サメといえば、どんなイメージでしょう?
怖い、強い、かっこいい、大きい、かわいい……。
思い浮かべるサメの種類によって、イメージも違いますよね。
500以上の種がいるサメですが、ほとんどの種類はおとなしくい性格だそう。
恐竜が生まれるずっと大昔、約4億年前に地球上に姿を現してから、ほとんど姿を変えていないサメ。
今回は、サメが登場するおすすめの絵本を年齢順にご紹介します。
楽しいお話の絵本から、サメの生態を知ることができる写真絵本まで。
サメ好きな子どもも、サメはどんな魚か知らない子どもも、みんな楽しめますよ。
ぜひお気に入りの一冊を手に取ってみて下さいね。
サメの絵本おすすめ人気作品【3~4歳児向け】
小さな子どもには、サメがかわいく描かれた本や、楽しいお話の本がおすすめです。
お話を通して、サメを身近に感じてもらえるといいですね。
『コバンザメのぼうけん』

出典:Amazon
文:灰谷 健次郎
絵:村上 康成
出版社:童心社
発売日:1996/7/10
価格:1,500円+税
対象年齢:3歳から
『コバンザメのぼうけん』あらすじ
子どもコバンザメは、クジラと仲良しです。
ある日、クジラに「もっとせけんをしらなくちゃ」と言われます。
”せけんとは、クジラ以外の友だちのこと”と聞いたコバンザメは”せけん”探しの冒険に出ることに。
タツノオトシゴ、タコのおばさん、アンコウ、チョウチンアンコウのおばあさん……。
たくさんの”せけん”に出会うのです。
『コバンザメのぼうけん』おすすめポイント
コバンザメと個性あふれる生き物たちとの会話が楽しい絵本です。
それぞれの生き物の考えかたや、暮らしかたの違いを知っていくコバンザメ。
海の生き物が自分らしくあるように、人間もそうであって欲しいというメッセージが伝わってきます。
コバンザメの成長物語をお楽しみ下さい!
『うみで なんの ぎょうれつ?』

出典:Amazon
作・絵:オームラ トモコ
出版社:ポプラ社
発売日:2020/6/3
価格:1,300円+税
対象年齢:3歳から
『うみで なんの ぎょうれつ?』あらすじ
海の中で、エビが魚たちを呼んでいます。
小さなクリオネやタツノオトシゴ、大きなシャチやリュウグウノツカイ……
集まった生き物は全部で50匹!
みんな集まって一列に並んで、いったい何が始まるのでしょう?
『うみで なんの ぎょうれつ?』おすすめポイント
たくさんの魚たちが、体が小さい順に登場します。
サメは何番目にやってくるかな?
みんな一列に並んだ見開きページにご注目。
かわいい絵で、小さい子どもも楽しめる絵本です。
『おれはサメ』

出典:Amazon
作:片平直樹
絵:山口マオ
出版社:フレーベル館
発売日:2011/8/1
価格:1,200円+税
対象年齢:4歳から
『おれはサメ』あらすじ
魚にも、人間にも怖がられてしまうサメ。
人気者のイルカたちを見て、自分も人気者になりたいと考えます。
イルカのまねをして背びれを出して泳いでみましたが、顔を出したらみんなに逃げられてしまいました。
悲しむサメを見たお月さまは、サメに足を生やしてくれます。
陸に上がったサメは、人気者になれるのでしょうか……?
『おれはサメ』おすすめポイント
いつもいばっていたサメが、人気者になりたいと奮闘する姿がかわいい絵本です。
うらやましがったり、悲しんだり、八つ当たりしてしまったり。
人間味あふれるサメが、とっても魅力的です。
怖がれているサメたちも、実はみんなにかわいがられたいと思っているかもしれませんね。
『すいぞくかんのみんなの1日』

出典:Amazon
文:なかのひろみ
写真:松橋利光
出版社:アリス館
発売日:2013/4/1
価格:1600円+税
対象年齢4歳から
『すいぞくかんのみんなの1日』あらすじ
世界中からやってきた生き物たちが暮らす水族館。
いつもは知らん顔している生き物たちですが、今日は普段の生活をこっそり解説してくれるようです。
サメの1日を紹介してくれるのは、”シロワニ”というサメ。
じっくり話を聞いてみましょう!
『すいぞくかんのみんなの1日』おすすめポイント
水族館の生き物たちが、お嬢さま風だったり関西弁だったりと、さまざまな口調で語りかけてくれます。
「おきゃくを ドキドキさせるのが すいぞくかんでの おれのしごとだ」と言うシロワニ。
でも、お客さんに笑われてしまうこともあるんですって。
サメをはじめ、水族館の生き物たちはどんなことを考えて暮らしているのかな?と想像がふくらむ絵本です。
『サメだいすきすいぞくかん (ぼくのすいぞくかん)』

