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絵本

スープの絵本おすすめ人気15選!年齢に合わせたおすすめ絵本を紹介

スープ アイキャッチ

スープは好きですか?

冬はもちろん、少し肌寒いと感じたら途端に飲みたくなるのが、温かいスープですね。

絵本の世界では、もちろん動物たちだってスープを飲みます。

たっぷりのお野菜に果物、お肉や豆を入れてじっくりコトコト。

石からスープを作る、なんてお話もあるんですよ。

赤ちゃんもおばあちゃんも、おじさんも、くまもキツネも鶴もウサギも、そして魔女だってみんな大好きなスープ。

今回はそんな“スープ”が登場する絵本を、年齢別に15冊紹介します。

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スープの絵本おすすめ人気作品【0歳児向け】

スープ0歳

ポタージュにしてしまえば、まだ歯がない赤ちゃんの時期から離乳食としても味わえる栄養満点のスープ。

まず、0歳向けのスープの絵本を紹介します。

『スープになりました』

スープになりました

画像引用:Amazon.co.jp

作者:彦坂有紀、もりといずみ

出版社:講談社

発行日:2017年9月

値段:1,200円+税

対象年齢:0〜2歳

『スープになりました』のあらすじ

にんじん、じゃがいも、とまと、ほうれんそう。

たくさんのお野菜がスープになりました。

ごくっ、ごくごく。

ごちそうさまでした。

『スープになりました』のおすすめポイント

シンプルに一つの野菜が大きく描かれたページをめくると、その野菜のスープが出てきます。

とろりとしていたり、サラサラしていたり、ひんやりしていたり。

そのスープの特徴も描きながら、「ごくごく」と繰り返しを楽しみます。

『きゅっ きゅっ きゅっ』

きゅっ きゅっ きゅっ

画像引用:Amazon.co.jp

作者:林明子

出版社:福音館書店

発行日:1986年6月

値段:800円+税

対象年齢:0〜1歳

『きゅっ きゅっ きゅっ』のあらすじ

ぬいぐるみの動物たちと一緒にスープを飲みます。

おなかにこぼしたり、手にこぼしたり、足にこぼしたり、みんな上手にまだ飲めません。

そのたびに赤ちゃんは優しくぬいぐるみを「きゅっきゅっきゅっ」と拭いてあげます。

『きゅっ きゅっ きゅっ』のおすすめポイント

まだスープを口の周りにいっぱいつけて飲む赤ちゃんが、甲斐甲斐しくぬいぐるみたちの世話を焼きます。

お母さんがいつも「きゅっきゅっきゅっ」と赤ちゃんの口の周りを拭いてあげているからだとわかる、最後がとても優しい1冊です。

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スープの絵本おすすめ人気作品【1、2歳児向け】

1、2歳スープ

動物たちだってスープが大好き。

続いてはじっくりコトコト煮たスープを、みんなで分け合う優しさを学べる1、2歳向けの絵本を紹介します。

『おばあさんのすーぷ』

おばあさんのすーぷ

画像引用:Amazon.co.jp

作者:林原玉枝(文)、水野二郎(絵)

出版社:女子パウロ会

発行日:1990年10月

値段:1,200円+税

対象年齢:2〜4歳

『おばあさんのすーぷ』のあらすじ

クリスマスの夜、ひとりぼっちで森の中の家に住むおばあさんは、小さな鍋でスープを作ります。

その美味しそうなにおいに誘われて、次々と動物たちがおばあさんの家を訪れます。

『おばあさんのすーぷ』のおすすめポイント

おばあさん一人分のわずかな量しかないスープ。

わずかな量を、次々くる訪問客に、半分また半分と分け与えます。

おばあさんの優しい心と分け合うことの大切さを学べる絵本です。

『おなべおなべにえたかな?』

おなべおなべにえたかな?

