絵本

中国の絵本おすすめ人気15選!年齢に合わせたおすすめ絵本を紹介

中国 国旗

数々の伝説が語り継がれる中国の絵本。

今回は、中国の絵本有名作品・おすすめ人気作品15選をご紹介します!

『西遊記』や『王さまと九人の兄弟』のように有名なものはもちろん、古くから伝わる少数民族の民話など、人気の物語がたくさんあります。

人気の絵本作家によって描かれる、大自然や色々な物語に登場する伝説上の生き物・龍など、スケールの大きさを感じさせる中国の絵本。

日本の昔話のなかにも、中国から伝来した物語が元となったものが数多くあり、親しみやすいのも魅力です。

ぜひ、チェックしてくださいね!

スポンサーリンク

中国の絵本おすすめ人気作品【3、4歳児向け】

日本の昔話にもよく似たお話や、子どもに伝えたい教訓がこめられた絵本が多く登場します。

読み聞かせをしながら「あの絵本と似たところがあるね!」と、会話するのも良いですね。

『しんせつなともだち』

しんせつなともだち

画像引用:Amazon

作者:方 軼羣

翻訳:君島 久子

画:村山 知義

出版社:福音館書店

発行日:1987年1月20日

値段:900円+税

対象年齢:3歳から

『しんせつなともだち』のあらすじ

たくさん雪が降って野も山も真っ白になるなか、こうさぎは食べるものがなくなってしまったので探しに出かけます。

かぶを2つ見つけることができたので、ともだちのロバに1つ分けてあげることにしました。

ところが、留守にしていたロバ。

こうさぎはロバの家にかぶをそっと置いて帰りました。

同じころ、食べ物を探しに出ていたロバがさつまいもを見つけ元気良く家へ帰ると、かぶが置いてありました。

そこで、ともだちのヤギにかぶを持って行ってあげることにしたのです。

『しんせつなともだち』のおすすめポイント

雪が降りつもり食糧を確保するのが難しいなか、きっと大変だろうとともだちの為に見つけたかぶを持って行きます。

ともだちのところを巡り巡って、かぶが最後にたどりついたのはこうさぎの家。

そこでこうさぎは「ともだちが わざわざ もってきてくれたんだな」と気付きます。

思いやりの心を育んでくれる、実話が元となった中国の名作絵本です。

『たなばた』

たなばた

画像引用:楽天ブックス

作者:君島 久子

画:初山 滋

出版社:福音館書店

発行日:1977年4月1日

値段:900円+税

対象年齢:3歳から

『たなばた』のあらすじ

天の川の東側には7人の天女が住んでおり、西側には人間が住んでいました。

ある日、西側に住む牛飼いは牛に教えられた通り、天の川で水浴びをしていた天女の着物をかくし、それを探しに来た織姫と結婚します。

2人は子どもを授かり家族で幸せに過ごしていましたが、織姫は天に連れ戻されてしまいます。

牛飼いは子どもたちをカゴに入れてかつぎ、牛の皮のきものを着て天に昇りますが、天の川を渡ることができません。

『たなばた』のおすすめポイント

遊んでばかりの織姫と彦星が天の川の西と東に分けられてしまう、日本で広く知られる七夕の伝説とは違った内容となっています。

一般的に語られる七夕のお話が恋愛物語だとすると、こちらは家族愛の物語です。

突然家族と離されてしまう織姫。

悲しいお話ですが、幻想的なイラストが物語をより魅力的なものにしてくれます。

『こんや、妖怪がやってくる』

こんや、妖怪がやってくる

画像引用:Amazon

作者:君島 久子

出版社:岩波書店

発行日:2014年4月22日

値段:1500円+税

対象年齢:3、4歳から

『こんや、妖怪がやってくる』のあらすじ

ある晩、おばあさんが眠っていると突然妖怪がやってきて子牛を丸飲みしてしまいました。

「ああ美味かった。今夜はまんぷく。明日はお前を食いに来る。」

それを聞いたおばあさんはすっかり怯えてしまいました。

「おや、おばあさん、どうしたの。」

通りがかったたまごに昨晩の出来事を話すと、たまごは言いました。

「だいじょうぶ。きっと助けてあげるから。」

『こんや、妖怪がやってくる』のおすすめポイント

事情を聴いたたまご・ぞうきん・かえる・こん棒・火ばさみ・牛のふん・石のローラーは、おばあさんを助けるため力を合わせて妖怪に立ち向かいます。

これは、中国の少数民族トウ族に伝わる昔話です。

たくさんの動物や道具たちが力を合わせるさまは、日本でも有名な『さるかに合戦』にも似ていますね。

『ゆめみるへや』

ゆめみるへや

画像引用:楽天ブックス

作者:楊 紅櫻

翻訳:エレーヌ・ルヌヴー、中由美子

出版社:樹立社

発行日:2020年4月30日

値段:1500円+税

対象年齢:3歳から

『ゆめみるへや』のあらすじ

美しい花が咲き、チョウチョが舞う向こう岸へ行ってみたい!とじめじめした草むらの中で毛虫は思います。

通りすがりのチョウチョに向こう岸へ連れて行ってもらうようお願いしますが、つれない返事ばかり。

それでも、毛虫は諦めません!

