1960年代から人気を誇る、たくさんのかこさとしの絵本。
代表作である『からすのパンやさん』(偕成社)や『だるまちゃんシリーズ』など、かこさとし作品を読んで大人になったという方きっとおおぜいいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、幅広い分野の絵本を描いているかこさとしのおすすめ人気絵本を、年齢別にご紹介します。
かこさとしは福井県出身で、92歳で亡くなるまで現役で絵本を描き続けました。
ペンネームの「里子(さとし)」は、本名の「哲(さとし)」からとった俳号です。
東京大学を卒業した工学博士でもあり、幼児向け絵本のほか、科学をわかりやすく伝える作品も数多く描いています。
あふれる好奇心と向上心で、専門外のことについてのことでも徹底的に調べ、わかりやすく正しい知識を描いているのが作品の大きな特徴です。
ぜひ選ぶ際の参考にしてくださいね。
かこさとしの絵本おすすめ人気作品【0、1、2歳児向け】
まだ言葉がうまく話せない0、1、2歳の幼い子どもたちに、絵を指さしながら語りかけてあげてくださいね。
『「ことばのべんきょう」シリーズ』

出典:amazon.co.jp
作・絵:かこ さとし
出版社:福音館書店
発行日:1970年7月1日
価格:600円+税
対象年齢:2歳から
『ことばのべんきょう』のあらすじ
あらゆるものの名前を、楽しい絵と一緒におぼえましょう。
『ことばのべんきょう』のおすすめポイント
たくさんのことばをかわいい絵をみながらおぼえられる楽しい絵本。シリーズで4冊発売されています。
レトロなことばがまざっているのも、ロングセラーならではの魅力です。
子どもと一緒に指さしながら楽しんでくださいね。
『あさですよ よるですよ』

出典:amazon.co.jp
作・絵:かこさとし
出版社:福音館書店
発行日:2017年2月5日
価格:900円+税
対象年齢:2歳から
『あさですよ よるですよ』のあらすじ
「あさですよー」お母さんの声に起きてきたエンドウ豆の子どもたち。
朝ごはんを食べて、園に行っていっぱい遊び…。
『あさですよ よるですよ』のおすすめポイント
豆の一家の一日が、かこさとしならではのユーモアあふれるイラストで描かれています。
丁寧に描かれた情景と、リズミカルな文章で、ページをめくるのが楽しくなります。
かこさとしの絵本おすすめ人気作品【3、4歳児向け】
楽しいお話が大好きな3、4歳の子どもたち向けに、面白おかしいかこさとし作品はぴったり!夢中になってなんども読み返すにちがいありません。
『「かこさとしのたべものえほん」シリーズ』

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作:かこ さとし
絵:中沢 正人
出版社:農山漁村文化協会
発行日:2005年4月1日
価格:1,800円+税
対象年齢:4歳から
『「かこさとしのたべものえほん」シリーズ』のあらすじ
ごはん何粒でおにぎりができるでしょうか?
1粒のモミから何粒の米がとれるでしょうか?
日本人の主食である米飯について教えます。
『「かこさとしのたべものえほん」シリーズ』のおすすめポイント
食べものの素材別に、自然性や風土、歴史をわかりやすく楽しく紹介するシリーズ。
かこさとしがわかりやすい語りで文を手がけ、中沢正人が絵を担当しています。
『からすのパンやさん』

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作・絵:かこ さとし
出版社:偕成社
発行日:1973年9月1日
価格:1,000円+税
対象年齢:3・4歳から
『からすのパンやさん』のあらすじ
いずみがもりの木の上にあるからすのパンやさんに、4羽のあかちゃんのオモチちゃん、レモンちゃん、リンゴちゃん、チョコちゃんが生まれました。
お父さんとお母さんは子育てとお店で大忙しで…。
『からすのパンやさん』のおすすめポイント
40年を超えて愛される大ベストセラー。何度読んでも見飽きることのない傑作絵本です。
かわいい4羽のあかちゃんからす、ページいっぱいに描かれたユニークなパン、山ほど飛び回るからすたち。
全5冊のシリーズとなっており、4羽が大人になった物語も読むことができます。
『かわ』

