トラは大きな身体と力強い動きが、とてもかっこいい動物です。
子どもたちもそんなトラが大好き。
今回は、トラが登場する絵本おすすめ人気ランキングを20選ご紹介します。
絵本に登場するトラは、かっこいいだけでなく、ユニークで可愛らしいトラもたくさん。
かの有名なトラがバターになってしまうお話『おしゃれなサムとバターになったトラ』や、大人気『おちゃのじかんにきたとら』、福音館書店の『とらたとおおゆき』や韓国のトラの絵本まで!
トラの絵本の選び方もまとめていますので、どの絵本を選ぶか迷ったらぜひ参考にしてください。
さまざまなトラの絵本を読んで、トラの新たな魅力を感じましょう。
- トラの人気おすすめランキングを紹介
- トラ絵本の選び方
- トラ絵本の人気おすすめランキング20選
- 20位:『金剛山のトラ』
- 19位:『しろいまゆげのトラ』
- 18位:『とらたとおおゆき』
- 17位:『おしゃれなサムとバターになったトラ』
- 16位:『ジャスミンと とらの スルタン』
- 15位:『たいくつなトラ』
- 14位:『あずきがゆばあさんとトラ』
- 13位:『とらとほしがき』
- 12位:『とらさんおねがいおきないで』
- 11位:『とらのゆめ』
- 10位:『とらはえらい』
- 9位:『ちびとらちゃん』
- 8位:『トラさん、あばれる』
- 7位:『むかしむかしとらとねこは・・・』
- 6位:『だるまちゃんととらのこちゃん』
- 5位:『トラのじゅうたんになりたかったトラ』
- 4位:『トラのバターのパンケーキ』
- 3位:『おちゃのじかんにきたとら』
- 2位:『ちびくろ・さんぼ』
- 1位:『ウェン王子とトラ』
- トラはユニークで迫力ある動物!
トラの人気おすすめランキングを紹介
トラの絵本の人気おすすめランキングを紹介していきます。
20位から1位までのランキング形式でまとめていますので、お気に入りのトラの絵本を見つけてください。
トラの絵本の選び方もまとめています。ぜひ参考にしてください。
トラ絵本の選び方
トラの絵本の選び方を3つご紹介します。
かっこいいトラ、可愛いトラなど、絵本にいるトラはさまざまです。
親子で楽しめる絵本を選んで、素敵な絵本の時間を過ごしたいですね。
ぜひ参考にしてください。
トラのユニークさで選ぶ
トラはかっこいい動物ですよね。そんなトラが、おかしな行動をとっていたらとても面白いです。
例えば人間に話しかけたり、弱々しかったり…。
現実では見られないトラの姿を絵本で見ることができたら、楽しい時間を過ごせますよ。
トラのユニークな絵本を読んで、トラの新たな魅力を感じてください。
どこの国の絵本かで選ぶ
トラの絵本は、日本だけでなく韓国、中国のものなど外国の絵本もあります。
読んでみるとその国の文化も分かりとても面白いですよ。
ストーリーも日本と違うものがあるので、トラの絵本をより一層楽しめるでしょう。その国の人が描く絵にも注目です。
日本の絵本とは別に、外国の絵本も持っておきたいですね。
迫力があるトラかで選ぶ
トラは水墨画でもよく描かれる、とても迫力がある動物です。
そんなトラが絵本でもダイナミックに描かれていたら、惹き付けられますよね。
トラ本来のかっこよさが絵本でも表現されていると、さらにトラのことが好きになります。
トラの絵本で、迫力ある素晴らしいトラに出会ってください。
トラ絵本の人気おすすめランキング20選
トラ絵本の人気おすすめランキングを20選ご紹介していきます。
名前を聞いたことがある有名な絵本や、きっと新たな出会いとなる絵本までさまざまですので、見ているだけでも楽しいですね。
魅力あふれるトラを、楽しめる絵本をぜひ選んでください。
20位:『金剛山のトラ』
その他:訳:かみや にじ
出版社:福音館書店
発行日:2017/6/7
値段+税:2808円
韓国で愛されるお話
主人公は金剛山のトラに父親を殺されたユボギ。ユボギは父の仇を討とうと、熱心に修行し力を付けます。ついに金剛山のトラの元へやってきたユボギは、トラと戦いますが、あえなく一飲みにされてしまいました。ユボギはどうなってしまうのでしょうか…?
