愛嬌たっぷりの“だるまさん”が表紙を飾る絵本『だるまさんが』。
ページをめくるごとにいろいろな表情のだるまさんが現れます。
思わず口角が緩んでしまうその表情は、子どもだけでなく大人をもとりこに。
今回は、そんな『だるまさんが』について内容や口コミを紹介していきます。
『だるまさんが』(2008)とはどんなお話【内容とあらすじを紹介】

真っ赤なだるまさんが柔らかなタッチで描かれている『だるまさんが』。
可愛さとともにどこか日本らしさを感じる表紙です。
その内容は、一体どのようなものになっているのでしょうか?
絵本の概要とあらすじを紹介していきたいと思います。

『だるまさんが』(2008)の概要

出典:https://www.amazon.co.jp/
作・イラスト:かがくい ひろし
出版社:ブロンズ新社
発行日:2008年1月1日
価格:935円
『だるまさんが』(2008)のあらすじ

ページをめくると突然現れる一体の“だるまさん”。
「だるまさんが…」というフレーズに合わせて、トコトコと左右に揺れだします。
まるで“だるまさんがころんだ”という遊びのように。
次のページに進むと、「どてっ」「びろーん」という効果音とともに、転んだり伸びたりします。
天まで伸びたと思えば「ぷっ」とおならをするお茶目な一面も。
その表情はとてもユニークです。
そんな、だるまさんが最後のページで見せる表情とは…?
『だるまさんが』(2008)の内容と要約

小さなお子さんから大人までついつい夢中になってしまう『だるまさんが』。
決してページ数は多くないものの、繰り返して読みたくなる作品です。
子どもだけでなく、大人をも引き付けるこの作品の魅力とは一体何なのでしょうか?
要約1:同じフレーズの繰り返し

お話しは必ず、「だるまさんが…」からスタートします。
トコトコと左右に揺れるだるまさんの表情は毎回異なり、繰り返すフレーズの後に様々な表情を見せてくれます。
天まで伸びただるまさん、ぺちゃんこにつぶれただるまさんなど。
「次はどうなるの?」「次はどんな顔なの?」と、繰り返しのフレーズだからこそ、次の効果音に期待してしまいます。
要約2:耳に残るリズム

「だるまさんが…どてっ」「だるまさんが…ぷしゅー」と、耳に残る効果音が多く用いられているこちらの絵本。
かんたんでわかりやすい擬音語は、子どもの耳にしっかりと響き残ります。
また、同じフレーズはリズムが取りやすく、自然と覚えてしまうから不思議。
絵本を左右に揺らしたり、セリフのアクセントを工夫したりすることで、さまざまな楽しみ方ができる絵本です。
要約3:これぞ本当のハッピーエンド

伸びたりつぶれたりする“だるまさん”。
七変化と言わんばかりに様々な表情を見せるだるまさんですが、最後を締めくくる顔は、満面の笑顔です。
ストーリーの連なりはないものの、だるまさんが笑ってお話しが終了します。
これが本当のハッピーエンド。
お話しが終わったあと、だるまさんはどんな表情を浮かべているのでしょうか?
想像してみるのも面白いです。
『だるまさんが』(2008)の口コミ・評判


口コミ・評判:★★★★★
子どもの初めての絵本に選びました。読んでいてすぐに終わってしまうので、最初は「どうなのかな~?」と思いましたが、ケタケタと笑って見ていました。今では息子の一番のお気に入りの絵本です。

口コミ・評判:★★★★★
本屋さんで娘が自分で選んだ本です。白地に赤がインパクト大なのか、見てすぐに手に取りました。読んで聞かせると、だるまさんの真似をしながら変な顔をしています(笑)親子で何度も読んでいる絵本で、私もなんだか愛着がわいてしまいます。

口コミ・評判:★★★★★
シュールというか…愛嬌があるというか…何度も見てしまうだるまさん。有名だからという理由でネットで買いました。1歳の息子がはまってしまい、ほかのシリーズも買って読んでいます。もうすべて暗記しています(笑)出先でぐずった時に「だるまさんが…」というと、ニコニコになります。
『だるまさんが』(2008)の主題・テーマは?

