1956年の「こどものとも」創刊以来、数々の名作絵本を世に送り出してきた老舗出版社・福音館書店。
大人気ロングセラー「ぐりとぐら」をはじめたくさんの作品が、子どもたち、そしてかつて子どもだった大人たちから愛されてきました。
こちらでは、福音館書店発行の中でも人気のおすすめ絵本10選をご紹介します。
てぶくろに動物が集まってくるお話や、月やクマ、鬼、かくれんぼ、くだものなど子どもが大好きなテーマの絵本。
小さな豆が活躍する楽しいお話もありますよ。
いろいろな声色を使って、子どもたちに楽しく読み聞かせしてあげてくださいね。
福音館書店の人気おすすめ絵本ランキング10選!

福音館書店の名作「ぐりとぐら」をはじめ、子どもの心を温かく育んでくれる名作絵本10選をご紹介します!
『ぐりとぐら』

出典:Amazon.co.jp
絵:大村 百合子
出版社:福音館書店
発行日:1967/1/20
価格:900円+税
対象年齢:3歳から
『ぐりとぐら』のあらすじ
お料理することと食べることが大好きなふたごの野ねずみのぐりとぐら。
森で大きな卵をみつけた2ひきは、何を作ろうかと考えた末にカステラを作ることにしました。
でも卵が大きすぎて運べません。
そこでフライパンをもってきて、その場で作り始めることに。
すると、いい匂いにつられて森じゅうの動物たちが集まってきて……。
『ぐりとぐら』のおすすめポイント
日本中で愛されてきたロングセラー『ぐりとぐら』のシリーズ第1作目。
親から子へとずっと読み継がれてきた名作です。
夢のように大きくてふわふわのおいしそうなカステラを、森の動物たちみんなで分け合って食べる場面は最高です。
ぐりとぐらの楽しい歌に自由なメロディをつけて、子供と歌って楽しんでくださいね。
『てぶくろ』

出典:Amazon.co.jp
絵:エウゲーニー・M・ラチョフ
訳:内田 莉莎子
出版社:福音館書店
発行日:1965/11/1
価格:1,000円+税
対象年齢:3歳から
『てぶくろ』のあらすじ
雪の上に、おじいさんがてぶくろを落として行ってしまいました。
そこにネズミがやってきて住み始めます。
次にやってきたかえるが、一緒に中に入れてほしいとネズミに言います。
「いいよ」
二匹がもぐりこんでふくらんだてぶくろ。
そこに今度はうさぎがやってきて、一緒に中に入りたいと言い……。
『てぶくろ』のおすすめポイント
ぽつんと落ちているてぶくろに引き寄せられてくる動物たち。
「入れて」「いいよ」
このほほえましい繰り返しと、段々に動物のサイズが大きくなっててぶくろがパンパンにふくらんでいくスリルがたまりません。
動物たちが着ているロシアらしい素敵な洋服にも注目ですよ。
『おつきさまこんばんは』

出典:Amazon.co.jp
出版社:福音館書店
発行日:1986/6/20
価格:880円+税
対象年齢:0歳から
『おつきさまこんばんは』のあらすじ
夕闇の中、ネコが寝そべる屋根のおうちにあかりがつきました。
黄色くかがやくおつきさまがだんだんに姿を現します。
「おつきさま こんばんは」
ところが、そこに黒い雲がやってきておつきさまを隠してしまい……。
『おつきさまこんばんは』のおすすめポイント
赤ちゃん絵本の傑作ロングセラーです。
ページをめくっておつきさまが見えたり、隠れたりするたびに、赤ちゃんも素直な反応を見せてくれますよ。
おつきさまが笑顔を見せれば喜び、泣きそうな顔を見せると心配そうにする子どもたち。やわらかな感性が育ちます。
おつきさまや雲に一緒に話しかけてあげてくださいね。
『エルマーのぼうけん』

出典:Amazon.co.jp
絵:ルース・クリスマン・ガネット
訳:渡辺 茂男
出版社:福音館書店
発行日:1963/7/15
価格:1,200円+税
対象年齢:5・6歳から
『エルマーのぼうけん』のあらすじ
年取ったのらねこから、どうぶつ島にりゅうの子どもが囚われていることを聞いたエルマーは、りゅうを助ける旅に出発します。
島で待ち受けるのはライオン、トラ、サイなど恐ろしい動物たち。
リュックにつめた輪ゴムやチューインガムに歯ブラシで、エルマーは知恵を使って動物たちをやりこめていき……。
『エルマーのぼうけん』のおすすめポイント
長年子どもたちに愛されてきた冒険物語シリーズ第1巻です。
りゅうの子どもに深く同情するやさしい心、一人きりで助けに行く勇気、恐ろしい動物たちをやりこめる知恵。
強い心でひとり苦難に立ち向かう勇敢なエルマーから、勇気と希望をもらえる作品です。
助け出したりゅうの背中に乗って空を飛ぶエルマーの姿を見たら、胸が熱くなりますよ。
『3びきのくま』

出典:Amazon.co.jp
絵:バスネツォフ
訳:小笠原 豊樹
出版社:福音館書店
発行日:1962/5/1
価格:1,100円+税
対象年齢:3歳から
『3びきのくま』のあらすじ
森の小屋に3びきのくまが暮らしていました。
小さなこぐまと中くらいのくま、そして大きいくまの3びきは、朝食の熱いおかゆが冷めるまで、森へ散歩にでかけます。
留守中にやってきたのは金髪の女の子。
おなかがすいていた女の子は、小さなおわんのおかゆを全部食べてしまい……。
『3びきのくま』のおすすめポイント
3びきのくまの家と知らずに入り込んでしまう女の子。
スリルあふれる展開と共に、くまのユーモラスな反応や、小屋の中のほのぼのとした雰囲気が楽しい絵本です。
3びきのくまと女の子の声色を変えて読んであげると楽しさが倍増しますよ。
『そらまめくんのベッド』

