大人も子どもも胸躍らせるクリスマス。
今回ご紹介する「ぐりとぐらのおきゃくさま」も、そんなクリスマスをテーマにした可愛らしい一冊です。
保育士をしていた作者の「子どもたちを喜ばせたい」との想いから生まれたぐりとぐらは、親子二代にわたって愛される人気のキャラクター。
今回は、そんなふたりの家にすてきなサプライズが訪れます。
ぐりとぐらが大好きな方も、まだ読んだことがないという方も、クリスマスを心待ちにする子どもと一緒にぜひ物語の扉を開いてみて下さいね。
『ぐりとぐらのおきゃくさま』(1967)とはどんなお話【内容とあらすじを紹介】

雪におおわれたもみの木を見上げる、ぐりとぐらの表紙が印象的な絵本。
大人気シリーズのひとつでもある本作では、一体どのような物語が紡がれているのでしょうか。
『ぐりとぐらのおきゃくさま』(1967)の概要

イラスト:やまわき ゆりこ
出版社:福音館書店
発行日:1967/6/1
価格+税:990円
『ぐりとぐらのおきゃくさま』(1967)のあらすじ

森は一面冬景色。ぐりとぐらはお外で雪合戦をはじめます。
そこで見つけたのは、大きな大きな足あと。たどった先はふたりの家の前でした。
玄関を開けた先にあったのは、大きな長靴と赤いオーバー、そして大きな袋。
ふたりがあちこち探しても、人影は見当たりません。するとそのとき…。
「あぁ、いいにおい!」
台所から甘いかおりがただよってきました。
ふたりがにおいにひかれて台所に飛んでいくと、そこにいたのは…。
クリスマスにぴったりの、ぐりとぐらの心温まる物語。
『ぐりとぐらのおきゃくさま』(1967)の内容要約

ぐりとぐらの元に素敵なおきゃくさまが訪れる物語。
ワクワクと胸躍るその内容を、更に詳しくみていきましょう。
要約1.ぐりとぐらの冬物語

いつも仲良しぐりとぐら。
今日は赤色と青色のコートに、おそろいの毛糸の帽子をかぶっています。
そう、ぐりとぐらがいるのは冬の世界。
森の中で雪合戦をしていたふたりは、雪の上に大きな足あとを見つけます。
「だれの足あとだろう…?」
その後をつけていくと、なんと辿り着いたのはぐりとぐらの家の前なのでした。
要約2.大きな長靴に真っ赤なオーバー…そこにいたのは?

ぐりとぐらがドアを開けると、そこにあったのは大きな大きな長靴です。
ふたりが着ていたコートをかけようとした場所には、これまた大きな真っ赤なオーバー。
部屋の隅には大きな袋が置いてあります。
「誰かいるのかしら…?」
ふたりはあちこち探すのですが、誰も見当たりません。
代わりに、台所からなんだかいいにおいがしてきます。
ふしぎに思ったふたりが台所に飛んで行くと、そこには赤いズボンをはいた白いおひげのおじいさんが、クリスマスケーキを焼いて待っていたのでした。
要約3.みんなで楽しいクリスマス!

「クリスマスおめでとう!」
白いおひげのおじいさんは、大きな大きなケーキを持って、ぐりとぐらにそう言いました。
チョコレートとクリームがどっさり乗ったケーキは、なんともおいしそう。
おじいさんは時計を見ると、えりまきをして、オーバーをはおって、大きな袋をせおってお家を出ていきました。
その夜、ぐりとぐらの家には、いいにおいにつられてたくさんの友達が大集合。
みんなでお茶を飲み、歌をうたい、踊りながら楽しい夜がすぎていくのでした。
『ぐりとぐらのおきゃくさま』(1967)の口コミ・評判


口コミ・評判:★★★★★
ぐりとぐらの絵本の中でも、これは息子の一番のお気に入り!クリスマスに読む絵本に迷ったら、ぜひ手に取ってみて欲しいです。

口コミ・評判:★★★★★
大きな足跡や赤いコートにクリスマスのワクワク感が高まります。ぐりとぐらもそれぞれのカラーのコートをはおって本当にかわいい!

口コミ・評判:★★★★☆
みんなでクリスマスケーキを食べるシーンが美味しそうで本当に大好き。ぐりとぐらシリーズはいつもほっと温かい気持ちにさせてくれるお気に入り絵本です。
『ぐりとぐらのおきゃくさま』(1967)の主題・テーマは?