『だるまさんが』は、0~3歳までのお子さんやその家族に親しまれているベストセラー絵本です。
この作品の特徴でもあるインパクト溢れるだるまさんの表情とシンプルな効果音は、小さなお子さんのことばや情緒面を育てる上で大切な要素が盛りだくさん。
その背景には、作者のたくさんのこだわりが隠れています。
その作者のこだわりや隠されたメッセージとは、一体何なのでしょうか?
だるまさんの豊かな表情

作中のだるまさんは、いろいろな表情で読者を笑わせてくれます。
伸びた時の表情、おならをした時のなんとも申し訳なさそうな…恥ずかしそうな表情。
すましたような笑顔は、読んでいる人を同じ表情へと導きます。
“見て真似をする”という子どもの頃に培う大切な能力。
それを、だるまさんがモデルを示しながら高めていきます。
子どもが言いやすい音から始まる効果音

絵本に出てくるシンプルな効果音。
「どてつ」「ぷしゅー」「ぷっ」「びろーん」などの音は、どれも子どもが早くに獲得する“言いやすい音”から始まる音で構成されています。
作者のかがくい ひろしさんは、動きや音、見立てにこだわったと言われています。
子どもの耳に残りやすい音や「だるまさんが…」という繰り返しのフレーズ。
それは、子どもが真似をしやすいような工夫が凝らされた魔法の音だったのです。
身近な文の理解が広がる

この絵本は、必ず「だるまさんが…」というフレーズから始まります。
ことばをつなげて話すことができるようになるとどんどん現れる“助詞”。
そんな助詞を繰り返し耳にすることで、自然と文の理解が深まります。
また、成長するにつれて効果音も「ころんだ」「伸びた」などと表現がどんどん豊かに。
「だるまさんが…転んだね」「だるまさんが…笑ったね」。
成長に合わせてことばかけの仕方も工夫することで、大きくなっても楽しむことができます。
【ネタバレあり】『だるまさんが』(2008)の感想とレビュー

『だるまさんが』の内容やテーマについてご理解いただけたでしょうか?
お子さんのファーストブックとしても親しまれている『だるまさんが』。
実際にお子さんと一緒に読んだ方が多く、たくさんの口コミや感想、思い出秘話が寄せられている作品でもあります。
2歳の子どもを持つ筆者も、本書の1ファンとして読んでみた感想をレビューしていきたいと思います。
はじめての絵本

たくさんの絵本があふれている書店でなんとなく手に取った絵本が『だるまさんが』でした。
理由は「目に留まったから」。
それは子どもも同じでした。
買ってすぐ手渡すと、まだ0歳ながらも手に取ってニコニコしていました。
ポイントは“赤”。
小さい子でもパッと目に留まる赤いだるまさんは、まだ絵本に興味がない子どもにも良い刺激となります。
わが子は『だるまさんが』がきっかけで、絵本に興味を持ちました。
気付いたらもごもご喋っている

0歳から『だるまさんが』をわが子に読み聞かせました。
効果音を聞いてニコニコとよだれを垂らしていたと思えばケタケタと笑い出す。
ページを自分でめくれるようになり、「て(どてっ)」「しゅー(ぷしゅー)」と気づいたら自分で音を真似るようになっていました。
年齢が上がるにつれてその発語はよりはっきりとしてきて、「どてっ」「ぷしゅー」と、単語で伝えられるように。
だるまのようにごろごろしていたわが子が、『だるまさんが』を読めるようになっており、子どもとの思い出の1冊となりました。
真似っ子上手になれる本

こちらの絵本が繰り返しのフレーズが多いのはもうご存じかと思います。
読み聞かせたことばを真似ることに加えて、もう一つ上手になったことが。
「だるまさんが…」のセリフに合わせて、わが子がよたよたと左右に揺れ出しました。
「だるまさんのマネだ!」。
ことばのマネっこ以外にも、動きのマネが上手になったのも、この『だるまさんが』がきっかけだったように思います。
あの可愛らしい3頭身のだるまが忘れられません。
『だるまさんが』(2008)は、こんな方におすすめ!

『だるまさんが』は、0~3歳のお子さんにぴったりな作品です。
まだ絵本に興味がないというお子さんへの初めての絵本、少しずつ絵本が好きになりだしたお子さんへのプレゼントにも最適。
絵と音の両方をバランスよく楽しむことができる絵本です。
また、時間がある際に繰り返し読み聞かせるもよし、隙間時間に1回楽しく読むのもよし。
絵本の読み聞かせが得意なお母さんも、ちょっと苦手…というお母さんも、おもしろおかしくサラッと読むことができるボリュームです。

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