韓国の昔話が、日本の絵本となって登場です。人間対トラ。トラのほうが強そうですが、ユボギは仇討ちのために力を磨いていきました。
19位:『しろいまゆげのトラ』
絵:訳:
出版社:瑞雲舎
発行日:2007/11/10
値段+税:1980円
純粋な者は、本性を見抜く
しろいまゆげのトラは、千年生きるトラです。そのトラには不思議な力がありました。人の本性を見抜く力。トラは人間に変身して人のいる町に行くと、嫌な本性の人間ばかり。そんな中、1人の女の子がトラの前に現れます。
韓国のお話です。人間は純粋な心を持っている人ばかりではないですよね。この絵本では、清らかな心であることを語りかけています。心に不安があったら、この絵本を読んでみるといいかもしれませんね。
18位:『とらたとおおゆき』
絵:
出版社:福音館書店
発行日:1993/2/10
値段+税:864円
動物たちの愉快なそり遊び
主人公は虎のとらた。とらたはお父さんと屋根の上の雪を下ろし、そりで雪を滑り降ります。お母さんから鈴をもらって、それをそりに付けて、今度はたくさんのお友達とそり遊び。雪が降ったらそり遊びをしたくなります。
豪快な絵のキャラクターたちが印象的な絵本です。虎の家族や、友達のうさぎなどさまざまな動物が登場し、賑やかで楽しい気持ちになるでしょう。繰り返しの言葉もある絵本なので、小さな子どもから楽しめます。
17位:『おしゃれなサムとバターになったトラ』
絵:訳:
出版社:スペースシャワーネットワーク
発行日:1997/10/24
値段+税:2376円
「ちびくろ・さんぼ」好きは読みたい
「ちびくろ・さんぼ」という絵本を知っていますか?人種差別的だという批判を受けた「ちびくろ・さんぼ」のリメイク版の絵本です。主人公の黒人の男の子がトラと果敢に戦う話で、最終的にトラはバターになってしまいます。
この絵本を読むとホットケーキが食べたくなります。絵本を読んだあと、バターとハチミツをかけたホットケーキを子どもと食べるのもいいかもしれませんね。「ちびくろ・さんぼ」が好きな人は、ぜひ読んでみてください。
16位:『ジャスミンと とらの スルタン』
出版社:講談社
発行日:2014/8/4
値段+税:497円
ディズニー好きは読みたい1冊
スルタンは、身体は小さいけど勇気あるとらです。弱い生き物の味方で、強そうな相手にも果敢に向かいます。ジャスミンはスルタンを市場で発見し、その可愛さから城に連れて帰りました。スルタン、ジャスミンをしっかり守るんだよ!
子どもから大人まで大好きなディズニーの、とらが登場する絵本です。親しみやすいディズニー絵本なので、ストーリーを理解してきた幼稚園児はとても楽しめるのではないでしょうか。ディズニー好きにもおすすめです。
15位:『たいくつなトラ』
絵:
出版社:福音館書店
発行日:2014/6/5
値段+税:1296円
ぬいぐるみのトラと生きた猫の物語
トラは退屈でした。トラはぬいぐるみで、ショーウインドウに飾られているだけ。そんなトラの前に、1匹の子猫が現れます。猫は「トラになりたい」と言い出し、退屈なトラは、猫を弟子にして退屈しのぎをしようとしましたが…。
ぬいぐるみのトラと生きた猫の、ちょっと変わった物語。ぬいぐるみのトラには、成長はありません。しかし、生きた猫には、成長があります。決して交わらない2匹の存在。読むと何か感じることがある、魅力ある絵本です。
14位:『あずきがゆばあさんとトラ』
絵:訳:おおたけ きよみ
出版社:アートン
発行日:2004/11
値段+税:2264円
面白い!韓国版のさるかに合戦
「さるかに合戦」の韓国版のようなもの。韓国の田舎で実際に使われているものが多く描かれているので、絵本のストーリーを楽しむだけでなく、韓国文化を知ることもできる絵本でしょう。
日本と韓国は、隣国ですけど文化に違いがあります。絵本のストーリーも違うので、新たな発見や楽しみを見つけられるかもしれませんね。迫力ある絵は素晴らしく、読むものを惹き付けますので、記憶に残る1冊となるでしょう。
13位:『とらとほしがき』
出版社:光村教育図書
発行日:2006/11/1
値段+税:1728円
とらは怖くなくて、ほしがきは怖い?
泣いている人間の子どもに母親が、「とらが来る」と言っても泣き止まない。強くて怖いと自負しているとらは、その言葉に自信を無くします。しかもその子どもは、ほしがきをもらうと泣き止みました。ユーモア溢れる絵本です。
表紙を見ると、怖くて迫力あるとらが描かれています。しかし、絵本のストーリーはとても面白く、読む人すべてを楽しませるでしょう。ユニークなお話を読みたい人におすすめです。
12位:『とらさんおねがいおきないで』
訳:
出版社:ひさかたチャイルド
発行日:2017/1/24
値段+税:1512円
とらさんを起こさない仕掛け絵本
動物たちは、寝ているとらさんの向こうへ行きたいです。だから、とらさんを起こさないように、風船に掴まって飛び越えて、とらさんを撫でたりして…。動物たちがとらさんの向こう側へ行きたい理由は何でしょうか?
