みなさんは毎日えんぴつを使っていますか?
幼児から小学生のみなさんは、幼稚園・保育園・学校などで日常的にえんぴつを使っていると思います。
今回はそんなえんぴつが登場するおすすめの絵本を、年齢別に合わせて15冊紹介します。
えんぴつが擬人化された絵本が多く、子どもたちが感情移入しやすいのでおすすめです。
これを読めばあなたのお気に入りの一冊を見つけられるかもしれません。
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乳児向けのえんぴつが登場する絵本を紹介します。
まだ実際にえんぴつを使う機会はほとんどないかもしれません。
何をする道具なのか、どれだけ便利でなくてはならないものか、絵本を通して伝えられるといいですね。
『アンパンマンとえんぴつじま』

出典:amazon.co.jp
出版社:フレーベル館
発行日:1991年4月
値段:販売元による
対象年齢:2歳頃から
『アンパンマンとえんぴつじま』のあらすじ
ある日、3人のちびえんぴつが乗っているえんぴつむしごうを見つけたドキンちゃんは、バイキンマンに捕まえてほしいと頼みます。
逃げるえんぴつむしごうは、誤って足を滑らせて谷底へ落ちていってしまいます。
そこへアンパンマンが助けに来てなんとか助かると、アンパンマンはちびえんぴつたちを背中に乗せてはえんぴつじまに向かいます。
えんぴつじまでは、らくがきこぞうが作ったらくがきロボットが暴れて大騒ぎ。
それを見たバイキンマンは、らくがきロボットの筆リモコンを奪ってしまいます。
『アンパンマンとえんぴつじま』のおすすめポイント
子どもたちに大人気のアンパンマンの絵本です。
表紙を見ただけで夢中になること間違いなしです。
お馴染みのアンパンマン、バイキンマンたちに加えて、えんぴつじまのえんぴつたちがたくさん登場します。
ハラハラドキドキの展開に、アンパンマンを応援したくなりますね。
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次に、幼児向けのえんぴつが登場する絵本を紹介します。
絵を描いたり、文字を書く際に、えんぴつを使用する場面が増えてくるでしょう。
正しい持ち方で持てているか、投げたり落としたりと乱暴に扱っていないか、もう一度確認しましょう。
えんぴつは下に落ちた衝撃で中の芯が折れてしまうことがあります。
いくら削ってもすぐに折れてしまうのはそのためです。
とてもデリケートな文房具なんですよ。
『えんぴつくん』

出典:amazon.co.jp
絵:ブルース・イングマン
訳:福本 友美子
出版社:小学館
発行日:2008年12月1日
値段:1500円+税
対象年齢:3歳頃から
『えんぴつくん』のあらすじ
たった鉛筆一本ですばらしい世界を創ることができます。
まずは男の子をひとり。
続いて犬、猫、家、公園を描きました。
筆を描いて色を塗らせれば、あっという間にカラフルな世界になります。
世界ができていくうちに、人やものたちは名前を欲しがったり、直してほしいと依頼したりします。
えんぴつが消しゴムを描くと、消しゴムははりきって世界を消していきます。
『えんぴつくん』のおすすめポイント
何もない世界にえんぴつが一から描いていくというファンタジックなストーリーです。
えんぴつだけでとても素敵な世界がどんどん描かれていく様子は感動ものです。
消しゴムを描いたことによって世界が変わっていきますが、それでもえんぴつは描き続けます。
読んだあとで、絵を描きたくなるお話です。
『えんぴつ太郎のぼうけん』

出典:鈴木出版
絵:岡本 順
出版社:鈴木出版
発行日:2015年3月
値段:1200円+税
対象年齢:4歳頃から
『えんぴつ太郎のぼうけん』のあらすじ
ある日男の子はお父さんからとても書きやすい鉛筆をもらいました。
男の子はその鉛筆に「えんぴつ太郎」と名前をつけて大切にしていました。
短くなるまで使っていましたが、あるときえんぴつ太郎が机の後ろの隙間に落ちてしまいます。
そこにはトランプのジョーカーがいて、魔法を使って手と足をつけてくれました。
えんぴつ太郎の冒険がはじまります。
『えんぴつ太郎のぼうけん』のおすすめポイント
いつのまにかなくなった文房具やおもちゃたちは、もしかしたら家のどこかで冒険しているのかもしれませんね。
鉛筆たちの目線でものを見ると、家の中がとてもスリリングで、本格的な冒険に感じます。
ページをめくる手がとまらなくなる一冊です。
『ゆみちゃんとえんぴつさん』

