みなさんは蜘蛛は好きですか?
蜘蛛は北海道から沖縄まで日本中で見られる、私たちの身近に存在する虫です。
家の軒下や自転車、植木などに巣を張っているのを見かけますよね。
外に出るとどこかで必ず見かけると言っても過言ではないでしょうか。
今回はそんな蜘蛛の図鑑のおすすめを対象年齢ごとに、合わせて15冊紹介します。
同じ蜘蛛の図鑑でも、どこに焦点を当てるかで内容はかなり違ってきます。
『小学館の図鑑NEO まどあけずかん むし』は幼児から楽しめる図鑑で、美しい写真もたくさん載っていて解説もとてもわかりやすいです。
子ども向けの図鑑といっても情報量がとても多く、大人も十分に楽しめます。
『日本産クモ類』は日本で見られる蜘蛛が1500種類も載っている図鑑です。
『世界のクモ 分類と自然史からみたクモ学入門』は日本では見られない世界の蜘蛛がたくさん載っています。
『クモハンドブック』『ハエトリグモハンドブック』は、持ち運びに便利なサイズなので、外出先でもすぐに調べやすく、蜘蛛を実際に探しに行きたいときにおすすめです。
これを読んで、あなたにぴったりの図鑑を探してみましょう。
蜘蛛図鑑の選び方は?

ここでは、実際に蜘蛛の図鑑を選ぶ際のポイントを3つにまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
お気に入りの図鑑がきっと見つかるはずです。
蜘蛛図鑑の選び方① 写真やイラストが豊富で美しいものを選ぶ
蜘蛛の図鑑は、たくさんの写真やイラストが掲載されているものを選びましょう。
耳で入る情報よりも目から入る情報の方が印象に残りやすいので、文章よりも写真やイラストで見た方がより理解を深めることができます。
また、写真やイラストが豊富だと、字が読めない小さい子どもも楽しんで見ることができます。
蜘蛛は小さいものが多く、肉眼だと体の細かい部分は見えにくいですよね。
イラストや写真で拡大していると体のつくりや模様などもよく見えてとてもおもしろいです。
よって写真やイラストが豊富な蜘蛛の図鑑は、大人も新たな発見ができて楽しめるのです。
蜘蛛図鑑の選び方② 紹介されている蜘蛛の種類が多いものを選ぶ
蜘蛛と一言で言っても、その種類はとても多いです。
蜘蛛について知りたいならば、紹介されている蜘蛛の種類が多いものを選びましょう。
種類がより多い方が知識を得られますし、世界中の蜘蛛を知ることができます。
日本では見られない蜘蛛や、滅多に見られない蜘蛛なども載っているので、蜘蛛への興味・関心がさらに深まるでしょう。
蜘蛛図鑑の選び方③ 日本の蜘蛛か世界の蜘蛛かで選ぶ
日本にはたくさんの種類の蜘蛛が生息しています。
私たちが暮らす日本には、どんな蜘蛛がいるのか調べるには、日本の蜘蛛について書かれた図鑑を見るのが良いでしょう。
一方で、世界には、日本では見られない蜘蛛もたくさん存在しています。
そんななかなか見られない蜘蛛を調べるには、世界の蜘蛛について書かれている図鑑を見るのが良いでしょう。
自分が今どんな蜘蛛について知りたいのか、それに合った内容の図鑑を選ぶことが大切です。
蜘蛛図鑑のおすすめ【3・4・5・6歳児向け】

幼児から楽しめる蜘蛛の図鑑を紹介します。
家の周り、散歩や公園に出かけたときに見つけた蜘蛛の名前や生態について親子で一緒に調べてみるのもいいですね。
中には毒を持つものもいるので、捕まえるときは注意が必要です。
『クモをみつけよう』