出典:Amazon.co.jp
出版社:福音館書店
発行日:1999/9/30
価格:900円+税
対象年齢:3歳から
『そらまめくんのベッド』のあらすじ
そらまめくんの宝物のベッドは、雲のようにふわふわ。わたのようにやわらかくて気持ちいいんです。
みんなが眠ってみたいなぁと言いますが、そらまめくんは「だめ、だめ」と言って誰にも使わせてあげません。
ところがある日、そのベッドがなくなってしまい……。
『そらまめくんのベッド』のおすすめポイント
大人気の「そらまめくん」シリーズの第1弾です。
仲間に大事なベッドを貸してあげられないそらまめくん。そんな気持ち、きっと子どもにはよくわかるはずですよね。
最初は冷たかったけれど、だんだんにベッド探しを手伝ってくれる仲間たちのやさしさ。
最後に仲間にベッドを貸してあげるようになるそらまめくんの成長。
その姿を見たら、子どもたちの心にも思いやりの花が咲くにちがいありません。
『うずらちゃんのかくれんぼ』

出典:Amazon.co.jp
出版社:福音館書店
発行日:1994/2/25
価格:900円+税
対象年齢:2歳から
『うずらちゃんのかくれんぼ』のあらすじ
うずらちゃんとひよこちゃんがかくれんぼ。
「もういいかい」「もういいよ」
からだのもようを生かして隠れるのが上手なうずらちゃん。
だけど、蜂に驚いてとびだしてしまい……。
『うずらちゃんのかくれんぼ』のおすすめポイント
かわいいうずらちゃんとひよこちゃんがかくれんぼする楽しい絵本です。
きれいな色や、上手にかくれるうずらちゃんの姿が面白くて、小さな子どもも夢中になってページをめくりますよ。
赤ちゃんと一緒に指さして、かくれんぼを楽しんでくださいね。
『オニのサラリーマン』

出典:Amazon.co.jp
絵:大島 妙子
出版社:福音館書店
発行日:2015/10/10
価格:1,400円+税
対象年齢:小学校初級から
『オニのサラリーマン』のあらすじ
赤オニのオニガワラケンは、地獄カンパニーの平社員です。
今日も愛妻弁当を持って、満員バスに揺られて地獄に出勤します。
血の池地獄のみはりに立ちますが、つい居眠りしてしまったオニガワラ。
すると、気が付いた時には、亡者たちが逃げようとしており……。
『オニのサラリーマン』のおすすめポイント
サラリーマンの悲哀がたまらない、コミカルな絵本シリーズ第1弾です。
関西弁のオニに、ちりばめられた小ネタが面白くてクセになりますよ。
作者の富安陽子は、なんとこのストーリーを夢で見たのだとか。
それを隅々まで詳細に描き表した大島妙子の技にも感心してしまう名作です。
『わにわにのおふろ』

出典:Amazon.co.jp
絵:山口 マオ
出版社:福音館書店
発行日:2014/9/29
価格:900円+税
対象年齢:2歳から
『わにわにのおふろ』のあらすじ
わにわにはおふろが大好き。
きゅるりと蛇口をひねってお湯をためて、おもちゃをぼくんと浮かべて、ずりずりおふろによじのぼります。
「じょろろーん!」
あぶくを「ぷーぷーららら ぷーららら」ととばしてとても楽しそう。
『わにわにのおふろ』のおすすめポイント
木版で力強いタッチで描かれた迫力たっぷりの風貌のわにわに。
リアルな「わに」そのもので一見不気味なのに、独特の擬音で楽しそうに入浴する姿を見ていると、あらら不思議。
たまらなく魅力的で、かわいらしく見えてくるのです。
「うりうりオーイェー」とわにわにのまねをしながら、ぐにっぐにっと体をふいて楽しんでくださいね。
『くだもの』

出典:Amazon.co.jp
出版社:福音館書店
発行日:1981/10/20
価格:900円+税
対象年齢:2歳から
『くだもの』のあらすじ
緑色のまるごとのスイカ。
それがカットされて「さあ、どうぞ」と差し出されます。
続いて、もも、ぶどう、なし、りんご。どれもおいしそうです。
さあ、どうぞ。召し上がれ。
『くだもの』のおすすめポイント
おいしそうな写実的に描かれた、色々なくだものの絵が次々にあらわれます。
たべものに興味を持ち始める年ごろの子どもたちが、きっと夢中になってページをめくりますよ。
まるごとのくだものの絵をみてびっくりする子もいるかもしれません。
ぱくっと食べるまねをしながら楽しんでくださいね。
【福音館書店の絵本まとめ】愛され続けるロングセラーの宝庫!

福音館書店発行の人気絵本についてご紹介してきましたが、いかがでしたか?
どれも誰もが親しんできた名作ばかりであることに、改めて驚かれた方多いのではないでしょうか。
福音館のすごさは、名作と呼ばれるロングセラー作品の多さにあります。
「ぐりとぐら」「だるまちゃん」「エルマー」など、世代を超えて長い間愛されてきた絵本たちの変わらぬ輝き。
不朽の名作を、これからも次世代につないでいきたいですね。

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