世界の国々に存在する、興味深く楽しい物語の数々。
広い国土を持つロシアにも、厳しい大自然ならではの美しい絵本や、心おどる素晴らしい作品がたくさんあります。
この記事では、日本でも『てぶくろ』『3びきのくま』などロシア原作の有名な絵本や民話の絵本、よりすぐりの15作品を年齢に合わせてご紹介します!
あらすじやおすすめポイントも合わせてご紹介するので、是非絵本選びの参考にしてみてください。
ロシアの絵本おすすめ人気作品【0歳向け】

言葉がまだわからない幼い赤ちゃんでも、音や色で絵本を楽しむことができます!
『ねこくん いちばで ケーキを かった』

出典:amazon.co.jp
作:ロシア伝承
絵:ユーリー・ワスネツォフ
編訳:たなか ともこ
出版社:岩波書店
発行日:2014年7月26日
価格:1,500円+税
『ねこくん いちばで ケーキを かった』のあらすじ
ねこやうさぎや白鳥など、たくさんの動物たちが登場するロシアのわらべうたを集めた一冊です。
『ねこくん いちばで ケーキを かった』のおすすめポイント
『3びきのくま』でおなじみロシアの国民的絵本画家ユーリー・ワスネツォフが描く、ロシアの楽しいわらべうた。
ユーモラスな動物や、匂いがするような森が、生き生きと素朴なタッチで描かれています。
『1わのおんどりコケコッコー』

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作:イリーナ・ザトゥロフスカヤ
訳:こじま ひろこ
出版社:福音館書店
発行日:2014年2月15日
価格:1,100円+税
『1わのおんどりコケコッコー』のあらすじ
リューカくんがお散歩にいくと、動物たちの鳴き声が聞こえてきました。
1羽のおんどりコケコッコー。2羽のがちょうがガアガア。3匹のクマはオロロロロー。
やがて太陽が沈むと、かっこう時計が8回鳴いて…。
『1わのおんどりコケコッコー』のおすすめポイント
ロシア人画家・ザトゥロフスカヤが、孫のリューカくんを思って描いた初めての絵本。
1から9まで数えながら、動物たちの元気な鳴き声を楽しんでくださいね。
ロシアの絵本おすすめ人気作品【1、2歳向け】

言葉がわかりはじめて、いろいろなことに興味津々の1・2歳の子どもたち。
登場する動物がだんだん増えていくので、ひとつずつ鳴き声をまじえながら楽しく読んであげてください。
『おおきなかぶ』

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作:A.トルストイ
絵:佐藤 忠良
訳:内田 莉莎子
出版社:福音館書店
発行日:1998年3月1日
価格:900円+税
『おおきなかぶ』のあらすじ
おじいさんが植えたかぶがりっぱに大きく育ちました。
ところが、大きすぎておじいさんがぬこうとしてもびくともしません。
おじいさんはおばあさんをよんできて一緒にぬこうとしますが、かぶはぬけません。
こんどはおばあさんが孫をよんできて…。
『おおきなかぶ』のおすすめポイント
みんなで力を合わせて大きなかぶをぬくという単純なストーリーながら、子どもたちから絶大な支持を得ている傑作。
おおらかでユーモアあふれる物語と、力強い色鮮やかな絵、「うんとこしょ どっこいしょ」のかけ声すべてが魅力的な作品。
『てぶくろ』

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作:ウクライナ民話
絵:エウゲーニー・M・ラチョフ
訳:内田 莉莎子
出版社:福音館書店
発行日:1999年11月1日
価格:1,000円+税
『てぶくろ』のあらすじ
雪のなか、おじいさんがてぶくろを片方落しますが、気づかずにいってしまいます。
そこへやってきて、てぶくろに入りこんで住もうとするねずみ。
その後も、かえる、うさぎ、きつねたちが次々にやってきて入りこむので、てぶくろはぎゅうぎゅうになってしまい…。
『てぶくろ』のおすすめポイント
印象的な美しい表紙の、日本でも愛されてきたロングセラー作品。
冷たい雪の中、たったひとつのてぶくろにたくさんの動物たちがそろって住もうとする、ユーモラスな展開に胸がわくわくします。
動物たちによって声色を変えて読んであげると、子どもはさらに興奮して喜びますよ。
『チェブラーシカ』

