家でも幼稚園でも盛り上がる行事と言ったらなんといっても節分の豆まき!
鬼を見てワイワイ、必死で豆をまく子どもたちはとてもかわいいですよね。
節分の由来や、地域によって異なる風習があることはご存じでしょうか。
子どもと一緒に、楽しく節分のことをたくさん学べるとっておきのおすすめ絵本をご紹介します!
節分の絵本は乳児から小学生まで大人気!子どもにはどんな効果が!?
こわいけど、鬼の存在が気になってしかたがない子どもたち。
鬼のお話の絵本は、乳児から小学生までたくさんの子どもたちから大人気です!
こわい鬼に、かわいらしい鬼、人間をいじめる鬼に、人間と遊ぶのが大好きな鬼。
いろんな鬼たちに、子供たちの想像力は大きく広がります。
なぜ節分に豆をまくのかという行事の由来も合わせて、親子で楽しみながらぜひ読んでみて下さいね。
節分の絵本人気おすすめランキング15選!
鬼がこわくて、豆まきしながら泣いてしまう子どもたち。
でも、絵本の中なら、思わず仲良くなりたくなるような鬼にも出会えますよ。
笑ったり泣いたりしながら楽しく何度も読んでみて下さい。
1位:『せつぶんだまめまきだ』
出典:amazon.co.jp
作:桜井 信夫
絵:赤坂 三好
出版社:教育画劇
発行日:2000年
値段:1,200円+税
対象年齢:3・4歳から
『せつぶんだまめまきだ』のあらすじ
福豆を年の数、またはそれより1個多く食べたり、ヒイラギ鰯を飾ったりするなど、地方によって様々な独特の風習がある節分。
「福は内、鬼も内」と言う地域もあります。
村での豆まきでは、父親たちが鬼になって子どもたちを追いかけます。
『せつぶんだまめまきだ』のおすすめポイント
行事の由来絵本。
豆をまいたり、いわしを食たりする理由など、意外と知られていない節分の由来を知ることができる一冊。
明るく味わい深いイラストを楽しみながら、地方によっての習慣の違いまで学べます。
30代・女性
豆まきの由来に加え、地域によって風習が異なることまで、幼い子どもにもわかりやすく書かれています。
2位:『鬼といりまめ』
出典:amazon.co.jp
作:谷 真介
絵:赤坂 三好
出版社:佼成出版社
発行日:1991年1月1日
値段:1,069円+税
対象年齢:4歳から
『鬼といりまめ』のあらすじ
雨がまったく降らず困っていたおふくの母。
雨を降らせた者になら一人娘を嫁がせてもよいとつい言ってしまい、それを聞いた鬼が雨を降らせておふくをもらっていってしまいます。
しかし、おふくはたえかねて母のもとへと逃げ帰り…。
『鬼といりまめ』のおすすめポイント
迫力ある鬼のイラストが印象的な一冊。
物語を楽しみながら、節分に豆まきをするようになった由来も知ることができます。
鬼が豆嫌いになった理由がよくわかる一冊です。
3位:『おには うち!』
出典:amazon.co.jp
作:中川 ひろたか
絵:村上 康成
出版社:童心社
発行日:2000年11月10日
値段:1,300円+税
対象年齢:3歳から
『おにはうち!』のあらすじ
幼稚園のお庭の外に見慣れない子どもがいます。
名前を聞くと、その子は「にお」と答えました。
みんなで一緒に野球をやった後、節分の豆まきをやろうとしたら、「にお」君は逃げ出してしまい…。
『おにはうち!』のおすすめポイント
先入観のこわさを子どもたちに教えてくれるお話です。
園長先生の「いい鬼はうち!」という言葉が胸を打ちます。
豆まきの由来も合わせて学べる一冊です。
40代・女性
仲間に入れてほしいと言えずに寂しい思いをしていた鬼のにお君を、受け入れて抱きしめた園長先生の姿に心温まりました。
4位:『おにはそと』
出典:amazon.co.jp
作・絵:せな けいこ
出版社:金の星社
発行日:2010年12月
値段:1,000円+税
対象年齢:1歳から
『おにはそと』のあらすじ
豆まきで逃げ出した鬼たち。
でもかわいいちび鬼は、人間の子どもたちと仲良し。
子どもたちと遊ぶちび鬼を連れ戻しに、鬼の親分がよろいを着てやって来ますが、豆まきにはかないません。
実は親分はちび鬼のお父さんで…。
『おにはそと』のおすすめポイント
