空を見上げると、そこにある、雲。
見るたびに違った形を見せてくれ、飽きることがありません。
ただ眺めているだけで、心が軽くなることも。
雲の形が何に見えるか想像するのは、子どもも大人も時間を忘れて楽しめる遊びですね。
今回は、そんな雲を扱った絵本のおすすめ作品を紹介します。
ふわふわした雲がおいしそうなパンの形に見える絵本や、雲と天気の様子がわかる絵本、空や雲が写真のように美しい絵本などさまざまです。
絵本ならではの楽しいしかけや発想を楽しみながら、雲の世界を胸いっぱい味わってくださいね。
雲の絵本おすすめ人気作品【2歳児向け】
かわいらしい絵とわかりやすいお話は子どもの関心をひきますよ。
適度な長さで何度も楽しめる絵本を紹介します。
『しろくもちゃん』

画像引用:amazon.co.jp
絵:高木さんご
出版社:ひさかたチャイルド
発行日:2008年5月
値段:1200円+税
対象年齢:2、3歳から
『しろくもちゃん』のあらすじ
雲の子、しろくもちゃんはみんなの人気者。
変身したり、雨を降らせたりして野原で遊んでいます。
すると、そこへ黒雲のくろすけがやってきて……。
短いページや長いページをめくるドキドキ感を親子で楽しめるしかけ絵本です。
『しろくもちゃん』のおすすめポイント
空の青としろくもちゃんの白のコントラストが目に鮮やかな絵本です。
触ってめくれるしかけが子ども心をくすぐります。
ほんわかしたタッチで描かれたしろくもちゃんのかわいさと、黒雲の登場でドキドキする展開がわかりやすく進みます。
しろくもちゃんのママの活躍もみどころですよ。
『ころわんとしろいくも』

画像引用:amazon.co.jp
絵:黒井健
出版社:ひさかたチャイルド
発行日:1998年5月
値段:1200円+税
対象年齢:2、3歳から
『ころわんとしろいくも』のあらすじ
夏の青空に浮かぶ白い雲。
雲の形がお魚に見えたころわんは、ねこちゃんに教えにいきますが、雲の形は変わっていて……。
ほのぼのとした優しい絵で、ゆったりした時の流れを感じながら、いろいろな雲の形を見つける楽しさがあります。
ロングセラー「ころわん」シリーズからの一冊です。
『ころわんとしろいくも』のおすすめポイント
空を見上げると雲はいろんな形に見えて、想像力をふくらませてくれます。
温かく優しい絵は子ども心をくすぐりますよ。
お友達に対する優しさが感じられる、穏やかな時間が描かれた一冊です。
空を見上げて雲の形を考える。
子どもの行動に通じるところがありますね。
雲の絵本おすすめ人気作品【3歳児向け】
少し長めのお話でも、物語の世界にひきこんでくれる魅力的な絵本なら集中して聞いていられますよ。
想像力が広がる絵本で雲の世界を楽しんでくださいね。
『あのくも なあに?』

画像引用:amazon.co.jp
絵:山村浩二
出版社:福音館書店
発行日:2018年5月5日
値段:900円+税
対象年齢:3歳から
『あのくも なあに?』のあらすじ
空に浮かぶ雲。
何の形に見えるかな?
雲の形から、どんどん想像を広げていきます。
雲の形を見て楽しむところから一歩進んで、お話を頭の中でふくらませる力を育みます。
『あのくも なあに?』のおすすめポイント
雲の形を想像するだけでなく、そこから物語が広がる絵本です。
写実的な絵にテンポよく読める文章。
子どもと一緒に大人も想像の世界に連れて行ってもらえます。
子どもの想像力は大人顔負けです。
驚くような発想のヒントを絵本からもらって、雲を見上げて実践してみたくなりますよ。
『雲へ』

画像引用:amazon.co.jp
出版社:偕成社
発行日:2002年3月
値段:1200円+税
対象年齢:3、4歳から
『雲へ』のあらすじ
雲まで行きたい。
空を飛ぶって、どんな感じだろう。
雲の上まで飛ぶことにあこがれ、実際に飛んだという、作者が少年だった頃の夢のような体験。
空の風、雲の感触を味わう、うっとりする夢の体験を絵本でどうぞ。
『雲へ』のおすすめポイント
ふわりと浮かび、雲の上まで飛ぶ感覚に想像力を刺激されます。
言葉は少ないですが、絵がしっかり語ってくれていて、これぞ絵本の醍醐味です。
浮遊感、さわやかさ、もの悲しさ、どんな感想が出るかは人それぞれ。
子どもの感想を聞いてみたくなります。
美しい絵と夢につながりそうなお話は、眠る前の読み聞かせにもピッタリです。
『くもくも ぱんやさん』

