夏になると家の庭や公園などでカマキリを見かけます。
カマキリはその強そうな姿から、子どもたちから高い人気を集めています。
今回はカマキリが出てくる絵本を年齢ごとに合わせて15冊紹介します。
カマキリの知られざる生態がわかる『カマキリ おおかまきりの一生』を読むとカマキリを見る目が変わります。
NHK『おかあさんといっしょ』で放送され、健気なカマキリの姿が話題となった歌『はらぺこカマキリ』の読み聞かせ用の絵本もありますよ。
この絵本は、文を、NHK『香川照之の昆虫すごいぜ!』で香川照之が演じるカマキリ先生が書いています。
それぞれの絵本のあらすじやおすすめポイントもまとめていますので、ぜひご覧ください。
カマキリの絵本おすすめ人気作品【0・1・2・3歳児向け】
カマキリにはじめて出会ったときはその迫力に驚くかもしれません。
怖いイメージを持つ前に、カマキリがどんな昆虫なのかを絵本で見ておくのもいいですね。
一方で小さい子どもは怖いもの知らずな一面があるので、積極的に触りにいくかもしれません。
カマキリはカマを持っているので、怪我をしないよう、大人がしっかりとサポートしましょう。
『かまきりのかまくん』

画像引用:童心社『かまきりのかまくん』
出版社:童心社
作:高家 博成
仲川 みちこ
発行日:2002年5月20日
値段:900円+税
対象年齢:3歳頃から
『かまきりのかまくん』のあらすじ
ある日、野原でたくさんのかまきりの赤ちゃんが産まれました。
かまくんをはじめ、兄弟たちはそれぞれ好きな方へ元気に出かけていきます。
早く大人のかまきりになりたくて、一生懸命生きるかまくんのお話です。
『かまきりのかまくん』のおすすめポイント
かまきりなどの虫たちがかわいらしいキャラクターとして描かれています。
虫が苦手な子どもも楽しめる絵本です。
『かわいいむしえほん』シリーズは他にも『てんとうむしのてんてんちゃん』や『ころちゃんはだんごむし』など全部で10冊あり、子どもたちの人気を集めています。
『むしむしでんしゃ』

画像引用:童心社『むしむしでんしゃ』
出版社:童心社
文:内田 麟太郎
絵:西村 繁男
発行日:2009年6月25日
値段:1300円+税
対象年齢:3歳頃から
『むしむしでんしゃ』のあらすじ
むしむしでんしゃがはたけ駅を出発します。
ののたん、ののたん…とかわいらしいリズムでゆっくり進んでいきます。
おいけ駅で降りたのは、カエルやゲンゴロウなどの池のそばで暮らす生き物たちです。
さとやま駅では、カマキリやカブトムシなどの虫たちが降りていきます。
よわむし駅では…戦いに負けた鬼が降りていきました。
はなばたけ駅で全員が降りると、むしむしでんしゃはさなぎになります。
そしてちようになると、おおぞら駅へと飛んで行きました。
『むしむしでんしゃ』のおすすめポイント
駅にとまるごとにいろいろな虫や動物、まさかの人物たちも降りてきてとてもおもしろいお話です。
とても細かく描かれているので、何度も繰り返しじっくり読みたい絵本です。
『はらぺこカマキリ』

画像引用:講談社『はらぺこカマキリ』
出版社:講談社
作:カマキリ先生
絵:クモトリ
発行日:2019年10月2日
値段:1300円+税
対象年齢:3歳頃から
『はらぺこカマキリ』のあらすじ
はらぺこカマキリは今日も生き物を探しています。
すると、アリさんを見つけました。
そろそろそろ…と近づいていきますが、カマキリはふと思います。
アリさんは自分より重たい食べ物を、仲間たちのために頑張って運んでいるんです。
それを思ったらアリさんは食べられません。
カマキリはお腹がぺこぺこなのを我慢して、食べ物を探します。
『はらぺこカマキリ』のおすすめポイント
NHK『おかあさんといっしょ』の2019年6月の歌で人気になった歌を、読み聞かせ用にした絵本が登場しました。
文はNHKの『香川照之の昆虫すごいぜ!』のカマキリ先生が書いています。
優しいカマキリの姿にほっこりする絵本です。
登場する他の虫たちの生態も学べます。
『いたずらかまきり キリリ』

