和田誠は絵本作家としてだけではなく、グラフィックデザイナーや映画監督としても活躍した多才な作家です。
今回は、そんな多才な和田誠が作り出したおすすめの絵本を15冊、年齢別にご紹介します。
その個性的で豊かなイメージの作品世界には、子供のみならず大人にも多くのファンがいます。
『盗まれた月』はプラネタリウムの番組として上映され子供に人気を呼びました。
また、飼い猫をモデルにした『ねこのシジミ』は大人にも絶大な支持を受けています。
詩人の谷川俊太郎とは何度もコンビを組み、『ともだち』をはじめとする優れた絵本を数多く生み出しました。
幼児から小学生、大人までも魅了する和田誠の絵本。
あらすじやおすすめポイントも合わせて選ぶときの参考にしてみてくださいね。
和田誠の絵本おすすめ人気作品【0歳児向け】

和田誠のくっきりとしたカラフルな色使いは、赤ちゃんがみても楽しく喜びます。
0歳児におすすめの和田誠の絵本です。
『わんわんにゃーにゃー』

出典:Amazon.co.jp
作・絵:長 新太
しあげ:和田 誠
出版社:福音館書店
発行日:2008年06月
値段:800円+税
対象年齢:0歳から
『わんわんにゃーにゃー』のあらすじ
わんわんにゃーにゃー
たいへん、たいへん! 猫が犬のおくちに入っちゃった!
『わんわんにゃーにゃー』のおすすめポイント
この絵本は長新太の絵に、和田誠が色をつけて仕上げた作品の絵本になります。
わんわんにゃーにゃーという鳴き声だけでお話が進みます。
長新太のシンプルな線と和田誠のカラフルな色使いがマッチした、赤ちゃんに楽しい絵本です。
和田誠の絵本おすすめ人気作品 【1、2歳児向け】

独特でポップなタッチの和田誠のキャラクターは子供も覚えやすく大好きです。
1、2歳児におすすめの和田誠の絵本をご紹介します。
『いろはいろいろ』

出典:Amazon.co.jp
作:沢木 耕太郎
絵:和田 誠
出版社:講談社
発行日:2013年04月18日
値段:1400円+税
対象年齢:1、2歳から
『いろはいろいろ』のあらすじ
ももいろはどれ?
だいだいいろはどれ?
おかあさんが子供に質問しながら色のことを教えます。
『いろはいろいろ』のおすすめポイント
シンプルな画面の中から色を探す楽しさがあります。
お母さんやお父さんがこの色はなんだろうね?と、絵本を読みながら語りかけるのに最適です。
『あいうえどうぶつえん』

出典:Amazon.co.jp
詩:小林 純一
画:和田 誠
出版社:童心社
発行日:2017年12月07日
値段:1200円+税
対象年齢:1、2歳から
『あいうえどうぶつえん』のあらすじ
「あひるのあかちゃん いけまでいって、うわぎをぬぐやら えぷろんとって、およぎのけいこで あいうえお」
リズミカルな言葉遊びが楽しいあいうえお絵本です。
『あいうえどうぶつえん』のおすすめポイント
出てくる動物たちがみんなとてもユーモラス!
ポップな絵と歌うような文章がとても楽しく、子供たちは何度でも読んでほしがりますよ。
『かいてかいて』

出典:Amazon.co.jp
文:谷川 俊太郎
絵:和田 誠
出版社:クレヨンハウス
発行日:2009年04月
値段:1500円+税
対象年齢:1、2歳から
『かいてかいて』のあらすじ
「かいてかいて ぐるぐるぐる」
「ぬってぬって あおぬって」
「かいてかいて」の言葉に導かれながら、自由にのびのび絵本にお絵描きしちゃおう!
『かいてかいて』のおすすめポイント
なんと絵本の中身はほぼ真っ白!
谷川俊太郎の文を和田誠が字に起こしています。
落書きしちゃダメ!ではなく、子供たちに絵本にどんどん落書きしていいよという優しさに溢れた絵本。
子供たちの成長記録にもなりますよ。
和田誠の絵本おすすめ人気作品 【3、4歳児向け】

なんだか不思議なお話も、ほんとうにあるような気がしてくるんです。
3、4歳児におすすめの和田誠の絵本をご紹介します。
『もりのくまとテディベア』

出典:Amazon.co.jp
作:谷川 俊太郎
絵:和田 誠
出版社:金の星社
発行日:2010年09月
値段:1200円+税
対象年齢:3歳から
『もりのくまとテディベア』のあらすじ
森で生きているくまと、ぬいぐるみのテディベア。
命のあるものと命のないもの。
それぞれの異なる時間が過ぎて行きます。
『もりのくまとテディベア』のおすすめポイント
谷川俊太郎とのコンビ作品のひとつです。
森のくまとテディベアをくらべて命や幸せってなんだろうと、子供たちは感じます。
谷川俊太郎の詩のような文章が美しい絵本です。
『あな』