『ゆめみるへや』のおすすめポイント

向こう岸へ行ってみたいけど、今の自分ではたどり着けない。

チョウチョにお願いしても断られますが、毛虫は諦めずいつか向こう岸へ行くことを夢に見続けます。

やがて毛虫は夢見るへや、サナギとなりチョウチョへと変身。

念願の向こう岸へ渡ることができるのです!

夢を見続け、諦めないことの大切さを教えてくれます。

スポンサーリンク

中国の絵本おすすめ人気作品【5、6歳児向け】

中国の絵本には、生まれながらにして特殊な能力を持っている魅力的な人物が登場します。

読んでいるだけでワクワクしますね!

『王さまと九人のきょうだい』

王さまと九人のきょうだい

画像引用:Amazon

作者:君島 久子

翻訳:赤羽 末吉

出版社:岩波書店

発行日:1969年11月25日

値段:1200円+税

対象年齢:5歳から

『王さまと九人のきょうだい』のあらすじ

見当もつかないほどの大昔、イ族のある村に年寄りの夫婦が住んでいました。

2人はいつも子どもが欲しいと思っていましたが、なかなか産まれませんでした。

あるときおばあさんが謎の老人から貰ったくすりを9つ飲むと、お腹が膨らんで9人の赤ん坊が産まれたのです!

貧乏だった年寄りの夫婦が困っていると、以前の老人が現れ「何もしなくても立派に育つから心配はいらん」と言い、子どもたちに名前をつけてくれました。

その名も、“力持ち・食いしん坊・腹いっぱい・ぶってくれ・長すね・寒がりや・暑がりや・切ってくれ・水くぐり”と、いうのでした。

『王さまと九人のきょうだい』のおすすめポイント

宮殿にある龍の柱が倒れてしまい、それを“力持ち”が行って元通りに直したことから王様は夜も眠れぬ日々が始まります。

「いつかわしを倒して王になるに違いない!」と恐れた王様は、無理難題をつきつけるのです。

ですが、見た目がそっくりな9人はそれぞれ適した人物に入れ替わりながらお題にのぞみ、悪い王さまを負かせてしまうようすはなんとも痛快!

