公園や散歩道で、いもむしをみかけたことはありませんか?
彼らは小さい体で一生懸命に生きていますよね。
そんな様子を見ると、子どもたちの姿に重なるところがあります。
今回は、そんないもむしが出てくる絵本を年齢別に10冊紹介します。
いもむしとおたまじゃくしが友達になるまでを描いた『はじめまして』など、有名作品がたくさん。
あらすじやおすすめポイントもあわせて紹介するので、是非参考にしてみてください。
いもむしの絵本おすすめ人気作品【0、1、2歳児向け】
まずは小さな子供から楽しめるいもむしの絵本を紹介します!
『おおきくなったら』(きむらゆういちのパッチン絵本)
画像引用:Amazon
出版社:小学館
作:木村裕一
絵:長野ヒデ子
発行日:2008年2月
値段:650円+税
対象年齢:0歳から
『おおきくなったら』のあらすじ
おたまじゃくしはおおきくなったらカエルに。
いもむしはおおきくなったら…
『おおきくなったら』のおすすめポイント
スライドさせると中から絵が出てくる!
小さなお子さんから楽しめるしかけ絵本です。
内容を理解できるようになったら、「大きくなったら何になるかな?」と子供たちに問いながら読んでみましょう。
いもむしの絵本おすすめ人気作品【3歳児向け】
ここからは3歳児向けのいもむしの絵本をご紹介!
『いもむしパン』
画像引用:PHP研究所『いもむしパン』
出版社:PHP研究所
作:つぼいじゅり
発行日:2018年10月4日
値段:1300円+税
対象年齢:3歳頃から
『いもむしパン』のあらすじ
パン生地こねて丸めて作ったのはいろいろな味のいもむしパン。
オーブンに入れるといもむしパンたちは仲良く眠ってしまいました。
「チーン」と鳴って、オーブンを開けてみると、いもむしたちは大変身!
『いもむしパン』のおすすめポイント
いろいろな種類のかわいいいもむしたちとユーモアあふれる絵本で、読んだ後にパンが食べたくなる一冊です。
『いもむしれっしゃ』
画像引用:PHP研究所『いもむしれっしゃ』
出版社:PHP研究所
作:にしはらみのり
発行日:2007年7月6日
値段:1200円+税
対象年齢:3歳頃から
『いもむしれっしゃ』のあらすじ
いもむしれっしゃは今日も虫たちを乗せて走ります。
途中でミミズソフトの販売があったり、カラオケ大会が開かれたりととても賑やか。
終点間際に大クモに襲われますが、かみきりレンジャーがやってきてやっつけてくれます。
『いもむしれっしゃ』のおすすめポイント
細部にまでこだわった絵に、隅々までじっくり読みたくなる一冊です。
最後にはいもむしれっしゃのマップが載っていてとても楽しい絵本です。
『10ぴきいもむしだいこうしん』
出版社:大日本絵画
作:デビー・ターベット
訳:きたむらまさお
発行日:2006年
値段:1700円+税
対象年齢:3歳頃から
『10ぴきいもむしだいこうしん』のあらすじ
ある日、10匹のいもむしが行進していると、1匹が眠ってしまい、9匹に。
1匹ずつ消えていく不思議な数遊びのしかけ絵本です。
『10ぴきいもむしだいこうしん』のおすすめポイント
1から10までの数遊びができます。
ページの穴からいもむしたちがのぞくしかけ絵本になっているので、小さい子から大きい子まで楽しめます。
『サラダとまほうのおみせ』
画像引用:福音館書店『サラダとまほうのおみせ』
出版社:福音館書店
作:カズコ・G・ストーン
発行日:1997年8月15日
値段:900円+税
対象年齢:3歳頃から
『サラダとまほうのおみせ』のあらすじ
『サラダとまほうのおみせ』のおすすめポイント
いもむしの絵本おすすめ人気作品【4歳児向け】
『はらぺこあおむし』
画像引用:偕成社『はらぺこあおむし』
出版社:偕成社
作:エリック・カール
訳:もりひさし
発行日:1976年5月
値段:1200円+税