出典:Amazon
文:なかのひろみ
絵:ともながたろ
監修:仲谷一宏
出版社:アリス館
発売日:2018/7/20
価格:1,400円+税
対象年齢:4歳から
『サメだいすきすいぞくかん (ぼくのすいぞくかん)』あらすじ
ここはサメの水族館。
シュモクザメの『トンカチ館長』のガイドで進みます。
有名なホホジロザメやイタチザメ、マモンツキテンジクザメやワニグチツノザメという、珍しいサメも。
食べ方や色形さまざまな、世界中のサメをご紹介します!
『サメだいすきすいぞくかん (ぼくのすいぞくかん)』おすすめポイント
たくさんのサメがかわいいイラストで紹介されていて、小さな子どもでも楽しめます。
かわいいだけでなく、食べ方や泳ぎ方など、詳しい情報も満載。
サメを身近に感じられる絵本です。
『おにいちゃんのサメ』

出典:福音館書店
文:いしだ えつ子
絵:吉岡 さやか
出版社:福音館書店
発行日:2014/1/1
価格:販売元による
対象年齢:4歳
『おにいちゃんのサメ』あらすじ
おにいちゃんの周りをくるくるぴゅーぴゅー泳いでいるサメ。
おにいちゃんがいないとき、サメは机の下や棚の下で、小さくなっておとなしくしています。
おにいちゃんが帰ってきたら、大きくなって大喜び。
おやつのスイカにがぶり!がぶり!がぶーり!
でもこのサメ、妹にしか見えない不思議なサメなのです。
『おにいちゃんのサメ』おすすめポイント
おにいちゃんと一緒にはしゃいだり、食べたり、おふろに入ったり。
いつもおにいちゃんのことを守っているようで、妹の”あたし”は羨ましく思っています。
そっくりなおにいちゃんとサメの表情がとってもユーモラス。
海から空想の世界へ飛び出したサメの姿が楽しい絵本です。
サメの絵本おすすめ人気作品【5~6歳児向け】
昔話の中にもサメは登場します。
怖いサメ、かわいいサメ、大きく、リアルなサメ。
いろいろなサメに出会ってみましょう。
『いなばのしろうさぎ』

出典:Amazon
文・絵:いもとようこ
出版社:金の星社
発売日:2010/7/1
価格:1,400円+税
対象年齢:幼児から
『いなばのしろうさぎ』あらすじ
むかし、おきのしまという島にしろうさぎが住んでいました。
海の向こうに見える大きな島に行ってみたいと思ったうさぎは、どうすればよいか考えます。
うさぎは海を泳ぐサメたちに「かずくらべをしよう」と話し、一列に並ばせました。
かずを数えるふりをして、サメの背中をぴょん、ぴょん。
無事に島までたどり着けるのでしょうか……?
『いなばのしろうさぎ』おすすめポイント
たくさん並んだサメたちが描かれた表紙が印象的な絵本です。
うさぎにだまされたことを知って、うさぎの皮を剥いでしまうサメ。
嘘をついてはいけない、人に優しくしよう、と教えてくれる神話の「因幡の白兎」。
その教訓に、サメは一役買っているのです。
『ジンベエのなかまさがしの旅』

出典:Amazon
文・絵:くの きょうこ
出版社:けやき出版
発売日:2008/8/1
価格:1,200円+税
対象年齢:幼児から
『ジンベエのなかまさがしの旅』あらすじ
キイロハギに「ほんとうにサメなのか」とからかわれたジンベエ。
怖いサメになりたいと、旅に出ることにします。
ところが、同じサメなのにホホジロザメの仲間になれません。
ヒゲクジラの仲間にもなれません。
悲しむジンベエにカモメが言ったことは……?
『ジンベエのなかまさがしの旅』おすすめポイント
ジンベエザメは、歯がなく、他の魚を襲いません。
サメの強くて怖いイメージとは反対の、優しくのんびりしたジンベエが魅力的です。
広い海で、ありのままで泳ぐジンベエの姿に心癒やされる本です。
『じんべえざめ』