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原作・絵:エドゥアルド・ウスペンスキー
文:やまち かずひろ
訳:こじま ひろこ
出版社:小学館
発行日:2007年11月2日
価格:1,300円+税
『チェブラーシカ』のあらすじ
箱に入った大好きなオレンジを食べながら、そのまま眠ってしまったチェブラーシカ。
だれかがうっかり箱にふたをしてしまったからたいへん!
チェブラーシカはトラックやふねで運ばれて、遠い町のくだものやさんにつきますが…。
『チェブラーシカ』のおすすめポイント
ロシアの国民的キャラクターのチェブラーシカは、ロシア語で「ばったり倒れ屋さん」という意味の名前を持つ不思議な生き物です。
その愛らしさが日本でも大人気。数多くシリーズ化されているので、色々なお話を楽しめます。
ロシアの絵本おすすめ人気作品【3、4歳向け】

もういろんなことがたくさんわかるようになった3・4歳の子どもたちには、少し複雑なお話でも面白く読むことができます。
『おだんごぱん』

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作:ロシア民話
絵:脇田 和
訳:瀬田 貞二
出版社:福音館書店
発行日:1966年5月1日
価格:1,200円+税
『おだんごぱん』のあらすじ
おばあさんが焼いたおだんごぱん。
ところがおだんごぱんはおもての通りへ逃げ出してしまいます。
ウサギやオオカミ、クマからもうまく逃げたのに、口の上手なキツネについ気を許してしまい…。
『おだんごぱん』のおすすめポイント
「ぼくは天下のおだんごぱん。おまえなんかに捕まるかい」そう歌っては、毎回動物たちから逃げるおだんごぱん。
この繰り返しの面白さが、子どもたちにやみつきになる一冊です。
『マーシャとくま』

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再話:M・ブラートフ
絵:エウゲーニー・M・ラチョフ
訳:内田 莉莎子
出版社:福音館書店
発行日:1963年5月1日
価格:1,100円+税
『マーシャとくま』のあらすじ
マーシャは森で道に迷ってしまい、大きなくまにとらわれてしまいます。
逃げ出す方法を考えに考えたマーシャは、いいことを思いつき…。
『マーシャとくま』のおすすめポイント
くまにつかまってしまった女の子・マーシャが、智恵と勇気で困難に立ち向かい、無事に家に帰るまでを描く名作です。
力強いタッチと美しい色彩の絵に、子どもも大人も魅了されます。
『3びきのくま』

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作:L・N・トルストイ
絵:バスネツォフ
訳:小笠原 豊樹
出版社:福音館書店
発行日:1962年5月1日
価格:1,100円+税
『3びきのくま』のあらすじ
森で迷子になった女の子がみつけた小さな家のテーブルには、大きなお椀、中くらいのお椀、小さなお椀それぞれにスープが入っていました。
女の子は小さなお椀のスープをすっかり飲んでから、小さなベッドで眠ってしまい…。
『3びきのくま』のおすすめポイント
女の子が悪気ないまま、小さなくまのスープを飲み、いすをこわし、ベッドで眠ってしまう展開にハラハラドキドキ。
そのスリルとは対照的に、3匹三様の声を出して驚くくまたちの様子がなんともユーモラスです。
重厚で深い色合いの絵や、ロシア的なくまの名前が、異国の香を感じさせてくれます。
『しずかなおはなし』

