カバは子供たちにも人気の動物。
水中で過ごすことが多く、鼻の穴から上だけ水面に出して、小さな耳をパタパタさせる姿はかわいらしいですよね。また、地上を歩く姿もゆったりしていて、穏やかなのんびり屋さんのイメージが強いです。
今回は、そんなカバが登場する絵本のおすすめ作品を16冊ご紹介します。
歌も一緒に楽しめるカバの絵本や、お風呂ではしゃぐカバの絵本、関西弁で書かれたユニークなカバの絵本、カバの歯医者さんの絵本、子供たちに歯磨きをうながす絵本など、いろんなカバの絵本が登場します!
ぜひ絵本を通して、子供と一緒にカバの新たな一面を堪能してください。
カバの絵本の選び方

今回のランキングに登場した以外にも、子供がカバの絵本を読みたがったときやが大きくなったときにどんな本が良いだろう?
そう考える方向けに、以下にカバの絵本選びのポイントを3つ出しました。ランキング順位だけではなく、こちらも参考に絵本を選ぶのもおすすめです。
生活習慣を学べる絵本

子供への教育にはもちろん行えますが、カバの特徴も一緒に楽しめるのがこのタイプの絵本の美味しいところです。
大きな口を開けて歯磨きやゆったりお風呂入るなど、本物のカバもほど近い行動や好みがあるので、動物園を訪れたときの楽しみが増えますよ。
歯磨きやお風呂など、カバが主役の生活習慣を学べる絵本はまさに一石二鳥と言えます。
シリーズで出版されている絵本

カバの絵本はシリーズで出版されているものが多く、10作以上出ているものもあります。「カバが出てる絵本がもっと読みたい!」と子供に熱望されても、シリーズ出版されている絵本なら一から探す手間が省けます。
また、その主人公に愛着が湧いたり、続きものを読むようになるなど読書習慣の定着にも繋がりやすくなりますよ。
カバが親子・家族で登場する絵本

カバは一回の出産で1~2匹子どもを産み、7歳くらいまで傍にいます。また、育児放棄をすることもないので、しっかり子育てをする動物といえます。
その生態特徴からか、カバの絵本は親子で登場する作品が他の動物よりも高い比率を占めています。加えてマイペースな草食動物なので、他の動物を襲うなど表現もなく、平和的なストーリーが多いです。
子供とのスキンシップをかねて読み聞かせする絵本として、まさにうってつけですよ。
カバの絵本おすすめ人気ランキング16選

選び方もご紹介したところで、本題のランキングに移ります。
一度は見聞きしたことあるような有名作品から復刻を果たした作品まで、多種多様なカバの絵本がランクインしています。
それでは16位からご覧ください!
『かばくん こっくりかっくり』

訳:杉浦 範茂
出版社:講談社
発行日:1995/11
値段+税:531円
そのイライラは種族問わず共通?
春のいいお天気の中、お昼寝をしていたかばくんの眠りを妨げたのは…蚊!顔を刺されたかばくんは必死に追いかけまわしますが蚊はなかなか捕まりません。この両者の戦いが、短いセリフと擬音、そして色鮮やかなイラストで表現されています。
絵本の中では春の出来事として描かれていますが、夏にこんな体験したことって誰でもありますよね。面白さもありつつ、何だかかばくんに親近感が湧く作品です。
『じゃぶじゃぶパパ』

出版社:偕成社
発行日:1998/01
値段+税:1,349円
カバのパパだってお風呂ではしゃぎたい!
マイペースで水浴び大好きなカバ。そんなカバの生態の一面をポップな絵柄で描き、おちゃめでうっかりやさんなカバのパパを主人公にした絵本です。
いつもは子どもたちと一緒にお風呂に入るから、家に一人になった途端、いつもは我慢していたことを思いっきり楽しみます。湯船につかってお酒を飲むという妙なリアルさもあり、大人は思わず共感してしまうかも。
大人だってはしゃぎたいときもうっかりしちゃうこともある!ぜひお父さんに読み聞かせをお願いしたい絵本です。
『もりのはみがき』

絵:山口 みねやす
出版社:教育画劇
発行日:1993/5/1
値段+税:1,320円
歯磨き嫌いな子供に効果てきめん!
虫歯になってしまったカバさんが、治療のために人間のお医者さんのところへ行って歯ブラシをもらいます。大きな口を開けて歯を磨くとその音は森中に響き、他の動物たちはうらやましそう。そんなある日にお医者さんから歯ブラシが届いて、みんなの歯磨きする音が森に響き、歯磨きブームの到来です。
歯磨きが嫌い・面倒くさいと歯磨きをしない子供にこちらの絵本はいかがでしょうか?また、まだ一人で歯磨きをしていない子供にチャレンジをしてもらうきっかけになりますよ。
『かばのベロニカ』

