犬は、昔から日本人に馴染みのある動物です。
昔話にも多く登場し、その利口さや愛くるしさに心を奪われている人も多いのではないでしょうか?
今回は、そんな魅力たっぷりの犬が登場する絵本のおすすめ、有名作品をご紹介します。
犬の絵本のなかには、大人気キャラクター「バムとケロ」シリーズや、諸外国でも大人気の海外作品『ずーっと ずっと だいすきだよ』、話題作『いつでも会える』など有名作品がたくさん!
赤ちゃんから大人まで楽しめて、楽しい気持ちになったり、感動したり、時には泣ける作品もあります。
また、犬についてもっと知りたい!という人には、犬の図鑑もおすすめです。
犬の登場する絵本や図鑑を探しているときは、ぜひこの記事を参考にしてください。
犬の絵本有名作品・おすすめ人気作品を紹介

ここからは、犬の絵本のおすすめをご紹介します。
『ずーっと ずっと だいすきだよ』

訳:久山 太市
出版社:評論社
発行日:1988/12/1
値段+税:1296円
大切な人へ思いを伝えよう
犬のエルフと僕は、一緒に大きくなった。だけど、エルフのほうが年を取るのが早い。やがてエルフは死んで、庭に埋めてあげた。悲しかったけど、僕は気持ちが楽だったんだ。だって、僕はエルフに、「ずーっと大好きだよ」って伝えていたから。
愛するものに、「大好きだよ」と伝えておくことの大切さ。死んでしまっては、もう伝えることができない。後悔しないために、声に出して伝えよう。自分の気持ちを。
後悔が多い大人こそ、心に響くお話かもしれません。
『いつでも会える』

出版社:学研プラス
発行日:1998/11/17
値段+税:1026円
大好きな飼い主を失った犬の思い
シロはみきちゃんの犬です。シロは、みきちゃんが大好きでした。しかし、みきちゃんは死んでしまいます。シロはみきちゃんに会いたくて、悲しんでいると、ミキちゃんの声が聞こえました。みきちゃんの存在を感じ、目を閉じると、いつでもみきちゃんに会えることに気が付きます。
大好きな飼い犬が死んでしまうと悲しいですが、犬も、大好きな飼い主が死んでしまうと悲しいのです。死んだものの姿は見えませんが、そばにいる。そんな温かいことを教えてくれています。
『ある犬のおはなし』

出版社:トゥーヴァージンズ
発行日:2015/11/24
値段+税:1080円
無責任な飼い主の犠牲となる犬
ボクは、あなたの家族になりました。ボクは、あなたと過ごした時間がとても楽しかったです。だけど、あなたはボクと遊んでくれなくなりました。ボクは知らないところへ連れていかれて、一人で過ごして。意識はなくなったけど、僕はあなたに会うために、歩いていました。
犬や猫の殺処分という現実。責任感のない飼い主。多くの犬や猫の命が理不尽に奪われています。この有名な絵本を読んで、殺処分という非情な現状が少しでも変わることを、願わずにはいられません。ぜひ読んでいただきたい一冊です。
『どろんこハリー』

絵:マーガレット・ブロイ・グレアム
訳:わたなべ しげお
出版社:福音館書店
発行日:1964/3/15
値段+税:1296円
お風呂嫌いなハリーの愉快なお話
ハリーはくろぶちの白い犬で、お風呂が大嫌いです。お風呂の音が聞こえたから、ハリーはブラシを庭に埋めて、逃げ出します。外ではしゃいで、身体は泥だらけ。家に帰ると、家族はハリーだと気付いてくれません。困ったハリーがとった行動とは…?
子どもに人気の有名な絵本です。ハリーのキャラクターも愉快で可愛いですし、イラストからも楽しさが伝わってくきす。犬の無邪気さもイラストで表現されており、読んでいて飽きません。
犬好きなら読んでおきたい一冊です。
『いぬがいっぱい』