出典:ひさかたチャイルド
絵:たるいし まこ
出版社:ひさかたチャイルド
発行日:2014年1月31日
値段:1200円+税
対象年齢:4歳頃から
『ゆみちゃんとえんぴつさん』のあらすじ
ある日、ゆみちゃんはおかあさんの筆箱の中身を床にばら撒いてしまいました。
するとえんぴつが「ぼくをつかって、すきなえをかいてくれない?」と言います。
ゆみちゃんはおかあさんからそのえんぴつをもらい、毎日たくさんの絵を描きました。
ゆみちゃんが絵を描くにつれて、えんぴつはどんど短くなっていきます。
ゆみちゃんは、このままではえんぴつさんがなくなってしまうのではないかと思い、えんぴつさんを使うのをやめてしまいました。
『ゆみちゃんとえんぴつさん』のおすすめポイント
ものを大切にする優しいゆみちゃんに心があたたまります。
大切にするあまり、なくなることを恐れているゆみちゃんですが、鉛筆をはじめ物にとっては、最後まで使い切ってもらうことこそが幸せなのかもしれませんね。
物を大切にする心が育つお話です。
『えんぴつのおすもう』

出典:偕成社
出版社:偕成社
発行日:2004年11月
値段:1000円+税
対象年齢:3歳頃から
『えんぴつのおすもう』のあらすじ
真夜中、机の上で電気スタンドの明かりがパチっと付きました。
丸く明るくなったところを土俵にして、えんぴつたちがすもう大会をはじめます。
他の文房具たちは土俵の外で応援していますよ。
長いえんぴつ、短くなったえんぴつなど、いろいろな種類のえんぴつが登場します。
誰が勝つのか、ハラハラドキドキの展開に目が離せません。
『えんぴつのおすもう』のおすすめポイント
身近な文房具の楽しいお話です。
私たちが寝ている間に、文房具たちがこんなふうに楽しく過ごしていたら……と考えたらちょっとわくわくしますね。
レトロな雰囲気を感じられるイラストで、子どもだけでなく大人も楽しめる絵本です。
『えんぴつびな』

出典:金の星社
絵:長谷川 知子
出版社:金の星社
発行日:1984年2月
値段:1300円+税
対象年齢:4歳頃から
『えんぴつびな』のあらすじ
わたしは疎開先で新しい学校に入ります。
隣の席はシンペイという男の子でした。
ある日シンペイちゃんはわたしに短いえんぴつで作ったおひなさまをくれました。
わたしがとても喜んでいると、シンペイちゃんは明日三人官女を作ってきてくれると約束してくれました。
『えんぴつびな』のおすすめポイント
戦争のころ、実際にあったお話です。
シンペイちゃんの不器用な優しさに心がほっこりします。
そんなシンペイちゃんが空襲で死んでしまう場面では涙が出てきます。
戦争は何もかも奪ってしまう。
平和な世の中の大切さ、今を大切に一生懸命に生きなければと改めて感じます。
『うちゅうをすすめ!えんぴつロケット』

出典:モノイズ
文:岩堀 真弓
出版社:モノイズ
発行日:不明
値段:727円+税〜(大きさによる)
対象年齢:4歳頃から
『うちゅうをすすめ!えんぴつロケット』のあらすじ
どうして月はいつも追いかけてくるのか疑問に思ったぼくは、宇宙へ行ってみることにしました。
えんぴつと三角定規でロケットを作ると、宇宙へ向けて発射します。
宇宙では、上下左右がないので迷子になったり、キャンディーの隕石にぶつかったり、いつのまにか仲間がたくさんいたり。
月を見つけることはできるのでしょうか。
そして僕が気がついたことはなんだったのでしょうか。
『うちゅうをすすめ!えんぴつロケット』のおすすめポイント
宇宙はっけん隊のクリエイターママさん2名による作品です。
絵本のタイプが3種類あり、それぞれ大きさや紙質が違います。
読み手に合わせたものを選ぶとよいでしょう。
かわいらしいイラストとわくわくする物語に、子どもだけでなく大人も一緒に楽しめます。
『文房具のやすみじかん』

出典:福音館書店
絵:小池 壮太
出版社:福音館書店
発行日:2016年1月15日
値段:1300円+税
対象年齢:5歳頃から
『文房具のやすみじかん』のあらすじ
まもるくんが遊びに行ってしまって、部屋には誰もいません。
すると、文房具たちがおしゃべりをはじめました。
えんぴつや消しゴム、色えんぴつにボールペンなどが、それぞれの書いたり消したりできしくみをわかりやすく解説していきます。
『文房具のやすみじかん』のおすすめポイント
普段何気なく使っている文房具の素晴らしさがわかります。
大人も知らないことがたくさん書いてあり、親子で一緒に楽しめてとても勉強になりますよ。
読んだ後で誰かに教えたくなっちゃう、そんな絵本です。
『ぶんとぼうのひらめき文房具店』

