甲羅とゆったりとした動きが特徴的な亀。
今回は亀の絵本おすすめ15作品をご紹介します。
赤ちゃんにもおすすめな『かめかめ体操』は、体操の動画もあるので絵本と合わせて楽しむことができます。
子猫が亀と初めて出会った驚きを描いた『いたずらねこ』はイラストも愛らしい作品。
子どもが初めてみる動物と出会った時の気持ちと重なり、共感できるポイントも多いでしょう。
『かめがカメになったわけ』は、亀が今の姿になった理由を作者が想像して描いた絵本です。
甲羅のない亀のイラストに、大人も子どもも興味をそそられる一冊となっています。
誰もが知っている作品『うさぎとかめ』『うらしまたろう』なども、亀が大昔から人間に親しまれてきたことを物語っていますよね。
そんな不思議な魅力を持つ亀の絵本を、親子で楽しんでいきましょう!
亀の絵本おすすめ人気作品【0歳児向け】
生まれたばかりの赤ちゃんでも楽しめる亀絵本を集めました。
亀の絵本で動きや言葉を楽しく覚えられること間違いありません!
『かめかめたいそう』
出典:福音館書店
作者:齋藤 槙
出版社:福音館書店
発行日:2021年4月3日
値段:400円+税
対象年齢:0歳以上
『かめかめたいそう』のあらすじ
人気作『ぺんぎんたいそう』から8年ぶりの待望の新作がこちらの絵本。
亀の四つ足でゆっくり動くユニークな動作や大きな甲羅はとっても魅力的ですよね。
絵本を読むだけでなくて、体操まで楽しめる一石二鳥な作品です。
『かめかめたいそう』のおすすめポイント
値段も手ごろで、体操まで楽しめる赤ちゃん向け絵本。
動画も配信しているので、絵本と合わせてみるとより一層楽しめます!
『とってください』
出典:amazon.co.jp
作者:福知 伸夫
出版社:福音館書店
発売日:2003年3月1日
値段:880円+税
対象年齢:0歳以上
『とってください』のあらすじ
子どもって、人のものを欲しくなったり大人や年上の人と同じことをしたがるものですよね。
絵本のカメも、木の上にある果物を欲しがって動物たちに「とってください」とお願いするのでした。
『とってください』のおすすめポイント
亀のお願いを喜んで聞き入れてくれる、心やさしい動物たちに癒される亀絵本。
木版画の力強く鮮やかな色彩に魅了される絵本です。
亀の絵本おすすめ人気作品 【1、2歳児向け】
歩き始めて、何でもかまいたがる冒険心が強くなるこの年代の子ども。
ゆったりとして可愛らしい亀の絵本なら、イヤイヤ期真っ只中の子も楽しく読んでくれるでしょう。
『ぞうくんのさんぽ』
出典:amazon.co.jp
作者:なかの ひろたか
出版社:福音館書店
発売日:1977年4月1日
値段:990円+税
対象年齢:1歳以上
『ぞうくんのさんぽ』のあらすじ
ぞうくんはさんぽに出かけると、かばくんに出会います。
さんぽに誘うとかばくんはぞうくんの背中に乗り、さらにわにくんに出会ってさんぽに誘うと、
わにくんはかばくんの背中に。
そして、かめくんがわにくんの背中に乗ると…池にみんな落っこちてしまい⁉
『ぞうくんのさんぽ』のおすすめポイント
一番の見どころは何といっても最後のオチです。
読み聞かせ中親子で笑ってしまう結末にほのぼのとさせられます。
『いたずらこねこ』
出典:amazon.co.jp
文:バーナディン・クック
絵:レミイ・シャーリップ
訳:まさき るりこ
出版社:福音館書店
発行日:1964年11月1日
値段:1210円+税
対象年齢:2歳以上
『いたずらこねこ』のあらすじ
子猫は、はじめて亀と出会いました。
少しだけ触ると頭や足がひっこむ亀の姿に、子ねこはビックリ!
子猫と亀は仲良しになれたのでしょうか?
『いたずらこねこ』のおすすめポイント
見たことのない生き物との遭遇を描いた絵本。
子猫の目線が人間の子どもとも重なり、シンプルで読みやすく内容が印象に残る作品です。
『まどのむこうのカメロー』
出典:amazon.co.jp
文・絵:ホソイ ヨシコ
編集:松本 えつを
出版社:CHICORA BOOKS(ちこらブックス)
発売日:2020年8月31日
値段:2,057円+税
対象年齢:2歳以上
『まどのむこうのカメロー』のあらすじ
人間の男の子に飼われている亀のカメローがお友達を探す冒険に出かけるストーリー。
いつもカメローをからかうネコくんも外には危険がいっぱいあることを知っていますから、
心配でこっそり後をつけていくのでした。
『まどのむこうのカメロー』のおすすめポイント
アクリルで描かれたイラストが美しく物語にマッチする絵本。
どんな人でも、誰かに愛されていると気づく心温まる内容です。
亀の絵本おすすめ人気作品 【3、4歳児向け】
おしゃべりが上手になり、言葉の理解も進んでいるこの年齢の子ども。
誰もが知っている亀の有名作品『イソップ物語うさぎとかめ』も親子で一緒に読めば物語の理解が深まり、一層楽しめるでしょう。
『うさぎとかめ』
出典:amazon.co.jp
作者:平田 昭吾
出版社:ポプラ社
発売日:1999年1月25日
値段:385円+税
対象年齢:3歳以上
『うさぎとかめ』のあらすじ
うさぎとかめが、かけっこをすることになりました。
うさぎさんの圧勝と思われたかけっこ勝負が、思いもよらない結末に…!
