みなさんは最近笑っていますか?
笑うことは健康に良い効果があると言われています。
日常の生活の中に『笑い』がたくさん溢れていると毎日楽しく過ごせますよね。
今回は笑える絵本のおすすめ人気作品を15冊紹介します。
子どもはもちろん、思わず大人も笑ってしまうような絵本や、クリスマスを題材にした笑える絵本まで!
幼児から小学生、大人まで楽しめるものをおすすめしているので、家族や友達と一緒に読んでたくさん笑ってください。
笑える絵本おすすめ人気作品【0・1歳児向け】
繰り返しの絵本を好んだり、読み聞かせの際に緩急をつけたりするとより楽しむことができます。
赤ちゃんが安心する読み方を心掛けましょう。
だるまさんが
画像引用:ブロンズ新社『だるまさんが』
出版社:ブロンズ新社
作:かがくいひろし
発行日:2008年1月
値段:850円+税
対象年齢:0歳児から
『だるまさんが』のあらすじ
「だるまさんが…どて」「だるまさんが…ぷしゅー」といったとてもユニークなポーズに赤ちゃんは大喜びです。
一緒にだるまさんの真似っこして楽しみましょう。
『だるまさんが』のおすすめポイント
「だるまさんが…」のくりかえしてわかりやすく、赤ちゃんのはじめて絵本におすすめです。
次はどうなるのだろうとわくわくする内容で、赤ちゃんはケラケラ笑います。
もこもこもこ
画像引用:文研出版『もこもこもこ』
出版社:文研出版
作:谷川俊太郎
絵:元永定正
発行日:1977年4月
値段:1300円+税
対象年齢:0歳児から
『もこもこもこ』のあらすじ
「しーん」と静かなところから「もこ」「にょき」と何かが次々と出てきます。
大きかったり小さかったり、ぱちんとはじけたり、さまざまな色や形、擬音がたくさんの楽しい絵本です。
『もこもこもこ』のおすすめポイント
赤ちゃんが釘付けになるロングセラーの人気絵本です。
優しい言葉でひとつひとつ丁寧に読みましょう。
いないいないばあ
画像引用:童心社『いないいないばあ』
出版社:童心社
作:松谷みよ子
絵:瀬川康男
発行日:1967年4月15日
値段:700円+税
対象年齢:0歳児から
『いないいないばあ』のあらすじ
赤ちゃんが大好きないないいないばあで大笑い間違いなしです。
いろいろな動物が出てきて、それぞれいないいない…と顔を隠しています。
ページをめくると「ばあ」と顔が見えます。
『いないいないばあ』のおすすめポイント
大人気ロングセラーの絵本です。
昔から愛されている赤ちゃん絵本で、はじめての絵本としておすすめです。
赤ちゃんが好きな繰り返しの絵本で、機嫌が悪い子も、この絵本を読み始めればあっという間に釘付けです。
笑える絵本おすすめ人気作品【2・3歳児向け】
絵を見ながらストーリーをしっかり理解して楽しめるようになります。
親子で一緒に読みながら笑ってコミュニケーションをとりましょう。
何度も読んでほしいと持ってくるでしょう。
いいからいいから
画像引用:絵本館『いいからいいから』
出版社:絵本館
作:長谷川義史
発行日:2006年10月
値段:1300円+税
対象年齢:3歳頃から
『いいからいいから』のあらすじ
おじいちゃんはなんでも「いいからいいから」と言います。
ある日かみなりが鳴り、目の前にいたのはかみなりの親子でした。
おじいちゃんは「いいからいいから」と言ってかみなりの親子にお茶をだしました。
そのままおじいちゃんに促されて夕飯も一緒に食べ、お風呂まで入るのです。
かみなりの親子は一体なにをしに来たのでしょうか。
『いいからいいから』のおすすめポイント
大人気シリーズの1作目です。
全部で5冊あり、毎回おもしろい出来事が起こります。
おじいちゃんの「いいからいいから」というセリフを聞くと、人生の悩みもなんとかなるかなと心が軽くなります。
毎回おじいちゃんと家族が巻き込まれるまさかの出来事に笑いが止まりません。
バナナじけん
画像引用:BL出版『バナナ出版』
出版社:BL出版
作:高畠那生
発行日:2012年12月
値段:1300円+税
対象年齢:3歳頃から
『バナナじけん』のあらすじ
車からバナナが落ちました。