画像引用:Amazon.co.jp

作者:こいでやすこ

出版社:福音館書店

発行日:1997年8月

値段:900円+税

対象年齢:1〜3歳

『おなべおなべにえたかな?』のあらすじ

たんぽぽを摘んで、おおばあちゃんの家に向かうきつねのきっこ。

おおばあちゃんはにんじんスープを作っている真っ最中。

ところが急用ができたおおばあちゃんは、きっこにスープの番を頼んで出かけてしまいます。

『おなべおなべにえたかな?』のおすすめポイント

おおばあちゃんからスープの番を頼まれたものだから、きっこは友達のちいとにいと一緒にスープの味見をします。

味見のしすぎで空っぽになってしまったスープの鍋。

ところが“鍋の機転”ですっかり春らしいスープが作れた、というなんともあたたかいお話です。

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スープの絵本おすすめ人気作品【3、4歳児向け】

3、4歳スープ

次は3、4歳児向けのスープの絵本です。

スープの話でも学べることはたくさんあります。

保育園や幼稚園で、生活圏がぐっと広がるこの時期におすすめの絵本を紹介します。

『ガンバリルおじさんのまめスープ』

ガンバリルおじさんのまめスープ

画像引用:Amazon.co.jp

作者:やなせたかし

出版社:フレーベル館

発行日:2001年10月

値段:950円+税

対象年齢:3〜4歳

『ガンバリルおじさんのまめスープ』のあらすじ

いつもやさしく、周りの人や動物を助けるガンバリルおじさん。

今日みたいな寒い雪の日も、自分の最後の豆スープを、困っている人にあげるのでした。

『ガンバリルおじさんのまめスープ』のおすすめポイント

アンパンマンシリーズで有名なやなせたかしが描く「ガンバリルおじさんシリーズ」の中の1冊です。

どこまでも周りの人に優しく、分け合う心を忘れないガンバリルおじさんに、子どもたちも何かを感じとるでしょう。

『3つのごちそう』

3つのごちそう

画像引用:Amazon.co.jp

作者:市川宣子(文)、小林ゆき子、林なつこ、シロシオ(絵)

出版社:学研

発行日:2018年1月

値段:980円+税

対象年齢:3〜6歳

『3つのごちそう』のあらすじ

“ごちそう”が出てくる名作童話、「きつねとつる」「ころころパン」「ヘンゼルとクレーテル」を収録。

イソップ童話の「きつねとつる」は、意地悪なきつねがつるを食事に誘います。

お皿に入ったスープは、どうしてもつるには飲めません……。

『3つのごちそう』のおすすめポイント

3つの物語を短いものから長いものへと並べて収録しています。

少しずつ文字を読み始めた子どもに、「きつねとつる」は達成感を与えられる短編作品としておすすめです。

『しあわせの石のスープ』

しあわせの石のスープ

画像引用:Amazon.co.jp

作者:ジョン・J・ミュース(作)、三木卓(訳)

出版社:フレーベル館

発行日:2005年1月

値段:1,400円+税

対象年齢:3〜5歳

『しあわせの石のスープ』のあらすじ

飢饉や戦争で心を閉ざしてしまった人々がいる中国のある村に、3人の旅のお坊さんがやってきました。

お坊さんたちは石でスープを作ると言うと、村人たちの様子が変わってきます。

『しあわせの石のスープ』のおすすめポイント

ただ石でスープを作る、それだけのことで、他人に無関心だった村人たちはそれぞれ食料を鍋に入れていきます。

少しのきっかけで、みんなが協力して助け合える、ということを学べる絵本です。

『フラニーとメラニー しあわせのスープ』

フラニーとメラニー しあわせのスープ

画像引用:Amazon.co.jp

作者:あいはらひろゆき(文)、あだちなみ(絵)

出版社:講談社

発行日:2012年7月

値段:1,400円+税

対象年齢:3〜5歳

『フラニーとメラニー しあわせのスープ』のあらすじ

フラニーとメラニーはうさぎの姉妹。

森でスープ屋さんを開いています。

お姉ちゃんうさぎのフラニーが作るスープはみんなから大人気。

でも妹のメラニーはいつも失敗ばかりです。

『フラニーとメラニー しあわせのスープ』のおすすめポイント

『くまのがっこう』で大人気の、あいはらひろゆきとあだちなみのコンビによる『フラニーとメラニー』シリーズです。

美味しそうなスープではもちろん、お互いを思いやる姉妹に心が温まる絵本です。

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スープの絵本おすすめ人気作品【5、6歳児向け】

5、6歳スープ

『3びきのくま』

3びきのくま

画像引用:Amazon.co.jp

作者:トルストイ(原作)、バスネツォフ(絵)、おがさわらとよき(訳)