『うさぎとかめ』のおすすめポイント
誰もが知っているイソップ物語うさぎとかめ。
この絵本は手頃な価格で、読みやすい大きさとなっています。
他にも、『きつねとつる』『よくばりないぬ』のイソップ童話3話が楽しめるのでおすすめです。
『かたつむりぼうやとかめばあちゃん』
出典:amazon.co.jp
作者:西平 あかね
出版社:大日本図書
発売日:2013年6月1日
値段:1,430円+税
対象年齢:3歳以上
『かたつむりぼうやとかめばあちゃん』のあらすじ
カタツムリの男の子と亀のおばあちゃんのほのぼのした日常を描いた絵本。
ゆったりとしたかたつむりぼうやとかめばあちゃんですが、公園の滑り台を転がるかたつむりぼうやのスピードにビックリ!
優しく見つめるかめばあちゃんに愛があふれています。
『かたつむりぼうやとかめばあちゃん』のおすすめポイント
ゆったりとした空気が流れるこの絵本は、子どもと向き合うことの大切さといった子育ての原点を教えてくれる作品。
時間をかけて愛情を育んでいこうと思えるので、パパやママ、そしておばあちゃんにもおすすめの絵本です。
『かめくんのさんぽ』
出典:amazon.co.jp
作者:なかの ひろたか
出版社:福音館書店
発売日:2019年4月3日
値段:990円+税
対象年齢:3歳以上
『かめくんのさんぽ』のあらすじ
きょうはとってもいい天気なので、かめくんは散歩をすることにしました。
散歩の途中で出会ったわにくんやかばくんをかめくんは散歩にさそいます。
けれど、ぽかぽか陽気でわにくんとかばくんは寝てしまいます。
小さなかめくんは、2人をよじのぼりお散歩に出かけていくのでした。
『かめくんのさんぽ』のおすすめポイント
人気の「ぞうくんのさんぽ」シリーズ。
いつもは大きなぞうくんがほかの動物を乗せていくのですが、今回は小さなかめくんが主人公で物語が進んでいきます。
小さなかめくんが大きな動物たちをよじ登っていく姿が、人間の子どもにも重なる作品です。
『かめのこうちゃん』
出典:amazon.co.jp
作者:高家 博成・仲川 道子
出版社:童心社
発売日:2008年5月20日
値段:990円+税
対象年齢:4歳以上
『かめのこうちゃん』のあらすじ
くさかめのこうちゃんがおさんぽしていると、土の中から赤ちゃんたちがうまれました。
みんなでいっしょに沼へいこうとしたら、おそろしいものがやってきてしまい…?
『かめのこうちゃん』のおすすめポイント
泳いだり、ひなたぼっこが大好きなこうちゃんに子どもならだれもが共感してしまいます。
イラストの可愛いことといったら!
こうちゃんの可愛らしさに引き込まれること間違いありません!
『みーんなかめ』
出典:amazon.co.jp
作者:ふくだ としお・ふくだ あきこ
出版社:幻冬舎
発売日:2007年6月1日
値段:2,738円+税
対象年齢:4歳以上
『みーんなかめ』のあらすじ
ぱかっ!と割れて、出てきた黄色のカメ。
ころがってきたのは、カメのたまご。
色鮮やかなカメがたくさん登場する楽しい絵本。
『みーんなかめ』のおすすめポイント
カラフルな亀がたくさん出てきて、目でも楽しめる作品になっています。
図鑑のような内容にもなっているので、大人も子どもも物語の世界に引き込まれること間違いありません。
『みつけてん』
出典:amazon.co.jp
作:ジョン・クラッセン
訳:長谷川 義史
出版社:クレヨンハウス
発売日:2016年1月12日
値段:1,980円+税
対象年齢:4歳以上
『みつけてん』のあらすじ
2匹のかめがぼうしをみつけました。
「ぼくら ふたりやのになぁ。」
さて、いったい2匹はどうするのでしょうか?
『みつけてん』のおすすめポイント
ジョン・クラッセンの「帽子」シリーズの完結編。
『どこいったん』『ちがうねん』をご存じの方も多いのではないでしょうか。
長谷川義史さんの大阪弁の訳が物語に親しみを与えてくれます。
亀の絵本おすすめ人気作品 【5、6歳児向け】
就学前の子どもには、亀のことをもっと知ってもらいましょう!