出典:Amazon
著:新宮 晋
出版社:文化出版局
発売日:2013/6/7
価格:1,500円+税
対象年齢:幼児から
『じんべえざめ』あらすじ
光あふれる海に突然現れた巨大な影。
それはダイバーの憧れ、じんべえざめです。
小さな魚を引き連れて悠々と泳ぐ様子を見てみましょう。
『じんべえざめ』おすすめポイント
青い海と、黒いじんべえざめの色のコントラストが美しい絵本です。
大型の絵本見開きいっぱいに描かれるじんべえざめは迫力満点。
添えられた詩的な文からは、静けさも感じられます。
自然を大切にする思いが伝わってくる一冊です。
『水の国の迷路 水族館から川、海、深海の旅へ』

出典:Amazon
作・絵:香川元太郎
監修:武田正倫
出版社:PHP研究所
発売日:2015/9/11
価格:1,300円+税
対象年齢:幼児から
『水の国の迷路 水族館から川、海、深海の旅へ』あらすじ
水族館から水の妖精の城まで、迷路でたどります。
淡水から海岸、そして深い海へ。
隠し絵やクイズを楽しみながら、ゴールを目指しましょう!
『水の国の迷路 水族館から川、海、深海の旅へ』おすすめポイント
珊瑚礁の国や、深海の国、巨大魚の国など、たくさんの魚に出会いながらゴールを目指します。
大小さまざま、色とりどりな魚とともに、サメの姿も。
どんな海にどんなサメが住んでいるのか、探してみて下さいね。
見て、遊んで、考えて楽しめる絵本です。
サメの絵本おすすめ人気作品【小学低学年向け】
サメについて詳しく知りたくなってきたら、サメの体や生態について書かれた絵本も読んでみましょう。
小学低学年向けには、やさしい言葉で解説された絵本がおすすめです。
『さかなのかたち (絵本・すいぞくかん)』

出典:Amazon
文:なかのひろみ・まつざわせいじ
絵:ともながたろ
出版社:アリス館
発売日:2005/3/1
価格:1,400円+税
対象年齢:小学低学年から
『さかなのかたち (絵本・すいぞくかん)』あらすじ
魚の”かたち”にこだわって体のあちこちを眺めてみましょう。
かたちの他に、もよう、ひれ、うろこなどなど。
海の中で、魚たちがどのように暮らしているのか、想像してみて下さいね。
『さかなのかたち (絵本・すいぞくかん)』おすすめポイント
たくさんの魚たちと一緒に、サメも登場します。
サメ独特のうろこや、泳ぎ方について知ることができますよ。
どんな種類のサメが出てくるのか、探してみて下さいね。
『サメってさいこう!』

出典:Amazon
作:オーウェン・デイビー
訳:越智典子
監修:佐藤圭一
出版社:偕成社
発行日:2007/12/1
価格:1,800円+税
対象年齢:小学低学年から
『サメってさいこう!』あらすじ
小さいサメから大きいサメまで、世界中のサメに会いに行こう!
無敵のハンターが持つ超能力とは?
水にひそむ、サメ界のロックスターはだれ?
さまざまな疑問に答えます!
『サメってさいこう!』おすすめポイント
サメのひれの数で仲間を見分ける方法や、大きさ比べなど、サメの体について学ぶことができます。
柔らかく、かわいいサメの絵は、眺めるだけでも楽しい絵本です。
サメについての知識を深めたら、最後の疑問です。
”サメのくらしをどうまもる?”について、考えてみましょう。
『深海生物大集合 超ながーいカグラザメとおかしなサメのなかまたち』

出典:Amazon
著:レイチェル・リネット
出版社:鈴木出版
発売日:2014/11/27
価格:1,800円+税
対象年齢:小学低学年から
『深海生物大集合 超ながーいカグラザメとおかしなサメのなかまたち』あらすじ
深海に住むカグラザメは、体長約4.9mのながーいサメ。
カグラザメの体や食事の様子、赤ちゃんが大人になるまでなど、その生態に迫ります。
他にも不思議な深海に住むサメが登場しますよ。
『深海生物大集合 超ながーいカグラザメとおかしなサメのなかまたち』おすすめポイント
深海に住むさまざまなサメについて知ることができる一冊です。
カグラザメをはじめ、ラブカやミツクリザメなど、なかなか見られない珍しいサメも登場します。
写真と解説がとてもわかりやすいので、サメに詳しくなりたい子どもにおすすめです!
サメの絵本おすすめ人気作品【小学中学年以上向け】
小学中学年以上は、より詳しいサメの本がおすすめです。
大人も知らないような情報満載ですよ。
愉快なサメの物語も、ぜひ読んでみて下さいね。
『サメは、ぼくのあこがれ』