画像引用:福音館書店『クモをみつけよう』
文:小林 俊樹
絵:石橋 真樹子
出版社:福音館書店
発行日:2015年1月1日
値段:400円+税
対象年齢:5歳頃から
『クモをみつけよう』のおすすめポイント
家の軒先でクモの巣を見つけました。
丸い形のクモの巣でしたが、翌朝にはなくなっていました。
クモにはいろいろな種類があって、夜の間だけ活動するクモや、糸を一本だけ出すクモ、巣を作らないクモ、土の中で暮らすクモなどがいます。
すべてのクモがお馴染みの丸い巣を作るわけではないんですね。
大人も知らないクモの不思議を小さい子どもにもわかりやすく解説しています。
親子で一緒に読んで楽しむのもいいですね。
読んだあとで、外に出たときについクモを探したくなる図鑑絵本です。
『はじめてのむしのしいくとかんさつ』

画像引用:学研『はじめてのむしのしいくとかんさつ』
作:筒井 学
出版社:学研
発行日:2019年6月13日
値段:1200円+税
対象年齢:4歳頃から
『はじめてのむしのしいくとかんさつ』のおすすめポイント
身近な虫に興味を持ち始めた子どもにおすすめの図鑑です。
300種類もの虫が紹介されており、その生態や捕まえ方、飼い方などをわかりやすく解説しています。
イラストや写真がたくさん載っているので、まだ字が読めない子どもも楽しめる一冊です。
また、漢字にふりがながついているので子どもだけでも読みやすくなっています。
散歩や公園に行った際に見つけた虫をその場で調べてみるのも楽しいですね。
『小学館の図鑑NEO まどあけずかん むし』

画像引用:小学館『小学館の図鑑NEO まどあけずかん むし』
監修:丸山 宗利
作:じゅえき太郎/北村 直子/いしもり よしひこ/今井 雄三
出版社:小学館
発行日:2019年11月27日
値段:1700円+税
対象年齢:5歳頃から
『小学館の図鑑NEO まどあけずかん むし』のおすすめポイント
小さい子どもから楽しめるめくって遊びながら学べる図鑑です。
クモやアリなどの身近な虫からカブトムシクワガタなどの昆虫まで200種類もの虫が載っており、身体のつくりや生態を学ぶことができます。
すべてのページにしかけまどがついているのが特徴です。
丈夫な紙でできているので、小さい子どもが扱っても安心です。
すべてひらがなとカタカナで書かれているので子どもでも読みやすくなっています。
また、それぞれの虫の名前のそばに英語の表記と発音ガイドも書いてあるので、はじめて英語にふれる子どもにもおすすめです。
リアルなイラストで描かれていたり、かわいらしいキャラクターのタッチで描かれていたりと虫が苦手な子どもも楽しく見ることができます。
『親子で遊べる 昆虫知育ぶっく』

作:朝日新聞出版
出版社:朝日新聞出版
発行日:2019年6月7日
値段:1200円+税
対象年齢:3歳以上
『親子で遊べる 昆虫知育ぶっく』のおすすめポイント
身近な虫の生態についてわかりやすく解説しており、親子で楽しめます。
図鑑としてだけではなく、昆虫の間違い探しや迷路、しりとりなど、遊びながら学べます。
虫が好きな子どもはより楽しく学ぶこどができるでしょう。
漢字を使用せずにひらがなとカタカナで書いているため、小さい子どもも読みやすくなっています。
昆虫と一緒にひらがなやアルファベットも学べるので、文字に興味を持っている子どもにもおすすめです。
蜘蛛図鑑のおすすめ【小学生以上向け】

小学生以上の子どもにおすすめの蜘蛛の図鑑を紹介します。
蜘蛛の種類だけでなく、巣の秘密や暮らしぶり、体の構造などより詳しく学んでみましょう。
『クモの巣図鑑』

画像引用:偕成社『クモの巣図鑑』
作:新海 明
写真:谷川 明男
出版社:偕成社
発行日:2013年2月
値段:1800円+税
対象年齢:小学校中学年頃から
『クモの巣図鑑』のおすすめポイント
世界初のクモの巣の図鑑です。
クモの巣を見るだけで、クモの種類がわかります。
身近に見られるクモの巣と、それを作ったクモの種類を写真とともに紹介しています。
大きく見やすい写真がたくさん載っているのでとてもわかりやすいです。
普段何気なく見ているクモの巣ですが、その形は約40種類もあるんです。
これを読むとクモの巣を探しに行きたくなりますよ。
クモの巣を見ただけでクモの名前を言えたら、クラスの人気者になれるかもしれません。
『校庭のクモ・ダニ・アブラムシ 野外ハンドブック』