絵本の名人・せなけいこによる、ほのぼのした楽しい豆まき絵本。
ちび鬼がかわいいので、小さな子どもも怖がらず楽しく読めます。
5位:『おにたのぼうし』
出典:amazon.co.jp
作:あまん きみこ
絵:岩崎 ちひろ
出版社:ポプラ社
発行日:1969年7月
値段:1,000円+税
対象年齢:5歳から小学生初級
『おにたのぼうし』のあらすじ
節分の夜、豆まきの音がして、おにの子のおにたには行くところがありません。
そんな中、豆のにおいのしない家におにたがしのびこむと、そこには女の子と病気のお母さんが住んでいて…。
『おにたのぼうし』のおすすめポイント
お話作りの名人・あまんきみこと、子どもを描く魔術師・いわさきちひろによる名作絵本。
主人公は心やさしい鬼の男の子のおにた。少しせつないファンタジーです。
小学校の教科書にも載っている名作です。
6位:『ふくはうちおにもうち』
出典:amazon.co.jp
作:内田 麟太郎
絵:山本 孝
出版社:岩崎書店
発行日:2004年1月7日
値段:1,300円+税
対象年齢:3・4歳から
『ふくはうちおにもうち』のあらすじ
節分の夜に、一人で酒を飲んでいる男がいました。
すると「さむいよう」と声がします。
誰かと思ったら、それはなんと鬼たちでした。
鬼たちも中に招き入れられ、宴会が始まりますが、そこへ…。
『ふくはうちおにもうち』のおすすめポイント
いつもなら豆で追い払われる節分なのに、この絵本の中の鬼たちは人間と一緒にお酒を飲んで踊ります。
やがてやってきた福の神を必死でつかまえるおかみさんに思わず笑ってしまう、にぎやかで楽しい物語です。
7位:『せつぶんのひのおにいっか』
出典:amazon.co.jp
作・絵:青山 友美
出版社:講談社
発行日:2012年1月6日
値段:1,500円+税
対象年齢:3歳から
『せつぶんのひのおにいっか』のあらすじ
おに父さん、おに母さん、子おにの3人家族は、人間たちに気づかれずにのんきに暮らしています。
でも、「節分」の日だけはそうはいかなくて…。
『せつぶんのひのおにいっか』のおすすめポイント
もしかしたら、もともと鬼は家の中にいるのではないかという面白い発想で描かれた絵本。
鬼の一家も、人間の一家も仲良く楽しく暮らしているようすがとびきり魅力的です。
ほんわかした明るくやさしい絵が、さらに楽しさを盛り上げます。
8位:『まめまきできるかな』
出典:amazon.co.jp
作:すとう あさえ
絵:田中 六大
出版社:ほるぷ出版
値段:950円+税
対象年齢:2・3歳から
『まめまきできるかな』のあらすじ
まだ上手にボールが投げられないまこちゃん。
お父さんとおばあちゃんと練習しますが、うまく投げられません。
そこに、お母さんが煎り豆の入った枡を持ってきます。
まこちゃんは、豆まきがちゃんとできるのでしょうか…。
『まめまきできるかな』のおすすめポイント
2~3歳の小さい子に合わせたシンプルでわかりやすい絵本。
厄払いと健康を願う豆まきについて教えてあげるのに最適な一冊です。
巻末にはミニ解説付き。
9位:『おばあちゃんのえほうまき』
出典:amazon.co.jp
作・絵:野村たかあき
出版社:佼成出版社
発行日:2010年1月1日
値段:1,300円+税
対象年齢:5歳から
『おばあちゃんのえほうまき』のあらすじ
節分の日に、おばあちゃんに教えてもらいながら恵方巻を作るきりちゃん。
まきすの上にのりをしいて、すめしをひろげて、具をのせてギュッと巻いたら、おいしそうな太いまきずしのできあがりです。
『おばあちゃんのえほうまき』のおすすめポイント
行事食をみんなで手作りして食べることの楽しさが伝わってくる、温かみある版画の絵本です。
関西の風習「恵方巻」の持つ意味を、楽しく学べます。
10位:『せつぶんワイワイまめまきの日!』
出典:amazon.co.jp
作:ますだ ゆうこ
絵:たちもと みちこ
出版社:文渓社
発行日:2013年1月
値段:1,400円+税
対象年齢:6歳から
『せつぶんワイワイまめまきの日!』のあらすじ
節分の日。保育園の子どもたちはかくれんぼをしています。