とらさんを起こさないように、絵本を読んでいる子どもにも手伝ってもらいましょう。とらさんを撫でたり、絵本を揺らしたり。子どもが絵本の中の動物たちと一緒に楽しめる仕掛け絵本になっています。
11位:『とらのゆめ』
出版社:福音館書店
発行日:1999/1/20
値段+税:2573円
夢の世界を歩くとらの話
寝ているのは、とらのとらきちです。とらきちは、ぐっすり眠り、夢の世界へ入っていきます。不思議な世界を歩くとらきち。ページを捲るとき、次はどんな夢の世界が待っているのだろうかと、ドキドキしてしまいます。
表紙のとらは、一般的なとらのように黄色と黒で描かれていません。著者が描くとらは、みどり。著者は動物と植物を合わせて描いています。そんな不思議な「とらのゆめ」の世界を、ぜひ覗いてみませんか?絵で物語る素敵な絵本ですよ。
10位:『とらはえらい』
出版社:クレヨンハウス
発行日:2006/07
値段+税:1296円
「えらい」がたくさんありすぎて「えらい」
とらは「えらい」。しましまのところが「えらい」。頼まれたことじゃないけど、頑張るところも。観察することも「えらい」。寝たら、何をしても起きないところも「えらい」。とらの「えらい」ところが、たくさん盛り込まれています。
可愛らしいとらの絵と読みやすい文章のため、小さい子どもからお楽しみ頂けます。
干支(えと)の1つに数えられるとら。とら年に生まれた子どもにプレゼントしたら喜ばれるでしょう。とら年の人はぜひ持っておきたい、ユニークな絵本です。
9位:『ちびとらちゃん』
編集:小川 功
絵:訳:木村 有子
出版社:アットアームズ
発行日:2007/11/10
値段+税:1000円
弱虫なちびとらちゃんの旅
ちびとらちゃんは、怖がりで勇気がない男の子。勇気を探す旅に出ても、勇気は見つからず…。あるとき、お母さんが病気になってしまいます。怖がりちびとらちゃんは勇気を出して、雷雨の中お医者さんを呼びに行きました。
弱虫なちびとらちゃんの勇気の絵本です。大好きなお母さんのために勇気を出したちびとらちゃん。その姿に感動します。人間は十人十色。弱虫な子どもだっていますよね。なかなか勇気を出せない子どもに、読んであげたい1冊です。
8位:『トラさん、あばれる』
訳:
出版社:光村教育図書
発行日:2014/9/1
値段+税:1620円
素のままの自分でいればいい
誰もが二足歩行で背筋を伸ばし、行儀がいい世界。だけどトラさんは、そんな世界にうんざり!トラさんは、暴れたいと思うようになりました。暴れまわって、住んでいた町から森の中へ。しばらくして寂しくなったトラさんが町へ戻ると…。
たくさんの行儀がいい動物たちが登場する、印象的な絵の絵本です。トラさんの窮屈に思う気持ち、分かる気がしますね。自分の素を出せる環境というのは、のびのびと過ごすためにはとても大切です。大人におすすめできるでしょう。
7位:『むかしむかしとらとねこは・・・』
出版社:福音館書店
発行日:2009/4/30
値段+税:1404円
中国で昔から伝わるお話
むかしむかし、とらは狩りが下手で、ねこは狩りが上手でした。とらはねこに、狩りのやり方を教えてもらいます。狩りが上手になったとらが、最初に狩ろうとしたものとは…。とらが木登りできない理由も、知ることができます。
とらがねこに狩りを教えてもらうというユニークなストーリーです。服を着ているとらとねこも、面白さを助長していますね。とらとねこの生態についても知ることができるので、楽しさ倍増の絵本です。幼稚園児には読み聞かせてあげてください。
6位:『だるまちゃんととらのこちゃん』
出版社:福音館書店
発行日:1987/1/20
値段+税:972円
やんちゃな行動がもたらしたハッピーエンド
だるまちゃんはとらのこちゃんと、泥の絵の具と土のペンキを作りました。身体に模様を書いたり、木々に模様を書いたり。町にも模様を書いていると、車にペンキをつけられたひげとらどんが2人を怒ります。とらのこちゃんのお父さんのところへ3人で向かったのですが…。
だるまちゃんととらのこちゃんのゆかいな姿が可愛らしいです。絵本のページいっぱいに絵が描かれているので、目で追うのが楽しく素敵な世界観だと分かります。文字が多いので、小さい子どもには読み聞かせてあげてください。
5位:『トラのじゅうたんになりたかったトラ』
訳:
出版社:岩波書店
発行日:2011/10/29
値段+税:1620円
トラのユニークな発想にびっくり!
