「おおきくなるっていうことは。」
この決まり文句から、各ページのお話はスタート。
1999年に発行された本書は、子どもにわかりやすい表現で、“大きくなる”とはどういうことかを教えてくれます。
今回は、そんな『おおきくなるっていうことは』について内容や口コミを紹介していきます。
『おおきくなるっていうことは』(1999)とはどんなお話【内容とあらすじを紹介】

目に見える成長や目に見えない成長。
それを絵本にギュッとまとめた作品です。
一体、どのような内容なのでしょうか?
絵本の概要とあらすじを紹介していきたいと思います。
『おおきくなるっていうことは』(1999)の概要

作:中川 ひろたか
イラスト:村上 康成
発行日:1999年1月25日
価格:1430円+税
『おおきくなるっていうことは』(1999)のあらすじ

“大きくなる”とは、どういうことか…。
1ぺージ、また1ページとめくるごとに成長を遂げていく子どもが絵と文章で描かれています。
主人公は1人ではありません。
たくさんの子どもの成長が、各ページで表現されています。
体の成長に心の成長…。
これらを語っているのは、一体誰なのでしょうか?
『おおきくなるっていうことは』(1999)の内容と要約

「子どもはいつか大人になる」読む人によってはそうともとれる絵本です。
子どもが読めば「へ~」、大人が読むと少し寂しくもなる。
この絵本はどのような内容なのでしょうか?
要約1:変化を2つの絵であらわす

大きくなるとはどういうことか。
2つの絵を使って表現しています。
大きくなると新しい歯が生える…大きくなるとあんまり泣かなくなるなど…。
子どもにもわかりやすく、絵と文で表されています。
要約2:だんだんと成長を遂げる子どもたち

絵本の中の登場人物たちはどんどん大きくなっていきます。
4才、5才…。
更には、自分のお母さんは34歳、自分のおじいちゃんは70歳と、身近な人の年齢を言い合います。
大きくなると、年齢もどんどん上がっていくこと、自分よりも小さな子…つまり後輩がでいることだと教えてくれるのです。
要約3:先生からのあたたかいメッセージ

これはただの成長を描いた本ではありません。
先生が進級を祝うとともに、1つ大きくなることは体だけでなく心も育つことをクラスのみんなに伝えています。
先生の優しさを園児たちは肌で感じているのです。
「おめでとう みんな」という先生の優しい朗らかな表情で幕を閉じる絵本。
『おおきくなるっていうことは』(1999)の口コミ・評判


口コミ・評判:★★★★★
4歳の娘のために購入しました。
短い文章のため内容が頭に残るようです。
節目節目に読み聞かせしてあげたいと思いました。

口コミ・評判:★★★★★
児童館に合ったのを偶然見かけて、内容が気に入りました。
読んであげると、「これをがんばりたい」「できるようになりたい」という気持ちが芽生えたようです。

口コミ・評判:★★★★☆
娘が年長の時に購入しました。
1年生になる不安が強かったので。
「6歳になるからお姉ちゃんなの?」と娘が突然聞いてきて、小学生になる実感がわきました。
『おおきくなるっていうことは』(1999)の主題・テーマは?

優しい表情の女の子が表紙をかざる『おおきくなるっていうことは』。
まだ、字の読めない小さなお子さんから子育て途中の方、子育てを終えた大人まで楽しむことができます。
本書のテーマや、作者が伝えたいメッセージとは一体何なのでしょうか?
たくさんの登場人物

1人の主人公がストーリーを展開させるのではなく、何人もの人がかわるがわる登場します。
大きくなるにつれて1人でできるようになったこと、ぐっと我慢できるようになったことを、1ページに大きく表現している。
登場人物にオリジナルの名前を付けて読み進めていくのもおもしろいです。
日常に即した内容

このお話は、日常からかけ離れた大冒険や魔法使いが登場するわけではありません。
日常のほんのささいなことができるようになる。
それが大きくなるということだ…と、伝えています。
“ぼくもこれができる”“私はまだできない”などと、共感しながら読み進めることができます。
これで終わりじゃない…みんな一緒という安心感

環境の変化にはみんな不安を感じるもの。
その変化を優しく、わかりやすく伝えることができる作品です。
自分たちだけが変わるのではなく、まわりの人たちもそれを経験してきたという安心感を与えてくれます。
【ネタバレあり】『おおきくなるっていうことは』(1999)の感想とレビュー

『おおきくなるっていうことは』の内容やテーマについてご理解いただけたでしょうか?
この作品は、筆者が実際に子どもに読み聞かせをした作品。
そのほかにも、本書への口コミや感想を耳にします。
小学2年生の子どもを持つ筆者も、本書の1ファンとして読んでみた感想をレビューしていきたいと思います。
ちょっとステップアップした1冊

赤ちゃん向けの本から少しステップアップしたいと思い購入した1冊。
「服が小さくなったね」「お顔バシャバシャできるんだって」と、噛み砕いて読み聞かせるところからスタートしました。
「ぼくもできる!」と、自分から新しいことにチャレンジしようとする気持ちも同時に育ちます。
進級のタイミングにも

息子が年少から年中に進級するタイミングで再度読み聞かせました。
クラスが変わる不安は意外と大きいもの。
どうしてクラスが変わるのか、この本を通して息子もスッと理解することができました。
鮮やかな色と優しい表情のイラストたち

よく見てみると、目は真ん丸、鼻は三角や〇など子どもでも真似しやすい形を使って描かれています。
まだ絵が上手に描けなかった息子。
この本のイラストをきっかけに、顔はどうやって描けばよいのか覚えていきました。
『おおきくなるっていうことは』(1999)は、こんな方におすすめ!

繰り返しの表現の多い『おおきくなるっていうことは』。
子どもに大きくなることの意味を、大人には成長の喜びを教えてくれる作品です。
小さなお子さんのいる方、これから進級を控えているお子さんをお持ちの方におすすめ。
新しい友だちが増えるという喜びやクラスが変わる意味を知ることで、子どもの胸に潜んでいる不安を払拭してくれます。

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