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作・絵:加古 里子
出版社:福音館書店
発行日:1966年9月1日
価格:900円+税
対象年齢:4歳から
『かわ』のあらすじ
山の雪どけ水や、雨から生まれた小さな流れは、谷川となって山を下ります。
やがてゆるやかで大きな流れになり…。
『かわ』のおすすめポイント
川をめぐる自然と人間の営みが、ページいっぱいに細かいところまでびっしりと描きこまれた絵本です。
小さな川が電気を起こしたり、岩を砕いたりしながら、やがて大きな川となって海に注ぎこむまでの旅を楽しんでください。
『みずとはなんじゃ?』

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作:かこ さとし
絵:鈴木 まもる
出版社:小峰書店
発行日:2018年11月8日
価格:1,500円+税
対象年齢:3歳から
『みずとはなんじゃ?』のあらすじ
あさおきて、かおをあらうみず。
うがいをしたり、のんだりするみず。
みずとはいったいどんなものなの?
『みずとはなんじゃ?』のおすすめポイント
かこさとしさんが手がけた最後の絵本。
暮らしにとって何より大切な水の性質を学び、科学する心を育てる一冊です。
『「だるまちゃん」シリーズ』

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作・絵:加古 里子
出版社:福音館書店
発行日:1967年11月20日
価格:900円+税
対象年齢:3歳から
『「だるまちゃん」シリーズ』のあらすじ
だるまちゃんは、ともだちのてんぐちゃんのものがなんでもほしくてたまりません。
てんぐのうちわにはきもの、しまいには長い鼻までほしくなってしまい…。
『「だるまちゃん」シリーズ』のおすすめポイント
『だるまちゃんとてんぐちゃん』からはじまり、11作品にシリーズ化された大人気作品です。
かみなりちゃんやうさぎちゃんなど、いろいろな子どもたちが登場。
だるまちゃんとのユーモラスな友情が面白くて子どもは夢中になります。
『たべもののたび』

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作・絵:かこ さとし
出版社:童心社
発行日:1976年10月1日
価格:1,300円+税
対象年齢:3歳から
『たべもののたび』のあらすじ
ごはんやおかしをたべると、体の中のどこを通ってどうなっていくのかな?
『たべもののたび』のおすすめポイント
たべものを食べることから排泄までを子どもにもわかりやすく教えてくれる本です。
子どもが興味がもてるように、「ももいろトンネル」「いぶくろこうえん」「しょうちょうこうえんのジェットコースター」など面白い表現で描かれています。
『はははのはなし』

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作・絵:かこ さとし
出版社:福音館書店
発行日:1972年3月1日
価格:900円+税
対象年齢:4歳から
『はははのはなし』のあらすじ
みんながはははと笑っているのに、虫歯が痛くて泣いている子がいます。
歯がなければごちそうも食べられません。
虫歯にならないためには、どうしたらいいでしょう?
『はははのはなし』のおすすめポイント
歯の大切さや役割、虫歯のメカニズムをわかりやすく伝えてくれる絵本です。
読めばきっと、子どもは歯磨きすることの大切さをわかってくれるはず。
『おたまじゃくしの101ちゃん』

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作・絵:かこ さとし
出版社:偕成社
発行日:1973年7月1日
価格:1,000円+税
対象年齢:3・4歳から
『おたまじゃくしの101ちゃん』のあらすじ
お散歩中にまいごになったおたまじゃくしの101ちゃん。
お母さんがえるはやっとみつけましたが、ザリガニと水カマキリに襲われて気絶してしまい…。
『おたまじゃくしの101ちゃん』のおすすめポイント
危険な池の中で、おたまじゃくしたちをいのちがけで守ろうとするお母さんと、大好きなお母さんを助けようとがんばる子どもたちの姿に思わずほろり。
ハラハラドキドキしながら、勇気とやさしさを学べる一冊です。
かこさとしの絵本おすすめ人気作品【5、6歳児向け】
5、6歳といえば小学校に上がる直前。
工学博士のかこさとしは、子どもが理科に親しむきっかけになる素敵な本をたくさん描いています。
『宇宙』

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作・絵:加古 里子
出版社:福音館書店
発行日:1978年11月15日
価格:1,500円+税
対象年齢:5・6歳から
『宇宙』のあらすじ
宇宙はどれほど広く、その果てはどうなっているのでしょうか。
巨大宇宙の広がりをテーマに、望遠鏡、ロケット、星の進化と一生、宇宙有限論までをわかりやすく紹介しています。
『宇宙』のおすすめポイント
科学がわかる楽しさを教えてくれる、ひらがなで描かれた専門書絵本。
大人でも読み応えある内容なので、家族全員で楽しめます。
『海』