インドのジャングルに、年取った1匹のトラがいました。お腹が減っていたトラが宮殿の中を覗くと、美味しそうな料理を食べる人間たちが。宮殿の絨毯(じゅうたん)を干している中にトラの毛皮があったので、トラは自分がそれに成りすましたのです。ご飯にありつくために…。
タイトルからして「面白そう!」と感じさせてくれますね。いくらお腹が減っているとはいえ、トラの絨毯に成りすますとは、すごい発想です。コミカルな絵でトラや宮殿での様子が描かれているので、とても面白いですよ。ストーリーも秀逸です。
4位:『トラのバターのパンケーキ』
絵:訳:せな あいこ
出版社:評論社
発行日:1998/9/1
値段+税:1728円
「ちびくろ・さんぼ」の同著者の絵本
トラとバターと聞いたら、「ちびくろ・さんぼ」が浮かびます。この絵本は、「ちびくろ・さんぼ」を基にした絵本で、登場人物にはインドの名前が付いています。主人公はババジくんという男の子。やっぱりトラはバターになってしまいました。
「ちびくろ・さんぼ」とはまた違うタッチで絵が描かれているので、十分楽しめるでしょう。幼稚園児でも楽しめるストーリーで、トラがバターになったらホットケーキを食べたくなりますね。ユニークさが人気です。
3位:『おちゃのじかんにきたとら』
訳:
出版社:童話館出版
発行日:1994/9/1
値段+税:244円
とらがお茶の時間に来るのも悪くないかも?
女の子のソフィーは、お母さんとお茶を楽しもうとしていました。すると、大きなとらが「お腹が空いているから」と言って訪問してきて、一緒にお茶の時間を過ごすことに。とらは家にある食べ物も飲み物も、全部平らげてしまいました。
ほのぼのとした優しい絵とストーリーに癒されます。とらの行動には驚きますが、それに動じないソフィーとお母さんにも驚いてしまうでしょう。ラストが微笑ましく、「とらが家に来るのもいいかもな」なんて思えてしまう、素敵な絵本です。
2位:『ちびくろ・さんぼ』
絵:訳:光吉 夏弥
出版社:瑞雲舎
発行日:2005/4/15
値段+税:1080円
とらがバターになっちゃう有名な絵本
黒人の男の子、ちびくろ・さんぼは、おしゃれをしてジャングルに遊びに行きます。するととらが現れたので、着ていた服をとらに渡して命を助けてもらうことに。そのうち服を貰ったとらたちが集まって、木の周りをぐるぐる回ると…バターになってしまいました。
有名な黒人の男の子が主人公の絵本です。バターでなくチーズになってしまうと間違われることもありますが、バターになり大量のホットケーキが焼かれます。その枚数もすさまじく、最後の最後まで楽しませてくれる絵本ですよ。
1位:『ウェン王子とトラ』
訳:
出版社:徳間書店
発行日:2007/6/16
値段+税:2052円
トラと人間の涙する物語
トラのお母さんの子どもは、猟師(りょうし)に殺されてしまいました。お母さんは、人間が憎くて堪りません。トラは村を襲いました。トラの怒りを鎮めるには、王様の子、ウェン王子をトラに差し出すしかない。果たしてトラとウェン王子はどうなるのでしょうか?
繊細な絵がとても美しい絵本です。動物と人間それぞれの思い。母トラとウェン王子の絆。感動の大作です。大人向けの絵本で、胸にくるストーリーでしょう。子どもだと小学校中学年くらいから読めます。ぜひ、この感動を味わってください。
トラはユニークで迫力ある動物!
いかがでしたでしょうか?
トラの絵本は、可愛いトラやかっこいいトラ、美しいトラまでさまざまです。
絵本のストーリーも、おかしなトラだったりやんちゃなトラだったり、たくさんのトラがいてどれも楽しめますね。
トラらしいかっこいい絵で描かれている絵本もあるので、トラの魅力を再認識することでしょう。
有名な「ちびくろ・さんぼ」の絵本は、似ている絵本すべてを揃えて、読み比べてみるのも面白そうです。
いろいろなトラの絵本を読み聞かせて、子どもとどのトラが一番好きか話してみるのも、良いですね。
トラの絵本を読んで、まだ見たことのないトラの世界を知ってみましょう。
トラの絵本が好きな方はこちらもチェック!▼
コメント