1969年に発刊されてから長く愛されている、中国絵本の名作の1つですね。

『しあわせの石のスープ』

しあわせの石のスープ

画像引用:ヨドバシ.com

作者:ジョン・J・ムース

翻訳:三木 卓

出版社:フレーベル館

発行日:2005年1月

値段:1400円+税

対象年齢:5歳から

『しあわせの石のスープ』のあらすじ

ある村に、3人のお坊さんが訪ねてきます。

天災や戦争で心はすっかり荒んでしまい、お互いのことを信頼できなくなってしまった村人たち。

現れたお坊さんたちを誰も気に留めません。

そこで、お坊さんたちは石のスープを作ることにしたのです。

1人の勇気ある女の子が石と鍋を持ってきて、鍋から煙が上がり始めると次第に村人たちが集まってきます。

『しあわせの石のスープ』のおすすめポイント

ヨーロッパに伝わる民話が各国に広まり、それぞれに馴染みのある形で継承されていったお話です。

お坊さんの作り始めたスープの中身は、石だけ。

圧倒的に具材が足りていませんが、みんなが少しずつ持っている具材を持ち寄り、次第にスープはコクが出て美味しそうな匂いが漂います。

人のためを思い行動するとその気持ちは伝染し、別の人がもっと良いことをする。

そういったみんなの思いやりの心で、幸せの石のスープは完成するのです。

『あかりの花』

あかりの花

画像引用:Amazon

作者:肖 甘牛

再話:君島 久子

画:赤羽 末吉

出版社:福音館書店

発行日:1985年1月30日

値段:1300円+税

対象年齢:5、6歳から

『あかりの花』のあらすじ

トーリンという若者が山で畑仕事をしているときに、額から汗が一滴流れ落ちました。

すると、そこに真っ白なユリの花が咲き、トーリンはそれを家に持って帰りました。

十五夜の夜、あかりの下で竹かごを編んでいると、あかりの灯心が大きくゆらめき花の中から美しい娘が現れたのです。

娘はトーリンと一緒に畑仕事をし、夜は刺繍を刺して暮らしていたのですが、裕福になったトーリンは次第に遊び歩くようになってしまいました。

『あかりの花』のおすすめポイント

中国の少数民族、苗族に伝わる民話です。

まじめに働いていたトーリンですが、裕福になったことで娘のお願いも聞かず怠けだし、そのうち娘は金鶏鳥に乗って出て行ってしまいます。

トーリンはこれまでを反省し、再び働き始めると娘が戻ってきてくれたのです。

誰しも間違いをしてしまうことはありますが、反省してやり直すことが大事ですよね。

出ていった娘が帰ってこず悲しい思いをするお話が多いですが、ハッピーエンドのこのお話は小さな子どもも楽しめます。

『ヤンメイズとりゅう』

ヤンメイズとりゅう

画像引用:Amazon

作者:譚 小勇

絵:松居 直

再話:関野 喜久子

出版社:福音館書店

発行日:1994年6月

値段:1300円+税

対象年齢:5歳から

『ヤンメイズとりゅう』のあらすじ

山の中にある村で、おかあさんと娘のシャオホンメイが暮らしていました。

ある日、恐ろしい龍が現れシャオホンメイをさらっていってしまいます。

「わたしを助け出せるのは弟だけ」と叫んで、連れ去られてしまうのです。

子どもは娘1人だけしかいないおかあさん。

家に帰る道中1つだけ枝にあったヤマモモの実を食べると数日後、不思議なことに男の子を産みました。

“ヤマモモの子”という意味でヤンメイズと名付けられた男の子はすくすくと成長し、自分の姉が龍にさらわれたのをカラスが歌う内容から知ります。

ヤンメイズは、シャオホンメイを救い出し、村のみんなも助けると言って龍退治にでかけました。

『ヤンメイズとりゅう』のおすすめポイント

まだ産まれていない弟が助けにくると言い残していったシャオホンメイや、ヤマモモを食べることで産まれてきたヤンメイズ。

龍を退治する方法も、途中で手に入れた笙を吹いて龍を躍らせ続けるというもの。

迫力のあるイラストに、どこか不思議な世界観の魅力溢れる中国の昔話絵本です。

『ほしになったりゅうのきば』

ほしになったりゅうのきば

画像引用:Amazon

作者:君島 久子

画:赤羽 末吉

出版社:福音館書店

発行日:1976年12月6日

値段:1300円+税

対象年齢:5、6歳から

『ほしになったりゅうのきば』のあらすじ

昔、子どもが欲しいけれどなかなかできなかったおじいさんとおばあさんがいました。

2人が畑仕事をしていると、突然大きな石が落ちてきて割れたのです。

すると中から男の子の赤ちゃんが出てきました。

2人はとても喜び、英雄という意味の“サン”と名付け、立派な若者に成長しました。

あるとき、北海と南山に住む2匹の兄妹龍がケンカして天が裂けてしまいます。

天災で生き物が死んでしまい、人々は苦しみます。

天の裂け目はサンが住む村の真上。

サンは村を救うため、何でも知っているというライロン山に住む緑のひげの老人を訪ねていきました。

『ほしになったりゅうのきば』のおすすめポイント

サンと、天の裂け目を縫うことができる王さまの末娘の白ひめが力を合わせ、悪天候から人々を救います。

龍が裂いてしまった天を繕う話ともなると、とても壮大でスケールの大きい話ですよね。

白ひめが巻いていたターバンで裂け目をおおい、北海と南山にいる龍から取った牙を、ツノで叩いて繕います。

夜空に広がる白ひめのターバンを“銀河”、打ちつけられた龍の牙を“星”と呼ぶようになった、銀河の始まりのお話です。

スポンサーリンク

中国の絵本おすすめ人気作品【小学生以上向け】

観光名所にまつわるお話や映像化された作品など、中国の絵本には有名な物語も数多くあります。

また、日本でも馴染みの深い七夕やお年玉なども中国から伝えられているんですよ。

『西遊記』

西遊記

画像引用:ヨドバシ.com

作者:唐 亜明

絵:于 大武

出版社:偕成社

発行日:2006年3月

値段:2000円+税

対象年齢:小学低学年から

『西遊記』のあらすじ

石のたまごからうまれた孫悟空は、西王母の桃を食べたり太上老君の金丹を盗み食いしたりと天界で大暴れ!