訳:やぶき みちこ
出版社:福音館書店
発行日:1986/9/30
値段+税:864円
可愛いイラストの犬がたくさん登場
お利口な犬と、いたずらな犬。しょんぼり犬と、元気な犬。お昼寝をしている犬もいれば、お仕事をしている犬もいる。腹ペコな犬と、お腹いっぱいの犬も。みんな一緒に「わんわん」。たくさんの犬が登場する、赤ちゃんに読み聞かせてあげたい絵本です。
可愛いイラストの犬がたくさん登場するので、読んでいて楽しいです。最後は犬たちと一緒に「わんわん」と言って締めたいですね。
『だいすきなグー』

絵:いもと ようこ
出版社:PHP研究所
発行日:2005/2/19
値段+税:642円
目を瞑ればいつでもそこにいる
僕の大好きな友達、グーを紹介するね。初めて会ったときは、お互い怖がっていたよ。でも、だんだん仲良くなって、僕はグーの全部が大好き。だけど、グーは病気になって、死んでしまった。悲しいけど、目を瞑ると、そこにはグーがいるんだ。
男の子と飼い犬グーの友情を描いたお話です。犬も人も、いつか死んでしまう。悲しいけれど、目を瞑ればいつでも会える。そうやって、前を向いていくしかないのです。
『バムとケロのにちようび』

出版社:文溪堂
発行日:1994/9/1
値段+税:1620円
可愛い2匹の楽しい日曜日
犬のバムは、雨なので部屋の掃除をし、おやつを作って本を読もうと考えました。部屋の掃除を終えたところで、泥んこのケロちゃんが帰ってきます。ケロちゃんを洗って、ドーナツを作って、本を取りに行ったら、虫がわんさか。やっと本を読めるころには、疲れて寝ちゃった…。
「バムとケロ」シリーズの1冊です。2匹のキャラクターが可愛すぎます。しっかりもののバムとお転婆なケロ。イラストもとても可愛く細かいので、読んでいてとても楽しいです。お話も展開が面白く、子どもにも大人にもおすすめできます。
『しばわんこの和のこころ』

出版社:白泉社
発行日:2002/1/1
値段+税:1512円
しばわんこが教えてくれる「和」
日本の犬で連想するものが柴犬。柴犬のしばわんこが、日本の「和」について教えてくれる絵本です。「和のおもてなし」について、掃除のこと、座布団のこと、おもてなしに欠かせないお茶とお菓子についてなど、癒されながら勉強できます。
有名な「しばわんこ」シリーズの絵本です。柴犬という日本らしいキャラクターが可愛いく、ほのぼのとしているので、和やかな気持ちで「和」について学ぶことができるでしょう。
『いとしの犬ハチ』

出版社:講談社
発行日:2009/7/30
値段+税:1620円
ハチ公の銅像にまつわる本当の話
もらった秋田犬にハチと名付けた先生は、ハチを可愛がりました。大学の授業があるので駅に向かうと、ハチは毎日、見送りと出迎えをしてくれます。しかし、ある日先生は、授業中に亡くなってしまいました。ハチは10年間、駅で先生を待ち続け、そのまま死んでしまったのです。
東京の渋谷駅にハチ公という銅像があります。そのハチにまつわる、本当にあったお話です。ハチと先生の深い絆に胸を打たれるでしょう。可愛らしいイラストですが、ハチの弱っていく姿に胸が打たれます。
『シバ犬のチャイ』

絵:
出版社:BL出版
発行日:2013/4/1
値段+税:1404円
面白くて可愛らしい柴犬に注目
おいら、豆シバのチャイってんだ。チャイと一緒に暮らすのは、パパとママと兄弟たち。チャイは「やれやれ」というように兄弟の相手をし、撫でてくるおじさんの相手をします。隣の家のマルチーズに恋をしますが、オスと知って悲しむのでした。
チャイの目線で話が進んでいきます。達観したキャラクターが、個性的で面白いです。絵本のイラストも彼の性格を表しているようで楽しいですよ。チャイの表情一つ一つに注目して読んでみてください。
『そっといちどだけ』