そこへさるがやってきてバナナを食べ、皮をポイっと投げました。
「どうするとおもう?」と読者に聞いています。
きっと想像通りになるでしょう。
その後も次々と動物がやってきてバナナを見つけるのです。
ちょっぴりシュールでおもしろいお話です。
『バナナじけん』のおすすめポイント
このあとどうなるか想像しながらページをめくっていくのも楽しいかもしれません。
展開が想像できそうですが、読み進めるとやっぱり笑ってしまいます。
ユーモアあふれる絵本です。
こんもりくん
画像引用:偕成社『こんもりくん』
出版社:偕成社
作:山西ゲンイチ
発行日:2011年1月
値段:1200円+税
対象年齢:3歳頃から
『こんもりくん』のあらすじ
髪を切るのが大嫌いなこんもりくん。
今まで髪の毛を一度も切ったことがないので、気づけばとんでもないことになってしまっていました。
パパママは困っているけれど、こんもりくん本人はとても気に入っているようです。
ある日、ふとした拍子に自分の髪の毛の中に入ってしまい、そこで不思議なことが起こります。
『こんもりくん』のおすすめポイント
こんもりくんの髪の毛の中にはなにが入っているのでしょうか。
髪の毛の中にものをしまったり生き物が住んでいたりとなんだかすごいと思ってしまいますよね。
しかし物語が進むに連れてなんだか嫌な予感がしてきます。
まさかの結末に大爆笑間違いなしです。
ピヨピヨメリークリスマス
画像引用:佼成出版社『ピヨピヨメリークリスマス』
出版社:佼成出版社
作:工藤ノリコ
発行日:2007年11月
値段:1300円+税
対象年齢:3歳頃から
『ピヨピヨメリークリスマス』のあらすじ
ひよこの5人の兄弟たちはクリスマスの準備をしています。
お母さんはいい子のところにサンタさんは来てくれると言っているけれど、本当にひよこたちのところへサンタさんが来てくれるか心配になってきました。
ピヨピヨ一家のかわいくて素敵なクリスマスパーティーのお話です。
『ピヨピヨメリークリスマス』のおすすめポイント
サンタクロースが本当に来てくれるのか心配になる気持ちは、多くの子どもたちが感じていることなのかもしれません。
人気のピヨピヨシリーズの2作目です。
全部で5冊あり、どれもピヨピヨ一家の楽しくてほっこりするお話です。
笑える絵本おすすめ人気作品【4・5・6歳児向け】
絵本を読んで家族や友達と笑い合いうことで、コミュニケーションをとったりますます仲が深まるでしょう。
絵本を読むことで想像力や語彙力がどんどん身についていきます。
ぶたのたね
画像引用:絵本館『ぶたのたね』
出版社:絵本館
作:佐々木マキ
発行日:1989年10月
値段:1200円+税
対象年齢:4歳頃から
『ぶたのたね』のあらすじ
足の遅いおおかみがいました。
おおかみはぶたを捕まえたことがないので、一度も食べたことがありません。
ある日ぶたが成る木のたねをもらい、植えてみることにしました。
ぶたのたねはすくすく伸びて、やがてぶたの実をつけました。
『ぶたのたね』のおすすめポイント
佐々木マキさんのシュールで楽しい世界観が楽しめます。
よくあるのおおかみとぶたの物語はおおかみが強く、ぶたが弱い立場にいますが、そのイメージを覆すとてもユニークなお話です。
ぶたが食べられないおおかみに同情してしまいます。
『またぶたのたね』『またまたぶたのたね』もおすすめです。
もっちゃう
出版社:徳間書店
作:土屋富士夫
発行日:2000年1月28日
値段:1400円+税
対象年齢:5歳頃から
『もっちゃうもっちゃうもうもっちゃう』のあらすじ
ひでくんはおしっこがしたくてデパートのトイレへ駆け込んだけれどなんと工事中でした。
違う階へ行こうにもなかなか辿り着けません。
途中で出会ったキリンさんやこうもりさんなどにトイレに案内してもらうものの、ひでくんにはなかなか使えません。
読み終わったあとでなんだかトイレに行きたくなるようなユニークで楽しいおはです。
『もっちゃうもっちゃうもうもっちゃう』のおすすめポイント
おしっこを我慢しているときの気持ち、よくわかりますよね。
