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絵本

松谷みよ子の絵本おすすめ人気15選!年齢に合わせたおすすめ絵本を紹介

松谷みよ子 絵本

あかちゃん向け絵本作家の第一人者、松谷みよ子。

代表作『いないいないばあ』『モモちゃんシリーズ』をはじめ、子どもから大人まで多くの人たちから愛されるロングセラーがたくさんあります。

この記事では、松谷みよ子のおすすめ人気絵本を対象年齢ごとに一覧にしてご紹介します。

松谷みよ子はシングルマザーとして子育てをしながら、作家活動に加え民話研究者として日本各地の民話を収集しました。

現代に語り継ぐために『いっすんぼうし』などの昔話や神話を作品に残しています。

赤ちゃん向けの作品も傑作揃いです。『いいおかお』『のせてのせて』『もうねんね』などを読んで大人になった方もたくさんいらっしゃることでしょう。

ぜひもう一度童心にかえって、お子さんと一緒に読んでみてください。

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松谷みよ子の絵本おすすめ人気作品【0、1、2歳児向け】

松谷みよ子作品には、0、1、2歳の赤ちゃん向けのファーストブックがたくさんあります。

どれも名作ですので、ぜひ手にとってみてくださいね。

いないいないばあ

松谷みよ子 絵本

出典:amazon.co.jp

文:松谷 みよ子

絵:瀬川 康男

出版社:童心社

発行日:1967年4月15日

価格:700円+税

対象年齢:0歳から

『いないいないばあ』のあらすじ

「いない いない ばあ」

「にゃあにゃが ほらほら いない いない……」

ねこちゃんが「ばあ」って顔を出します。

くまさん、ネズミさん、キツネさんも。最後はのんちゃんも……。

『いないいないばあ』のおすすめポイント

あかちゃんの本シリーズの1冊。700万部を超える大ベストセラーで、松谷みよ子の代表作です。

「ばあ」と顔を出したどうぶつたちを見たら、0歳の赤ちゃんが声をたてて笑います。

その笑顔を見て、大人たちも嬉しくてにっこり。幸せをもらえる珠玉の一冊です。

あかちゃんのうた

松谷みよ子 絵本

出典:amazon.co.jp

作:松谷 みよ子

絵:いわさき ちひろ

出版社:童心社

発行日:1971年8月20日

価格:800円+税

対象年齢:0歳から1歳

『あかちゃんのうた』のあらすじ

「おでことおでこがこっつんこ おはなとおはなもこっつんこ」

「おつむてんてん あわわ かいぐりかいぐり とっとのめ」

昔から日本で歌われてきたやさしいメロディや手遊び歌が詩になっています。

『あかちゃんのうた』のおすすめポイント

あかちゃんの本シリーズの一冊。

だっこして寝かしつけてあげるときにゆったり読んであげてほしい、あたたかな詩が書かれた絵本です。

いわさきちひろの描く愛らしい子どもの絵と溶け合った、宝もののような絵本。

ちひろとタッグを組んだ『おふろでちゃぷちゃぷ』『もしもしおでんわ』もおすすめです。

のせてのせて

松谷みよ子 絵本

出典:amazon.co.jp

作:松谷 みよ子

絵:東光寺 啓

出版社:童心社

発行日:1969年7月5日

価格:700円+税

対象年齢:0歳から

『のせてのせて』のあらすじ

赤くてかっこい車を運転するまこちゃん。

「はしりますよ。ブブー」

するとうさぎが手をあげていいます。「ストップ!のせてのせて」

うさぎをのせてびゅーん。

そしたらまた「ストップ!のせてのせて」と、今度は2匹のくまが手をあげていて……。

『のせてのせて』のおすすめポイント

あかちゃんの本シリーズの一冊。

いろんな動物たちとまこちゃんのやりとりが楽しい作品です。

途中のまっくらなトンネルでは、まるで一緒に暗闇に入ったような臨場感が味わえます。

おひさまを再び目にした時の感激はたまりません!