いじめっ子のツヨシに無理にオニにされてしまった弱虫のタカシ。
「もういーよ!」と言われて目をあけたタカシの前に、なんと本物のオニの子のキッチがあらわれて…。
『せつぶんワイワイまめまきの日!』のおすすめポイント
色彩豊かでかわいらしいオニと子どもたちが走り回る、ワクワク楽しい絵本です。
オニをこわがっていた子どもも、ついオニと仲良くなって遊んでみたくなるような心温まるお話です。
節分の由来や料理なども盛り込まれています。
11位:『まめのかぞえうた』
出典:amazon.co.jp
作:西内 ミナミ
絵:和歌山 静子
出版社:鈴木出版
発行日:2004年1月
値段:1,200円+税
対象年齢:2歳から
『まめのかぞえうた』のあらすじ
「ひとーつ まめ ひとつ あったとさ」
「ふたーつ ふたごの はっぱの あかちゃん げんきよく でてきたよ」
1つかぞえるごとに、豆が大きくなっていきます。
『まめのかぞえうた』のおすすめポイント
1、2才の小さな子どもが、数を学びながら節分を楽しむのにぴったりの絵本です。
歌に自由なメロディをつけて読んであげると、楽しさが倍になります。
英語版も発行されています。
12位:『おにはーそと!』
出典:amazon.co.jp
作:きむら ゆういち
絵:おおと ちひろ
出版社:教育画劇
発行日:1998年1月1日
値段:780円+税
対象年齢:2・3歳
『おにはーそと!』のあらすじ
こわいオニって本当にいるのでしょうか?
窓あきしかけから出てくるのはいったいなんでしょう…。
『おにはーそと!』のおすすめポイント
しかけ絵本の有名作家・きむらゆういちの楽しい一作。
窓あきしかけがたまらなく面白くて、子どもたちは何度でもページをめくってしまうにちがいありません。
13位:『おにはそと!ふくはうち!』
出典:amazon.co.jp
文・絵:いもとようこ
出版社:金の星社
発行日:2016年1月
値段:1,400円+税
対象年齢:4歳から
『おにはそと!ふくはうち!』のあらすじ
おふくは鬼のお嫁さんにされてしまいましたが、自分の村に逃げ帰ります。
追いかけてきた鬼に炒り豆をぶつける、おふくのお母さん。
この豆から花が咲いたらおふくを返すと言われた鬼は、今日も花が咲くのを待っていて…。
『おにはそと!ふくはうち!』のおすすめポイント
かわいく温かな絵で大人気のいもとようこの絵本。
「鬼は外、福は内」の言葉の由来が語られます。
鬼が少しかわいそうに感じてしまうお話です。
14位:『せつぶんセブン』
出典:amazon.co.jp
作:もとした いづみ
絵:ふくだ いわお
出版社:世界文化社
発行日:2017年1月7日
値段:1,000円+税
対象年齢:3歳から
『せつぶんセブン』のあらすじ
謎のヒーロー、せつぶんセブンが子どもたちと一緒に豆まきを始めます。
ところがそこに、本物の青オニがやってきて…。
『せつぶんセブン』のおすすめポイント
世界文化社による人気の「行事ヒーロー」シリーズの第3弾。
節分の由来を、子どもたちが物語を楽しみながら理解できる一冊です。
15位:『オニたいじ』
出典:amazon.co.jp
作:森 絵都
絵:竹内 通雅
出版社:金の星社
発行日:2012年12月1日
値段:1,300円+税
対象年齢:4歳から
『オニたいじ』のあらすじ
節分の日。世界の本物のオニ退治をしたいと考えた豆まきの豆たち。
自転車泥棒や銀行強盗など、世界の悪い人たちを撃退していきます。
『オニたいじ』のおすすめポイント
直木賞作家の森絵都が書いた、楽しく痛快なオニ退治の物語。
小さな豆たちの見事な奮闘ぶりがたまりません。
ユーモアたっぷりで、読んだら胸がスカッとします。
いろんな鬼が出てくるお話を読んで、豆まきを楽しもう!
子どもにとって、鬼と対決するとてもスリリングな行事「豆まき」。
たくさんの本を読んでいろんな鬼たちに出会うことで、さらに楽しく節分の日を迎えられるようになりますよ。
是非お気に入りの絵本をみつけてみて下さいね。
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