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絵本

えほん大賞の歴代受賞作品まとめ12冊!あらすじなども紹介

えほん大賞

みなさんは、えほん大賞をご存知ですか?

文芸社が主催する絵本のコンテストで、2011年から開催されています。

えほん大賞は老若男女問わず、絵本が好きな人なら誰でも参加することができる絵本のコンテスト。

絵本のテーマは自由なので、自分の好きなストーリー、絵柄で描くことができるのが魅力です。

絵本部門とストーリー部門に分かれており、賞は各部門こどに大賞1名、優秀賞2名、特別賞1名が選出されます。

そして何と言っても一番の特典は、大賞に選ばれると実際に書籍化されるという点。

これまでに37冊もの大賞受賞作品が出版され、実際にたくさんの子ども達に読まれているのです。

今回はそんなえほん大賞から過去5回の受賞作品を全部で12冊ご紹介します。

それぞれのあらすじやおすすめポイントもまとめていますので、気になったものはぜひ手に取ってみてくださいね。

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第19回/2020年 えほん大賞受賞作品

えほん大賞

まずは、第19回えほん大賞受賞作品をご紹介します。

生きていく上で大切なことを学ぶことができる絵本もあるのでおすすめです。

ユーモラスなストーリーで、読み手を楽しい気持ちにさせてくれます。

絵本部門 大賞『おキモチや』

おキモチや

出典:文芸社

作:ときなつき
出版社:文芸社
発行日:2021年6月15日
値段:1200円+税
対象年齢:幼児向け

『おキモチや』のあらすじ

ある日、ぼくの家の裏に新しいお店ができました。

店の名前はおキモチやです。

おキモチやは、どんなキモチでも作ってくれる不思議なお店でした。

ぼくは退屈しのぎにいろいろな種類のおキモチを買ってみることにしました。

『おキモチや』のおすすめポイント

人にはいろいろな気持ちがありますよね。

嬉しい気持ち、悲しい気持ち…。

他にどんな気持ちがあるか、一緒に考えてみましょう。

絵本を読んだあとで、人の気持ちについて家族や友達と話し合ってみるのも良いですね。

ストーリー部門 大賞『コツコツバス』

コツコツバス

出典:文芸社

文:みつきれいこ
絵:鴨下潤
出版社:文芸社
発行日:2021年6月15日
値段:1500円+税
対象年齢:幼児向け

『コツコツバス』のあらすじ

あるところに、コツコツバスがありました。

運転手はがいこつのコツコツさんです。

このバスは少し変わっていました。

バスを降りるためには、コツコツさんの出すコツをクリアしなければなりません。

まず初めのコツはちょうちょ結びです。

さあ、乗客の6人の子ども達は、コツをクリアすることができるのでしょうか。

『コツコツバス』のおすすめポイント

生きるために必要なことがたくさん出てくるお話です。

ストーリーを楽しみながら勉強もできて一石二鳥です。

ぜひ親子で一緒に楽しんでみて下さい。

そして実際にコツコツさんの出したコツにチャレンジしてみても良いですね。

絵本部門 優秀賞『宇宙人あらわる』

宇宙人あらわる

出典:絵本ひろば

作:ヤマジロウ
出版社:絵本ひろば
発行日:2021年1月21日
値段:絵本ひろばサイト内で無料公開
対象年齢:6歳頃から

『宇宙人あらわる』のあらすじ

ある日、ボクの前に宇宙人が現れました。

宇宙人はお腹が空いているようでした。

持っていたパンをあげると、それから毎日現れるようになりました。

するとある日、宇宙人が泣いているではありませんか。

どうやらケガをしているようです。

ボクは、手当てをするために、家に連れて帰ることにしました。

『宇宙人あらわる』のおすすめポイント

こちらは書籍化はされていませんが、ウェブサイトから無料でいつでも楽しむことができます。

かわいらしいキャラクターが読み手を癒してくれます。

主人公の優しさに温かい気持ちになります。

まさかの結末にほっこりするお話です。

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第18回/2020年 えほん大賞受賞作品

えほん大賞

続いて、第18回えほん大賞の受賞作品をご紹介します。

ユニークな展開にワクワクが止まりません。

小さい子どもから大人まで幅広く楽しめる絵本です。

ぜひ親子で一緒に読んでみてください。

絵本部門 大賞『ガタンゴトン』

ガタンゴトン

出典:文芸社

作:今泉和希
出版社:文芸社
発行日:2020年12月15日
値段:1200円+税
対象年齢:幼児向け

『ガタンゴトン』のあらすじ

ガタンゴトン、ガタンゴトン…。

電車の走る音を聞いていたら、ついウトウトしてしまいました。

すると、眠っている間に電車の中の世界が変わっているではありませんか。

あるときは畑、またあるときは…なんと水の中!