絵:いりやま さとし
出版社:ポプラ社
発行日:2009/4/1
値段+税:1188円
盲導犬と飼い主の切ない物語
ステラは、盲導犬です。ステラと目の見えない飼い主のあかねは、最初はぎこちなかったですが、次第に上手に歩けるようになっていきました。年月が経ち、ステラは失敗するようになります。そろそろ、引退でした。やがてステラとあかねの、お別れのときが訪れます…。
盲導犬と飼い主の、切ないお話です。盲導犬とその飼い主のことが分かりますし、お別れの最期のことを思うと胸が苦しくなります。子どもも大人も読んでほしい1冊。
『パグパグ3きょうだい』

出版社:鈴木出版
発行日:2017/12/19
値段+税:1296円
パグの可愛いイラストに癒される
パグの3兄弟のお話です。人間の兄弟もそうですが、パグの兄弟だって、遊ぶのはいつも一緒。でも、食べるときは取り合いに!にらめっこで勝負。アップップ…じゃなくて、パッグッグー!?パグの兄弟の可愛さがてんこ盛りです。
パグの3兄弟の可愛さが表紙絵から伝わってきますね。絵本の中には、パグ兄弟の可愛い表情がたくさん詰まっています。パグの可愛いイラストは見ていて癒されるでしょう。兄弟のお話なので、兄弟の良さも知ることができますよ。
『こいぬのくんくん』

訳:まつおか きょうこ
出版社:福音館書店
発行日:1972/7/1
値段+税:756円
ミッフィーの作者の可愛い絵本
茶色の小さな子犬、くんくん。くんくんが外を見ると、女の人が泣いていました。どうしたのかとくんくんが聞くと、その女の人の娘が、いなくなってしまったようです。くんくんは動物たちに、娘のことを聞いて回ります。あれ、このにおいは…?
ミッフィーで有名な、ディック・ブルーナの作品です。可愛らしいイラストが特徴で、とてもほのぼのとしたお話になっています。動物のキャラクターもたくさん出てきますので、その可愛さに癒されるでしょう。小さい子どもにおすすめです。
犬の図鑑もおすすめ【知識を深める】

犬が好きだと、もっともっと犬のことを知りたくなりますよね。
犬類、食べる物、習性など…。
犬のことを知りたい子どもには、図鑑もおすすめですよ。
おすすめの図鑑を5選紹介していきます。
『いちばんよくわかる 犬種図鑑』

出版社:メイツ出版
発行日:2014/1/15
値段+税:1728円
犬を飼いたいと思っている人に
大切な家族として迎え入れる犬。長く元気に過ごしてもらうために、かかりやすい病気や適切な運動量などを知っておきたいですね。この図鑑ではそれらを知ることができます。犬種別に紹介されているので、分かりやすいですよ。
犬の種類名だけでなく、その他の呼び名も解説されているので、新たな犬の知識を得ることができます。友達に自慢もできてしまいますね。子どもだけでなく、犬好きな人なら誰でも楽しく読むことができるでしょう。
『イヌ』

出版社:学研マーケティング
発行日:2012/9/18
値段+税:2160円
小さい子どもから犬のことを勉強できる
表紙絵の犬の可愛さが目を引きます。犬の種類はさらに細かく分かれることがありますが、それらもきちんと紹介されている図鑑です。特徴や備わった能力も分かります。人を助ける場でも活躍している盲導犬や救助犬についても学ぶことが可能。
写真が掲載されているので、リアルな犬を知ることができます。分かりづらい犬の大きさも、子どもの伸長と比較するなど工夫がされているので想像しやすいです。漢字には読みが振られているので、小さい子どもも楽しめますよ。
『最新 世界の犬種大図鑑』

出版社:誠文堂新光社
発行日:2015/2/24
値段+税:5184円
犬種の多さに大満足
世界の犬種を紹介しており、その数はなんと400種を超えます。ただ犬種を紹介するのではなく、似たような犬と比較しているので違いが一目瞭然。珍しい犬種や、絶滅した後復活した犬種など、さまざまな犬の紹介がされています。
紹介されている犬種が多いのが特徴の図鑑です。犬の能力ごとに紹介されているので、どの犬種にどのような能力があるのかが写真で分かります。
『新犬種大図鑑』

