春になると、池や沼で見かける“オタマジャクシ”。
可愛らしい形や水のなかをちょこちょこと泳ぎ回る姿に、その場を離れられなくなる子も多いですよね。
足が生えて、尾が消えて、エラ呼吸から肺呼吸になり、カエルになって水の外へ。
成長に合わせた体の変化は面白く、子どもを夢中にさせます。
今回は、子どもたちが大好きなおたまじゃくしが出てくるおすすめ絵本15冊をご紹介します!
いもむしとおたまじゃくしがお友だちになる『はじめまして』や、なかなかかえるになれない『おたまじゃくしのたまちゃん』。
また、洋服を着る『おしゃれなおたまじゃくし』、ザリガニからお母さんを助けようとする『おたまじゃくしの101ちゃん』など、さまざまな楽しい絵本が揃っていますよ。
是非お気に入りの一冊を見つけてください。
おたまじゃくしの絵本おすすめ人気作品【0、1、2歳児向け】

まだ言葉よりも、視覚・聴覚・触覚などの感覚でものごとを理解する乳児。
そんな時期におすすめなのが、こちらの2冊です。
『ちいさなおたまじゃくし』

出典:大日本絵画
作・絵:デビー・ターベット
訳:きたむら まさお
出版社:大日本絵画
発行日:2006年5月
値段:1500円+税
対象年齢:0歳から3歳
『ちいさなおたまじゃくし』のあらすじ
小さなプラスチック製のカラフルなおたまじゃくしが付いた仕掛け絵本。
ページの穴から見える10匹のおたまじゃくしが、トンボやイモリなどの他の生き物に出会ったりしながら、ページをめくるたびに1匹ずつ姿を消していきます。
最後のページには、ちょっと驚く楽しい仕掛けが待っていますよ。
大好きなあの鳴き声が聞こえてきます。
『ちいさなおたまじゃくし』のおすすめポイント
まだ言葉がわからない乳児でも、立体的でカラフルなおたまじゃくしにはつい手を触れたくなりますよね。
おたまじゃくしが1匹ずつ消えていく仕掛けに、「あれれ?」とママと顔を見合わせて楽しむのもおすすめです。
最後のページに華やかで楽しい仕掛けがあるので、初めて読むときにはびっくりし、繰り返し読むときにはワクワクする気持ちを楽しめますよ。
少し大きくなってからは数のお勉強にも役立ちそうですね。
『きむらゆういちのパッチン絵本 おおきくなったら』

出典:小学館
作:木村 裕一
絵:長野 ヒデ子
出版社:小学館
発行日:2008年2月13日
値段:650円+税
対象年齢:0歳から3歳
『きむらゆういちのパッチン絵本 おおきくなったら』のあらすじ
「おたまじゃくしが おがおきく なったら……な〜んだ?」
ページをスライドさせると、“かえるさん”の絵が出てきます。
他にも、いもむしがおおきくなったら?蝶になる!など、いろいろな問いかけに、スライドの出し入れで答えが出てくる仕掛け絵本です。
ページを閉じるときにパッチンと気持ちの良い音がします。
『きむらゆういちのパッチン絵本 おおきくなったら』のおすすめポイント
子どもが大好きな仕掛け絵本!
なんでしょう?の問いかけに、答えがパッと出てくるので、軽快に楽しく読むことができます。
ページを閉じるパッチンという音が入るので、「次はなにかな?」と切り替えもわかりやすく、リズム感が出せます。
分厚い紙で丈夫に作られているので、何度でも繰り返し読んであげられますね。
おたまじゃくしの絵本おすすめ人気作品【3、4歳児向け】

自然や生き物に興味が湧きはじめる3歳、4歳。
公園や保育園・幼稚園など、おたまじゃくしと出会う機会も増えてきます。
可愛らしいおたまじゃくしの様子から、いろいろなイメージを膨らませるであろう年齢。
絵本のテーマも本当にさまざまです!
『おたまじゃくしのチャム』