画像引用:amazon.co.jp
絵:いのうえふみか
出版社:岩崎書店
発行日:2012年5月10日
値段:1200円+税
対象年齢:3、4、5歳頃
『くもくも ぱんやさん』のあらすじ
雲の上のパン屋さんは大忙し。
やってきたお客さんは、かみなりさん。
やけどをしたかみなりさんの子どものために、パンを届けることになりますが……。
空の上のパン屋さんの様子が、リズミカルな文章とわかりやすい展開で進んでいきます。
『くもくも ぱんやさん』のおすすめポイント
雲のパンがリズミカルにやわらかくふくらみます。
お空に浮かぶ雲のパンはどれもおいしそう。
かみなりさんの子どもにパンを届けるページは夢のようで、「いいな」と声が聞こえてきそうです。
読みながら温かな気分に包まれてください。
『ちいさなくも』

画像引用:amazon.co.jp
訳:もりひさし
出版社:偕成社
発行日:1996年12月
値段:1200円+税
対象年齢:3歳から
『ちいさなくも』のあらすじ
大きな雲から離れた小さな雲が羊になり、飛行機になり、サメになり、木になり……。
次々と姿を変える雲。
空から見えるいろいろな物の真似をしている様子が愛らしい。
「はらぺこあおむし」の作者による、美しいコラージュ絵本の世界をお楽しみください。
『ちいさなくも』のおすすめポイント
青と白を基調としたシンプルでわかりやすい作品です。
読み進めるうちに小さな雲が小さな子どものように見えてくるから不思議です。
たくさん姿を変えて遊んだ雲は、最後に集まって生き物に欠かせない雨を降らせます。
形を想像して楽しみ、雲の働きまで教えてくれる絵本です。
『かぶしきがいしゃくも』

画像引用:amazon.co.jp
出版社:岩崎書店
発行日:2020年7月17日
値段:1300円+税
対象年齢:3、4、5歳頃
『かぶしきがいしゃくも』のあらすじ
落とし物を拾った、こうたくんとりこちゃん。
落とし主を探すため、鬼たちが働いている「かぶしきがいしゃくも」の中をめぐります。
細かく描かれた絵を見て楽しみ、ちょっと怖い展開を経て、最後はどうなるのか。
ぜひ手にとって結末を楽しんでください。
『かぶしきがいしゃくも』のおすすめポイント
世界中の天気を決める部署、雲をいろいろな形にする部署など、会社に見立てた面白い世界観が広がります。
細部まで描かれた絵で楽しめ、ドキドキ感をも味わえるユーモラスな絵本です。
ドキドキしたけど楽しんで地上に戻った2人ですが、戻ったら戻ったで、またドキドキすることがあって?
子どもだけでなく、親も楽しめますよ。
『くもくん』

画像引用:amazon.co.jp
出版社:ポプラ社
発行日:1998年10月
値段:1200円+税
対象年齢:3、4、5歳
『くもくん』のあらすじ
ふかふかした、かわいらしい姿のくもくん。
くもくんは、いつもいろんな形になって空を旅しています。
何にだってなれるくもくん。
けれど、本当の形は?
くもくんの悩みとその結末に、読み進めながら心が暖かくなります。
『くもくん』のおすすめポイント
やわらかく温かみのある色合いが心を和ませてくれます。
何にでもなれるけれど、決まった形がなくて不安なくもくん。
形があってもなくても、それが大切な個性。
自分の個性を受け入れるくもくんの、前向きな気持ちが光る一冊です。
『くものこくーとそらのなかまたち』