出典:玄光社
出版社:玄光社
発行日:2019年12月23日
値段:1500円+税
対象年齢:5歳頃から
『ぶんとぼうのひらめき文房具店』のあらすじ
ある森にひらめき文房具店というお店がありました。
えんぴつや定規、ノートなどいろいろな文房具が売っています。
店主はぶんとぼうの双子の兄弟です。
このお店にはいつも変わったお客さんがやってきます。
その要望にぶんとぼうは一生懸命こたえていきます。
さて、今日はどんなお客さんがくるのでしょうか?
『ぶんとぼうのひらめき文房具店』のおすすめポイント
かわいらしいイラストが目を惹く絵本です。
ぶんとぼうが奮闘しながらお客さんを喜ばせようとする姿に元気をもらえます。
子どもだけでなく大人も楽しめる絵本です。
えんぴつの絵本おすすめ人気作品【小学生以上向け】

最後に、小学生以上向けの、えんぴつが登場する絵本を紹介します。
学校や家で日常的にえんぴつを使用していますね。
えんぴつの存在が当たり前になりすぎていて、そのありがたみや大切さを忘れかけていませんか?
世界には満足に文房具を持てずに勉強している子どもがたくさんいます。
えんぴつが十分に使えていることに感謝し、これからもえんぴつをたくさん使いましょう。
『えんぴつはかせ』

出典:偕成社
出版社:偕成社
発行日:2004年8月
値段:1000円+税
対象年齢:小学校低学年頃から
『えんぴつはかせ』のあらすじ
まさるはあまり勉強が好きではありません。
ある日鉛筆を持ってぼーっとしていたらいつのまにか宿題が終わっていたんです。
しかも全部正解していました。
書いたのはまさるが持っていた鉛筆でした。
えんぴつは自分のことを『はかせ』と言います。
はかせはずっとまさると問題を解く競争をしていました。
まさるは奮闘しますが、はかせに勝つことができません。
『えんぴつはかせ』のおすすめポイント
貼り絵で作られた温かみのある絵本です。
こんな鉛筆があったら勉強がはかどりそうですよね。
鉛筆を大切に使おうと改めて感じるとともに、勉強の楽しさも教えてくれる絵本です。
勉強があまり好きではない子どもにおすすめです。
これを読めば勉強したくなるかも…!
『12ほんのいかしたえんぴつ』

出典:絵本ひろば
出版社:絵本ひろば
発行日:2019年11月27日
値段:無料(絵本ひろば内配信)
対象年齢: 小学校低学年頃から
『12ほんのいかしたえんぴつ』のあらすじ
12本の色えんぴつがいました。
たくさん使ってもらって短くなった色えんぴつたちは、描けなくなるまで短くなると部屋の隅のかんからに捨てられてしまうことを聞いて悔しくなりました。
ある夜、机の上で女の子が描いた絵日記を見つけました。
そこには、色鉛筆をとても大切にしていること、お父さんにえんぴつホルダーを買ってもらったことが描いてありました。
色鉛筆たちは最後まで大事に使ってもらえることを嬉しく思います。
『12ほんのいかしたえんぴつ』のおすすめポイント
短くなった鉛筆は、鉛筆ホルダーをつけると持ちやすくなります。
使っていた頃を思い出すと懐かしくなります。
自分が使っている鉛筆や色鉛筆もこんなことを思っていたり、話していたりするかもしれませんね。
最後まで大切に使おうと改めて感じるお話です。
『えんぴつとケシゴム』

出典:角川書店
ルイス・O・ラモス・ジュニア
絵:ヘルマン・ブランコ
訳:高畑 正幸
出版社:角川書店
発行日:2020年3月13日
値段:1400円+税
対象年齢:小学校低学年頃から
『えんぴつとケシゴム』のあらすじ
えんぴつはいつもひとりで絵を描いていました。
えんぴつは、ある日ケシゴムに出会いました。
ケシゴムは消すのが大好きでした。
それも、ただやみくもに消すのではなく、えんぴつが描いた絵を少しだけ消して新しい絵に仕上げていくのです。
えんぴつは、ケシゴムが自分が思いつかないことをするのでなんだかおもしろくありません。
えんぴつがどんな絵を描いても、ケシゴムは工夫して手を加えていくのです。
そんなえんぴつとケシゴムの魅力を再確認できるお話です。
『えんぴつとケシゴム』のおすすめポイント
普段何気なく使っている鉛筆と消しゴムが実はとても魅力的な道具であることを再認識できます。
消しゴムでも絵を描けるなんて、とても新鮮ですよね。
特別な道具を持っていなくても、描きたい気持ちがあれば絵は描けるんです。
読み終わったらすぐに絵が描きたくなりますよ。
『くまさんのまほうのえんぴつ』