出典:Amazon.co.jp
作:谷川 俊太郎
絵:和田 誠
出版社:福音館書店
発行日:1983年03月
値段:900円+税
対象年齢:4歳から
『あな』のあらすじ
日曜日の朝、ひろしはなにもすることがないので『あな』を掘り始めます。
あなはどんどん深くなり、とうとうひろしの背よりも深くなりました。
『あな』のおすすめポイント
ぜひ、絵本を縦を横に横を縦にして読んでみてください。
シュールに思える子供の不思議な行動も、和田誠が描くと軽やかで楽しい世界になりますね。
『あめだまをたべたライオン』

出典:Amazon.co.jp
作:今江 祥智
絵:和田 誠
出版社:フレーベル館
発行日:2008年01月
値段:1200円+税
対象年齢:3、4歳から
『あめだまをたべたライオン』のあらすじ
ルルはみんなに怖がられている威厳あるライオン。
ところがある朝、落ちてきた光るものを食べてしまいます。
するとルルの吠え声がニィ!に、なってしまいました。
そこに小さなうさぎが現れて……
『あめだまをたべたライオン』のおすすめポイント
吠え声が出せなくなってしまったライオンのルルと子うさぎのやりとりがほのぼのとユーモラス。
読むとあたたかい気持ちになります。
『みつばち ぴい』

出典:Amazon.co.jp
文:北 杜夫
絵:和田 誠
出版社:フレーベル館
発行日:2011年09月
値段:1200円+税
対象年齢:4歳から
『みつばち ぴい』のあらすじ
みちばちはみんなはたらきもの。
なまけているみつばちなんていません。
あれれ? でもなんにもしないで寝ているみつばちがいますよ。
『みつばち ぴい』のおすすめポイント
芥川賞受賞作家北杜夫の童話の絵本。
1961年に発売されて以来、時をこえて長く読み継がれています。
「がさがさがさ がさりんこ」など楽しい擬音がいっぱいです。
和田誠の絵本おすすめ人気【5、6歳児向け】

これはどういうことかな?
何をしてるのかな?
たくさんのことを自分で一生懸命考えるヒントにもなる和田誠の絵本。
5、6歳児にむけた和田誠のおすすめ絵本を選びました。
『ねこのシジミ』

出典:Amazon.co.jp
作・絵:和田 誠
出版社:ほるぷ出版
発行日:1996年
値段:1500円+税
対象年齢:5歳から一般
『ねこのシジミ』のあらすじ
ねこのシジミは公園に捨てられていたのをショウちゃんに拾われました。
まんまるく寝ている姿がまるで貝のシジミみたい、ということでシジミという名前になりました。
でもお母さんはフジミと読んだりフジオさんと呼んだり、いつも違う名前で呼びます。
『ねこのシジミ』のおすすめポイント
猫のシジミから見た毎日の生活がのんびりと進みます。
お母さんの愉快なキャラクターやシジミの可愛さに心がホッとする猫絵本です。
『どんなかんじかなあ』

出典:Amazon.co.jp
作:中山 千夏
絵:和田 誠
出版社:自由国民社
発行日:2005年07月
値段:1500円+税
対象年齢:5、6歳から
『どんなかんじかなあ』のあらすじ
ともだちのまりちゃんは目が見えない。
耳の聞こえない子も、お父さんやお母さんがいない子だっている。
それってどんな感じかなあ。
ひろくんは一生懸命考えます。
『どんなかんじかなあ』のおすすめポイント
自分とは違う立場の子の気持ちになりながら、大切なことに気づいていく絵本です。
最後には一生懸命考えるひろくん自身に、私たちが気づかされる一冊です。
『これはのみのぴこ』

出典:Amazon.co.jp
作:谷川 俊太郎
絵:和田 誠
出版社:サンリード
発行日:1979年
値段:1800円+税
対象年齢:5歳から
『これはのみのぴこ』のあらすじ
これはのみのぴこ。
これはのみのぴこがすんでいるねこのごえもん。
一匹ののみから始まって、おすもうさんや歯医者さんにまでどんどん世界が広がります。
『これはのみのぴこ』のおすすめポイント
子供はどんどん広がる世界のお話が大好きです。
暮らすということはたくさんの人がいてさまざまな仕事の人がいるおかげ。
ユーモラスな中にも大切なことに気づくことができる一冊です。
和田誠の絵本おすすめ人気作品 【小学生以上向け】

ともだちってなんだろう?
世界って不思議。
小学生以上になると友達の存在や世界のことをたくさん考えます。
友達の存在や世界についての手がかりになる、小学生以上におすすめの和田誠絵本を選びました。
『いちねんせい』