そこで、大量の兵が孫悟空のもとへ向けられますが、またしても暴れまわり誰も手をつけられない状態に。

見かねたお釈迦様に、五行山の下に500年ものあいだ閉じ込められてしまうのでした。

『西遊記』のおすすめポイント

日本ではたびたびドラマ化もされ、言わずと知れた超有名作品ですよね。

西遊記の絵本も種類が数多くありますが、こちらの絵本は中国人作家によって描かれ、数々の賞を受賞しています。

中国の雰囲気を味わえる色鮮やかで独特なイラストに、奇想天外な物語。

全部で三巻あり、一巻では孫悟空の誕生から閉じ込められてしまうところまでが描かれています。

大人も子どもも楽しむことができる名作です。

『なみだでくずれた万里の長城』

なみだでくずれた万里の長城

画像引用:Amazon

作者:唐 亜明

絵:蔡 皋

出版社:岩波書店

発行日:2012年4月27日

値段:1800円+税

対象年齢:小学低学年から

『なみだでくずれた万里の長城』のあらすじ

こどものいない孟さんと姜さんのところに、とても可愛がっていたツバメがひょうたんの種を持ってきました。

孟さんが庭に種を植えると驚くほど大きなひょうたんが生り、半分に割ると中には女の子の赤ちゃんがいました。

孟さんと姜さんの娘、孟姜女(もうきょうじょ)と名付け、大事に育てました。

ある日、孟姜女は裏庭の木のかげに男が隠れているのを見つけます。

万喜良というその男は、万里の長城をつくるよう皇帝に命令され国中から男が集められるなか、やっとのことで逃げ出したのです。

可哀そうに思った孟さんと姜さんは万喜良を家に泊めてしばらくの間かくまい、やがて孟姜女と万喜良は結婚しました。

ですが、役人に見つかってしまい万喜良は再び連れて行かれてしまったのです。

『なみだでくずれた万里の長城』のおすすめポイント

中国で古くから言い伝えられる、万里の長城にまつわる悲しいお話です。

孟姜女は、険しい道のりを自然や神さまに助けられやっとの思いでたどり着きますが、既に万喜良は亡くなっていました。

観光名所の1つである万里の長城ですが、建設においてたくさんの人の犠牲があったのです。

壮大なイラストは、中国の自然を美しく感じ取れますね。

『九色のしか』

九色のしか

画像引用:Amazon

作者:リン・シュウスイ

絵:リャオ・ジャンホン

翻訳:宝迫 典子

出版社:廣済堂あかつき

発行日:2020年5月

値段:1500円+税

対象年齢:小学低学年から

『九色のしか』のあらすじ

ある薬草取りが、美を追い求める王妃に命令され薬草を取りに行きます。

行った先の水辺で九色の鹿を見つけるのですが、その美しさに見惚れてしまって川に落ちてしまいました。

鹿は薬草取りを助け、このことを誰にも言わないよう口止めしますが、薬草取りは王妃に話してしまいます。

九色の鹿の毛皮を欲しがった王妃のため、王は兵馬とともに森へでかけます。

『九色のしか』のおすすめポイント

中国は敦煌の壁画にも描かれているこの物語は、日本にも伝わり『五色のしか』というお話として伝わっています。

口止めされていたにも関わらず、欲にくらんで王妃に話してしまう薬草取り。

ですが、圧倒的な権力を前に逆らうことができないのではないか……と色々考えさせられますね。

台湾の人気作家によってつくられたこの絵本。

黒を基調としつつ、背景や九色の鹿の色合いがとても美しく描かれています。

『少女が運んだ中国民話』

少女が運んだ中国民話

画像引用:Amazon

作者:松谷 みよ子

絵:三栗 沙緒子

出版社:星の環会

発行日:2001年4月

値段:1800円+税

対象年齢:小学低学年から

『少女が運んだ中国民話』のあらすじ

中国・吉林省で祖父母と暮らしていた日本名・栗田美和は、母親が日本人男性と国際結婚したのをきっかけに来日し、何も知らないところから一生懸命日本語を学習しました。

中国から運んできた民話を、覚えたばかりの日本語で語ります。

日本にも馴染みのある4つの物語がつめこまれた、ボリュームのある1冊です。

『少女が運んだ中国民話』のおすすめポイント

『天と地のはじまり』『白いにわとりと黒いにわとり』『鳥と兄弟』『十二支の一番目にねずみがいるわけ』の4つの物語が語られています。

一生懸命勉強した日本語で語られる民話は、日本の民話との違いを感じさせてくれたり親近感のあるものだったりと、さまざまな観点で楽しむことができます。

