしえてくれる秀作をご紹介します。
『おにたのぼうし』

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作:あまん きみこ
絵:いわさき ちひろ
出版社:ポプラ社
発行日:1969年8月1日
価格:1,000円+税
対象年齢:小学生から
『おにたのぼうし』のあらすじ
おにのおにたは、節分の夜に豆まきの音がしない一軒の家にとびこみます。
そこには、病気のお母さんを看病する女の子がいて…。
『おにたのぼうし』のおすすめポイント
病気のお母さんを看ている女の子、そんな女の子にごちそうを贈るおにた。
やさしい思いやりで満ちあふれているお話で、心がほかほか温かくなります。
『戦火のなかの子どもたち』

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作・絵:岩崎 ちひろ
出版社:岩崎書店
発行日:1973年9月10日
価格:1,400円+税
対象年齢:小学校低学年から
『戦火のなかの子どもたち』のあらすじ
赤いシクラメンの花は、きょねんもおととしも、そのまえのとしもしごとばの紅一点。
きょねんもおととしも、そのまえのとしも、ベトナムの子どもの頭のうえにばくだんはかぎりなくふった…。
『戦火のなかの子どもたち』のおすすめポイント
戦火にあるベトナムの子どもに思いをはせ、ちひろが描いた最後の絵本。
諦めを感じさせる子どもの表情が、戦争の恐ろしさ、こわさを強く訴えかけます。
『窓ぎわのトットちゃん』

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作:黒柳 徹子
絵:いわさき ちひろ
出版社:講談社
発行日:1981年3月5日
価格:800円+税
対象年齢:小学生から
『窓ぎわのトットちゃん』のあらすじ
小学1年生の女の子のトットちゃんは少し変わった女の子。
トモエ学園という新しいユニークな学校に通うことになったトットちゃんは、小林校長先生や、お友達と楽しい毎日を過ごします。
しかしやがて、戦争が近づいてきて…。
『窓ぎわのトットちゃん』のおすすめポイント
世界35か国で翻訳され、長く愛されている大ベストセラー。タレントの黒柳徹子の自伝的作品。
ちひろの没後に挿絵が選ばれましたが、見事に作品に調和してヒットの大きな要因となりました。
純粋なトットちゃんの心温まる冒険談が、ちひろの素朴な絵で綴られます。
いわさきちひろの絵本は乳児から小学生まで人気!選び方は?

温かな画風で多くの人から愛されるいわさきちひろの絵本の選び方をご紹介します。
いわさきちひろの絵本の選び方①描かれる子どもの絵で選ぶ
いわさきちひろは、赤ちゃんから幼児まで様々な年齢の子どもを美しく描き分ける魔術師。
赤ちゃんはまるでぷくぷくとした肌ざわりまで感じられそうなかわいらしさです。
出会いたい赤ちゃんや子どもをさがして読んでみて下さいね。
いわさきちひろの絵本の選び方②名作童話を選ぶ
深い思い入れを抱いていたアンデルセンをはじめ、ちひろは数多くの名作童話絵本や民話を手がけています。
最高に面白い物語を、ちひろの独特な世界観を楽しむことができるので、ぜひ読んでみてください。
いわさきちひろの絵本の選び方③ちひろのメッセージで選ぶ
ちひろが愛した幻想的なアンデルセン童話に少し哀しい日本の民話。
生まれたての赤ちゃんに、そのお姉ちゃん。そして、戦地で苦しむ子どもたち。
ちひろが彼らにおくるメッセージを想像して、絵本を選んでみてください。
すべての子どもたちへの愛にあふれたいわさきちひろの絵本

夢や希望、そして命を奪う戦争を深く憎み、だからこそ、豊かで美しいものを愛し抜いたいわさきちひろ。
美しい童話の主人公たちや、無垢の赤ちゃん、生きる力にあふれた子ども。そして、遠い戦地で苦しい日々を送る子どもたちに、ちひろはあふれるほどの愛情を注ぎました。
ちひろの大きな愛情を、美しい水彩画で満ちた絵本からどうぞ感じ取って下さい。

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