画像引用:童心社『いたずらかまきり キリリ』
出版社:童心社
作:得田 之久
発行日:2003年6月10日
値段:800円+税
対象年齢:3歳頃から
『いらずらかまきり キリリ』のあらすじ
卵から生まれたばかりのかまきりのキリリはいたずらばかりしています。
兄弟たちが止めても、クモの糸にぶら下がったり、ダンゴムシに乗ったりして遊んでいるのです。
『いたずらかまきり キリリ』のおすすめポイント
ハラハラドキドキのストーリーに目が離せません。
いたずらっ子のキリリですが、とてもかわいくて癒されます。
『とびだす虫のえほん』シリーズは他にも『あおむしチムリのおさんぽ』や『ありのごちそうなーに?』などがあり、絵本の最後に穴があいていて、楽しい仕掛けになっています。
『むしさんなんのぎょうれつ?』

画像引用:ポプラ社『むしさんなんのぎょうれつ?』
出版社:ポプラ社
作:オームラ トモコ
発行日:2017年6月
値段:1300円+税
対象年齢:3歳頃から
『むしさんなんのぎょうれつ?』のあらすじ
虫たちが行列をつくっています。
『むしさんへ いいものあげるから のぼっておいで!』という謎のメッセージを見て集まってきたのです。
カマキリやクワガタ、カブトムシ、トンボ…その数なんと50匹!
ハチさんが行列の案内係をしています。
この行列の先には一体なにが待っているのでしょうか。
『むしさんなんのぎょうれつ?』のおすすめポイント
ページをめくるたびにいろいろな虫が登場します。
かわいらしいなかにも特徴はしっかり描かれています。
ぎょうれつシリーズは他にも『こんやはなんのぎょうれつ?』や『なんのじゅうたい?』、動物たちの『なんのぎょうれつ?』があり海外からも人気を集めています。
カマキリの絵本おすすめ人気作品【4・5・6歳児向け】
素手でカマキリをささっと捕まえてしまう男の子ってかっこいいですよね。
女の子は虫が苦手な子が多いイメージがありますが、最近は虫を触ることができない男の子もたくさんいるようです。
虫も私たちと同じ地球に生きる生き物ですから、あまり嫌がらずに共存していきましょう。
こちらがなにか仕掛けない限り、虫が攻撃をしてくることは滅多にないのですから。
『かまきりとしましまあおむし』

出版社:農山漁村文化協会
文:澤口 たまみ
絵:降谷 なな
発行日:2014年5月7日
値段:1300円+税
対象年齢:4歳頃から
『かまきりとしましまあおむし』のあらすじ
ある日、かまきりが暮らすにんじんの花に、10匹のしましまあおむしがやってきました。
かまきりは鎌を見せて食べようとしますが、思いがけずあおむしたちに鎌を褒められます。
かまきりはあおむしたちを食べるのをやめ、仕方がなくひまわりの花に引っ越しをしたのです。
それからもかまきりはなにかとあおむしたちを気にかけて様子を見に行きました。
『かまきりとしましまあおむし』のおすすめポイント
ちょっとぶっきらぼうだけど本当は優しいかまきりと自由奔放なしましまあおむしたちの心あたたまるお話です。
虫が苦手な子どもも楽しめるよう、虫たちをかわいらしく描いています。
『カマキリくん』

画像引用:こぐま社『カマキリくん』
出版社:こぐま社
作:タダ サトシ
発行日:2002年
値段:1300円+税
対象年齢:4歳頃から
『カマキリくん』のあらすじ
こんちゃんは虫が大好きな男の子です。
虫たちと友達になりたいと思っています。
虫取りに出かけた先で、カマキリを見つけました。
カマキリはこんちゃんの手に登ってきてくれました。
こんちゃんはカマキリを家に連れて帰って、一緒に遊ぶのでした。
『カマキリくん』のおすすめポイント
虫が苦手な子どもも楽しめる親しみやすい絵でありながらも、カマキリの特徴をしっかり描いています。
虫好きな子は、虫と友達になりたいこんちゃんの気持ちがよくわかるでしょう。
弱肉強食の虫の世界についても学べる絵本です。
『かまきり おおかまきりの一生』