対象年齢:4歳頃から
『はらぺこあおむし』のあらすじ
たまごからあおむしが生まれ、いろいろなものを食べて大きくなり、立派な蝶に成長するまでのお話です。
『はらぺこあおむし』のおすすめポイント
大人気ベストセラーのエリック・カールの絵本です。
鮮やかな色遣いが目を惹き、あおむしのかわいらしい姿に癒されます。
おいしそうな食べ物を次から次へと食べ、パンパンになったあおむしに子どもたちはびっくりです。
『いもむしくんがねむったら』
画像引用:Amazon『いもむしくんがねむったら』
出版社:教育画劇
作:宮嶋ちか
発行日:2004年7月1日
値段:1000円+税
対象年齢:4歳頃から
『いもむしくんがねむったら』のあらすじ
いもむしくんと虫たちはいつも仲良く遊んでいます。
『いもむしくんがねむったら』のおすすめポイント
いもむしくんは足が遅かったりと苦手なこともあるけれど、みんなの役に立つこともあり、みんなそれぞれいいところがあると教えてくれる絵本です。
いもむしの絵本おすすめ人気作品【5歳児向け】
『いもむしってね…』
画像引用:福音館書店『いもむしってね…』
出版社:福音館書店
文:澤口たまみ
絵:あずみ虫
発行日:2014年5月15日
値段:1100円+税
対象年齢:5歳頃から
『いもむしってね…』のあらすじ
キアゲハの幼虫が、植えていたニンジンの葉っぱを食べたことから、家で育てて見ることに。
幼虫がさなぎになって、蝶になるまでの様子をわかりやすく描いた絵本です。
『いもむしってね…』のおすすめポイント
読んだ後に、幼虫を育ててみたくなる一冊です。
幼虫の不思議な生態を学ぶことができます。
『いもむし けむし』
画像引用:福音館書店
出版社:福音館書店
文:澤口たまみ
絵:藤枝つう
発行日:1994年7月1日
値段:839円+税
対象年齢:5・6歳頃から
『いもむし けむし』のあらすじ
アオムシをさわったこと、ある?
このアオムシが、チョウになるんだよ!
他にも、イモムシやケムシの仲間がたくさん登場!
『いもむし けむし』のおすすめポイント
日本エッセイストクラブ賞を受けた澤口たまみの、初めての絵本。
リアルな絵も相まって、自然の世界に引き込まれるような一冊です。
いもむしの絵本おすすめ人気作品【小学生向け】
『はじめまして』
画像引用:童心社『はじめまして』
出版社:童心社
作:内田麟太郎
絵:村上康成
発行日:2011年4月1日
値段:1900円+税
対象年齢:小学校低学年
『はじめまして』のあらすじ
イモムシとオタマジャクシは、お互い友達になりたいのに、恥ずかしくて声をかけることができません。
ドジョウに助けられて、やっと友達になれた2匹は楽しい時間を過ごします。
『はじめまして』のおすすめポイント
誰もが何かをするとき、最初は勇気が必要です。
この絵本は、読んだ後に少し勇気もらえるお話です。
いもむしの絵本は乳児から小学生まで大人気!選び方は?
では、実際に絵本を選ぶときのポイントを3つ紹介します。
いもむしの絵本の選び方①好きな絵
いもむしの絵本の選び方②カラフルな見た目
いろいろな色が使われていたり、鮮やかな色合いの絵本は、子どもを惹きつけ、最後まで夢中になって読むことができます。
いもむしの絵本の選び方③ポジティブなイメージのもの
いもむしは、大人になるまでにその姿を変えていきます。
それぞれ成長のスピードは違うけれど、他人と比べることはない、自分のペースで進んでいこうというような絵本を読むと、前向きな気持ちになれます。
いもむしの絵本を読んだら、外へ探しにいこう!
絵本を読んだら、外へ出ていもむしを探しに行きましょう。
一生懸命に生きる生き物を観察していると、元気をもらえるはずです。
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