トイレがあったと思ったら使えなかったときはもう絶望的です。
最後まで漏れてしまわないからハラハラドキドキの楽しいお話です。
りょうりをしてはいけないなべ
画像引用:講談社『りょうりをしてはいけないなべ』
出版社:講談社
作:シゲタサヤカ
発行日:2010年8月11日
値段:1400円+税
対象年齢:5歳頃から
『りょうりをしてはいけないなべ』のあらすじ
町で一番人気のレストランにはいつもお客さんがたくさん来て大忙しです。
そこでコックが新しい鍋を買ってきたのですが、この鍋はなんと料理中に突然笑い出して中身を吹き出してしまうとんでもない鍋でした。
大事な料理を何度も台無しにしてしまうので、料理長は怒ってしまい、その鍋を使うのを禁止してしまいました。
はじめは棚の上でじっとしていた鍋ですが、忙しく働くコックたちを見ているうちに料理がしたくなってきました。
『りょうりをしてはいけないなべ』のおすすめポイント
不思議な鍋と、振り回されるコックたちのやりとりが笑いを誘います。
シゲタサヤカさんのシュールな世界観とかわいらしいイラストのとてもおもしろいお話です。
『キャベツがたべたいのです』『まないたにりょうりをあげないこと』など他のシリーズもおすすめです。
でっこりぼっこり
画像引用:絵本館『でっこりぼっこり』
出版社:絵本館
作:高畠那生
発行日:2009年7月
値段:1200円+税
対象年齢:3歳頃から
『でっこりぼっこり』のあらすじ
巨大人がマラソンをはじめました。
地面にぼっこり穴が空いてしまい、反対側には地面がでっこりもりあがってしまいました。
そんなぼっこりとでっこりの穴はどうなったのでしょうか。
『でっこりぼっこり』のおすすめポイント
大人より、固定概念のない子どもの方がすぐ状況を理解して楽しめるでしょう。
足跡のまさかの活用法にくすっと笑えます。
笑える絵本おすすめ人気作品【小学生低学年以上向け】
笑うことでストレスが軽減したり、脳にとてもいい影響を与えてくれます。
なにかと負担の多い学校生活を有意義に送るためにも、笑いは欠かせません。
うどんのうーやん
画像引用:ブロンズ新社『うどんのうーやん』
出版社:ブロンズ新社
作:岡田よしたか
発行日:2012年8月25日
値段:980円+税
対象年齢:5歳頃から
『うどんのうーやん』のあらすじ
大忙しのうどん屋さんでは、うどんのうーやんが自ら出前に出掛けます。
途中でからからに感想しためざしや、ふにゃふにゃになってしまった豆腐などのさまじまな食材に出会い、うーやんは彼らの話をしっかり聞いて仲間に入れてあげます。
果たしてそんなことをしていて、無事に目的地に辿り着けるのでしょうか。
『うどんのうーやん』のおすすめポイント
関西訛りのユーモアたっぷりのお話です。
途中で出会う仲間たちがなんとも個性的なのですが、それはうどんに合うのかというようなものも、うーやんはみんな構わず中は入れてしまうのです。
うーやんの仲間に対する優しさにほっこりします。
他シリーズの『ちくわのわーさん』『こんぶのぶーさん』もシュールでくすっと笑えておすすめです。
だいぶつさまのうんどうかい
画像引用:アリス館『だいぶつさまのうんどうかい』
出版社:アリス館
作:苅田澄子
絵:中川学
発行日:2017年8月25日
値段:1400円+税
対象年齢:5歳頃から
『だいぶつさまのうんどうかい』のあらすじ
今日はたくさんの仏様が集まる運動会。
いろいろな場所から雲に乗って仏様たちが集まってきました。
そこへ1000年ぶりにやってきたのは大きな大仏様です。
ほかのみんなは玉入れやかけっこなどに楽しんで参加していますが、大仏様は体が大きすぎて競技に参加することができません。
大仏様は悲しくなって家に帰りたくなってきました。
果たして大仏様は運動会を楽しめるのでしょうか。
『だいぶつさまのうんどうかい』のおすすめポイント
仏様たちの運動会だなんて、表紙を見ただけでおもしろいです。
動いてるところを見たことがない仏様が体操をしたりダンスをしたり、一生懸命競技に取り組んでいる姿は衝撃的ですが、だんだんとかわいく見えてくるから不思議です。