出典:amazon.co.jp
訳:さくま ゆみこ
出版社:BL出版
発行日:2011年10月1日
値段:1300円+税
対象年齢:4歳頃から
『くまさんのまほうのえんぴつ』のあらすじ
昔、魔法のえんぴつを持ったくまさんがいました。
そのえんぴつは描いたものが本物になるのです。
くまさんはいつも困ったことがあると、その魔法のえんぴつを使って難を逃れていました。
この魔法のえんぴつを、みんなのため、未来の世界のために使えば、とても幸せになるはずです。
『くまさんのまほうのえんぴつ』のおすすめポイント
この絵本に出てくる絵は、一般募集をした子どもたちの絵が使われています。
とてもあたたかみがあって素敵な絵本です。
こんなえんぴつがあったらぜひ使ってみたいですよね。
ページをめくる手がとまらなくなる、わくわくするお話です。
『いろ カメレオンのえんぴつ』

出典:amazon.co.jp
出版社:コクヨ
発行日:2008年7月
値段:950円+税
対象年齢:小学校低学年頃から
『いろ カメレオンのえんぴつ』のあらすじ
カメレオンはとてもお腹が空いていました。
すると隣の木においしそうな虫がたくさんいるではありませんか。
早速カメレオンは、色えんぴつで自分の体に色を塗りながら、隣の木へ移動します。
葉っぱの緑から木の茶色へ、雨が降ると水玉もようへ、虹がかかると七色に。
カメレオンはご飯を食べることができるのでしょうか。
『いろ カメレオンのえんぴつ』のおすすめポイント
擬態するものに合わせて体の色を変えられる、カメレオンの特徴を生かした楽しいお話です。
次はどんな色に変わるのか、わくわくしながら見ることができます。
自分で体に色を塗りながら進むので、目標の虫たちのところへ辿り着けるのか、最後まで目が離せません。
『いっぽんの鉛筆のむこうに』

出典:福音館書店
絵:堀内 誠一
写真:坂井 信彦ほか
出版社:福音館書店
発行日:1989年2月15日
値段:1300円+税
対象年齢:小学校中学年頃から
『いっぽんの鉛筆のむこうに』のあらすじ
えんぴつはどのように作られているのでしょうか。
まず、鉛筆の最も重要な芯の部分である黒鉛は、スリランカの地下300mから掘り出しています。
芯を包む木の部分は、アメリカのカリフォルニア州で伐られた木を使っています。
それらの材料はコンテナ船で日本へ運ばれてきて、日本の工場で鉛筆へと加工されるのです。
『いっぽんの鉛筆のむこうに』のおすすめポイント
普段何気なく使っている鉛筆ですが、一本の鉛筆ができるまでに、世界中のたくさんの人が関わっていることに驚きます。
そういった人たちの努力に報いるためにも、大切に使わなければなりませんね。
えんぴつの絵本は乳児から小学生まで人気!選び方は?

ここでは、実際にえんぴつが登場する絵本を選ぶ際のポイントを3つにまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。
えんぴつの絵本の選び方① 読み手の目的にあった絵本を選ぶ
絵本を選ぶ人が、読み手に対し、どのようなことを感じてほしいのかを考えて選びましょう。
例えば、えんぴつを大切に扱ってほしいと願うとします。
乱暴に扱う主人公に対してえんぴつが悲しむ場面がある絵本を選ぶのも効果的です。
また、えんぴつがどのように作られているかを学べる絵本を読むことで、ものを大切にする気持ちを育むことができます。
えんぴつの絵本の選び方② カラフルな絵本を選ぶ
小さい子どもには、ページいっぱいにイラストが描かれていて、色鮮やかなものを選ぶとよいでしょう。
子どもは視覚から入るものに注意を向けやすいです。
絵本を見てほしいと思ったら、カラフルな絵がたくさん載っている絵本を選ぶといいですよ。
カラフルな絵本は、子どもに楽しそうな印象を与えます。
えんぴつの絵本の選び方③ 実際にえんぴつを使いたくなる絵本を選ぶ
主人公がえんぴつで生き生きと字を書いたり絵を描いたりしている場面を見ると、その姿に影響を受けて読んだあとにえんぴつを使いたくなるはずです。
えんぴつを使ってほしいと思うなら、そういった読み手にやる気を与えるような内容の絵本を選ぶとよいでしょう。
【えんぴつの絵本まとめ】えんぴつはなくてはならない存在!

いかがでしたでしょうか。
えんぴつは私たちの生活と切っても切り離せない存在です。
えんぴつの絵本は、ものを大切にすることを教えてくれます。
絵本を読んだ子どもたちが、えんぴつが短くなるまで、大切に使ってくれるようになるといいですね。
さあ、早速、これから本屋さんや図書館で探したい絵本を紙に書き出してみましょう。

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