訳:神宮 輝夫
出版社:復刊ドットコム
発行日:2015/11/21
値段+税:2,200円
町の人たちのユニークなリアクションは必見
仲間内では存在感のないベロニカは、自分をもっと見てもらえる環境に行こうと考え、なんと人間の住む町にやってきてしまいます。
町行く人は当然振り返るしポカンとした表情を浮かべますが、ベロニカはお構い無くマイペースに町を歩きます。町に動物がやってくる、という絵本はいくつもありますがこちらの絵本はファンタジーとリアルさが絶妙にマッチしています。
こちらの絵本自体は30年近く前に出版されており、復刻されたシリーズものの一作目です。その時の流れを感じさせない面白さがこの絵本にはつまっていますよ。
『わらってよカバのはいしゃさん』

絵:その やすじ
出版社:岩崎書店
発行日:1982/7/20
値段+税:341円
似た者同士な?歯医者さんたち
笑顔の動物たちの中心でムスッとした表情を浮かべるカバさん。みんなが気になっていたその原因はなんと虫歯!
歯が痛くて笑えないとのことですが、歯医者さんだって虫歯治療はこわいとなかなか治療に踏み切れていませんでした。しかし、そのままにするわけにはいかず、隣村の歯医者を訪ねると実は…。
先にご紹介した『もりのはみがき』は歯磨きを楽しく伝える作品でしたが、この絵本は虫歯がテーマになっています。「歯医者さんでも虫歯になっちゃうんだから、ちゃんと歯磨きしないとね」と伝えられ、生活習慣トレーニングの助けとなります。
『ちゅっ、ちゅっ!』

絵:ブリジット ストリーブンズ=マルゾー
訳:なかがわ ちひろ
出版社:主婦の友社
発行日:2005/8/10
値段+税:2,167円
仲良し親子たちのほのぼのしたやりとり
カバの坊やが元気に遊びに出かけ、他の動物親子を見ているうちに大事なものを忘れていたことに気が付きお家に急いで帰るストーリーです。ちゅっ!としているどの動物親子も幸せいっぱいの様子で、愛情に溢れています。
読んでいる側も思わずちゅっ!と家族にしたくなる、優しい絵本です。読み聞かせはもちろん、スキンシップを取るのにもおすすめな絵本です。
『ママ』

訳:福本 友美子
出版社:小学館
発行日:2007/2/1
値段+税:881円
言葉は少なくても、たくさんの想いが込められた絵本
こちらの絵本は実話を元に描かれており、迷子になったカバの子どもがお母さんを見つけるストーリーになっています。
細かい説明や文章はなく、カバの子どもの様子が少ない言葉だけで綴られていますが、その感情は手に取るように伝わってきます。子供一人でめくると、この絵本のストーリーまで読み取るのはやや難しいので、ぜひ読み聞かせで声の表現も加えてこのお話を伝えてあげてください。
『ぼく、どこにでもいるカバです』

出版社:ブックローン出版
発行日:1988/11
値段+税:143円
これから交流が広がる子どもたちへ伝えたいメッセージ
この絵本のテーマは小さい子供たちが今まさに目覚めようとしている、個性についてです。
カバくんはタイトルでどこにでもいると言っていますが、ちょっとだけ周りと違う一面があります。それについて悩んで行動をうつしますが、悩む前よりどんよりしてしまったカバくん。そんなカバくんを先生のある一言が救ってくれます。
これから友だちとの交流の幅が広がりはじめるこの時期に、少し早めですが伝えてあげたいメッセージが込められた作品です。
『かばさん』

出版社:こぐま社
発行日:2001/10
値段+税:275円
親子のやりとりがほほえましい絵本
この絵本の見どころは、動物園でカバの様子を見るシーンだけでは終わりません。一緒に動物園にいったお父さんがカバになりきって、娘と遊んであげています。
動物園で本物を見たばかりだからかお父さんの再現度は高く、娘も大はしゃぎ。最後は遊び疲れてお父さんの腕の中で眠りに落ちます。
十中八九カバの真似っこを子供に求められるので、それを心してから子供の前にこの絵本を広げることをおすすめします。
『かばくんのいちにち』