栗田美和が語る民話を編集しつくられたもので、実際に声を出して読む音読が推奨されてるので、自分で読むのはもちろん、読み聞かせにもおすすめです。

『子どもに語る 中国の昔話』

子どもに語る 中国昔話

画像引用:Amazon

翻訳:松瀬 七織

再話:湯沢 朱実

扉絵:三山 陵

出版社:こぐま社

発行日:2009年3月1日

値段:1600円+税

対象年齢:小学中学年から

『子どもに語る 中国の昔話』のあらすじ

こぐま社による、『子どもに語るシリーズ』中国の昔話版です。

昔話の研究者とベテランの語り手が協力して作られた、このシリーズ。

お年玉や七夕の由来となる話や閻魔さまの話など、日本でも親しみやすい漢民族の昔話が収録されています。

全部で18話あり、1冊でたくさんの物語を楽しむことができます。

『子どもに語る 中国昔話』のおすすめポイント

日本の昔話にも近い話が多数あり、その昔、中国から多数の文化が渡ってきたことを感じさせる1冊です。

それでいて、トラが出てくる話が数多くあったりと中国らしさもあります。

登場人物が機転をきかせて問題を解決したり悪者を懲らしめたりなど、痛快なお話も多いので楽しく読めますね!

4歳ごろの子どもから小学生まで読み聞かせでも楽しめる、幅広い年齢に向けた絵本です。

『白いりゅう 黒いりゅう』

白いりゅう 黒いりゅう

画像引用:Amazon

作者:賈芝、孫 剣冰

翻訳:君島 久子

画:赤羽 末吉

出版社:岩波書店

発行日:1964年7月13日

値段:1600円+税

対象年齢:小学低学年・中学年から

『白いりゅう 黒いりゅう』のあらすじ

棟梁のヤンは、見事な彫り物を作り建築は立派なものを建てる名人でした。

ある日、息子のチーチンと故郷へ帰る途中、竜が淵のそばを通りました。

暑くて喉がかわいていたチーチンは我慢しきれず、竜が淵へ水を汲みに行くのですが、黒い竜に引きずり込まれてしまいます。

ヤンはチーチンを救うため、大木から竜を彫り戦わせることにしました。

『白いりゅう 黒いりゅう』のおすすめポイント

こちらは中国の白族に伝わる昔話です。

村人たちと力を合わせ、黒い竜と木彫りの白い竜を戦わせます。

銅鑼や太鼓を鳴らして応援するところが中国らしさを感じますね!

『白いりゅう 黒いりゅう』の他に、『くじゃくひめ』や『天地のはじめ』、『九人のきょうだい』など少数民族の昔話が収録された絵本です。

スポンサーリンク

中国の絵本は乳児から小学生まで人気!選び方は?

ぱんだ

これまで15冊の絵本をご紹介しましたが、内容も幅広くどの作品を選べば良いか悩んでしまいますね。

そこで、中国の絵本を選ぶにあたって3つにポイントをまとめました。

絵本選びに迷ったら、参考にしてみてくださいね。

中国の絵本の選び方①内容で選ぶ

古くから伝わる昔話や実話をもとにした絵本が数多くありますが、その内容はハッピーエンドだけでなく悲しい結末を迎えるものもあります。

まずは、楽しいお話から興味をもつきっかけづくりをするのも良いですし、自分で読める年齢の子どもならさまざまな伝説に触れるのも良いですね。

中国の絵本の選び方②絵柄で選ぶ

大自然を描いた壮大な風景や、中国の絵本に数多く登場する迫力満点の龍。

幻想的なイラストに惹きこまれたり、中国らしい雰囲気の絵に夢中になったり。

内容はもちろん、魅力的なイラストの絵本が数多くあります。

眺めているだけでも楽しめる絵本を選ぶと、中国の絵本に興味を持つ入り口にもなりますね。

中国の絵本の選び方③対象年齢で選ぶ

中国の絵本は、小さい子どもでも楽しめるものから小学生が夢中になるような冒険譚などさまざまな種類があります。

少数民族に伝わるお話のなかには、日本ではあまり馴染みのない道具が出てくることも。

大柄なイラストで分かりやすそうに見えるものでも、対象年齢を参考にして選ぶと楽しみやすいですよ!

スポンサーリンク

【中国の絵本まとめ】中国ならではの表現を楽しんで

中国のランタン

いかがでしたか?

中国の絵本には、日本で伝わる昔話に通じるものが数多くあり、小さい子どもも楽しむことができます。

絵本で言い伝えられている民話は、生きていく上で大切な教訓がこめられているものがたくさん。

中国ならではの表現や雄大な自然など、眺めているだけでも楽しめる中国の絵本。

ぜひ、お気に入りの1冊を見つけてくださいね!

コメント

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました