どんな食べ方をしても美味しい食材、大根。
今回は年齢別に合わせて、大根の絵本を15作品紹介します。
大根の中でも、一番多く流通しているのは「青首大根」と言われるもので、子どもから大人まで人気の野菜のひとつです。
薄く切ってサラダにしても、太く切って煮物にしても、すって大根おろしにしても美味しいですね。
ふろふき大根が好きな山男の話や、大根がにんじんやごぼうとお風呂に入る話など、幅広く紹介します。
大根の絵本おすすめ人気作品【0歳児向け】
離乳食が始まると、柔らかく炊いて食べることもできる大根。
まずは0歳におすすめの絵本です。
『やさいさん』

画像引用:Amazon.co.jp
作者:tupera tupera
出版社:学研プラス
発行日:2010年7月
値段:950円+税
対象年齢:0〜2歳
『やさいさん』のあらすじ
土の上に見えるやさいさんの葉っぱ。
ページをめくってすっぽーんと抜くと、大根さんやジャガイモさんなどが出てきます。
『やさいさん』のおすすめポイント
めくって楽しい仕掛け絵本です。
土の下で育つ野菜があること、それぞれ葉っぱの形が違うことなども少しずつわかってくるのが嬉しいですね。
大根の絵本おすすめ人気作品【1、2歳児向け】
一緒にお買い物に行くと、大きな大根にびっくり!
大きな大根がいったいどうやって食卓にのぼるのでしょう。
次は1、2歳児におすすめの絵本を紹介します。
『にんじん だいこん ごぼう』

画像引用:Amazon.co.jp
作者:植垣歩子
出版社:福音館書店
発行日:2014年1月
値段:900円+税
対象年齢:1〜3歳
『にんじん だいこん ごぼう』のあらすじ
もともと、にんじんとだいこんとごぼうは、みんな真っ白でした。
ある時、みんなで泥んこ遊びをするとこんどはみんな真っ黒。
そこでお風呂に入って綺麗にすることにしたのですが……?
『にんじん だいこん ごぼう』のおすすめポイント
なんともいえないコミカルな絵柄のこの絵本。
3人が暮らす家の隅々、寝室の中の小物まで、細部が細かく描かれています。
読み聞かせの後はじっくりと絵を楽しめる1冊です。
『どっかんだいこん』

画像引用:Amazon.co.jp
作者:いわさゆうこ
出版社:童心社
発行日:2012年11月
値段:1,100円+税
対象年齢:1〜4歳
『どっかんだいこん』のあらすじ
あおくびだいこん、みうらだいこん、ねりまだいこん、しょうごいんだいこん。
色々な種類のだいこんがどっかん、どっかん。
だいこんまつりも、もうすぐです。
『どっかんだいこん』のおすすめポイント
大根のたくさんの種類を知ることができるのはもちろん。
皮の色と違う中の色や、カブとの違い、収穫されずに残っている大根の理由など、この1冊で大根の多くのことがわかります。
『だいこん だんめん れんこん ざんねん』

画像引用:Amazon.co.jp
作者:加古里子
出版社:福音館書店
発行日:2010年10月
値段:900円+税
対象年齢:2〜5歳
『だいこん だんめん れんこん ざんねん』のあらすじ
お料理をしていると、だんめんを見ることがよくあります。
だんめんを見ると、外からだけではわからない中の様子を知ることができます。
さぁ、いろいろな物のだんめんを見ていきましょう。
『だいこん だんめん れんこん ざんねん』のおすすめポイント
お料理に使う食材の断面を紹介するところから始まります。
切っていくのはそれだけにとどまらず、建築物や海の底!
物を見ることが楽しくなる1冊です。
大根の絵本おすすめ人気作品【3、4歳児向け】
食の幅が広がってくるこの時期。
お好みの食べ方が出てくる時期でもありますね。
ここからは3、4歳児におすすめの絵本を紹介します。
『だいこんさんおふろにはいる』

画像引用:Amazon.co.jp
作者:おかだよしたか
出版社:PHP研究所
発行日:2018年11月
値段:1,300円+税
対象年齢:3〜4歳
『だいこんさんおふろにはいる』のあらすじ
だいこんのなかよし4きょうだい。
「きょう おりょうりしてもらうひや。おふろはいって きれいになろ。」
だいこんたちが、おふろに入っていると、そこへやってきたのは……?
『だいこんさんおふろにはいる』のおすすめポイント
顔のパーツが描かれていない大根なのに、お風呂に入っていると何故かとても気持ちよさそうに見えます。
根の方で、上手に風呂桶を持って掛け湯をしている姿は、まさに人間そのものです。
『やさいのおしゃべり』