出版社:福音館書店

発行日:1962年5月

値段:1,100円+税

対象年齢:5〜6歳

『3びきのくま』のあらすじ

森の中の小屋にくまの家族が住んでいまいした。

その日作ったスープがまだ熱かったので、さめるまでお散歩にでかけました。

帰ると、家の中でなんだかおかしい……。

『3びきのくま』のおすすめポイント

くまの家族の留守中にしのびこんで、勝手放題していたのは女の子。

読み聞かせの時には、ちいさい子ぐま、中くらいのお母さんさんぐま、おおきなお父さんぐまの声色を変えて楽しませてあげてください。

『せかいいちおいしいスープ』

せかいいちおいしいスープ

画像引用:Amazon.co.jp

作者:マーシャ・ブラウン(作)、こみやゆう(訳)

出版社:岩波書店

発行日:2010年4月

値段:1,600円+税

対象年齢:5〜6歳

『せかいいちおいしいスープ』のあらすじ

戦争が終わり故郷に向かう3人の兵隊さん。

お腹がペコペコの3人は、通りかかった村で、食べ物を恵んでくれるように村人たちに頼みましたが、断られ続けます。

そこで、知恵を出し合って「石のスープ」を作ることにしました。

『せかいいちおいしいスープ』のおすすめポイント

世界で伝わる「石のスープ」のお話。

こちらはフランスの昔話として語り継がれているものです。

先に紹介した『しあわせの石のスープ』と比べて読むのも面白いですね。

『いろいろおふろはいり隊!』

いろいろおふろはいり隊!

画像引用:Amazon.co.jp

作者:穂高 順也(文)、西村 敏雄(絵)

出版社:教育画劇

発行日:2012年5月

値段:1,100円+税

対象年齢:5〜6歳

『いろいろおふろはいり隊!』のあらすじ

にんじんさんがレポーター、じゃがいもさんと玉ねぎさんが実戦部隊となっている「いろいろおふろはいり隊」。

3人がキッチンの中を動き回り、さまざまな“お風呂”をレポートします。

『いろいろおふろはいり隊!』のおすすめポイント

3つの食材がさまざまなスープに使われる様子、それぞれのスープや料理にはメインとなる他のものがあることなどが描かれています。

読み聞かせの時には、レポーターになりきった口調で読むのも楽しいですね。

『かぼちゃスープ』

かぼちゃスープ

画像引用:Amazon.co.jp

作者:ヘレン・クーパー(作)、かわだあゆこ(訳)

出版社:アスラン書房

発行日:2002年5月

値段:1,600円+税

対象年齢:5〜7歳

『かぼちゃスープ』のあらすじ

ねことりすとあひるは、仲良し3人組。

いつも協力して、世界一のスープを作ります。

ところが、あひるが「ぼくがスープをかきまぜる」と言ったものだから、大喧嘩が始まりました。

『かぼちゃスープ』のおすすめポイント

柔らかい絵のタッチが目を惹く絵本。

りすやねこの毛並みも見えるようです。

ちょっと譲ればすぐまた仲良くなれるのに、それが出来ないこの3人組。

友達やきょうだい間でよくあることも、客観的に見ることが出来そうです。

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スープの絵本おすすめ人気作品【小学生以上向け】

小学生以上スープ

『まほうのスープ』

まほうのスープ

画像引用:Amazon.co.jp

作者:ミヒャエル・エンデ(文)、ティーノ(絵)、ささきたづこ(訳)