出版社:福音館書店
作:得田 之久
発行日:2010年6月10日
値段:1000円+税
対象年齢:4歳頃から
『かまきり おおかまきりの一生』のあらすじ
おおかまきりが卵から生まれてから大人のおおかまきりに成長するまでの物語です。
大人も知らないカマキリの姿がたくさん描かれています。
『かまきり おおかまきりの一生』のおすすめポイント
とてもリアルに描かれていて、虫好きな子にはたまらない絵本です。
小さい子どもでもわかるようにまとめてあり、おおかまきりの生態について楽しく学ぶことができます。
読み終えたら、早速カマキリを捕まえに行きたくなりますよ。
『カマキリのかんちゃん』

画像引用:福音館書店『カマキリのかんちゃん』
出版社:福音館書店
作:石橋 真樹子
発行日:2010年11月1日
値段:400円+税
対象年齢:5歳頃から
『カマキリのかんちゃん』のあらすじ
ある日ななみは家のカーテンにカマキリがくっついているのを見つけました。
カマキリにかんちゃんと名付けてかわいがっていました。
かんちゃんは飛んできたハナアブを上手に捕まえて食べています。
かんちゃんと楽しく過ごしていましたが、ある寒い朝、かんちゃんが床の上で動かなくなっているのを見つけました。
『カマキリのかんちゃん』のおすすめポイント
ななみとかんちゃんの切なくも心あたたまるお話です。
かんちゃんがとてもかわいらしく描かれていて、カマキリが好きな子にはもちろん、苦手な子もカマキリのイメージが変わるかもしれません。
『かまきりのちょん』

画像引用:福音館書店『かまきりのちょん』
出版社:福音館書店
作:得田 之久
発行日:1969年6月1日
値段:400円+税
対象年齢:4歳頃から
『かまきりのちょん』のあらすじ
カマキリのちょんの1日が始まります。
朝、足や触角をなめて整えていると、近くをテントウムシが通りました。
捕まえようとしましたが、逃げられてしまいます。
その後もなかなか餌を捕まえられません。
やっとのことでトノサマバッタを捕まえてお腹いっぱいになるまで食べることができました。
『かまきりのちょん』のおすすめポイント
かっこいい見た目とは違い、ちょっぴりまぬけなカマキリのお話です。
得田之久は昆虫の絵本を数多く描いており、そのリアルな絵が虫好きな子どもの人気を集めています。
カマキリの絵本おすすめ人気作品【小学生以上向け】
カマキリはたまごから何百もの赤ちゃんが生まれますが、大人になれるのはほんのひと握りです。
カマキリは厳しい自然の中でたくましく生きているのです。
そんなカマキリの生態を知ることで、今までのカマキリのイメージがガラリと変わるでしょう。
大人も知らないカマキリの秘密がわかるかもしれません。
『さすらいのハンター カマキリの生きかた』

出版社:小学館
作:筒井 学
発行日:2013年7月10日
値段:1300円+税
対象年齢:5歳頃から
『さすらいのハンター カマキリの生きかた』のあらすじ
5月、200匹ものカマキリの赤ちゃんが誕生します。
しかし、生まれたばかりのカマキリの赤ちゃんを他の生き物たちが狙っています。
生き残って大人になれるのはほんのひと握りなのです。
『さすらいのハンター カマキリの生きかた』のおすすめポイント
じっとこちらを見ているかのような表紙が目を惹きます。
オオカマキリが生まれてから成虫になるまで、厳しい自然界でたくましく生きる様子を写真で追っていく絵本です。
鋭い鎌を持っていて強そうですが、カマキリも常に狙われる危険にさらされながら生きているのです。
『野はらの音楽家 マヌエロ』