出典:偕成社
作・絵:竹中 マユミ
出版社:偕成社
発行日:2008年6月
値段:1000円+税
対象年齢:3歳から
『おたまじゃくしのチャム』のあらすじ
おたまじゃくしのチャムは、水のなかを遊びに出かけます。
きれいな魚をみつけて「ぼくも はやく こんなふうに なりたいなあ!」、鳥の足元をみつけても、カメをみつけても、そう思いました。
でも、最後にみつけた水に浮かぶ4本足は一番すてき!
水の上に出てみると、それはチャムのおかあさんの足でした。
最後には立派なかえるになったチャムのお話。
『おたまじゃくしのチャム』のおすすめポイント
やさしいタッチの絵とチャムの素直さに、心が癒される作品。
チャムが次々と“なりたいもの”を発表するたび、お母さんや周囲のみんながビックリするのですが、その表情や仕草がとっても可愛い!
最後はやっぱり「カエルになりたい」に落ち着くのですが、お母さんの「だって おまえは わたしのこ ですもの」という言葉には、親も子もグッときてしまいます。
『ぼく、おたまじゃくし?』

出典:佼成出版社
作・絵:田島 征三
出版社:佼成出版社
発行日:2018年6月10日
値段:1300円+税
対象年齢:3歳から
『ぼく、おたまじゃくし?』のあらすじ
おたまじゃくしの“ぼく”。
まわりのおたまじゃくしには手や足が生えたのに、ぼくにはなぜか何にも生えてきません。
「きょうだい!がんばれよ!」と言いながら、かえるになった仲間たちは池を出ていってしまいます。
池にひとり残されたぼくは、違う生き物にバカにされながらも、たくましく自分の道を進みます。
『ぼく、おたまじゃくし?』のおすすめポイント
タイトル『ぼく、おたまじゃくし?』の“?”が気になる、この絵本。
おたまじゃくしになれない“ぼく”はその後、どうなっていくのか。
絵本の後半には衝撃の展開が待っています!
大人でも少しびっくりするような“ぼく”の力強さと逞しさ。
“自分は何なのか?”をテーマにした、生きていくパワーを感じられる作品です。
『おたまじゃくしの101ちゃん』

出典:偕成社
作・絵:かこ さとし
出版社:偕成社
発行日:1973年7月
値段:1000円+税
対象年齢:4歳から
『おたまじゃくしの101ちゃん』のあらすじ
ある春の日、かえるのお母さんと101匹のおたまじゃくしの子どもたちが遠足に出かけました。
途中でお母さんが点呼をすると、101番目の101ちゃんが居ません!
お母さんは101ちゃんを探しにいった先で、タガメやザリガニに捕まりそうになります。
お母さんの指示でその場を逃げ出した101ちゃんは、みんなの元にお母さんの身の危険を伝えに急ぎます。
『おたまじゃくしの101ちゃん』のおすすめポイント
お母さんと101匹の子どもたちのやり取りが可愛らしく描かれています。
ストーリーの起承転結がはっきりとわかりやすく、子どもが入り込みやすい内容です。
途中でおたまじゃくしたちの歌も!
「チロ チロ パッパ チロ パッパ」や「そうっと わっしょい しずかに わっしょい いそいで わっしょい」など、心地よいリズムも楽しめます。
かこさとし氏の懐かしく楽しい絵にも、子どもたちは釘付けになりますよ。
『おたまじゃくしのしょうがっこう』

出典:偕成社
作・絵:かこ さとし
出版社:偕成社
発行日:2014年2月
値段:1100円+税
対象年齢:4歳から
『おたまじゃくしのしょうがっこう』のあらすじ
101匹のおたまじゃくしは、トリやザリガニに食べられてしまったり病気になったりで、今や84匹になりました。
84匹はかえるのお母さんが先生の小学校で、言葉や俳句、算数や体操など、勉強をしながら楽しく過ごしています。
校長先生はかえるのおとうさんです。
お弁当を食べるために、池の向こうまでみんなで移動をしていると……。
『おたまじゃくしのしょうがっこう』のおすすめポイント
『おたまじゃくし101ちゃん』の続編として書かれたお話。
小学生になったおたまじゃくしたちが、お母さん先生とお父さん校長と一緒に勉強する様子がなんとも平和に描かれます。
お母さん先生の授業は、おたまじゃくしやカエルにちなんだ問いに答えたり、俳句を作ったり。
もはや足が生えているおたまじゃくしたちに足を動かす体操を教え、茶目っ気たっぷりの内容。
一所懸命な子どもたちの様子が描かれていて、見ているだけで楽しくなります。
ナマズに食べられそうになったみんなをお父さん校長が救うというエピソードも、母親だけでなく、父親の存在感をしっかり感じさせてくれます。
親に守られた環境をあたたかく感じられる作品です。
『はじめまして(紙芝居)』

