日本に生息する蜂や世界に分布している蜂をどのくらいの種類知っていますか。
花から花に飛び回って花粉や花の蜜を集め、幼虫の餌にするハナバチ。
見かけたら少し怖いと思ってしまいそうな黒い蜂。
危険な蜂の種類なのかどうか、見分けることができたら安心ですよね。
今回は、蜂の図鑑おすすめ15選をご紹介します。
蜂について専門的に詳しく解説した図鑑はもちろん、美しい写真で魅せる図鑑も登場します。
ぜひ、図鑑選びの参考にしてみてください。
蜂図鑑の選び方は?

普段の生活で蜂の図鑑を手にすることは、少ないかもしれませんね。
興味が出てきていざ選ぼうと思っても、何を基準に選んだらいいか悩んでしまいます。
種類豊富な蜂の図鑑から満足のいくものが選べるよう、おすすめの選び方を3つご紹介します。
蜂図鑑の選び方①写真やイラストが豊富で美しいものを選ぶ

蜂の図鑑には、幼虫から成虫へと成長する過程を写真に収めたものや、世界各国に分布する蜂を美しく収めたものなど、様々な種類があります。
実際に蜂を間近で見る機会は少ないですが、図鑑だとゆっくりじっくり観察することができますね。
蜂が美しく映った図鑑を選ぶことで、写真集としても楽しむことができます。
蜂図鑑の選び方②紹介されている蜂の種類が多いものを選ぶ

世界には約40,000種類もの蜂が生息すると言われています。
全ての種類を肉眼で見ることは難しいかもしれません。
しかし、図鑑であれば満足いくまで眺めることができますね。
紹介されている種類が多い図鑑を選ぶことで、満足度も高まります。
また、比較対象の蜂が多ければ多いほど知識も深まるので、様々な蜂を観察したい場合は掲載数で図鑑を選ぶのがおすすめです。
蜂図鑑の選び方③日本の蜂か世界の蜂かで選ぶ

日本で見られる蜂はミツバチやアシナガバチ、スズメバチなどが有名ですね。
世界には翼幅が6㎝以上もあるウォレス・ジャイアント・ビーや、インドネシアで発見されたメガララ・ガルーダなど、様々な蜂が生息しています。
日本の蜂と世界の蜂とを分けて学ぶことで、知識が深まります。
蜂図鑑のおすすめ【小学生向け】

蜂はハチ目に分類される昆虫です。
蜂に興味のある子どももいることでしょう。
「蜂はどんな顔をしているの?」「蜂はどこで生活しているの?」などの疑問に、図鑑が非常に役立ちます。
小学生におすすめの蜂図鑑をご紹介します。
『ハチ (ずかん) 』

出版社:技術評論社
発行日:2014年5月1日
値段:2,680円+税
対象年齢:小学校高学年から
『ハチ (ずかん) 』のおすすめポイント
蜂のフォルムに興味を持った子どもにおすすめの図鑑です。
スズメバチのかっこよさやミツバチのかわいさなど、メジャーな蜂からマニアックな蜂まで様々な魅力に迫ります。
美しい写真だけではなくコミカルなイラストも満載で、子どもに分かりやすく解説していますよ。
蜂と人間の密接な関係にも触れており、調べ学習にも最適です。
『アリ・ハチのなかま』

出版社:新日本出版社
発行日:2010年1月1日
値段:1,400円+税
対象年齢:小学生
『アリ・ハチのなかま』のおすすめポイント
アリと蜂は祖先が同じだと知っていましたか。
アリは羽と毒針を手放し雑食性になった蜂だと言われています。
『アリ・ハチのなかま』の図鑑では、アリと蜂のよく似た生態を美しい写真とともにご紹介!
卵を産む女王様と、お世話をしたりエサを運んだりする係などの様子を詳しく知ることができます。
また、姿が蜂とよく似ていることで知られるアブ。
姿が似ていても仲間ではないことも解説しているので、アブを見ても慌てず対処できますね。
『日本の昆虫1400 (2) トンボ・コウチュウ・ハチ』

出版社:文一総合出版
発行日:2013年5月20日
値段:1,200円+税
対象年齢:小学生から大人まで
『日本の昆虫1400 (2) トンボ・コウチュウ・ハチ』のおすすめポイント
トンボ・コウチュウ・ハチ合わせて660種類をご紹介しています。
生きた昆虫をそのまま撮影しているので、生きているときの色や姿がリアルに分かり、今にも迫ってきそうな雰囲気です!
それぞれの体高や特徴、見分けかたなどを細かく記載。
昆虫に興味を持った子どもから、ある程度知識のある大人まで楽しめる内容です。
『アシナガバチ観察事典』