もうねんね

松谷みよ子 絵本

出典:amazon.co.jp

作:松谷 みよ子

絵:瀬川 康男

出版社:童心社

発行日:1968年1月15日

価格:700円+税

対象年齢:0歳から

『もうねんね』のあらすじ

ねむたいよう。

いぬもねんね、ねこもねんね、めんどりもひよこも。

ももちゃんもねんね。ねむたいよう。おやすみなさい。

『もうねんね』のおすすめポイント

あかちゃんの本シリーズの一冊。

『いないいないばあ』でもコンビを組んだ画家・瀬川康男によるやさしいイラストが、ここちよく眠りを誘います。

いいおかお

松谷みよ子 絵本

出典:amazon.co.jp

作:松谷 みよ子

絵:瀬川 康男

出版社:童心社

発行日:1967年4月15日

価格:700円+税

対象年齢:0歳

『いいおかお』のあらすじ

ふうちゃんが、ひとりでおおおかおをしていました。

すると、ねこがふうちゃんのおかおを見にきました。

まねっこして、ねこもいいおかお。

いぬも、ぞうもやってきて……。

『いいおかお』のおすすめポイント

あかちゃんの本シリーズの一冊。

いいおかおしたふうちゃんはまるで菩薩様のよう。

ふうちゃんにつられてどうぶつたちみんながいいおかおになっていく様は感動的です。

最後にみんなならんで食べているビスケットは、本当においしそうですよ。

いたいいたいはとんでいけ

松谷みよ子 絵本

出典:amazon.co.jp

作:松谷 みよ子

絵:佐野 洋子

出版社:偕成社

発行日:1977年9月1日

価格:1,000円+税

対象年齢:0歳から

『いたいいたいはとんでいけ』のあらすじ

いたいいたいのとんでいけー。

いたいいたいは、まるめてなげて、ぼうでたたいて……。

『いたいいたいはとんでいけ』のおすすめポイント

あかちゃんのわらべうたシリーズの一冊。

子どもの大好きなおまじない「いたいのいたいのとんでけー」を楽しい絵本にしました。

佐野洋子の描くふきげんそうな女の子の泣き顔がなんともかわいい作品です。

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松谷みよ子の絵本おすすめ人気作品【3、4歳児向け】

小さな子どもたちが大好きな昔ばなしを、味わい深い松谷作品でぜひ読んであげてください。

松谷作品は創作民話も一級品ばかり。ぜひ楽しんでくださいね。

いっすんぼうし

松谷みよ子 絵本

出典:amazon.co.jp

作:松谷 みよ子

絵:太田 大八

出版社:にっけん教育出版社

発行日:2008年7月1日

価格:1,200円+税

対象年齢:3歳から

『いっすんぼうし』のあらすじ

むかし、子どものいないじいさまとばあさまが、どうか子どもをさずけてくれと神様にお願いしました。

そしたらさずかったのは、指にも足らない小さな男の子。

いっすんぼうしと名付けられた男の子は、大きな望みを抱いて、おわんのふねでみやこに向かい……。

『いっすんぼうし』のおすすめポイント

民話研究家でもあった松谷みよ子は、数多くの昔話を作品にしています。

太田大八の力強い絵と、松谷みよ子のあたたかな文体でよみがえった民話が、勇気の大切さをあらためて教えてくれます。

決定版 心をそだてる 松谷みよ子の日本の神話

松谷みよ子 絵本

出典:amazon.co.jp

作:松谷 みよ子

出版社:講談社

発行日:2010年10月21日

価格:2,800円+税

対象年齢:3歳から

『決定版 心をそだてる 松谷みよ子の日本の神話』のあらすじ

『ヤマタノオロチ』『因幡の白うさぎ』など、日本文化の原点ともいえる面白い作品が満載です。

『決定版 心をそだてる 松谷みよ子の日本の神話』のおすすめポイント

はるか昔から人々が語り継いできた、古事記や日本書紀などに記された神話を、わかりやすい文体で読むことが出来る作品です。

写真やコラムもあり、時代背景やいまの暮らしとのつながりも学べます。

素晴らしい絵本作家たちによる挿絵も楽しんでくださいね。

まえがみたろう

松谷みよ子 絵本

出典:amazon.co.jp

作:松谷 みよ子

絵:スズキ コージ

出版社:童心社

発行日:2017年8月7日

価格:2,300円+税

対象年齢:4歳から

『まえがみたろう』のあらすじ

