身近な食べ物である豆腐。
味噌汁に冷奴、湯豆腐など、食卓で目にする機会も多いですね。
離乳食初期から食べられるので、子どもにとっても馴染みのある食べ物です。
絵本にはそんな豆腐をテーマにしたものがありますよ。
この記事では豆腐の絵本のおすすめ人気作品を15作品ご紹介していきます!
ぜひ参考にしてみてくださいね。
豆腐の絵本おすすめ人気作品【1~3歳児向け】
ここからは1~3歳児向けの豆腐の絵本を6作品ご紹介します!
『おとうふさんとこんにゃくさん』
画像引用:Amazon
作者:松谷 みよ子
出版社:童心社
発行日:1991年6月25日
値段:900円+税
対象年齢:1歳から
『おとうふさんとこんにゃくさん』のあらすじ
おとうふさんが棚から落ちて、全身打撲で入院します。
そこにこんにゃくさんがお見舞いに来てくれますが……。
『おとうふさんとこんにゃくさん』のおすすめポイント
『あかちゃんのむかしむかし』シリーズ。
ダジャレも交えながら、松谷みよ子ならではの言葉のリズム感で楽しませてくれます。
『とうふさんがね・・』
画像引用:Amazon
作者:とよた かずひこ
出版社:童心社
発行日:2009年9月15日
値段:850円+税
対象年齢:2歳から
『とうふさんがね・・』のあらすじ
おとうふさんがネギをしょってよいしょ、よいしょ
「おっちゃん おっちゃん どこ いくの?」
小さいおとうふさんたちもついてきました。
おとうふさんたちはどこへ行くのでしょうか?
『とうふさんがね・・』のおすすめポイント
さまざまな食べ物をテーマにしている『おいしいともだち』シリーズの第4作はお豆腐バージョン。
美味しそうな冷奴やお味噌汁になっていく姿を見るとお豆腐が食べたくなりますね。
「よいしょ よいしょ」などの繰り返し言葉が使われているので、低月齢の子どもも聞きとりやすいですよ。
『おとうふちゃん』
画像引用:Amazon
作者:わたなべ あや
出版社:学研プラス
発行日:2009年9月17日
値段:1,200円+税
対象年齢:3歳から
『おとうふちゃん』のあらすじ
おとうふちゃんは味噌汁のプールに飽きちゃったみたい。
ネギの浮き輪を持ってどこかへ遊びに行ってしまいました。
おとうふちゃんは大冒険に出かけていたのです。
さて、どこに行ったのかな……?
『おとうふちゃん』のおすすめポイント
表紙の絵からお味噌汁の絵本かと思いきや、お味噌汁を飛び出して大冒険に出かける楽しいお話。
馴染みやすい柔らかなタッチの絵も子ども向けでおすすめです。
『おとうふ2ちょう』
画像引用:Amazon
作者:くろだ かおる
出版社:ポプラ社
発行日:2020年9月
値段:1,400円+税
対象年齢:3歳から
『おとうふ2ちょう』のあらすじ
ケンちゃんはお母さんにおつかいを頼まれました。
頼まれたのは「しょうゆと ごまあぶらと おとうふ1ちょう」
ところが帰り道に追加のおつかいを頼まれたケンちゃん。
遊びに行きたいケンちゃんは小さな嘘をついてしまいます。
無事おつかいは終わるのでしょうか……?
『おとうふ2ちょう』のおすすめポイント
1ちょうのお豆腐が13ちょうにまで増えてしまう前代未聞のお話。
嘘と勘違いから起こる「豆腐事件」には思わず笑ってしまいます。
読むと豆腐料理が好きになりそうなユーモアあふれる絵本です。
『とうふができるまで』
画像引用:Amazon
作者:宮崎 祥子
出版社:岩崎書店
発行日:2013年11月10日
値段:2,200円+税
対象年齢:3歳から
『とうふができるまで』のあらすじ
豆腐はどうやって作られているのだろう。
大豆から豆腐ができるまでの変化を写真を交えて見てみよう。
『とうふができるまで』のおすすめポイント
お豆腐屋さんに密着取材をして書かれている絵本。
身近な食べ物である”豆腐”がどのようにして作られているのかを学ぶことができますよ。
『とうふこぞう』
画像引用:Amazon
作者:せな けいこ
出版社:童心社
発行日:2000年6月15日
値段:1,000円+税
対象年齢:3歳から
『とうふこぞう』のあらすじ
お寺のこぞうさんはおつかいの途中でとうふこぞうに会いました。
2人は仲良くなり、とうふこぞうの仲間に会いに行きます。
そこにいたのは……。
『とうふこぞう』のおすすめポイント
おばけの子どもがたくさん出てくる絵本。
悪いおばけや怖いおばけは出てこないので子どもでも大丈夫!