出版社:偕成社
発行日:2005年7月1日
値段:2,400円+税
対象年齢:小学生
『アシナガバチ観察事典』のおすすめポイント
アシナガバチの母蜂にスポットを当てています。
たった1匹で巣を作り多くの子どもを育てあげる様子を、間近で見ているかのように観察することができます。
季節が巡る中でアシナガバチが命をかけて巣作りや子育てをする様は、命の大切さや儚さを教えてくれますね。
蜂の暮らしに興味を持った子どもにおすすめの1冊です。
『カリバチ観察事典』

出版社:偕成社
発行日:1996年5月1日
値段:2,400円+税
対象年齢:小学生
『カリバチ観察事典』のおすすめポイント
先ほどご紹介した『アシナガバチ観察事典』の同シリーズです。
カリバチの生態や体の仕組み、飼育方法などを解説しています。
他の昆虫やクモを刺して巣に持ち帰り、それに産卵するカリバチ。
巣に獲物を運ぶ様子やクモを狩る様子が鮮明に分かり、子どもの探究心が育ちます。
蜂の生態を知る“学習本”として、最適ですね。
『日本の昆虫/ハチ・アリ』

出版社:くもん出版
発行日: 1984年 7月
値段:2,500円+税
対象年齢:小学生
『日本の昆虫/ハチ・アリ』のおすすめポイント
いろいろな昆虫の中でも、蜂とアリにスポットを当てた図鑑です。
小学校の理科の授業や自由研究に役立つ情報が盛りだくさん!
蜂とアリの基本的な生態や行動、種類などを小学生向けに分かりやすく解説しています。
昆虫の世界に初めて触れる子どもも気軽に読むことができるので、まず1冊というときにおすすめの図鑑です。
『ハチのふしぎとアリのなぞ』

出版社:偕成社
発行日:2008年12月
値段:1,600円+税
対象年齢:小学校高学年から大人まで
『ハチのふしぎとアリのなぞ』のおすすめポイント
原始的な生態を持つキバチやハバチから、寄生する習性を持つ蜂や獲物を狩る狩蜂、そしてミツバチやありまでをご紹介します。
なぜミツバチは大家族の集団を作るのか、狩蜂は獲物を狩ったあとどうするのかなどを、詳しく解説。
長年にわたりフィールド観察をしてきた著者が、写真とともに蜂の不思議を伝えてくれます。
蜂に興味があり「なぜ?どうして?」の疑問を持つ子どもにおすすめです。
『ハチのくらし大研究 知恵いっぱいの子育て術』

出版社:PHP研究所
発行日:2016年9月15日
値段:3,000円+税
対象年齢:小学生
『ハチのくらし大研究 知恵いっぱいの子育て術』のおすすめポイント
蜂には、他の昆虫には見られない独特な子育て方法があります。
子どもを育てるために巣を作り、狩ってきた獲物をエサとして与える狩蜂。
花粉や蜜を花から集め、それを与えるハナバチ。
どの蜂も愛情いっぱいに子育てをしている様子がよく分かる1冊です。
自然界における蜂の重要性も学ぶことができ、自然を大切にしようとする気持ちも育むことができます。
『狩蜂生態図鑑―ハンティング行動を写真で解く』

出版社:全国農村教育協会
発行日:2012/9/1
値段:2,500円+税
対象年齢:小学校高学年頃から
『狩蜂生態図鑑―ハンティング行動を写真で解く』のおすすめポイント
狩蜂を約150種と、その他の蜂を約70種ご紹介します。
狩蜂の生態である“巣作り・狩り・獲物の運搬や搬入”などを写真とともに解説。
蜂が実際に狩りをする決定的瞬間の写真もあり、普段見ることのできない貴重なものばかりです。
狩蜂のドラマティックな生態を余すことなく知ることができます。
躍動感あふれる写真を求める子どもにおすすめですよ。
蜂図鑑のおすすめ【高校生以上、大人向け】

ハナバチは花の蜜を集めているイメージが強いですが、私たちの生活に欠かせない野菜や果物を栽培する農業において、重要な役割を果たしています。
蜂の生態系を守ることは、私たちの生活維持にもつながるんですね。
そんな蜂の生態を知ることができる図鑑をはじめ、万が一蜂に刺された場合はどうしたらいいのかなどの図鑑まで登場します。
高校生以上から大人まで楽しめる図鑑のご紹介です。
『日本産有剣ハチ類図鑑』

