ウォンバットはオーストラリアに生息する草食動物です。
野生のウォンバットは国内では見ることができず、馴染みがないかもしれませんね。
ずんぐりとした見た目で人懐こく、日本では動物園で見ることができます。
のんびりと愛嬌のある動きが人気で、一度見るとはまってしまう人も多い動物です。
今回はそんなウォンバットがでてくる絵本とその選び方を紹介していきます。
ウォンバット絵本の選び方
ウォンバットの絵本を選ぶ際のポイントをいくつかご紹介します。
イラストか写真で選ぶ
ウォンバットの絵本は、イラストで描かれているものと、実際のウォンバットの写真を掲載しているものがあります。
ウォンバットが写真で紹介されている絵本は少ないので、写真で見たいという人は選択しやすくなりますね。
ウォンバットは、キリンやライオンのように誰もが知っているという動物ではありません。
ウォンバットを見たことがない子どもには、可愛らしく描かれたイラストのほうが親しみやすいでしょう。
ストーリーの長さで選ぶ
作家ルース・パークによる「ウォンバット」シリーズは、ページも多くストーリーもしっかりしているので、内容がわかる年齢の子どもに読み聞かせするのにぴったりです。
世界中で翻訳され、親しまれている人気のシリーズです。
ウォンバットの可愛らしさが楽しめる絵本を選ぶ
ウォンバットは生態を知るほど、愛着がわく可愛らしい動物です。
ウォンバットが主役の絵本を選ぶなら、ウォンバット特有の可愛らしさや、のんびりおっとりした様子が描かれている本がおすすめです。
また、本来のんびり屋のウォンバットが、さまざまな困難に立ち向かい成長していく様子が描かれている絵本も多く、読み聞かせにも最適。
誰でも成長する力を持っているということを、絵本を通して子どもに伝えることができます。
ウォンバット絵本の人気おすすめランキング11選
それではウォンバットの絵本を11選、おすすめの順にご紹介していきます。
子どもにぴったりのウォンバット絵本を見つけてみてくださいね。
11位:『ウォンバット スキーにいく』
訳:加島葵
出版社:朔北社
発行日:2003/2
値段+税:1,100円
ラジオ放送から生まれた人気のシリーズ
このシリーズは、ラジオで17年間放送され、世界中の子どもたちに親しまれているシリーズ。
まぬけなウォンバットとねずみのマウス、ねこのタビーが活躍するゆかいな物語です。
今作では3匹そろってスキーに行くことになりました。
雪を見るのも初めてのウォンバットは、どうなるのか…?
10位:『ウォンバットとふねのうえのいえ』
訳:加島葵
出版社:朔北社
発行日:2003/4
値段+税:1,100円
ボートハウスへ出かけた先で待ち受ける事件とは…?
シリーズ8冊目のウォンバットとふねのいえ。
まぬけなウォンバットとねずみのマウス、ねこのタビー。
休暇がほしい3匹ですが、遊びにいくお金がありません。
そんなとき、タビーのおじさんからボートハウスの様子をみてきてほしいという依頼の手紙がまいこみ…
3匹は楽しい休暇を過ごせそうと期待しますが…
3匹のやり取りが楽しい、人気のシリーズ。
9位:『ウォンバットと春のまほう』
訳:加島葵
出版社:朔北社
発行日:2002/5
値段+税:1,100円
ウォンバットたちが魔法を探しに行く冒険ストーリー
暖かい春がきて、なぜか今の姿にあきてしまうウォンバットたち。
自分たちを変えてくれるという「春のまほう」を探しにいくことになります。
ウォンバットたちは春のまほうをみつけることができるのでしょうか?
ゆかいな冒険物語で、親子の読み聞かせにもぴったりです。
雨の日に巻き起こるウォンバットたちの冒険物語
ウォンバットシリーズ、こちらは6作目。
外は大雨。
ウォンバットは外で遊びたくてしかたないのに、しっかりもののねずみのマウスがゆるしてくれません。
そんなとき、ねこのタビーにうれしいプレゼントが届きます。
大雨のなか、ウォンバットたちはどのような冒険にでかけるのでしょうか…?