画像引用:あすなろ書房『野はらの音楽家 マヌエロ』
出版社:あすなろ書房
作:ドン・フリーマン
訳:みはら いずみ
発行日:2006年6月
値段:1400円+税
対象年齢:小学校低学年頃から
『野はらの音楽家 マヌエロ』のあらすじ
マヌエロはひとりぼっちのカマキリです。
音楽が大好きで自分も素敵な音楽を奏でたいと思っています。
でもコオロギやキリギリスみたいに自分の羽できれいな音を鳴らすことはできません。
そこへくもが現れ、協力して試行錯誤しながら楽器を作ります。
そして2人で最高の音楽を奏でるのです。
『野はらの音楽家 マヌエロ』のおすすめポイント
諦めない気持ちや友情の素晴らしさを感じると物語です。
絵本から素敵な音楽が聞こえてきそうです。
最後まで諦めずにに努力するときっと報われるのです。
『カマキリのシャルロットとすずらんでんわ』
出版社:講談社
作:香川 照之
絵:ロマン・トマ
発行日:2020年11月24日
値段:1300円+税
対象年齢:小学校低学年頃から
『カマキリのシャルロットとすずらんでんわ』のあらすじ
シャルロットはかくれんぼが得意なハナカマキリの女の子です。
しかし最近草花が減ってうまく隠れることができなくなっていました。
ある日シャルロットは地球の声が聞こえるすずらんでんわに出会います。
『カマキリのシャルロットとすずらんでんわ』のおすすめポイント
最近注目されている、SDGs(持続可能な開発目標)がテーマの絵本です。
親子で楽しみながら学びましょう。
さがし絵のしかけ付きです。
『むしたちのうんどうかい』

画像引用:童心社『むしたちのうんどうかい』
出版社:童心社
文:得田 之久
絵:久住 卓也
発行日:2001年9月15日
値段:1300円+税
対象年齢:3歳頃から
『むしたちのうんどうかい』のあらすじ
カマキリ、カブトムシ、バッタ、チョウ、ダンゴムシ…たくさんの虫が原っぱに集まり、運動会をしています。
まずは応援合戦です。
赤組はツクワムシ、コオロギ、キリギリス、スズムシです。
白組はツクツクホーシ、ヒグラシ、アブラゼミ、ミンミンゼミです。
『むしたちのうんどうかい』のおすすめポイント
それぞれの虫の得意な種目を見て、その虫の特徴を知ることができます。
虫たちはかわいらしい表情をしているので、虫が苦手な子どもも楽しく見ることができます。
むしたちシリーズは他にも『むしたちのかくれんぼ』『むしたちのえんそく』など全部で6冊あります。
『162ひきのカマキリたち』

画像引用:福音館書店『162ひきのカマキリたち』
出版社:福音館書店
作:得田 之久
発行日:2000年5月1日
値段:400円+税
対象年齢:5歳頃から
『162ひきのカマキリたち』のあらすじ
冬、枯れ草にカマキリの卵があるのを見たことがありますか?
春になると、この卵から100〜200匹のカマキリの赤ちゃんが生まれます。
しかしいろいろな生き物たちに食べられて夏になる頃にはほんの数匹になってしまうのです。
『162ひきのカマキリたち』のおすすめポイント
自然界の厳しさ、生き残ることの大変さがわかる絵本です。
カマキリが好きな子どもにおすすめの一冊です。
カマキリの絵本は乳児から小学生まで人気!選び方は?

実際にカマキリの絵本を選ぶときのポイントを3つにまとめましたので、ぜひご覧ください。
カマキリの絵本の選び方① かわいいイラストのもの
あまり虫を見たことがない小さい赤ちゃんや虫が苦手な子どもには、虫をかわいいキャラクターとして描いた絵本を選びましょう。
虫たちをかわいく描いていることにより、ストーリーに集中できますし、虫のイメージが悪くなることはありません。
カマキリの絵本の選び方② 楽しい内容のもの
虫が苦手な子どもには、楽しいストーリーの絵本を選びましょう。
楽しい気持ちで読み終えることができると、虫のイメージが良いものに変化し、そんなに怖くないかもしれないと思えるかもしれません。
カマキリの絵本の選び方③ カマキリの生態が学べるもの
虫が大好きな子どもには、写真などのリアルな虫の姿を存分に見せてあげましょう。
また、カマキリの生態を学ぶことで、どこを探せばカマキリが見つかるか予想することができます。
さらに、自分で捕まえたカマキリを育てようとしたときに飼育方法を学ぶことも大切です。
【カマキリの絵本まとめ】カマキリも頑張っている!

カマキリは強そうに見えますし、怖く見えるかもしれません。
しかしカマキリもはじめからそうだったわけではありません。
生まれてからさまざまな試練を乗り越えて大人になれたほんのひと握りのカマキリが、正真正銘のハンターなのです。
カマキリの絵本を読んでその知られざる生態を学ぶことで、普段何気なく見ていたカマキリの見方が変わります。
さあ、みんなで外へカマキリを探しにいきましょう。

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