出典:honto公式サイト
詩:谷川 俊太郎
絵:和田 誠
出版社:小学館
発行日:1987年12月
値段:1000円+税
対象年齢:小学校から
『いちねんせい』のあらすじ
「せんせいがわたしのなまえをよびました」
「せんせいってなにをおしえてくれるのかな」
期待と不安が入り混じった小学一年生の気持ちを、豊かに描いた絵本です。
『いちねんせい』のおすすめポイント
谷川俊太郎のリズミカルな詩はまさに子供のつぶやきそのものです。
和田誠の絵は子供たちの表情を生き生きと描いています。
一年生になったら親子で声を出して読みたい絵本です。
『しのはきょろきょろ』

出典:Amazon.co.p
作:谷川 俊太郎
絵:和田 誠
出版社:あかね書房
発行日:2008年07月
値段:1200円+税
対象年齢:小学校低学年から
『しのはきょろきょろ』のあらすじ
しのはお母さんが美容室にいるあいだ1人でデパートの探検を始めます。
おもちゃ売り場や食品売り場。
最後にヨーロッパお菓子祭りの会場でしのが出会ったのは……?
『しのはきょろきょろ』のおすすめポイント
デパートという場所は子供にとってはまさに迷宮です。
そんな子供の冒険心を谷川和田コンビが生き生きと描きます。
この絵本を読んで子供の頃に、ついついデパートを探検して迷子になったことを思い出す大人もいるでしょう。
『ともだち』

出典:Amazon.co.p
作:谷川 俊太郎
絵:和田 誠
出版社:玉川大学出版部
発行日:2002年11月
値段:1200円+税
対象年齢:小学生から
『ともだち』のあらすじ
ともだちってかぜがうつってもへいきだっていってくれるひと。
ともだちからかりたものはきちんとかえそう。
としがちがっててもともだちはともだち。
ともだちってどんなこと?
ともだちについてたくさん考えることのできる絵本です。
『ともだち』のおすすめポイント
谷川俊太郎の詩と和田誠の愛情あふれる絵に胸が熱くなる絵本です。
絵本の後半は写真で「ともだちってすばらしい」という内容が伝えられます。
そこには人種や障がいをこえた姿が映し出されています。
ともだちについて子供達と考えるのにふさわしい素晴らしい絵本です。
『ぬすまれた月』

出典:Amazon.co.p
作・絵:和田 誠
出版社:岩崎書店
発行日:2006年10月
値段:1500円+税
対象年齢:小学校中学年から
『ぬすまれた月』のあらすじ
月が大好きな男が夜空から月を盗みます。
毎日変わる月の姿を見て楽しんでいましたが、ある日泥棒に月を盗まれてしまいました。
月は一体どうなるのでしょう。
『ぬすまれた月』のおすすめポイント
和田誠が絵もお話も手がけた初の絵本になります。
月が盗まれるという幻想的な物語の中に、月の満ち欠け、月食、月にまつわる伝説なども描かれます。
和田誠のイラストが月の神秘性と科学性を見事に融合させています。
和田誠の絵本は乳児から小学生まで人気!選び方は?

和田誠の絵本は愉快なものから考え深いものまで、その内容はとても幅広いですね。
それでは、和田誠の絵本を選ぶときのポイントを3つお伝えします。
和田誠の絵本の選び方①シンプルだけれどカラフルなものを選ぼう!

和田誠の絵やキャラクターはシンプルでいてカラフルです。
子供たちにとってはとてもわかりやすく、親しみやすいという特徴があります。
そんなシンプルでカラフルな絵本を選べば子供たちはきっと大喜びですよ。
和田誠の絵本の選び方②ちょっと不思議な世界のものを選ぼう!

和田誠絵本は、ナンセンスとも言えるような不思議な世界を描いたものもあります。
けれど子供の目から見れば、それはワクワクドキドキするような楽しい世界です。
そんな不思議な世界を描いた絵本は、子供たちにとびきりの愉快な時間をくれるでしょう。
和田誠の絵本の選び方③やさしさが溢れたものを選ぼう!

ともだちってなに?
歩けないってどういうことかな?
子供たちの素朴な疑問に答えたり、さまざまな人がいるのだということをあたたかく伝えたり。
押し付けがましくはないけれど、とても大切なことを描いた和田誠絵本がたくさんあります。
どうぞ、そんな優しさにあふれた和田誠絵本を手に取って親子で読んでみてください。
【和田誠の絵本まとめ】和田誠が描くシンプルで大切なこと

いかがでしたか。
ユーモラスでポップな内容のものから、好奇心をくすぐる絵本。
さらにはとても大事なことを考えさせられる絵本。
そしてどこか哲学的な香りのするものまで、さまざまな和田誠の絵本がありましたね。
多くの作家と組んで、たくさんの絵本を生み出した和田誠の世界はまさにバラエティに富んでいます。
ぜひ、子供と一緒にその多種多彩な和田誠の絵本の世界を体験し、感動を味わってみてくださいね。

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