出版社:東海大学出版部
発行日:2016年3月29日
値段:12,000円+税
対象年齢:高校生頃から大人まで
『日本産有剣ハチ類図鑑』のおすすめポイント
アリ類とハナバチ類を除く日本の有剣蜂類を、全種847種類収めました。
有剣類とは、腹端に刺針を持つ蜂のことです。
美しく並んだ標本写真は圧巻で、蜂に興味がある人や昆虫採集が趣味の人の心を踊らせてくれますね。
全グループで種類ごとの検索表があるので、調べたい種類の基本生態や分布などを素早く調べることができます。
研究者はもちろん、昆虫に興味がある人や実務で知識が必要な人など、幅広く活用できる図鑑です。
『日本産ハナバチ図鑑』

出版社:文一総合出版
発行日:2014年8月6日
値段:12,000円+税
対象年齢:高校生頃から大人まで
『日本産ハナバチ図鑑』のおすすめポイント
花粉の媒介を通して、植物の生存に大きな役割を果たすハナバチ類。
日本に分布する全389種のハナバチ類を、5,000点以上の写真とともにご紹介します。
見分けの難しいハナバチですが、類似種との違いを比較しながら識別できます。
また、可能な限り雄雌両方の写真を掲載している点も親切ですね。
ハナバチの種類を的確に見極めたい!という人に最適な図鑑です。
『世界のミツバチ・ハナバチ百科図鑑』

翻訳:矢能千秋・寺西のぶ子・夏目大
出版社:河出書房新社
発行日:2015年6月5日
値段:3,800円+税
対象年齢:高校生頃から大人まで
『世界のミツバチ・ハナバチ百科図鑑』のおすすめポイント
世界に2万種いるミツバチを含むハナバチの全てを、余すところなく網羅した翻訳図鑑です。
ミツバチ・ハナバチの生態や進化、社会行動や環境問題まで、多角的に解説しています。
蜂の驚きの世界をオールカラーで味わうことができるので、眺めるだけでも大満足の図鑑ですよ。
蜂に興味がある人や、蜂と人間の密接な関係を探りたい人はぜひ手に取ってみてください。
『日本産ハバチ・キバチ類図鑑』

出版社:北海道大学出版会
発行日:2020年7月15日
値段:18,000円+税
対象年齢:高校生頃から大人まで
『日本産ハバチ・キバチ類図鑑』のおすすめポイント
日本産として記録されている885種のうち、589種についてはカラー写真で掲載・解説したハバチ・キバチ類の専門図鑑です。
蜂を隅々まで観察できるよう、背面・腹面・側面の写真を採用しています。
採集しても種類の特定が難しいハバチ類ですが、丁寧な解説と多くの写真で解決できますね。
蜂採集が趣味の人から研究者まで、幅広い分野で大活躍の図鑑です。
『日本産マルハナバチ図鑑』

出版社:北海道大学出版会
発行日:2013年6月27日
値段:1,800円+税
対象年齢:高校生頃から大人まで
『日本産マルハナバチ図鑑』のおすすめポイント
550枚をこえるカラー標本と生態写真で、日本産マルハナバチの魅力を伝えます。
マルハナバチに特化したことにより、写真や分布地図などの情報がギュッと詰まった内容になっていますよ。
また、蜂の部分図や拡大写真も豊富に採用しているので、同定したい人におすすめの1冊です。
ビニールコーティングされた図鑑の形状で、フィールドへの持ち出しも可能。
この1冊で“マルハナバチ博士”になれそうですね!
『Dr.夏秋の臨床図鑑 虫と皮膚炎』

出版社:学研メディカル秀潤社
発行日:2013年6月7日
値段:12,000円+税
対象年齢:高校生頃から大人まで
『Dr.夏秋の臨床図鑑 虫と皮膚炎』のおすすめポイント
著者が実際に虫に刺されて、様子を観察・撮影したこだわりの写真満載の図鑑です。
万が一蜂や虫に刺されてしまった場合に、この図鑑があると落ち着いて対処することができますね。
また、刺されたときの対処図鑑だけではなく、ベストアングルから撮影された“虫の写真集”としても楽しめますよ。
虫が大好きな子どもも、刺された際に素早く対処したい大人も満足できる1冊です。
【蜂図鑑まとめ】蜂のことを正しく学ぼう

蜂の図鑑を15冊ご紹介しました。
気になるものは見つかりましたか。
普段の生活で蜂を見かけると思わず逃げてしまいますが、こちらから何もしない限り温厚な蜂が多いです。
蜂の生態を正しく学び、気をつけるべき蜂とその必要がない蜂を正しく見極め、自然界の生き物を愛でていきたいですね。
蜂の図鑑をきっかけに家庭内で虫のことや環境のことなど、いろいろなテーマで会話を楽しんでみてください。

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