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作・絵:加古 里子
出版社:福音館書店
発行日:1969年7月25日
価格:1,500円+税
対象年齢:5・6歳から
『海』のあらすじ
多くのなぞを秘めている海に住む動植物から海底開発までを総合的に整理。
こまかくイラストを描き込んだ図鑑絵本です。
『海』のおすすめポイント
海のすべてが描かれており、ページを追うごとに水深の深い海が紹介されていきます。
素朴で緻密なイラストを楽しみながら、知識を深めることができます。
『地球』

出典:amazon.co.jp
作・絵:加古 里子
出版社:福音館書店
発行日:1975年1月20日
価格:1,500円+税
対象年齢:5・6歳から
『地球』のあらすじ
地球の中のようすを、地表から中心部にわたって描き出します。
『地球』のおすすめポイント
地球内部のエネルギーが地球を変えていく過程を描く『海』の姉妹作。
地球の生物や地学的なこと、さまざまな知識を与えてくれます。
美しい断面図をじっくりと楽しんでください。
『地下鉄のできるまで』

出典:amazon.co.jp
作・絵:加古 里子
出版社:福音館書店
発行日:1987年10月30日
価格:1,300円+税
対象年齢:5・6歳から
『地下鉄のできるまで』のあらすじ
都会の地下を走る地下鉄の工事は、どんなふうに進められているのでしょう。
工事の進み方から地下鉄の完成までを伝えます。
『地下鉄のできるまで』のおすすめポイント
地下鉄の軌道工事や工作機械など、土木工事について詳しく描かれています。
地下鉄建設のあれこれが、わかりやすく美しい絵で描かれ、電車好きな子どもはもちろん、大人が読んでも興味深い作品となっています。
かこさとしの絵本おすすめ人気作品【小学生向け】
少し難易度が上がって、小学生以上の子どもにおすすめのかこさとし作品を紹介します。
『うつくしい絵』

出典:amazon.co.jp
作・絵:かこ さとし
出版社:偕成社
発行日:1974年4月8日
価格:1,400円+税
対象年齢:小学校低学年から
『うつくしい絵』のあらすじ
古今東西の名画を通して、作家の人間像と作品の深い関係をさぐり、絵の見方や描く心を教えます。
『うつくしい絵』のおすすめポイント
世界的に有名な絵画の入門書絵本です。
子どもたちに、モナリザやゴッホ、ピカソなどの名画に親しんでもらうのにぴったりな一冊。
美術や歴史の導入として読むのがおすすめです。
かこさとしの絵本は乳児から小学生まで人気!選び方は?

日本の国民的絵本ともいえるかこさとし作品。
さまざまな分野について描かれた絵本の選びかたをご紹介します。
かこさとしの絵本の選び方①キャラクターで選ぼう
かこさとしの絵本の魅力はなんといっても個性的で魅力あふれるキャラクターです。
だるまちゃんにてんぐちゃん、かみなりちゃん、からすのパンやさん、おたまじゃくし。
どのお話も面白いので、子どもに読みたいキャラクターを選んでもらってくださいね。
かこさとしの絵本の選び方②科学分野の本を選ぼう
かこさとし作品の大きな魅力は、科学をわかりやすく楽しく描いた絵本がとても多いことです。
専門の工学だけにとどまらず、地学、生物など多岐に渡って描いていますので、触れてみたい分野をみて選んでみてください。子どもが興味を持つよいきっかけになります。
かこさとしの絵本の選び方③大人が昔読んで好きだったものを選ぼう
1960年代からのロングセラーであるかこさとし作品を読んで育ったという方おおぜいいらっしゃることと思います。
自分が昔読んで面白かったものを、ぜひ子どもたちに読み継いであげてください。
広くて面白い世界を教えてくれるかこさとしの絵本

好奇心いっぱいのかこさとしが描く絵本は、世界に楽しいことがたくさんあるということを教えてくれます。
だるまちゃんが住むファンタジーの世界にも、科学で読み解く地球にも、わくわく面白いことがいっぱい!
かこさとしの絵本を読んで、世界にあふれるさまざまな楽しいことを実感してください。

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