普段会うことのない仏様たちの会話のやりとりもとてもおもしろいです。
それぞれの仏様について解説したページもついていて、楽しみながら学ぶことができ、子どもだけでなく大人も楽しめます。
オレ、カエルやめるや
出版社:マイクロマガジン社
作:デヴ・ペティ
絵:マイク・ボルト
訳:小林賢太郎
発行日:2017年11月25日
値段:1600円+税
対象年齢:5歳頃から
『オレ、カエルやめるや』のあらすじ
カエルはある日カエルをやめたいと言いました。
なぜなら、カエルは濡れてるし、ヌメヌメしてるし、ムシばっかり食べているからです。
もっとふわふわでかわいい生き物になりたいようです。
それに対してお父さんは答えます。
お父さんと会話をする中で、自分がカエルで良かった、と思うのでした。
『オレ、カエルやめるや』のおすすめポイント
カエルの親子のやりとりがとてもおもしろいです。
自分が自分でなくてほかの誰かになりたいと憧れることは誰もが思ったことがあるのではないでしょうか。
カエルのお父さんはその考えを受け止めた上で、カエルの素晴らしさに気づくように会話を進めます。
自分のことを前よりも好きになれるお話です。
同シリーズがほかに3冊出ていて、どれもユーモアもありながら、考えさせられるお話です。
やまださんちのてんきよほう
画像引用:絵本館『やまださんちのてんきよほう』
出版社:絵本館
作:長谷川義史
発行日:2005年3月
値段:1200円+税
対象年齢:7歳頃から
『やまださんちのてんきよほう』のあらすじ
やまださんちの1日を天気予報で表現しています。
人の気持ちと天気を関連づけて表すとどうなるのでしょうか。
洪水はおねしょ、噴火はおじいちゃんのおならなどだじゃれを交えてユーモアたっぷりに描いています。
読みながら、あるある!とうなずいてしまいます。
『やまださんちのてんきよほう』のおすすめポイント
大人気の長谷川義史さんの絵本で、かわいい絵とくすっと笑える物語が子どもだけでなく大人も惹きつけて離しません。
人の気持ちを天気で表すなんておもしろい発想ですよね。
挿し絵も細部までこだわっていて、何度でもじっくり見たくなります。
たくさん笑って、読んだあとで元気になれる絵本です。
笑える絵本は乳児から小学生まで人気!選び方は?
実際に笑える絵本を選ぶときのポイントを3つ紹介しますので、参考にしてみてください。
笑える絵本の選び方① 子どもに合った笑い
子どもの性格や年齢などに合わせた絵本を選びましょう。
小さい子は同じことを繰り返すような絵本が楽しくて笑いますし、大きくなると、まさかの出来事に笑ったり、だじゃれを好む子もいます。
はじめはわかりやすいものからだんだんと笑いのレベルをあげていきましょう。
笑える絵本の選び方② 下品すぎないもの
子どもは、おならやうんちなどが大好きで、その言葉を聞いただけで笑いますが、そのような絵本ばかりに偏っていると普段の生活でも家族や友達の前で言ってしまうかもしれません。
あまり偏りすぎずに、だじゃれやトンチなども加え、他にも楽しい絵本があることを体験させてあげましょう。
笑える絵本の選び方③ 大きくはっきり描かれた絵
子どもは大人が読むストーリーも聞いていますが、絵をじっくり見て楽しんでいるので、見やすいように大きくはっきり描かれたものを選ぶとストーリーもより伝わりやすくて良いでしょう。
また、挿し絵の細部までこだわっているような絵本は、大人が読み聞かせをした後でも、子どもが一人でじっくり挿し絵を眺めたりしてもじゅうぶん楽しめます。
【笑える絵本まとめ】笑うって素晴らしい!
笑ったあとはなんだか幸せな気持ちになりますよね。
それが、家族や友達と一緒に笑い合うと幸せは何倍にも膨れます。
体だけでなく心を健やかに保つためにも笑うことは年齢関係なくみんなにとても大切なことです。
家族や友達みんなで楽しくて笑える絵本を読んで、健康でハッピーな毎日を送りましょう。
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