多くの人々を魅了してきた、ぐりとぐらの冬の物語。
作品には、どのようなテーマが込められているのでしょうか?
魅力溢れるキャラクター

小さな子どもから大人まで、多くの人を魅了してきたぐりとぐら。
本作では、ぐりとぐらのかわいらしい冬の装いが、読み手をほっと和ませます。
そして、今回一番のキーパーソンとなるのが「赤いズボンをはいた白いおひげのおじさん」。
そう、物語の中には「サンタクロース」という言葉は一度も出てこないのです。
赤いオーバーや大きな袋といったモチーフが読み手の想像力を膨らませ、より一層物語の世界へと引き込んでいくことでしょう。
子どもが大好きな謎とき絵本

物語は、ぐりとぐらが雪の上に大きな足あとを見つけるシーンから始まります。
辿った先は、ぐりとぐらの家のドアの前。
家の中には、ぐりとぐらの背丈を同じくらい、大きな長靴が置かれています。
「だれのだろう」「なんだかこわいなぁ…」
ページをめくる子どもたちも、小さな声で「ただいま」と言うぐりとぐらのように、ドキドキしてしまいそうですね。
赤いオーバーに大きな袋、白いおひげのおじいさん。
「分かった!サンタクロース!」
子どもたちは謎ときが大すき。このあたりになると、嬉しそうにその名前を口にします。
一度読んだ後にも、物語を追いながら子どもが何度も楽しむことができるのも、本作が多くの人々に愛される理由のひとつです。
みんなでクリスマスを祝うよろこび

ぐりとぐらと言えば、大きなホットケーキをつくる物語を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
本作では、サンタクロースのおじいさんが、大きな大きなクリスマスケーキを焼いてくれます。
その夜は、ぐりとぐらのお家に森の仲間が大集合。
クリスマスケーキをみんなで食べながら、それぞれが思い思いに過ごすシーンはクリスマスの幸せな空気に包まれています。
ピアノを弾くライオンに、ラッパを吹くネコ。ソファの上には小さなカエルやカメまで座っているから驚きです。
その場の音楽や話し声が聞こえてきそうなページは、子どもはもちろん、大人にもクリスマスの喜びを伝えてくれることでしょう。
【ネタバレあり】『ぐりとぐらのおきゃくさま』(1967)の感想とレビュー

人気シリーズの一作である「ぐりとぐらのおきゃくさま」には、親子でその世界を楽しんだという声が多く寄せられています。
まだ読んだことがないという方や、これを機に読み聞かせしてみようとお考えの方は、ぜひ参考になさって下さいね。
クリスマスのドキドキわくわく感がたまらない

ぐりとぐらシリーズは親子でお気に入りの絵本です。
本屋さんのクリスマスコーナーでこちらを見つけて、早速購入しました。
いつもオーバーオールを着ているぐりとぐら。
今回は、それぞれのカラーのコートをはおっていて、もうそれだけでかわいい!
大きな足跡をたどっていくシーンは、子どももワクワクとその次のページを追っていました。
友だちみんなが集まるラストシーンもほのぼのと温かくて、もうすぐやってくるクリスマスが更に楽しみになりました。
クリスマスが待ち遠しくなる!

寝る前にお布団の中で読み聞かせをするのですが、寒くなってきたこの時期、冬らしい物語が読みたくて選んでみました。
コートを着ているぐりとぐらに、雪道に残る大きなあしあと。
おうちにある大きなブーツに赤いコートと、大人になった今読んでもワクワクどきどき!
絵本が書かれてから40年もたつなんて思えないほど、物語の魅力が色あせなくて感動です。
娘も絵柄を指さしながら本当にうれしそう。
サンタさんを待ちながらクリスマスまで毎晩、楽しめそうです。
クリスマスのあたたかさがぎゅっと詰まってる

クリスマス絵本といえばこれ!というくらい大好きな絵本です。
ぐりとぐらのキュートな世界に、クリスマスの魅力がぎゅっと詰まってます。
ぐりとぐらは、みんなで大きなホットケーキを食べる作品が印象的なのですが、今回登場するのはクリスマスケーキ。
「あぁそうそう、子どもの頃ってこうやってクリスマスが楽しみで仕方なかったなぁ」と、しみじみ思い出させてくれる絵本です。
わが家の子どもたちも、今からおうちに「おきゃくさま」がやって来るのを首をながぁくして待ってます。
『ぐりとぐらのおきゃくさま』(1967)は、こんな方におすすめ!

親子二代で楽しむ方も多いベストセラー絵本「ぐりとぐら」。
サンタクロースが登場する本作は、クリスマスにこそ読んでもらいたいキュートで心温まる作品です。
12月の読み聞かせはもちろん、可愛らしい絵本はクリスマスプレゼントにもぴったり。
ぐりとぐらの世界を通じて、ぜひクリスマス前のワクワクした気持ちを盛り上げてみて下さいね。

コメント