切り絵で描かれているのも見どころですよ。
豆腐の絵本おすすめ人気作品【4、5歳児向け】
ここからは4、5歳児向けの豆腐の絵本を3作品ご紹介します!
『おとうふやさん』
画像引用:Amazon
作者:飯野 まき
出版社:福音館書店
発行日:2015年11月5日
値段:900円+税
対象年齢:4歳から
『おとうふやさん』のあらすじ
みっちゃんは朝早くから豆腐屋さんで豆腐作りを見学させてもらうことになりました。
大豆から豆腐になるまでにはどんな工程があるんだろう。
『おとうふやさん』のおすすめポイント
豆腐ができるまでの過程を絵で分かりやすく描いてある絵本。
他にも油揚げや厚揚げ、がんもどきの作り方も出てきますよ。
『とうふやのかんこちゃん』
画像引用:福音館書店
作者:吉田 道子
出版社:福音館書店
発行日:2017年10月15日
値段:1,300円+税
対象年齢:5歳から
『とうふやのかんこちゃん』のあらすじ
かんこちゃんのお父さんは豆腐屋さん。
豆腐が思うように売れず悩むお父さんを見て、かんこちゃんは力になりたいと思います。
そんなとき、2匹のキツネがやってきて……。
『とうふやのかんこちゃん』のおすすめポイント
家族のあたたかさと思いやりに触れられる一冊。
豆腐の作り方を教えてくれたり、審査しにくるキツネたちが可愛らしいですね。
『おとうふ百ちょうあぶらあげ百枚』
画像引用:Amazon
作者:三田村 信行
出版社:あかね書房
発行日:2000年6月
値段:1,100円+税
対象年齢:5歳から
『おとうふ百ちょうあぶらあげ百枚』のあらすじ
町の外れにある小さなお豆腐屋さん。
そこには美味しいお豆腐や油揚げがありました。
ある日、駅前にできたスーパーの影響でお客さんがあまり来なくなってしまいます。
そこへやってきたのは10歳くらいの男の子。
男の子はある日おとうふ百ちょうとあぶらあげを百枚くれと言うのです……。
『おとうふ百ちょうあぶらあげ百枚』のおすすめポイント
字が大きく子どもでも読みやすい絵本です。
最後は意外な展開が待っていますよ。
どうなるのか想像しながら読んでみてくださいね。
豆腐の絵本おすすめ人気作品【小学生向け】
ここからは小学生向けの豆腐の絵本を6作品ご紹介します!
『ジョニーとマーガレット スーパー恋ものがたり』
画像引用:Amazon
作者:三遊亭 白鳥
出版社:講談社
発行日:2020年11月19日
値段:1,550円+税
対象年齢:小学低学年から
『ジョニーとマーガレット スーパー恋ものがたり』のあらすじ
「ああ、ジョニー!」
「マーガレット!」
スーパーの売場から聞こえてきたのは、豆腐のジョニーとクリームチーズのマーガレットの声。
実は二人は愛し合っていて……。
『ジョニーとマーガレット スーパー恋ものがたり』のおすすめポイント
創作落語の名手である三遊亭 白鳥によって書かれた作品。
絵本の中に登場するマロニーちゃんの製造元である、『マロニー株式会社』の全面協力で美味しく食べられるレシピ付き!
『とうふこぞう』
画像引用:Amazon
作者:京極 夏彦
出版社:岩崎書店
発行日:2015年3月20日
値段:1,500円+税
対象年齢:小学低学年から
『とうふこぞう』のあらすじ
おばけが怖い男の子。
寝るまでの時間はドキドキです。
でもそこに現れたのは怖くないおばけだった……!?