出典:Amazon
文・写真:吉野雄輔
出版社:福音館書店
発売日:2014/8/2
価格:販売元による
対象年齢:小学中学年から
『サメは、ぼくのあこがれ』あらすじ
約4億年前からほとんど姿を変えていないサメ。
速く泳ぐための『鮫肌』や、特殊なしくみの卵、一本でも傷つくと列ごと生えかわってしまう歯など、サメの謎にせまります!
『サメは、ぼくのあこがれ』おすすめポイント
水中写真家の吉野雄輔による写真が魅力的な一冊です。
『第2のまぶた』と言われるサメの『瞬膜』の写真や、3列に並んだ歯など、興味深い写真が満載。
ネコザメに出会って逃げ帰った話や、初めてジンベエザメに出会ったときの話など、写真家ならではのエピソードも。
サメが好きな子どもだけでなく、大人も楽しめますよ。
『ぼくは気の小さいサメ次郎といいます』

出典:Amazon
作:岩佐めぐみ
絵:高畠 純
出版社:偕成社
発売日:2019/6/28
価格:1,200円+税
対象年齢:小学中学年から
『ぼくは気の小さいサメ次郎といいます』あらすじ
サメの『さいとうサメ次郎』は、気が小さい上に見た目が怖いので、いつもひとりぼっちです。
ある日、郵便配達員のザラシーが落とした手紙を拾ったサメ次郎。
それは、ラッコのプカプカが、誰かを家に招いている手紙でした。
そのときからプカプカのことが気になって仕方ないサメ次郎は、偶然カメのカメ次郎出会います。
この出会いが、ひとりぼっちのサメ次郎の毎日を変えていくのです!
『ぼくは気の小さいサメ次郎といいます』おすすめポイント
手紙をめぐって、愉快な仲間がつぎつぎと繋がっていく『クジラ海のお話』シリーズの一冊です。
サメ次郎が手紙を拾ったところから、友だちの輪や、優しい心のやり取りが広がっていきます。
思い悩んだり、がんばって勇気を出したり、うれし泣きをしたり……。
人間味あふれるサメ次郎が、とても魅力的。
ひとりぼっちだと思っていても、きっとどこかにわかってくれる人がいるよ、と教えてくれる絵本です。
サメの絵本は乳児から小学生まで人気!選び方は?

サメが出てくる絵本は、楽しいお話の絵本や図鑑絵本など種類がさまざまです。
どんなものを選べば良いか、ポイントをご紹介します。
サメの絵本の選び方①かわいいく描かれたサメの絵本を選ぼう
初めてサメが出てくる絵本に触れるときは、サメの姿がかわいく描かれている絵本がおすすめです。
お話に出てくるサメや図鑑絵本のサメなど、サメが絵でかわいく表現されているのは、絵本ならではの魅力です。
小さな子どもや、サメがちょっと怖いという子どもも、サメを身近に感じられますよ。
サメの絵本の選び方②サメ好きにはリアルな写真絵本を選ぼう
テレビや水族館でも目にすることができるサメ。
サメが好きという子どもには、水族館や海での姿をリアルに捉えた写真絵本もおすすめです。
サメの歯やうろこ、卵の様子など、写真だとじっくりと見ることができます。
サメの生活や特徴を知ることで、もっとサメが好きになりますよ。
サメの絵本の選び方③サメの生態を知る絵本は、興味に合ったものを選ぼう
サメの謎を解説した絵本はたくさんの種類があります。
選ぶときは、年齢だけでなく、どんなことに興味をもっているのかも考えましょう。
深海に住むサメ、古代のサメ、サメの一生について、などなど……。
対象年齢に合ったものは理解しやすいのですが、「もっと詳しく知りたい!」と難しい絵本に興味をもつ子どももいますよね。
内容が難しいものに興味をもっているときは、ぜひ大人が一緒に読んで、解説してあげて下さいね。
【サメの絵本まとめ】絵本を通してサメの魅力を知ろう!

500を超える種類がいるサメ。
お話の中でも、さまざまなキャラクターが登場しました。
ちょっと怖い種類のサメも、思っているより優しい性格かも?と考えると楽しいですよね。
サメはその種類の分だけ、たくさんの魅力と不思議にあふれています。
サメが出てくる絵本を通して、サメをもっと身近に感じ、好きになってもらえると嬉しいです!

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