山にすむ魔物の声におびえていた「かぜふかん村」の村人たち。

その正体は弱った火の鳥でした。

たろうは、火の鳥をたすけて村をしあわせにしたいと思います。

お正月さんから空飛ぶ馬を与えられたたろうは、いのちを水をさがしにいきますが……。

『まえがみたろう』のおすすめポイント

松谷みよ子による創作民話。前編・後編の2冊に分かれています。

独特な力強さのあるスズキコージの絵が、ファンタジーの世界へ誘います。

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松谷みよ子の絵本おすすめ人気作品【5、6歳児向け】

この年の頃に、ロングセラー・モモちゃんシリーズを読んだことのある方、きっと大勢いらっしゃるのではないでしょうか。

「夫は歩く木でママは育つ木だから、根っこがからまりどちらも枯れそうになっている」

離婚について森のおばあさんが説くシーンからは、事実をわかりやすく子どもに伝える松谷の姿勢が浮かび上がります。

ちいさいモモちゃん

松谷みよ子 絵本

出典:amazon.co.jp

作:松谷 みよ子

絵:菊池 貞雄

出版社:講談社

発行日:1974年6月27日

価格:1,100円+税

対象年齢:5歳から

『ちいさいモモちゃん』のあらすじ

かわいい元気な女の子のもモモちゃん。

お友達は子ねこのぷーやコウちゃん。

夢の中でライオンと遊んだり、電車に乗って空をとんだりして、ママを心配させたりします。

『ちいさいモモちゃん』のおすすめポイント

モモちゃんとアカネちゃんの本シリーズの第1冊目。野間児童文学賞受賞作。

30年という長い時をかけて、第6巻で完結した人気シリーズです。

生まれてから3歳になるまでのモモちゃんの毎日が描かれます。

モモちゃんが生まれた日に、カレーにしてもらおうとじゃがいもやにんじんがやってくるお話は印象的です。

働きながら子育てするモモちゃんのママには松谷自身の姿が投影され、2巻以降からは、離婚や死についても正面から向き合っています。

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松谷みよ子の絵本おすすめ人気作品【小学生以上向け】

松谷作品には、戦争のおそろしさ、勇気の大切さ、人を傷つけることの罪深さなどを、心にうったえかける作品がたくさんあります。

心が柔らかな若い世代にぜひ読んでほしい作品をご紹介します。

まちんと

松谷みよ子 絵本

出典:amazon.co.jp

作:松谷 みよ子

絵:司 修

出版社:偕成社

発行日:1983年8月1日

価格:1,200円+税

対象年齢:小学初級から

『まちんと』のあらすじ

昭和20年8月6日の朝。

原爆で傷ついた女の子は、トマトを口に入れてもらうと「まちんと」とねだりながら死んでいきます。

『まちんと』のおすすめポイント

「まちんと」というのは、「もうちょっと」という意味の方言です。

原爆の炎の中、お母さんに口にふくませてもらったトマトをほしがりながら死んでいく女の子。

戦争のむごさ、平和の大切さを親子で語り合いたい一冊です。

さるのひとりごと

松谷みよ子 絵本

出典:amazon.co.jp

作:松谷 みよ子

絵:司 修

出版社:童心社

発行日:2000年6月1日

価格:1,400円+税

対象年齢:幼児から小学低学年向

『さるのひとりごと』のあらすじ

むかし、一匹のさるが海に出ました。

海はいいなあ、とひとりごとを言うさるに、かにが「うん」とこたえました。

『さるのひとりごと』のおすすめポイント

島根県に伝わる民話を題材にした、奥深い物語。

理不尽ないじめを描いた名作で、すべての人の胸に突き刺さります。

たつのこたろう

松谷みよ子 絵本

出典:amazon.co.jp

作:松谷 みよ子

絵:朝倉 摂

出版社:講談社

発行日:2010年8月25日

価格:1,600円+税

対象年齢:小学生から

『たつのこたろう』のあらすじ

まずしい村にうまれた太郎。

死んだと聞かされていた母が、実は龍の姿で生きていることを知った太郎は、数々の困難を乗り越えて母の住む沼へと向かいます。

『たつのこたろう』のおすすめポイント

国際アンデルセン賞優良賞を受賞した、大ベストセラー作品。