画像引用:amazon.co.jp
出版社:教育画劇
発行日:2009年
値段:1100円+税
対象年齢:3、4歳から
『くものこくーとそらのなかまたち』のあらすじ
雲の子、くーが青い空に浮かんでいると、赤い風船がやってきました。
紐をほどくと、中から風の子、ふーが出てきました。
仲よく雲の中で遊んでいると、黒い雲たちがやってきて……。
いろいろな形の雲の名前を言い当てたり、隠れているくーを探したり、飽きずに楽しめる絵本です。
『くものこくーとそらのなかまたち』のおすすめポイント
雲のお話と地上の人々のお話が同時に展開し、見応えのある絵本です。
お日さまや夕焼け雲も出てきて、空の移り変わりを味わえます。
かわいらしい雲の絵の中に隠れているくーを探す楽しさもありますよ。
親子で、どちらが先に見つけられるか競争しても楽しそうです。
雲の絵本おすすめ人気作品【4、5、6歳児向け】
会話からも行動からも、ふとしたことで成長を感じられる年齢です。
好みの絵や設定があれば、飽きるまで読んであげましょう。
『新装版 雲のてんらん会』

画像引用:amazon.co.jp
出版社:講談社
発行日:2004年5月29日
値段:1600円+税
対象年齢:3歳頃から
『新装版 雲のてんらん会』のあらすじ
見上げるたびに、違う表情を見せてくれる雲。
空のキャンバスに雲が躍動します。
まるで絵画を見ているような、美しい絵にうっとり。
雲の展覧会を存分に味わってください。
『新装版 雲のてんらん会』のおすすめポイント
ページいっぱいに広がる空と雲。
美しい世界が目も心も満たしてくれます。
地上から離れた高い視点の雲も出てきますよ。
子どもだけでなく、大人も何度も飽きずに眺め、思い出しては手に取りたくなる、そんな一冊です。
『くもとそらのえほん』

画像引用:amazon.co.jp
監修:武田康男
出版社:PHP研究所
発行日:2019年3月18日
値段:1300円+税
対象年齢:4、5歳頃から
『くもとそらのえほん』のあらすじ
入道雲、わた雲、飛行機雲、うろこ雲……。
数々の雲が、美しい絵とテンポよく進む文章でページを彩ります。
語りすぎず、丁寧に描かれた雲を親子で堪能してください。
小さい子どもから楽しめる雲の魅力がギュッとつまった一冊です。
『くもとそらのえほん』のおすすめポイント
空の広さを感じさせる絵がページいっぱいに描かれて、雲の名前と様子がよく観察できます。
生き物の日々の暮らしの上に、いつも存在している雲。
知っている雲、知らなかった雲。
わかりやすく説明されていて、見入ってしまいます。
思わず空を見上げたくなりますよ。
『ふわふわくもパン』

画像引用:amazon.co.jp
訳:星あキラ、キム・ヨンジョン
写真:キム・ヒャンス
出版社:小学館
発行日:2006年3月31日
値段:1500円+税
対象年齢:4、5、6歳頃から
『ふわふわくもパン』のあらすじ
ねこの姉弟が木にひっかかっている雲を見つけます。
その雲でお母さんにパンを焼いてもらい食べると、ふわりと体が浮いたのです!
こんなことがあったらいいな、とワクワクしながら読み進められる、夢があふれる絵本です。
絵と写真を合成したような、不思議な絵に引きこまれます。
『ふわふわくもパン』のおすすめポイント
特別な技法で表現された奥行きを感じられる絵が魅力的です。
雨の様子やふわりと浮いた様子など、絵の見所がいっぱいです。
おいしそうなパン、空を飛ぶ楽しさ、家族への優しさが起承転結にそって、ギュッと詰まった作品です。
テンポよくスイスイ読めて、ほっこりとした幸せな読後感を味わえます。
『くもかいじゅう』

画像引用:amazon.co.jp
出版社:PHP研究所
発行日:2004年10月25日
値段:販売元による
対象年齢:4、5歳頃から
『くもかいじゅう』のあらすじ
町にやってきた大きな黒い雲。
みるみるうちに、怪獣になってしまいました。
条件に合う男の子が食べられそうになり、町は大騒ぎ!
男の子は怪獣に食べられてしまうのでしょうか?
奇想天外なストーリーですが、ドキドキしながらスイスイ読み進められます。
『くもかいじゅう』のおすすめポイント
野菜が嫌いな男の子、1日にテレビゲームを1時間以上やる男の子、などドキッとする怪獣の好みの条件が出てきます。
誰が食べられるのかハラハラする中、最後、お姉さんの機転でホッとできます。
親子で楽しめる一冊です。
雲の絵本おすすめ人気作品【小学生以上向け】
1人で本を読めるようになっても、読み聞かせは愛情を感じられる大切な時間です。
成長した分、幼児の頃と違った視点を持つかもしれません。
感想を聞いて成長を感じられると嬉しいですね。
『雲をみようよ』