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作:サムイル・マルシャーク
絵:ウラジミル・レーベデフ
訳:内田 莉莎子
出版社:福音館書店
発行日:1963年12月20日
価格:1,100円+税
『しずかなおはなし』のあらすじ
真夜中の散歩にでかけた、はりねずみの父さんと母さんとぼうや。
みんな眠る中、2匹のおおかみだけが起きていたからさあ大変。
襲い来るおおかみに、はりねずみたちは体を丸めて針を逆立てて…。
『しずかなおはなし』のおすすめポイント
詩人のマルシャークによる子供への愛をこめた詩と、レーベデフの深みある絵でつづられた、ロシアの代表的な絵本。
真夜中のロシアの森の静けさを見事に映し出したモノトーンの絵に、独特の味わいがあります。
『お日さまをみつけたよ』

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作・絵:M・ミトゥーリチ
訳:松谷 さやか
出版社:福音館書店
発行日:2003年2月28日
価格:1,100円+税
『お日さまをみつけたよ』のあらすじ
雪嵐がうなり、暗い日々が続くシベリアの冬。
やっと春になり、待ちわびていたお日さまが出てきます。
日の光が森に降りそそぎ、動物の赤ちゃんたちが生まれてにぎやかになりましたが、突然お日さまがかくれてしまいます。
そこで、足のはやいうさぎと力持ちのくまが、お日さまをさがしに行くことになり…。
『お日さまをみつけたよ』のおすすめポイント
シベリアの昔話を創作した、壮大なスケールの一作。
ロシア画壇の巨匠・ミトゥーリチが、素晴らしい絵本として新たに生み出しました。
氷の大地シベリアに春が到来するありがたさ、美しい季節への賛美が絵本を通して伝わってきます。
ロシアの絵本おすすめ人気作品【5、6歳向け】

ものごとがわかるようになり、集中力もついてきた5、6歳頃の子どもたちには、少し長いお話を読んであげてみてください。
実際に歌ったり遊んだりできる絵本もまじえてご紹介します。
『スズメと子ネズミとホットケーキ』

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作:イリーナ・カルナウーフォヴァ
絵:アナトーリー・ネムチーノフ
訳:齋藤 君子
出版社:ネット武蔵野
発行日:2003年2月23日
価格:1,300円+税
『スズメと子ネズミとホットケーキ』のあらすじ
森の小さな小屋に仲良く暮らす、スズメと子ネズミとホットケーキ。
家のしごとも分け合っていましたが、ある日スズメはほかの2人のしごとぶりが気になりはじめ…。
『スズメと子ネズミとホットケーキ』のおすすめポイント
ロシア民話の収集家として知られるイリーナ・カルナウーホヴァの作品。
不思議な組み合わせの仲良し3人が、ユーモラスに描かれます。
『ロシア民話 うさぎのいえ』

出典:amazon.co.jp
作:ロシア民話
絵:エウゲーニー・M・ラチョフ
訳:牧野原 羊子
出版社:カランダーシ出版
発行日:2013年5月25日
価格:1,100円+税
『ロシア民話 うさぎのいえ』のあらすじ
うさぎがきつねに家を乗っ取られてしまいます。
きつねを追い出そうと、いぬやおおかみ、くまたちがつぎつぎとあらわれますが…。
『ロシア民話 うさぎのいえ』のおすすめポイント
ロシアで昔から親しまれてきたお話を、『てぶくろ』『マーシャとくま』で世界中から愛される画家・ラチョフが描いた一冊。
生き生きと魅力的な動物たち絵に加え、子どもの大好きなリズミカルに繰り返す言い回しも楽しい作品です。
『セリョージャとあそぼう!ロシアのこどものあそびとうたと』