身重で空腹だった母親が、いわなを3匹食べてしまっただけで龍にならなければいけない理不尽なまでの貧しさ。

そのむごさに憤り、さまざまなことを学んで貧しさから人々を救おうとする太郎。

世の中に正しく立ち向かう太郎から、多くのことを教えられます。

わたしのいもうと

松谷みよ子 絵本

出典:amazon.co.jp

作:松谷 みよ子

絵:味戸 ケイコ

出版社:偕成社

発行日:1987年12月1日

価格:1,200円+税

対象年齢:小学中級から

『わたしのいもうと』のあらすじ

新しい町に引っ越し、新しい学校に通い始めた小学4年生の妹。

言葉がおかしいと笑われ、いじめられてクラスで無視されるようになります。

学校へ行かなくなり、ごはんも食べず、部屋にとじこもり……。

『わたしのいもうと』のおすすめポイント

作者のもとに届いた一通の手紙。そこに書かれていた悲しい実話から生まれた衝撃の絵本です。

「わたしをいじめたひとたちは もうわたしを わすれてしまったでしょうね」

そう手紙を残して亡くなった少女の悲しみを、自分のこととして受け止め、考えたい作品です。

鯉にょうぼう

松谷みよ子 絵本

出典:amazon.co.jp

作:松谷 みよ子

絵:西山 三郎

出版社:岩崎書店

発行日:1983年1月1日

価格:1,262円+税

対象年齢:小学校低学年から

『鯉にょうぼう』のあらすじ

山のふところの沼のほとりにすむ木こりの和平。

彼には気立てがよくて、みそ汁のうまい嫁コがいて…。

『鯉にょうぼう』のおすすめポイント

大人の心にも響く、奥深い物語。もとは舞踊劇の脚本として書かれました。

押しかけ女房の正体は沼の鯉。わが身を出汁にして、おいしいみそ汁を大事な夫に作ってやります。

しかし、最後は金もうけを企む3人組が沼に流した毒で死んでしまいます。

公害にもつながる内容で、人と自然の共生について問いかけるお話となっています。

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松谷みよ子の絵本は乳児から小学生まで人気!選び方は?

松谷みよ子 絵本

生まれて間もないあかちゃんのための絵本を数多く残し、民話の研究者としても知られる松谷みよ子。

子どもからも大人からも長年愛されてきた松谷作品の選び方についてご紹介します。

松谷みよ子の絵本の選び方①あかちゃん絵本を選ぶ

松谷みよ子は0歳のあかちゃん向けの人気ロングセラー作品をたくさん生み出しました。

あかちゃんの本シリーズ、あかちゃんのわらべうたシリーズは珠玉の作品ぞろい。

読んであげるとあかちゃんはすぐに夢中になり、笑顔でページに手をのばします。

ぜひお好みでいろいろ手にとってみてくださいね。

松谷みよ子の絵本の選び方②昔ながらの民話を選ぶ

民話研究者だった松谷みよ子は、数多くの民話や昔ばなし、神話を手がけ、美しい文章で新たな命を吹き込んでいます。

ストーリーの面白さは折り紙付き。ぜひ、たくさん読んでみてください!

松谷みよ子の絵本の選び方③創作民話を選ぶ

民話研究者ならではの視点で、松谷みよ子は創作民話をたくさん生み出しました。

代表作『たつのこたろう』をはじめ、厳しい世界で必死に戦う主人公たちを描く名作が数多くあります。

温かく厳しい目で描かれた松谷民話を、ぜひじっくり味わってください。

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【松谷みよ子の絵本まとめ】本当の勇気と強さを教えてくれる!

松谷みよ子 絵本

やさしい視線で小さな子どもの心に寄り添い、いまなお愛される松谷みよ子作品。

松谷みよ子のロングセラー民話を読んで、本当の心の強さや、勇気をもって立ち向かう大切さを学んだという方、きっと大勢いらっしゃることでしょう。

いつまでも読み継いでいきたい、あたたかく力強い物語たち。

自分の子ども時代に思いを馳せながら、ぜひ小さな子どもたちに読んであげてください。

この記事を書いた人
ゆみうた

「おひさまパン」「バムケロ」「わたしのおふねマギーB」などたくさん読んで育った中学生の娘と息子がいます。心の栄養になってくれた絵本たちは今でも大切な宝ものです。趣味は合唱と映画・ドラマ鑑賞。

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