不思議で楽しい電車の世界へ行ってみましょう。

『ガタンゴトン』のおすすめポイント

ページをめくるまで何が出てくるかわからない、ドキドキワクワクのお話です。

リズミカルな言葉がたくさん出てくるので、小さい子どもから大人まで楽しめます。

また、絵本を繋げることで、電車がどんどん連なっていく仕組みもおもしろいポイントです。

ストーリー部門 大賞『どろぼうねこのおやぶんさん』

どろぼうねこのおやぶんさん

出典:文芸社

文:小松申尚
絵:かのうかりん
出版社:文芸社
発行日:2020年12月15日
値段:1200円+税
対象年齢:幼児向け

『どろぼうねこのおやぶんさん』のあらすじ

あるところに、町を縄張りにしている猫がいました。

猫は魚屋さんと顔馴染み。

ある日、町の電気屋さんのテレビから「今日の天気は晴れのちさんま…。」と聞こえてきました。

魚屋さんは、これでは商売ができないと困ってしまい、猫に頼みます。

この猫は、実は泥棒の親分猫だったのです。

猫は魚屋さんのために、町中の猫を集めるのでした。

『どろぼうねこのおやぶんさん』のおすすめポイント

本物のようなリアルな猫の絵が目を惹く絵本です。

猫と魚屋さんと聞くと、敵対しているイメージですよね。

しかしこの絵本では、なんだかとても良い関係なんです。

猫と魚屋さんの素敵なお話にほっこりします。

空から魚が降ってきたりととてもユニークなストーリーで、ページをめくる手が止まりません。

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第17回/2020年 えほん大賞受賞作品

えほん大賞

続いて、第17回えほん大賞の受賞作品をご紹介します。

ストーリーが魅力的なのはもちろん、より一層夢中にさせるポイントがあるんです。

クイズになっていたり、シュールでくすっと笑えるイラストだったり…何度も繰り返し見たくなる絵本ばかりです。

絵本部門 大賞『なにがみえるかな』

なにがみえるかな

出典:文芸社

作:かわはらり
出版社:文芸社
発行日:2020年6月15日
値段:1200円+税
対象年齢:幼児向け

『なにがみえるかな』のあらすじ

おいしそうなクロワッサンかと思ったら…それはひつじさんの角でした。

真っ白の何もない世界かと思ったら…ぐっすり眠っているしろくまさんの親子でした。

よーく見てみると、見えてくるものがあります。

遠くから、近くから、絵本をじっくり見てみましょう。

『なにがみえるかな』のおすすめポイント

ふわふわとした温かみのある絵が目を惹く絵本です。

ストーリーを楽しみながら、簡単なクイズ形式になっているので、小さい子どもも楽しめます。

ほっこりした優しい気持ちになれますよ。

ストーリー部門 大賞『はなげせんぱい』

はなげせんぱい

出典:文芸社

文:杉江勇吾
絵:花田栄治
出版社:文芸社
発行日:2020年6月15日
値段:1200円+税
対象年齢:幼児向け

『はなげせんぱい』のあらすじ

けいごさんは小学生の男の子です。

けいごさんの鼻の穴を守っているのは、たくさんの鼻毛達。

中でも鼻毛のゲンさんは、鼻毛達の中でもベテランです。

いつも後輩達に鼻毛のあるべき姿を教えています。

そんなある日、けいごさんがデートをすることになりました。

『はなげせんぱい』のおすすめポイント

知っているようであまり知らない鼻の穴の世界を覗き見できますよ。

鼻毛の大切さがよくわかります。

シュールなイラストが、ストーリーをさらに盛り上げています。

おもしろくて学べる、とても楽しい絵本です。

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第16回/2019年 えほん大賞受賞作品

えほん大賞

次に、第16回えほん大賞の受賞作品をご紹介します。

人の気持ちを考えるきかっけになる絵本や、言葉遊びが楽しめる絵本が登場します。

ぜひ親子で楽しんでみてください。

絵本部門 大賞『あめおじさん』

あめおじさん

出典:文芸社

作・絵:にしいあきのり
出版社:文芸社
発行日:2019年12月15日
値段:1200円+税
対象年齢:幼児向け

『あめおじさん』のあらすじ

あめおじさんが外に出ると、必ず雨が降ります。

ある日、遠足を明日に控えた子ども達は、あめおじさんの元へ行って「明日は外に出ないでください。」とお願いします。

別の日には、洗濯物をしたいご近所さんが、雨おじさんの元へ行って「明日は外に出ないでください。」と言うのでした。

毎日いろんな人が家に来てそんなことを言うので、あめおじさんは毎日家の中にいるのでした。

ところがある日、女の子があめおじさんの家にやってきて、雨を降らせてほしいと言います。

『あめおじさん』のおすすめポイント

優しいあめおじさんと、女の子の素敵なお話です。

ほっこりする結末に、雨が苦手な人も、雨って良いな、と思える絵本です。

雨が降るのが待ち遠しくなりますよ。

ストーリー部門 大賞『イカリメーター』