画像引用:全国農村教育協会『校庭のクモ・ダニ・アブラムシ 野外ハンドブック』
作:浅間 茂/松本 嘉幸/石井 規雄
出版社:全国農村教育協会
発行日:2001年7月1日
値段:1905円+税
対象年齢:小学校中学年頃から
『校庭のクモ・ダニ・アブラムシ 野外ハンドブック』のおすすめポイント
111種類のクモ、ほかに160種類ものダニやアブラムシを紹介しています。
校庭で見つけることができるので、休み時間などにぜひ探してみましょう。
この図鑑は、クモの生態やどのような暮らしをしているか、子育ての様子などをわかりやすく描いています。
人間とクモの関わりについてもまとめています。
嫌がれてしまいがちなクモやダニ、アブラムシですが、実際どういう生き物なのか知らないことが多いですよね。
先入観にとらわれず、まずは生き物のことを知ることで見方が変わるかもしれませんよ。
『昆虫・クモの図鑑』

画像引用:Amazon『昆虫・クモの図鑑』
訳:北川 玲
出版社:創元社
発行日:2014年2月10日
値段:2800円+税
対象年齢:小学校中高学年頃から
『昆虫・クモの図鑑』のおすすめポイント
本物のようなリアルな線密イラストで学ぶ図鑑です。
肉眼ではわからない虫たちの体の構造や虫の眼にうつる世界などをわかりやすく描いています。
タランチュラの狩りやアリたちのチームプレーなど、普段なかなか見られない姿も見ることができます。
透明シートがついていて、重ねていくことで楽しみながらより理解を深めることができます。
『立体モデル大図鑑 タランチュラのからだ』

作:デビット・ジョージ・ゴードン
訳:八幡 明彦
出版社:講談社
発行日:2005年12月5日
値段:2800円+税
対象年齢:小学校中学年頃から
『立体モデル大図鑑 タランチュラのからだ』のおすすめポイント
タランチュラの体のしくみを学べる図鑑です。
本物のようなリアルなタランチュラの立体模型がついています。
図鑑の説明も、模型を使うことでより理解が深まります。
ページごとに、骨格、心臓、筋肉、毒などを詳しく解説しています。
タランチュラの知られざる生態が明らかになります。
子どもから大人まで楽しめる一冊です。
蜘蛛図鑑のおすすめ【高校生以上・大人向け】

高校生以上の大人向けの蜘蛛の図鑑を紹介します。
日本で見られる蜘蛛を紹介した図鑑や、日本では見ることができない世界の蜘蛛に焦点を当てた図鑑など蜘蛛マニアにはたまらないものばかりです。
『写真 日本クモ類大図鑑』

画像引用:Amazon『写真 日本蜘蛛類大図鑑』
作:千国 安之輔
出版社:偕成社
発行日:2008年7月1日
値段:30000円+税
対象年齢:高校生以上
『写真 日本クモ類大図鑑』のおすすめポイント
日本アルプスに生息するクモを中心に、日本で見られるクモを540種類紹介しています。
きれいな写真でクモのからだのつくりがよくわかります。
それぞれのクモの生態などについての詳しい解説つきで、クモ好きにはたまらない一冊です。
『世界のクモ 分類と自然史からみたクモ学入門』