出典:童心社
作:内田 麟太郎
絵:村上 康成
出版社:童心社
発行日:2011年4月1日
値段:1900円+税
対象年齢:4歳、5歳から
『はじめまして』のあらすじ
オタマジャクシとイモムシは、お互いに憧れ、友だちになってみたいと思っています。
でも、どちらからも恥ずかしくて声を掛けられないでモジモジしていました。
見かねたドジョウのおじいさんに、そんなときには何と言うのだっけ?と教えられ、思い切って「はじめまして」とあいさつしてみます。
2匹はすぐに友だちになれました!
『はじめまして』のおすすめポイント
子どもの頃、初めて会う友だちにドキドキした経験ってありますよね。
何か話しかけたいけど、なんて言えば良いのだろう?
話しかけても良いのかな?
「はじめまして」は友だちになれる魔法の言葉。
自分から話しかけることや、挨拶のありがたさや大切さを教えてくれる一冊です。
幼稚園や保育園など、新しい場所に出ていく子におすすめです。
『999ひきのきょうだい』

出典:ひさかたチャイルド
作:木村 研
絵:村上 康成
出版社:ひさかたチャイルド
発行日:2012年4月1日
値段:1200円+税
対象年齢:4歳、5歳
『999ひきのきょうだい』のあらすじ
春、カエルのお母さんが田んぼに999個の卵を産みました。
でも、998個からはおたまじゃくしが生まれましたが、一つだけ卵のまま。
一番最初に産んだお兄ちゃんがずっと卵のまま、出てきません。
一月たった頃、お母さんの一声でやっと出てきたお兄ちゃんに、すでに足が生えている弟たちは大喜び!
そこへ、おたまじゃくしが大好物なヘビがやってきて……。
『999ひきのきょうだい』のおすすめポイント
孵らない卵に「おねぼうな おにいちゃん」と言うなど、お母さんの言葉選びやユーモラスで楽しいイラスト。
おたまじゃくしたちの、のびのびとした雰囲気が伝わってくる絵本です。
ヘビが出てくる後半は、ヘビにねらわれたお兄ちゃんが逃げ切れるかどうか、ハラハラドキドキの展開!
ページを使った仕掛けもストーリーを盛り上げて、読み応えたっぷりです。
『おしゃれなおたまじゃくし』

出典:amazon
作:さくら ともこ
絵:塩田 守男
出版社:PHP
発行日:1987年3月13日
値段:1068円+税
対象年齢:幼児から小学生低学年
『おしゃれなおたまじゃくし』のあらすじ
大きな池に住んでいる7匹のおたまじゃくし。
ある日、池の近くにうさぎのおじさんの洋服屋ができました。
いろんな動物たちが服を作ってもらって嬉しそうにしている姿を見て、自分たちもおしゃれな服が着てみたくなった7匹。
うさぎのおじさんに服を作ってほしいとお願いします。
おたまじゃくしの服なんて、果たしてうまくできるのでしょうか?
『おしゃれなおたまじゃくし』のおすすめポイント
おじさんの服ができるたびに、次の生体に変わってしまっているおたまじゃくしたち!
おじさんはびっくりしながらも、足が生えたらズボンに変えて、手が生えたら袖を作付けて、何度も仕立て直してくれます。
おたまじゃくしとおじさんのやり取りが、ユーモラスに描かれています。
服ができあがる度に作り直すといった“パターンの繰り返し”は、子どもは大好物なので、その都度「あちゃー!」と笑いながら読めそうですね。
お話を楽しみながら、おたまじゃくしの成長を学べる絵本です。
『オタマジャクシつかまえた!』