読み進めながらハラハラドキドキできるストーリー。
喧嘩をしたウォンバットたちの友情物語
普段は仲良しのウォンバットと、ねずみのマウス、ねこのタビー。
ひとりになる場所がほしいタビーはある日、木の上に自分の家を作りました。
ウォンバットも、マウスも行ってみたくてしかたありません。
新しい家に招待してもらえるために、タビーを喜ばせようと奮闘しますが、逆に機嫌をそこねてしまい…。
二人は無事、タビーに招待してもらうことができるのでしょうか?
3匹の友情物語です。
ウォンバットシリーズ、仲間たちの出会いが描かれる一作目
まぬけなウォンバットと、世話ずきでしっかり者のねずみのマウス、プライドも毛もすぐ傷ついてしまうねこのタビー。
ルース・パークの人気のシリーズの、一作目です。
3匹が仲間になる出会いの物語。
海で巻き起こる、ウォンバットたち3匹のドタバタ劇
ねこのタビーはウォンバットの誕生日に、自転車に付けて走るとってもステキなキャラバンを作ってプレゼント。
ウォンバットは大喜びです。
さっそく、3匹はそれに乗って海へ行くことにしました。
楽しいピクニックの始まりですが、3匹はどこにいってもハプニングの連続。
ワクワクできる物語で読み聞かせにも最適です。
4位:『ウォンバットさんたち 4コマさんたち』
出版社:小学館
発行日:2016/10/26
値段+税:1,430円
ウォンバットとゆかいな仲間の日常を描いた4コマ漫画
ぬいぐるみから生まれたキャラクター「ウォンバットさんたち」のゆるい日常を描いた、癒される4コマ漫画です。
公式ブログも人気で、6匹いるキャラクターにはそれぞれ熱いファンがついています!
可愛らしく面白い、思わずほっこりする一冊。
3位:『ウォンバットがっこうへいく』
訳:加島葵
出版社:朔北社
発行日:1999/12
値段+税:1,100円
ウォンバットたちが学校で起こすハプニングとは?!
ウォンバットとねこのタビー、ねずみのマウスが学校に通うことになりました。
ある日学校行事の遠足にでかけることになり、そこでもウォンバットたちのまわりはハプニングの連続。
火起こしが得意なウォンバットは、いいところを見せようと張り切ますが…。
人気のウォンバットシリーズの今作の舞台は学校です。
小学生の子どもに読み聞かせるお話におすすめの一冊。
2位:『ウォンバットのにっき』
訳:かしまあおい
出版社:評論社
発行日:2005/10/1
値段+税:1,430円
きままなウォンバットの日常が描かれた一冊
ウォンバットの生活がよくわかる絵本です。
ウォンバットの目線で描かれた、のんびりゆったりした日常。
毎日あくせくと忙しい人も、これを読めばほっとできるような、おすすめの一冊です。
子どもはもちろんですが、大人が読んでも癒される絵本。
ウォンバットの生態がわかる写真絵本
作者は実際に世界中の野生動物を見にフィールドを歩き、貴重な資料を残している野生動物撮影コーディネーターでもあります。
こちらは第64回小学館児童出版文化賞と、イギリスBBC Wildlife Photographer of the year2014を受賞した作品です。
知られざるウォンバットの生態を、貴重な写真と文章で味わえるので、ウォンバットを見たことがない人にもおすすめ。
珍しい野生のウォンバットを堪能できる写真絵本。
ウォンバットの絵本でほっとできるひと時を
普段あまり見ることのないウォンバット。のんびりゆったりしたところが魅力です。
子どもに読み聞かせるのはもちろん、忙しい毎日に疲れた大人にもおすすめします。
ぜひ、お気に入りの一冊を見つけてみてくださいね。
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