画像引用:グラフィック社『世界のクモ 分類と自然史からみたクモ学入門』
作:ノーマン・I・プラトニック
出版社:グラフィック社
発行日:2020年11月
値段:3900円+税
対象年齢:高校生以上
『世界のクモ 分類と自然史からみたクモ学入門』のおすすめポイント
世界で活躍するクモの専門家6名によって作られたクモ学の入門書です。
約1800種類ものクモが載っており、からだのつくりや生態、暮らしなどを写真と文章でわかりやすく解説しています。
これからクモについて深く学びたいと思っている人におすすめです。
世界全体で見るとクモにもさまざまな形や色があり、ただ写真を眺めているだけでも美しく、おもしろいです。
クモの見方が変わる一冊です。
『日本のクモ』

画像引用:文一総合出版『日本のクモ』
作:新海 栄一
出版社:文一総合出版
発行日:2017年2月8日
値段:5500円+税
対象年齢:高校生以上
『日本のクモ』のおすすめポイント
日本に生息する598種類のクモを紹介したクモの図鑑です。
それぞれのクモの生態や見つけ方、巣の形など詳細に書かれています。
クモの巣の形だけで、クモの種類がわかります。
408ページとかなり分厚い図鑑で、かなり読み応えがあります。
クモ好きにはたまらない一冊です。
『日本産クモ類生態図鑑』

画像引用:東海大学出版部『日本産クモ類生態図鑑』
作:小野 展嗣/緒方 清人
出版社:東海大学出版部
発行日:2018年8月30日
値段:35000円+税
対象年齢:高校生以上
『日本産クモ類生態図鑑』のおすすめポイント
日本に生息する857種類のクモを紹介したクモ好きの大人のための図鑑です。
それぞれのクモの和名、学名、性別、体長、生態、主な生息地や撮影された場所、撮影された日の状況、などかなり詳細な情報が載っています。
また、写真はすべてカラーなのでとても見やすいです。
『日本産クモ類』と併せて読むと、クモについての理解が深まるのでおすすめです。
『ハエトリグモハンドブック』

画像引用:文一総合出版『ハエトリグモハンドブック』
作:須黒 達巳
出版社:文一総合出版
発行日:2017年6月22日
値段:1800円+税
対象年齢:高校生以上
『ハエトリグモハンドブック』のおすすめポイント
日本に住むハエトリグモを焼く100種類紹介しています。
小さいサイズなので持ち運びにとても便利です。
子どもと公園や散歩に出かけたとき、さっと取り出してその場で調べることができます。
家に帰ってから調べるより、知りたい意欲が高まりますし、記憶にも残りやすいでしょう。
あなたもハエトリグモ博士になりませんか?
『クモハンドブック』

画像引用:文一総合出版『クモハンドブック』
作:馬場 友希/谷川 明男
出版社:文一総合出版
発行日:2015年4月20日
値段:1500円+税
対象年齢:高校生以上
『クモハンドブック』のおすすめポイント
身近なクモを約100種類紹介しています。
オスとメスの両方の写真付きです。
小さいサイズなので持ち運びにとても便利です。
子どもと公園や散歩に出かけたとき、さっと取り出してその場で調べることができます。
家に帰ってから調べるより、知りたい意欲が高まりますし、記憶にも残りやすいでしょう。
『日本産クモ類』

画像引用:東海大学出版会『日本産クモ類』
作:小野 展嗣
出版社:東海大学出版会
発行日:2009年8月5日
値段:32000円+税
対象年齢:高校生以上
『日本産クモ類』のおすすめポイント
初版発行の2009年までに日本で発見された約1500種類のクモを網羅している図鑑です。
身近に見られるものから珍しいものまで、その体のつくりや生態、主な生息地などを詳しく解説しています。
クモマニアの大人にはたまらない一冊です。
のちに発行された『日本産クモ類生態図鑑』と併せて読むとより理解が深まります。
【蜘蛛図鑑まとめ】小さい体に侮るなかれ!

いかがでしたでしょうか。
一言で蜘蛛と言っても、地球上にはたくさんの種類がいて、それぞれ見た目や生態が少しずつ違っています。
体は小さくても、遠くからでも目立つ色をしていたり、私たち人間に致命傷を与えるほどの毒を持つものなど、大きな存在感を放っています。
調べれば調べるほどその魅力にはまっていくはずです。

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