画像引用:Amazon.co.jp
作者:いずみなほ(文)、いもとようこ(絵)
出版社:金の星社
発行日:2005年5月
値段:1,200円+税
対象年齢:3〜4歳
『やさいのおしゃべり』のあらすじ
冷蔵庫の前を通りかかったれいちゃんは、何か話し声を聞きました。
それは、冷蔵庫の中の野菜たちの会話でした。
忘れられ、次第に傷んでいく食材に心を痛めている彼らの声を聞いたれんちゃんは……?
『やさいのおしゃべり』のおすすめポイント
買ったままで忘れられている食材や、炊かれてから冷凍庫に入れっぱなしの3年前のご飯まであるれいちゃんの家の冷蔵庫。
どこに何が入っているのか、この絵本を読み終わったら子どもと確認しに行くのはいかがですか。
『だいこんだいすき』

画像引用:Amazon.co.jp
作者:玉城和美
出版社:ケイエスティープロダクション
発行日:2019年7月
値段:1,500円+税
対象年齢:3〜4歳
『だいこんだいすき』のあらすじ
だいこんが大好きなこうたくん。
ある日、寝ているとなんだか不思議な夢を見ました。
たくさんの大根が自然の中ですくすくと育っています。
『だいこんだいすき』のおすすめポイント
くらし雑貨に墨と色で絵を描くアーティスト、玉城和美の絵本デビュー作。
大根の生育の様子や、そのほかの野菜の名前、虫の名前など、たくさんのものを学べる絵本です。
『The Carrot, the Burdock Root and the Japanese Radish』

画像引用:Amazon.co.jp
作者:デレック・ウェスマン(文)、和歌山静子(絵)
出版社:鈴木出版
発行日:2008年3月
値段:1,500円+税
対象年齢:4〜6歳
『The Carrot, the Burdock Root and the Japanese Radish』のあらすじ
畑に並んで植えられていたにんじんとごぼうとだいこん。
ある日、もうだいぶ大きくなったので、みんなでお風呂を沸かして入ることにしました。
お風呂の入り方で、3つの野菜の色が変わったお話です。
『The Carrot, the Burdock Root and the Japanese Radish』のおすすめポイント
和歌山静子の作品『にんじんとごぼうとだいこん』が英文付きにして出版されました。
小学生から始まる英語活動に含まれる表現を使った、最初の英語の本にも相応しい1冊です。
大根の絵本おすすめ人気作品【5、6歳児向け】
お料理に興味が出始める年頃。
大根は皮が厚いので、皮むきはまだちょっと難しいですね。
大きくザクっと切るくらいなら任せてあげられそうです。
続いては5、6歳児向けの絵本を紹介します。
『だいこんどのむかし』

画像引用:Amazon.co.jp
作者:渡辺節子(文)、二俣英五郎(絵)
出版社:ほるぷ出版
発行日:1984年9月
値段:1,450円+税
対象年齢:5〜6歳
『だいこんどのむかし』のあらすじ
たくさんまいた大根の種からできたのは“だいこんどの”たった1本。
だいこんどのはぐんぐんと大きくなり、村人たちは肥料をやるのに疲れてきました。
そこでだいこんどのに村から出て行ってもらったのですが、今まで村人が気づかなかっただいこんどのの有り難さとは?
『だいこんどのむかし』のおすすめポイント
いつのまにか人と話すことまでできていただいこんどの。
村人との会話も、使われている擬音語も、少し聞き慣れないものばかりです。
だいこんどのが人知れず役に立ってくれていたこと、当たり前にあった有り難みについて話すきっかけになる絵本です。
『かいわれざむらいとだいこんひめ』

画像引用:Amazon.co.jp
作者:川北亮司(文)、国松エリカ(絵)
出版社:童心社
発行日:2008年11月
値段:1,300円+税
対象年齢:5〜6歳
『かいわれざむらいとだいこんひめ』のあらすじ
「われわれは かいわれわれ かいわれわれ」と言いながら、だいこん城に入ったかいわれざむらいたち。
そこではだいこんひめがいなくなった、と大騒ぎです。
かいわれざむらいたちの必死の捜索が始まります。
『かいわれざむらいとだいこんひめ』のおすすめポイント
小さなかいわれ大根たちが風に煽られ、水に流され、大変な目にあっています。
リズミカルな文章で声に出して読むのが楽しい絵本。
茎が絡まり合って動けなくなっているところなど、絵もクスッと笑える面白さです。
『きつね森の山男』

画像引用:Amazon.co.jp
作者:馬場のぼる
出版社:こぐま社
発行日:1974年1月
値段:1,300円+税
対象年齢:5〜6歳
『きつね森の山男』のあらすじ
ふろふき大根が大好きな力持ちの山男がいました。
ちょっとしたきっかけできつねたちが住むきつね森に住むことになりました。
そこへ、寒がりの殿様が「きつねの毛皮」目当てに攻め入ってきました。
『きつね森の山男』のおすすめポイント
山男は平和を愛しています。
そこで、なんとかきつねも殿様も傷付けずに、平和に解決する方法を模索します。
そして出てくるのが山男の大好物「ふろふき大根」。
読み聞かせの後は、子どもからふろふき大根のリクエストがくること間違いなしです。
大根の絵本おすすめ人気作品【小学生向け】
もう、食べるだけではつまらない!
大根がどんなふうに出来るのか興味が出てくる時期です。
最後に、小学生以上向けの絵本を紹介します。
『だいこんのカプタン』