出版社:岩波書店

発行日:1991年6月

値段:1,700円+税

対象年齢:小学生以上

『まほうのスープ』のあらすじ

山を挟んで左右に二つの王国がありました。

ある日に両方の王国で式典があり、それぞれの親戚が招かれたのですが、遠い親戚にあたる魔女はそのどちらにも招かれませんでした。

怒った魔女は一対のスープスプーンとスープカップを分けて、両国にプレゼントしました。

『まほうのスープ』のおすすめポイント

魔女がプレゼントしたのは、おいしくて栄養満点のスープが尽きることなくあふれてくるというスプーンとカップ。

両方が揃わないと効果がないということで、それぞれの国の王と妃は自分たちのものにしようと、相手のものを奪うために戦争まで始めます。

利己心によって豊かなものを失う、という教訓が得られる絵本です。

『ポテト・スープが大好きな猫』

ポテト・スープが大好きな猫

画像引用:Amazon.co.jp

作者:T・ファリアッシュ(文)、B・ルーツ(絵)、村上春樹(訳)

出版社:講談社

発行日:2005年11月

値段:1,700円+税

対象年齢:小学生以上

『ポテト・スープが大好きな猫』のあらすじ

おじいさんは年老いた雌猫と一緒に暮らしています。

この猫は、ネズミを取ったりなどは全くせず、おじいさんの作るポテト・スープが大好き。

ある日、釣りに行こうといつものように誘っても雌猫はついてきませんでした。

『ポテト・スープが大好きな猫』のおすすめポイント

1人と1匹の穏やかな暮らし。

「猫ぐらいいなくても」と言いながら1人で出かけたおじいさんは、釣りの間中なんだか寂しさを感じます。

優しい絵のタッチが、彼らの日々を表しているようです。

『大食いフィニギンのホネのスープ』

大食いフィニギンのホネのスープ

画像引用:Amazon.co.jp

作者:カンブリア・エバンズ(作)、川島誠(訳)

出版社:BL出版

発行日:2011年9月

値段:1,500円+税

対象年齢:小学生以上

『大食いフィニギンのホネのスープ』のあらすじ

ハロウィンの夜、大食いで有名なフィギニンが町へやってきました。

あんまり多くたべてしまうので、その町に住む魔女やゾンビたちは食べ物を隠してしまいました。

するとフィギニンは広場で「ホネのスープ」を作り始め……?!

『大食いフィニギンのホネのスープ』のおすすめポイント

「石のスープ」の物語をハロウィン仕様にしたこの絵本。

家も家族もないけれど、知恵で生き延びてきたフィギニンは、みんなをのせるのがとても上手です。

漢字やセリフに吹き出しが使われるなど、小学生以上の子どもが読みやすい1冊です。

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スープの絵本は乳児から小学生まで人気!選び方は?

スープ 選び方

スープの絵本の選び方① 何が入ってる?

豆のスープやにんじんのスープのように、何が入っているのかすぐにわかるもの。

たくさんの材料がぐつぐつ煮込まれて、溶け合ったもの。

どんな食材が入っているのか、話しながら読める絵本はいかがですか。

スープ絵本の選び方② どうやって作る?

お野菜を入れてから塩を入れたり、バターを入れたり。

絵本によっても、スープの種類で作り方はさまざま。

スープの絵本を読み終わった後に、そのスープを夕食として出してみるのはどうでしょうか。

スープの絵本の選び方③ 誰と食べる?

最初は自分ひとりのために作ったはずのスープ。

最初から誰かのために作ったスープ。

どちらもみんなと一緒に食べれば、もっとずっとおいしくなります。

誰かと食卓を囲んで、分け合うことの喜びを知る絵本もおすすめです。

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スープの絵本まとめ

スープまとめ

今回は“スープの絵本”を紹介しました。

世界各地の料理にスープは存在します。

ポテトスープやコーンスープ、にんじんのスープに豆のスープ。

そうそう、日本にはお味噌汁もありますね。

小さい子どもが包丁を使い始める時期には、スープ料理を作るお手伝いはぴったりです。

大きなゴロゴロお野菜でもぐつぐつ煮れば、立派なスープが出来上がりますから。

紹介した中から、お気に入りの絵本が見つかれば幸いです。

この記事を書いた人
谷たまき

海外で5歳と3歳の子どもを育児中。日本をバックグラウンドに持つ子どもたちが、日本文化や日本語に親しみを持ってくれるように、毎晩絵本を読み聞かせています。

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