イカリメーター

出典:文芸社

作:とうやまそうた
絵:塚本やすし
出版社:文芸社
発行日:2019年12月15日
値段:1200円+税
対象年齢:幼児向け

『イカリメーター』のあらすじ

7歳のお誕生日に、おじいちゃんがぼくに特別なメガネをくれました。

このメガネを掛けて怒っている人を見ると、その人がどれくらい怒っているかがわかるんです。

ある日、妹が家の外へ走って飛び出していきました。

すると車のブレーキ音が響きます。

ママは、「なにしているの!危ないでしょう!」と怒りました。

ぼくはメガネを掛けてママを見ました。

すると、すごく怒っているのに、イカリメーターが0%だったのです。

ぼくは不思議に思ってパパに聞いてみました。

『イカリメーター』のおすすめポイント

こんなメガネが本当にあったらぜひ掛けてみたいですよね。

親子の絆、子どもを愛する親の気持ちがわかります。

また、怒ることと叱ることの違いなど、大人がはっと気付かされることも多いお話です。

子どもだけでなく、大人にも読んでもらいたい一冊です。

子どもへの接し方を改めて考える良いきっかけになりますよ。

絵本部門 優秀賞『なす びびびのび』

なすびびびのび

出典:amazon.co.jp 

作:すぎさきたかし
絵:くろすはるひ
出版社:デザインエッグ社
発行日:2019年4月29日
値段:1200円+税
対象年齢:3歳頃から

『なす びびびのび』のあらすじ

「なすび」と「なす」の違いって何でしょう。

としおじさんが「なすび」と言ったことをきっかけに、男の子は考えます。

「び」をつけるとかわいくなるのでしょうか。

例えば「いぬ」に「び」をつけてみると…。

男の子の頭の中でキラキラした洋服を着た「いぬび」が現れます。

『なす びびびのび』のおすすめポイント

クレヨンで描かれた温かみのあるイラストが目を惹く絵本です。

言葉の不思議でおもしろく、そして難しい所も、わかりやすいイラストで表現されています。

子どもから大人まで楽しめる、ユニークなお話です。

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第15回/2019年 えほん大賞受賞作品

えほん大賞

最後に、第15回えほん大賞受賞作品をご紹介します。

絵本部門 大賞『ぼくにはあながある』

ぼくにはあながある

出典:文芸社

作:まるやまなお
出版社:文芸社
発行日:2019年6月15日
値段:1200円+税
対象年齢:幼児向け

『ぼくにはあながある』のあらすじ

パン屋のおじさんは、毎日いろいろなパンを作ることに大忙しです。

ロールパン、クリームパン、フランスパン…。

パン生地達は、自分がどんなパンになれるのだろうとワクワクしています。

ある日、おじさんはお店で1番人気のあんぱんを作っていました。

しかしうっかりして、最後の1つだけ、あんこが入っていない穴の空いたパンを作ってしまいました。

『ぼくにはあながある』のおすすめポイント

おいしそうなパンがたくさん出てくる絵本です。

パン好きの人にはたまりませんよ。

絵本からパンの香ばしい良い匂いがしてきそうです。

ドーナツとはまた違った、穴あきパンの素敵なお話です。

ストーリー部門 大賞『はらぺこれいぞうこ』

はらぺこれいぞうこ

出典:文芸社

文:桜木紗綾
絵:えだかのん
出版社:文芸社
発行日:2019年6月15日
値段:1200円+税
対象年齢:幼児向け

『はらぺこれいぞうこ』のあらすじ

ある日ママが、「冷蔵庫を買い替えようかしら」と言いました。

それを聞いた冷蔵庫のれいこさんはびっくりして、外へ逃げ出します。

食べ物がたっぷり入ったれいこさんは、道で出会った人達に、次々と中身をあげていきました。

さて、れいこさんはどうなってしまうのでしょうか。

『はらぺこれいぞうこ』のおすすめポイント

色鮮やかでかわいらしいイラストが読み手を惹きつけます。

冷蔵庫が逃げ出すというなんともユニークなストーリーです。

ものを大切にする気持ちを学ぶことができますよ。

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【えほん大賞歴代受賞作品まとめ】素敵な作品が目白押し!

えほん大賞

いかがでしたか?

気になる絵本が見つかったのではないでしょうか。

えほん大賞は、たくさんの専門家の厳しい審査によって選ばれているので、自信を持っておすすめできるのもばかりです。

大切な人へのプレゼントに選んでも良いですね。

また、文芸社のえほん大賞は誰でも参加できるのが魅力です。

自分でオリジナルの絵本を作ってみたいという人は応募してみるのもいいですね。

この記事を書いた人
あきママ

9年間保育士として勤務。現在は1歳の女の子のママです。『もーいいかい まーだだよ』の絵本がブームで毎日娘と一緒に読んでいます。

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