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文・絵:ナディア・コズリナ
訳:ナディア・コズリナ、牧野原 羊子
出版社:カランダーシ出版
発行日:2018年11月2日
価格:1,400円+税
『セリョージャとあそぼう!ロシアのこどものあそびとうたと』のあらすじ
はいいろおおかみのセリョージャが、ロシアの詩やわらべ歌にゲーム、パンケーキのレシピやお人形の作り方まで教えてくれます。
『セリョージャとあそぼう!ロシアのこどものあそびとうたと』のおすすめポイント
日本在住のロシア人女性アーティストのコズリナが、ロシア的要素を取り入れながら、新しい表現で遊びを紹介した一冊。
森でセリョージャと一緒に過ごしながら、ロシアの遊びの世界に自然と親しめる構成となっており、その場で歌や遊びを楽しめます。
お楽しみ会や体験学習にもおすすめ。わらべ歌の楽譜付き。
ロシアの絵本おすすめ人気作品【小学生以上向け】

自分で本を読む楽しみを覚える頃にぜひ読んでほしい、ページを開く手が止まらなくなる面白い絵本をご紹介します。
『空とぶ船と世界一のばか』

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作:アーサー・ランサム
絵:ユリ・シュルヴィッツ
訳:神宮 輝夫
出版社:岩波書店
発行日:1970年11月20日
価格:2,000円+税
『空とぶ船と世界一のばか』のあらすじ
むかしある村に、夫婦と3人の息子が住んでいました。
上の2人はりこうですが、三番目は世界一のばかと言われていました。
ある日、王様から、空とぶ船を持ってきた者には王女と結婚させるというおふれがでます。
親に反対されながらも旅立ったばか息子は、途中で出会った不思議なおじいさんからおまじないを教えてもらって、空とぶ船を手にいれますが…。
『空とぶ船と世界一のばか』のおすすめポイント
ロシアの昔話を、シュルヴィッツが美しい絵本にしました。
ばか息子と、ふしぎな能力をもつ7人の男たちの冒険が大スケールで描かれます。
『なぞなぞ100このほん』

出典:amazon.co.jp
作:ロシア・ウクライナ伝承
絵:M・ミトゥーリチ
訳:松谷 さやか
出版社:福音館書店
発行日:1994年5月25日
価格:1,200円+税
『なぞなぞ100このほん』のあらすじ
ロシアやウクライナなど、北の国で集めたなぞなぞ100こ。
自然やかわいい動物などがたくさん出てきます。
『なぞなぞ100このほん』のおすすめポイント
100個のなぞなぞに挑戦できる楽しい絵本。ロシア・ウクライナならではの大自然を感じられる作品です。
詩のような美しい文章も100個の挿絵も魅力的なので、たっぷり時間をかけて楽しんでくださいね。
ロシアの絵本は乳児から小学生まで人気!選び方は?

ロシアの絵本の選び方①ロシアならではの大自然や雪の描写があるものを選ぶ
雄大な凍てつく大地を持つロシアの大自然や、雪深い森を描いた絵本は、迫力もスケールも満点です。
深い雪の中だからこそ、てぶくろやお椀に注がれたスープの温かさ、お日さまのありがたみをじっくり味わうことができます。
ロシアの絵本の選び方②動物が登場する本を選ぶ
広大な森を持つロシアには、森の動物たちが活躍する面白い絵本がたくさんあります。
好きな動物が出てくるものや、たくさん動物が出てくるものをさがして楽しんでくださいね。
ロシアの絵本の選び方③むかし話や民話の本を選ぶ
どこの国でも、語り継がれてきたむかし話にはずれはありません。
ストーリーが面白いものから、知恵のつまったもの、教訓がふくまれているもの、文化や風習がよくわかるものなど、ぎっしり素晴らしいメッセージがひそんでいます。
大自然の香に満ちたロシアの絵本を、じっくり楽しみましょう!

何もかもが大スケールの大国ロシア。絵本からもその迫力や空気感はよく伝わってきます。
どこまでも降りしきる雪の中を走り回る動物たちの強い生命力。
氷に閉ざされた大地に届く、温かな日差しの愛おしさ。
ぜひロシアの絵本を開いて、その美しい世界を堪能してください。

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