画像引用:amazon.co.jp
訳:福本友美子
出版社:光村教育図書
発行日:2006年7月
値段:販売元による
対象年齢:小学低学年頃から
『雲をみようよ』のあらすじ
雲の種類を特徴をとらえて、ユーモアあふれる絵と文章でわかりやすく紹介しています。
空にただ存在しているだけで、見る人の想像力を鍛えてくれる雲。
雲にまつわることわざや言い伝え、神話も楽しく学べますよ。
雲についていろいろ知りたくなったら、ぜひ手に取ってみてください。
『雲をみようよ』のおすすめポイント
カリフラワーみたいな雲、シーツを広げたような雲。
科学を学んでいるような絵本ですが、ほのぼのとした絵とわかりやすい表現で、難しさを感じず読み進められます。
雲にまつわる神話などのお話も興味深く読めますよ。
『くものうえのハリー ぼくとおかあさんのたからもの』

画像引用:amazon.co.jp
出版社:PIE International
発行日:2015年12月10日
値段:1400円+税
対象年齢:小学生から
『くものうえのハリー ぼくとおかあさんのたからもの』のあらすじ
大切な子ひつじ、ハリーを亡くして毎日悲しんでいるお母さん。
雲の上から様子を見ていたハリーは勇気を出してお母さんに会いに行くことにしました。
互いに思いやる親子の気持ちが胸を打つ、日常に感謝したくなる絵本です。
『くものうえのハリー ぼくとおかあさんのたからもの』のおすすめポイント
大切な人との別れを、悲しいだけで終わらせず、幸せな時間だったと気付かせてくれる絵本です。
子ども、親、それぞれの立場で共感でき、お互いの大切さをあらためて感じさせてくれます。
当たり前の日常、子どもの成長にありがとうを言いたくなります。
雲の絵本は乳児から小学生まで人気!選び方は?

雲が登場する絵本を年齢別に15冊紹介しました。
雲は想像力をかきたててくれますね。
ここからは、雲の絵本の選び方を見ていきましょう。
雲の絵本の選び方①雲の様子がよくわかる絵本
普段目にするだけに想像するのは難しくありませんが、雲の特徴をとらえて描かれた絵本は眺めるだけで美しい絵画を見ている気分になります。
絵を楽しむのは絵本の醍醐味です。
空を見上げた時、「絵本で見たあの雲に似てる!」と言える絵本がおすすめです。
雲の絵本の選び方②想像力をはぐくむ絵本
雲が何の形に見えるか想像するのは楽しいですね。
そこから一歩進めて、形から物語を想像できるような、想像力、考える力を育む絵本がおすすめです。
子どもの想像力は思いもよらない方向にも広がります。
柔軟な発想力を養えるヒントになるような絵本がおすすめです。
雲の絵本の選び方③浮遊感を楽しめる絵本
空に浮かび、雲を間近に感じたい!
そんなことができたらいいなと子供はワクワクしながらイメージを頭に描きます。
夢のような体験を、感じて楽しめる絵本がおすすめです。
空に浮かべたら、どんな雲に触れたい?
雲でかくれんぼ、できるかな?
そんな会話を楽しめる絵本で、素敵な親子の時間を過ごせるといいですね。

【雲の絵本まとめ】ただ眺めるだけで心を満たしてくれる雲

いかがでしたか。
雲の美しさ、形を想像する楽しさなど、雲に関する絵本はうっとり絵を眺めたりワクワクしたり、楽しく読み進められます。
忙しい日々の中でも、ふと空を見上げると、雲は風に流れています。
状況に応じて違った顔を見せてくれる雲。
美しい雲は、私たちの心をいやしてくれることも。
子どもと一緒に、お気に入りの雲の絵本を、ぜひ探してみてくださいね。
今回紹介した作品が、少しでも絵本選びのお役にたちますように。
雲の絵本が好きな方はこちらもチェック!▼


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