監修:
出版社:ペットライフ社
発行日:2002/4/1
値段+税:2400円
犬の身近にいる人におすすめの図鑑
紹介する犬の種類は日本に留まらず、世界各地。犬の特徴を写真付きで解説しているのはもちろんのこと、昔から近い存在であった人間と犬の歴史についても掲載されています。犬を飼いたい人にとって、嬉しいアドバイスもありますよ。
犬の図鑑を読むなら、犬種が多いものを選びたいですよね。この図鑑は種類も豊富ですし、詳しく知ることができます。これから犬を飼う人、現在飼っている人、犬に携わる仕事に就く人など、幅広い人におすすめです。
『世界の犬図鑑―人気犬種ベスト165』

出版社:新星出版社
発行日:2004/11/1
値段+税:1620円
人気の犬が詳しく分かる
人気な犬種を掲載している図鑑です。掲載されている犬の種類は他の図鑑に比べ少ないですが、人気の犬種について詳しく知ることができます。性格はもちろん、歴史も知ることが可能です。大きさも分かるので、想像しやすいですね。
犬を飼いたいと思ったら、ペットショップで有名な犬種を見ることが多いでしょう。どの犬種がどのような性格をしているのか知っておくと、自分の生活環境に適しているか分かりますね。参考にしたい1冊です。
犬が登場する絵本にはどんな効果があるの?

犬が登場する絵本は、可愛いものや面白いもの、有名なお話までさまざまです。
そんな犬が登場する絵本を読むと、どのような効果があるのでしょうか?
犬が登場する絵本を読む効果を4つ、ご紹介させていただきます。
ぜひ参考にしてください。
犬が登場する絵本の効果その1【動物好きになる】

子どもは生まれたときに、必ずしも周りに動物がいる環境だとは限りません。
動物を見たり触ったりすることがないと、動物を怖がって嫌いになる可能性があります。
犬が登場する可愛い絵本を読めば、犬のことが好きになりますし、他の動物にも興味を持つことができるでしょう。
動物が好きになれば、動物園や水族館を楽しむこともできます。
それは、子どもにとっても家族にとっても楽しい思い出になります。
動物の愛らしさを小さいころから知って、動物好きな子どもに育ってほしいですね。
犬が登場する絵本の効果その2【優しい心が育つ】

犬は、人間とは種族が違います。
しかし、犬にも命があり、懸命に生きているのです。
楽しい犬、面白い犬、悲しむ犬を絵本で読むと、犬にも感情があることや、命があることが分かります。
そういうことが分かると、犬を大切にしよう、動物を大切にしようという優しい心が育っていくでしょう。
犬が近くにいるのであれば、その犬の気持ちを考えようとするかもしれませんね。
犬が登場する絵本の効果その3【命の重みを知る】

楽しい犬の絵本もありますが、犬が死んでしまう悲しいお話もあります。
その理由は、病気や老衰などさまざまです。
絵本の中で悲しいお話があると、子どもは「死」を知ることができます。
人間だけでなく、犬にも命がある。そして、終わりも。
最期の時がくるまで一緒に過ごす時間を大切にしなくてはならない。
命の大切さを学ぶことができます。
犬が登場する絵本の効果その4【コミュニケーションがとれる】

犬は、身近な存在です。
飼い犬がいなくても、道を歩けば犬の散歩をしている人を見かけますし、テレビでも放映されることがあります。
そんな身近な犬を絵本で読めるとなると、子どもは喜ぶでしょう。
可愛い犬の絵本を子どもとたくさん読んで、たくさん話してください。
子どもは犬も好きですが、お母さんやお父さんも大好きです。
絵本をきっかけにたくさんコミュニケーションをとってくださいね。
犬が登場する絵本は大人にもおすすめ
いかがでしたでしょうか。
犬が登場する絵本は、可愛いイラストのものから個性的なキャラクターが登場するものまでさまざまです。
犬は人間と長く寄り添ってきた動物なので、犬が登場する有名な絵本もありますね。
犬が登場する絵本は魅力的で、読んでいてとても楽しめます。
犬が登場する絵本は、とても大切なことを教えてくれます。
子どもと一緒に読んで、いま一度命の大切さを考えたいですね。
そして子どもには、命を大切にできる優しい心を育んでいってもらいたいです。
犬の絵本が好きな方はこちらもチェック!▼


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