出典:文研出版
作・絵:いしい つとむ
出版社:文研出版
発行日:2020年5月
値段:1300円+税
対象年齢:幼児から
『オタマジャクシつかまえた!』のあらすじ
クラスのみんなで、池でおたまじゃくしをつかまえた。
おたまじゃくしはチビ、クロ、マルと名前をつけられて、教室の水槽に入れられた。
ぼくとケンはその日の帰り道、同じ池でカメを発見。
翌朝、みんなを驚かそうと思って、おたまじゃくしの水槽にこっそりカメを入れてみた。
そしたら、なんと、カメがおたまじゃくしを食べちゃった!!
『オタマジャクシつかまえた!』のおすすめポイント
可愛がっているおたまじゃくしが食べられた、という衝撃的な出来事。
カメを水槽に入れてしまったぼくとケンはもちろん、みんなショックを受けて、泣きだす子どもも。
1匹だけ残ったチビをみんなで池に返しに行き、チビがおたまじゃくしの仲間に迎えられる様子を見届けました。
このシーンでは自然のままが一番なのだと感じさせられます。
“体験を通して学ぶ”ということを教えてくれる絵本です。
正しい育て方を知りたいと考える子どももいるかもしれませんね。
『オタマジャクシをそだてよう』

出典:amazon
作:ビビアン・フレンチ
絵:アリソン・バートレット
出版社:評論社
発行日:2000年12月
値段:1300円+税
対象年齢:幼児
『オタマジャクシをそだてよう』のあらすじ
ある日、ママが「ほんもののカエルがそだつとこ、見たくない?」と聞いてきた。
ママとあたしは、カエルの卵を池から取ってきて、水槽で観察することに。
おたまじゃくしは日毎に成長して、後ろ足が生えて、前足が生えて、尾が短くなって、どんどん変化していきます。
最後はりっぱなカエルになったので、池に戻しに行きました。
『オタマジャクシをそだてよう』のおすすめポイント
女の子がお母さんと一緒に、おたまじゃくしを観察する絵本です。
卵からおたまじゃくしが生まれ、足が生え、尾が消え、エラから肺呼吸に変わり、カエルになって水上に出ていき……。
ストーリーに合わせて、おたまじゃくしの変化がわかりやすいイラストで描かれ、カエルの育て方の説明も別サイズの文字で入れられています。
女の子と一緒に観察することで、おたまじゃくしやカエルをもっと好きになれるかもしれませんね。
もしかしたら、自分も観察をしてみたいと言い出す子どもも!
『うまれたよ!オタマジャクシ』

出典:岩崎書店
写真:関 慎太郎
構成・文:小杉 みのり
出版社:岩崎書店
発行日:2011年3月31日
値段:2200円+税
対象年齢:幼児から小学校中学年
『うまれたよ!オタマジャクシ』のあらすじ
ヒキガエルのおたまじゃくしの成長、卵からカエルになるまでを実写で見せてくれる写真絵本。
カエルが卵を産み落とした日からはじまり、「〇日目にどうなった」というような観察内容を、子どもにわかりやすい絵本のような文体で説明。
巻末では、卵が産み落とされるまでの流れや、カエルになってからの生態も紹介されています。
『うまれたよ!オタマジャクシ』のおすすめポイント
卵からおたまじゃくしが生まれ、おたまじゃくしがカエルへと変化する様子が、被写体にクローズアップした写真で見られます。
肉眼でもなかなか見れない細部まで見れて、迫力満点!
また、カエルが卵を産む時は生まれ育った池や水溜りに戻るなど、「へぇ〜!知らなかった!」という情報も満載です。
生き物好きの子にとってもおすすめです。
おたまじゃくしの絵本おすすめ人気作品【5、6歳児向け】

年長にもなると、友だちなど他者との関係づくりもできるようになりますよね。
絵本でも、他者との交流や自分と他者の違いなど、より深いテーマを扱う作品が出てきますよ。
『おたまじゃくしのニョロ』