画像引用:Amazon.co.jp
作者:よし恵
出版社:新風舎
発行日:2007年8月
値段:1,400円+税
対象年齢:小学生以上
『だいこんのカプタン』のあらすじ
畑から引き抜かれたら、足が2本あっただいこんのカプタン。
こんなだいこんはいらないから、とそのまま畑に捨てられてしまいました。
そこでカプタンは自分探しの旅に出ることにしました。
『だいこんのカプタン』のおすすめポイント
1本足だろうが2本足だろうが、大根は大根。
それなのに見た目の違いで、受け入れてもらえないのは悲しいことですよね。
自分にないものを羨んだり、人と比べたりすることなく、ありのままの自分を愛することを教えてくれる絵本です。
『大根はエライ』

画像引用:Amazon.co.jp
作者:久住昌之
出版社:福音館書店
発行日:2018年1月
値段:1,300円+税
対象年齢:小学生以上
『大根はエライ』のあらすじ
日本で一番食べられている野菜、大根。
薬味として活躍したり、メインの食材を引き立てるために横に添えられたり。
なんだか主張が足りないようにも思える大根の、すごいところを見せましう。
『大根はエライ』のおすすめポイント
生でも煮ても、おろしても美味しい大根。
普段の食事としてはもちろん、蜂蜜漬けにすると喉の痛みに効くし、絞り汁ならニキビのケアにも。
「大根はエライ!」と大声で叫びたくなる絵本です。
『あおくび大根 わびさび日記』

画像引用:Amazon.co.jp
作者:はじめ(文)、いのうえゆう(絵)
出版社:ポプラ社
発行日:2005年1月
値段:900円+税
対象年齢:小学生以上
『あおくび大根 わびさび日記』のあらすじ
のんびり、時にはピリッと辛口。
わびさびのきいた俳句を、あおくび大根が一言解説。
四季の分かれ目に、四コマ漫画も収録しています。
『あおくび大根 わびさび日記』のおすすめポイント
あおくび大根と友人の桜島大根たちが、日常生活の中にある「あるあるな状況」を俳句にし、イラストで表現します。
ゆっくりと楽しめる絵本です。
『ダイコンの絵本』

画像引用:Amazon.co.jp
作者:佐々木寿(文)、土橋とし子(絵)
出版社:農山漁村文化協会
発行日:2000年3月
値段:1,800円+税
対象年齢:小学生以上
『ダイコンの絵本』のあらすじ
日本での食生活に、なくてはならない存在の大根。
おでんやふろふき、たくあん、大根おろし。
そんな大根のことをすみずみまで教えます。
『ダイコンの絵本』のおすすめポイント
農文協がおくる「そだててあそぼう」シリーズの21作品目。
大根の種類や栽培の仕方、調理法まで詳しく説明しています。
これを読めば、ダイコン博士になれるかも?!
大根の絵本は乳児から小学生まで人気!選び方は?

大根の絵本の選び方① 大根の見たままを描いているもの
大根のチャームポイントは真っ白な皮とどっしり長いからだ。
「にんじん だいこん ごぼう」の話のように、その白さを特徴として描いたものは、特に小さな子どもにはわかりやすいですね。
大根の絵本の選び方② 大根の食べ方を描いているもの
「だいこんさんおふろにはいる」のぶり大根や、「きつね森の山男」のふろふき大根など、わかりやすく描かれているものも良いですね。
大根の葉っぱをちりめんじゃこと炒めたり、賽の目に切ったものを蜂蜜に漬けたり。
絵本をみながら大根料理のレシピを知る、なんてことも出来てしまいます。
大根の絵本の選び方③ 食卓に並ぶまでを描いている
畑では体の半分以上、土のしたに埋もれている大根。
スーパーに行けばすでに真っ白でずっしりした立派な大根を見ることができます。
栽培の仕方や、切った時の断面など、食事として用意される前の状態を知ることができる絵本も、食育として使えますね。
【大根の絵本まとめ】絵本を読んでもっと大根好きに!

いかがでしたか?
今回は「大根の絵本」を年齢別に15作、紹介しました。
大根の調理の仕方に好みはあれど、大根が嫌いなんて子どもはおそらくいないのではないでしょうか。
おでんやふろふき大根のような柔らかいものなら、離乳食を食べる赤ちゃんに。
ピリッと辛い部分は、大根おろしにして醤油をかけて、焼き魚の隣に。
薄く切ったら大根サラダ。
保存食にするならお漬物。
冬が旬と言われてきましたが、今では年中出回っていて、好きな時に買うことができます。
昔話にも登場するほど、古くから日本人に親しまれている大根。
この記事が「大根の絵本」を選ぶ時の参考になりますように。

コメント