『とうふこぞう』のおすすめポイント
おばけと男の子の会話に思わず笑ってしまう絵本です。
おばけが出てきますが、怖いおばけではないので寝る前の読み聞かせにもおすすめですよ。
『ぷるぷるやわらか!とうふ』
画像引用:Amazon
作者:中島 妙
出版社:チャイルド本社
発行日:2007年12月1日
対象年齢:小学低学年から
『ぷるぷるやわらか!とうふ』のあらすじ
お鍋の中でことことこと。
湯がかれているのは真っ白なお豆腐。
今日のおかずは湯豆腐なんだって。
『ぷるぷるやわらか!とうふ』のおすすめポイント
湯豆腐や冷奴など、一年中大活躍の豆腐。
身近にある豆腐の作り方が分かる絵本です。
食に興味を持ち始めた子どもにもおすすめです。
『つくってあそぼう とうふの絵本』
画像引用:Amazon
作者:仁藤 齋
出版社:農山漁村文化協会
発行日:2004年5月1日
値段:2,500円+税
対象年齢:小学低学年から
『つくってあそぼう とうふの絵本』のあらすじ
豆腐作りに必要な道具はなんだろう。
作り方も合わせて見てみてね。
いろんな作り方が出てきますよ。
『つくってあそぼう とうふの絵本』のおすすめポイント
『つくってあそぼう』シリーズの第1集は”とうふ”がテーマになっています。
木綿豆腐と絹ごし豆腐の違いや、作り方の違いなど詳しく書かれています。
読むと実際に作ってみたくなりますね。
『カヨちゃんちはとうふ屋さん』
画像引用:Amazon
作者:荒尾 美知子
出版社:あすなろ書房
発行日:2020年10月
値段:1,800円+税
対象年齢:小学中学年から
『カヨちゃんちはとうふ屋さん』のあらすじ
カヨちゃんはお父さんの作る美味しいお豆腐が大好き!
小学3年生になったカヨちゃんはお父さんのお手伝いができるのが嬉しいみたい。
『カヨちゃんちはとうふ屋さん』のおすすめポイント
全5作出ている『ちょっと昔の子どもたちのくらし』シリーズの第2作。
今作の舞台は山形県山形市です。
小学生というとお手伝いをしたい盛りです。
カヨちゃんを見ていると、同じようにお父さんやお母さんのお手伝いをしてみたくなるかもしれませんね。
『徂徠どうふ』
画像引用:福音館書店
作者:宝井 琴調
出版社:福音館書店
発行日:2018年11月7日
値段:1,100円+税
対象年齢:小学中学年から
『徂徠どうふ』のあらすじ
働き者の豆腐屋、七兵衛さんは勉学に励む貧しいおさむらいさんを放っておけません。
七兵衛さんはおさむらいさんに毎日おからを差し入れることにしましたが……。
『徂徠どうふ』のおすすめポイント
日本で起きた昔の出来事や事件を面白おかしく喋る芸能である講談。
『徂徠どうふ』はそんな講談の絵本です。
読み聞かせにもおすすめなのでぜひ読んでみてくださいね。
豆腐の絵本は乳児から小学生まで人気!選び方は?
ここからは豆腐の絵本を選ぶ際のポイントを3つご紹介します!
豆腐の絵本の選び方①:豆腐が好きになる絵本
絵本を読むと豆腐を食べてみたくなるような面白い絵本が多くあります。
豆腐が好きな子どもはもちろん、少し苦手な子どもにもぜひ一度豆腐の絵本を読んであげてくださいね。
豆腐の絵本の選び方②:”豆腐ができるまで”が分かる絵本
身近にある豆腐ですが、子どもは意外とその作り方を知らないもの。
絵本を読みながら楽しく豆腐の作り方を知れたらいいですね。
豆腐の絵本の選び方③:豆腐以外にもいろんな食べ物が出てくる絵本
豆腐屋さんには豆腐だけじゃなくて油揚げや厚揚げもあります。
豆腐の仲間たちや、その他の食べ物が仲良く登場する絵本は子どもの食への興味をそそりますね。
食育にも役立つ絵本がいっぱい!
豆腐の絵本を15作品ご紹介しました!
有名な落語家が書いた絵本や、豆腐の作り方が分かるものまでさまざまな絵本がありましたね。
気になる絵本は見つかりましたでしょうか?
豆腐の絵本は幼児への読み聞かせから、小学生の一人読みに適したものまで多くあります。
ぜひお気に入りの一冊を見つけてみてくださいね。
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