出版社:あかね書房
発行日:1991/7/1
値段+税:1,100円
子どもも大人も「あるある、わかる!」
一人でお着替えやお手伝いもできるかばくんだけどどこか抜けている、そんな1日をなぞった絵本です。
ズボンを穿こうとしたら片方に両足を入れる、お風呂上がりに逃げるなどはご家庭でもよく見る光景ですよね。また、楽しみなおやつがあっという間になくなっちゃう寂しさには、子供の「かばくんもそうなのか」と共感の声多数です。
まずはかばくんを目指して色々挑戦させてあげてくださいね。
『ぼくうまれるよ』

出版社:アリス館
発行日:2007/4/1
値段+税:1,430円
生命誕生を分かりやすく伝えられる絵本
お腹の中にいる赤ちゃんが語りを務めるこちらの絵本は、哺乳類の中でも珍しい出産方法をするカバのお母さんの様子が描かれています。
お母さんの動きに合わせて揺られて心地よく過ごしていた赤ちゃんは、お母さんの呼び掛けを合図に産まれてきます。
カバの生態を知れる絵本でもありますが、子供に生命誕生の尊さや愛おしさを伝えるのにもピッタリです。特に兄弟ができる前など、こちらの絵本を読み聞かせされてはいかがでしょうか?
『おーいかばくん』

絵:あべ 弘士
作曲:中川 ひろたか
出版社:ひさかたチャイルド
発行日:2007/4/1
値段+税:1,870円
まったりマイペースなかばくん
陸上でも水中でもマイペースに過ごすかばくん。おーいかばくんと問いかけのような文が綴られていますが、かばくんはそれに応える気配は全くありません。そんなかばくんを見守るか、話しかけるかのように傍らには常に1羽の鳥。1匹と1羽の静かな時間が流れています。
こちらの絵本は文をそのまま歌詞にしたCD付き。歌いながら子供と一緒に読める絵本です。
『かばくん』

絵:中谷 千代子
出版社:福音館書店
発行日:1966/12/25
値段+税:990円
かばくんののんびりした1日
動物園のカバもこんな気持ちで迎えてくれているのかな?と思わせるカバの一日がこの絵本には描かれています。
のんびりと穏やかなストーリーの中には、大きな口を開けてキャベツを食べるシーンなど、カバの特徴を存分に活かされた要素がたくさん登場。また、カバの特徴が引き立つイラストの構造は、子供たちの好奇心を大いに刺激してくれます。
今までカバに興味がなかった子供でも、この絵本を読んだ後は動物園でカバに見られに行きたくなりますよ。
『ぼちぼちいこか』

絵:ロバート・グロスマン
訳:今江 祥智
出版社:偕成社
発行日:1980/07
値段+税:1,320円
「こりゃあき(飽き)ません」の連続!
海外で出版された絵本ですが、関西弁で翻訳されているこの絵本は子供の笑いのツボをつくこと間違いなしです!
表紙のカバがあらゆる職業に挑戦し、どんな結果になったのか見開きですぐわかるようになっている絵本です。消防士、カウボーイ、バレリーナー、どんな結果になったかは絵本を開いてからのお楽しみですが、カバの特徴を考えれば「そりゃそうやな!」となりますよ。
文字数は少なく、関西弁に馴染みのない子供もイラストを見ればオチがわかるようになっています。
『おふろだいすき』

絵:林 明子
出版社:福音館書店
発行日:1982/4/30
値段+税:1,430円
秘密の愉快なバスタイム
あひるのぷっかと一緒にお風呂に入るぼく。ぼくが体を洗っていると、なんとカメが湯船の底から現れ、それからさまざまな動物がぼくのお風呂場にやってきます。表紙の泡だらけのカバはストーリーの中盤くらいに登場し、湯船の中から顔を出したカバが体を洗ってほしいとぼくにお願いしたシーンです。
子供の豊かな空想力をそのまま絵本にしたようなこちらの作品、ボリュームはありますがお風呂が好きになる、読み聞かせにピッタリな一冊です。
カバの絵本は心和むストーリーがたくさん

カバの作品をズラリと並べた今回の記事、お楽しみいただけましたでしょうか?
今回挙げた絵本の中だけでも実に多くの意外性をカバは見せてくれます。実際、カバの絵本は冒頭に挙げたような特徴は組み込まれものは少なく、全体的に穏やかで心温まる絵本がほとんどです。
ちなみに、この記事でランクインした『かばくん』『かばくんのいちにち』『かばのベロニカ』は続編やシリーズが出版されています。気に入ったら、ぜひシリーズの他の作品も読んでみてください。
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