甲羅のこと、生態のこと、そして有名なうらしまたろうも知識として覚えておいて損はありません。
『こうら』
出典:amazon.co.jp
文:内田 至
絵:金尾 恵子
出版社:福音館書店
発売日:2011年1月25日
値段:498円+税
対象年齢:5歳以上
『こうら』のあらすじ
恐竜の時代から存在する、数少ないは虫類である亀。
約1億年もの間、あまり姿を変えることなく生きてきました。
理由の1つに、甲羅の存在があります。
甲羅にかくされた秘密を探りながら、カメの進化の面白さがわかる化学絵本。
『こうら』のおすすめポイント
意外と知らない亀の歴史や、甲羅のことを詳しく説明しているので大人も勉強になる絵本。
甲羅が重要な役割を果たしていることや、恐竜が絶滅して亀が生きながらえている理由もこの本を見ると納得できるのではないでしょうか。
『かめがカメになったわけ』
出典:amazon.co.jp
作・絵:ヤン モーエセン
訳:おおみち ゆか
出版社:新世研
発売日:2000年12月1日
値段:941円+税
対象年齢:就学前
『かめがカメになったわけ』のあらすじ
昔、亀は今のような姿ではありませんでした。
背中に甲羅はなく、日々巨大な動物たちの脅威にさらされて、隠れて生活しなければなりませんでした。
ある日、亀はひょんなことから甲羅を手に入れるのですが…。
『かめがカメになったわけ』のおすすめポイント
第7回絵本翻訳コンクール(秋の部)最優秀作で、亀が今の姿になるまでを、作者が想像して描いたファンタジー絵本。
甲羅がない亀のイラストの表紙と、タイトルに引き込まれます。
『よみきかせ日本昔話 うらしまたろう (講談社の創作絵本)』
出典:amazon.co.jp
文:令丈 ヒロ子
絵:たなか 鮎子
出版社:講談社
発売日:2012年5月24日
値段:1,430円+税
対象年齢:5歳以上
『よみきかせ日本昔話 うらしまたろう (講談社の創作絵本)』のあらすじ
うらしまたろうが子どもたちにいじめられている亀を助けたことで、親亀がたろうのもとへやってきました。
親亀は、お礼にたろうを竜宮城に連れて行きます。
そこで待っていたのは、美しい乙姫と魚たちの歓待でした。
『よみきかせ日本昔話 うらしまたろう (講談社の創作絵本)』のおすすめポイント
有名なのに知らない部分も多い、うらしまたろうを詳しく描いた大人も楽しめる作品。
開けてはいけないと渡された玉手箱を開けてしまうたろうですが、やってはいけないと言われるとやりたくなる、そんな心理をうまくついた物語です。
『かめまんねん』
出典:amazon.co.jp
作者:ほんま わか
出版社:文研出版
発売日:2013年2月28日
値段:1,430円+税
対象年齢:6歳以上
『かめまんねん』のあらすじ
つるは千年、かめは万年という様に、長生きなかめは何をするにも、ゆっくり、じっくり。
いつも忙しくしているいぬやねこたちが頼みごとを山ほどしてくるのに対して、
「かめへん、かめへん。」と、快く引き受けるのでした。
『かめまんねん』のおすすめポイント
長生きな亀が、のんびりしながらもほかの動物たちの役の立っている姿が、ユーモアあふれていて楽しい作品。
思わず「かめへん。」と、子どもと読みながら日常生活でも言ってしまう、そんな面白さが詰まっています。
亀の絵本は乳児から幼児まで人気!選び方は?
亀の魅力が詰まった絵本の選び方をまとめました。
これを読めば、亀の絵本選びが楽しめますよ!
亀の絵本の選び方①甲羅にスポットを当てた作品を選ぶ
亀の外見の一番の特徴と言ったら、やっぱり甲羅。
硬くて、隠れることができてとっても便利なのです。
そんな甲羅にスポットを当てた作品を選んでみるとよいですね。
亀の絵本の選び方②誰もが知っている有名作品を選ぶ
亀の物語の代表作といえば、やはり『うさぎとかめ』『うらしまたろう』でしょう。
知っているようで知らない、これらの作品を親子で読み返せば、新たな発見があるのでおすすめです。
亀の絵本の選び方③亀のゆったりとした動きが描かれている作品を選ぶ
亀のゆったりとした動きは、忙しい日常を送っている大人にとっても癒されるものです。
ゆったりした亀が出てくる絵本を読んで、ゆっくり時間をかけて、大人も子どもと愛情を育んでいきましょう。
【亀の絵本まとめ】亀はこんなにも魅力的!
甲羅とゆったりした動きが特徴的な亀の絵本を紹介してきましたが、いかがでしたか?
亀はとても長生きであり、恐竜の時代から変わらない姿で生き延びていることに驚かされます。
魅力的な生き物である亀は、誰もが知る有名作品にも登場しています。
亀の絵本で、あらためてその魅力に触れてみてくださいね。
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