出典:福音館書店
作:稲垣 栄洋
絵:西村 繁男
出版社:福音館書店
発行日:2011年5月1日
値段:販売元による
対象年齢:5歳、6歳から
『おたまじゃくしのニョロ』のあらすじ
早くかえるになりたい、おたまじゃくしのニョロ。
仲間のブチやスイスイはどんどんカエルに近づいていくのに、ニョロにはなぜか小さな手が生えただけ。
足も生えなければ、尾も短くなりません。
ぼくだけどうして?
ある日、カエルのお祭りに遊びに行った3匹は事件に巻き込まれてしまいます。
ニョロは無事にかえるになれるでしょうか?
『おたまじゃくしのニョロ』のおすすめポイント
ニョロは、実はカエルではなくイモリの子だったという驚きの展開。
読み手の子どもは、えーっ!と驚きそうですよね。
この作品が素晴らしいのは、その後。
ニョロを“カエルになれなかったニョロ”ではなく、“イモリになったニョロ”として正しく尊重している点です。
ニョロがブチを救うために水底からドジョウの医者を呼んでくるシーンがありますが、これはニョロが尾を持つイモリだからこそできたこと。
ブチやスイスイにはもう尾はなかったのです。
カエルにはカエルの、イモリにはイモリのできることがあり、すべての生き物に特長と役割があることを教えられます。
『おたまじゃくしの たまーら』

出典:福音館書店
作:マイケル・バナード
訳:吉田 新一
絵:竹山 博
出版社:福音館書店
発行日:1982年6月1日
値段:販売元による
対象年齢:5歳、6歳
『おたまじゃくしの たまーら』のあらすじ
泳ぎが下手なたまーらは仲間に置いてけぼりにされ、友だちを探しに出かけます。
ドジョウのじょうすけと友だちになりますが、足が生えた時にその姿を嫌われてしまいます。
新しい友だちを探して回りますが、自分を食べようとするゲンゴロウやカモに遭遇。
助けてくれた若いカエルと、大人になったらまた会おうと約束をしますが……。
『おたまじゃくしの たまーら』のおすすめポイント
たまーらは若いカエルと約束をし、しっぽが消えて大人になってから蓮の葉の上で再会しますが、そのシーンはとても美しく幻想的。
柔らかで淡いイラストが素敵なこの絵本は、大人が読んでも楽しめるラブストーリーです。
「おともだちに なってくださる?」など、たまーらの上品な言葉遣いやキャラクターも、他の絵本とはひと味違うおたまじゃくしの描き方で新鮮。
絵に描いたようなハッピーエンドに、幸せな気持ちになれる一冊です。
おたまじゃくしの絵本おすすめ人気作品【小学生以上向け】

小学生になると自意識も芽生え、友だちとの関係や社会生活において自分を客観視するようにもなります。
そんな時期の子どもが共感できて、パワーをもらえるような絵本がありますよ!
『おたまじゃくしのたまちゃん』

出典:佼成出版社
作:深山 さくら
絵:山本 祐司
出版社:佼成出版社
発行日:2014年2月28日
値段:1200円+税
対象年齢:小学校低学年から
『おたまじゃくしのたまちゃん』のあらすじ
友だちは変化して成長していくのに、自分には何一つ変化が起こらないことを心配するたまちゃん。
友だちのたまちゃんやももちゃんには後ろ足が生えたので、鬼ごっこをして遊んでも、たまちゃんには追いつけなくなりました。
ずっと鬼のままのたまちゃんは、悲しくて泣いてしまいます。
友だち2匹はいつしか立派なかえるになり、池の外へ旅立っていきました。
残されたたまちゃんはどうなるのでしょう。
『おたまじゃくしのたまちゃん』のおすすめポイント
成長していく友だちの姿に、焦りや孤独を感じるたまちゃん。
たまちゃんと友だちとの関係が人間さながらに自然に描かれているので、たまちゃんの気持ちが痛いほど伝わってきます。
そして、たまちゃんについに足が生えたとき「本当によかったね!」「がんばったね!」と心から嬉しくなります。
たまちゃんを応援しながら「自分のペースで進めばよいのだ」と感じられる作品。



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