このページにはプロモーションが含まれています。

絵本

アンデルセン童話の絵本おすすめ人気15選!年齢に合わせたおすすめ絵本を紹介

アンデルセンアイキャッチ

ハンス・クリスチャン・アンデルセンといえば、『アンデルセン童話』の作者として有名な人物です。

『にんぎょひめ』『モミの木』『雪の女王』など、代表作は数知れず。

グリム童話とならんで、日本でも大人気の作品ばかりです。

今回はそんな『アンデルセン童話』からおすすめの作品を年齢別に紹介します。

有名な日本人作家が文章を書いたものや、影絵作家がイラストを手がけたものもあるので、お気に入りの作品が必ず見つかるはずですよ。

1冊の中に複数の作品がセットで入っているものも紹介しています。

名作揃いの『アンデルセン童話』をぜひ楽しんでください。

スポンサーリンク

アンデルセン童話の絵本おすすめ人気作品【1、2、3歳児向け】

おひめさまやおうじさまといった、お話の世界を少しずつ理解し始める時期です。

まずは1歳から3歳までの子ども向けの絵本を紹介します。

『おやゆびひめ』

おやゆびひめ

画像引用:amazon.co.jp

作:間所ひさこ
絵:熊田千佳慕
出版社:小学館
発行日:1983年8月
値段:単行本/絶版、出版元による Kindle版/70円+税
対象年齢:1〜3歳

『おやゆびひめ』のあらすじ

魔法使いからもらった花の種。

その種を蒔くと、花の中からおやゆびほどの大きさの女の子が生まれました。

愛らしいおやゆびひめは、ある日突然ヒキガエルに誘拐されてしまいます。

魚たちに助けてもらってほっとしたのも束の間、今度はコガネムシに誘拐され……。

『おやゆびひめ』のおすすめポイント

画家熊田五郎が、絵本画家熊田千佳慕として描いたおやゆびひめ。

ファーブルに認められたほどの緻密な表現力は今作でも存分に発揮されていて、登場するたくさんの生き物たちの活き活きとした姿に息をのみます。

虫、魚、鳥といった生き物の名前を指差しながら読むと、小さい子どもの語彙も増えるのでおすすめです。

『えんどうまめの上のおひめさま』

えんどうまめの上のおひめさま

画像引用:amazon.co.jp

原作:ハンス・クリスチャン・アンデルセン
文:角野栄子
絵:西巻茅子
出版社:小学館
発行日:2004年7月
値段:1,500円+税
対象年齢:3、4歳から

『えんどうまめの上のおひめさま』のあらすじ

あるところに、本当のおひめさまを探している王子さまがいました。

けれどどんなおひめさまと会っても、王子さまには誰が本当のおひめさまかわかりません。

するとある嵐の夜、王子さまの住むお城に、「わたしはほんとうのおひめさまです」という人が現れました。

王子さまはどうやって「ほんとうのおひめさま」であることを調べるのでしょうか。

『えんどうまめの上のおひめさま』のおすすめポイント

たった1粒のえんどう豆で、果たして「ほんとうのおひめさま」であることがわかるのか。

よそのお城に夜中突然に「わたしがほんとうのほんとうのおひめさまです」と訪ねてくることが本当におひめさまなのか。

小さな子どもには何のことはない話でも、少し大きくなると「あれ?」と思うような展開です。

子どもが小さいうちから読み聞かせてあげて、反応の違いを見てあげるのもよいですね。

『イーダちゃんの花』

イーダちゃんの花

画像引用:amazon.co.jp

原作:ハンス・クリスチャン・アンデルセン
文:角野栄子
絵:市川里美
出版社:小学館
発行日:2004年7月
値段:1,500円+税
対象年齢:3、4歳から

『イーダちゃんの花』のあらすじ

イーダちゃんは花が枯れてしまったのを悲しんでいます。

学生さんはイーダちゃんに、「花が枯れるのは、一晩中お城の舞踏会に行って踊っているからだよ」と教えてくれました。

人がみんな寝てしまった後、花々は華やかな舞踏会を開き踊り明かし、それで翌日にはみんな枯れてしまうのだとか。

イーダちゃんは花たちが踊る様子を見てみたい、と思いました。

『イーダちゃんの花』のおすすめポイント

可憐な花たちが夜になると踊り出す、なんて素敵なお話でしょうか。

子どもの想像力を存分に刺激してくれる可愛らしいお話です。

枯れてしまった花を、悲しみながら土の下に埋めてあげるイーダちゃん。

やがて春になれば、また新しい花々が咲き誇って、命が繰り返すことも教えてくれます。

『マッチうりの女の子』

マッチうりの女の子

画像引用:amazon.co.jp

作:ハンス・クリスチャン・アンデルセン
絵:スベン・オットー
訳:乾侑美子
出版社:童話館出版
発行日:1995年1月
値段:1,300円+税
対象年齢:3、4歳から

『マッチうりの女の子』のあらすじ

ある年のおおみそか、雪が降りやまずに、寒い夜でした。

女の子は、いつものように通りに出て、マッチを売ります。

しかし、人々は今日ばかりは足早で、誰も買ってはくれません。

女の子は裸足で、帽子も被らず、凍えるばかり。

そこで1本のマッチに火をともすと一瞬、ストーブのあかりが見えて、マッチの火とともにすぐに消えるのでした。

『マッチうりの女の子』のおすすめポイント

マッチをともすたびに浮かびあがるあたたかな景色。

スベン・オットーの描く寒い町の様子と、女の子を癒すマッチが見せる夢。

物語の文以上に、絵の力で、女の子がどれほどその暖かさを求めていたのかが感じ取れます。

マッチが売れないまま家に帰ると、お父さんに折檻される女の子は、最後には安らかな顔で大好きなおばあちゃんの胸に飛び込みました。

本当の幸せとは何か、考えさせてくれる名作です。

『空飛ぶトランク』

空飛ぶトランク

画像引用:amazon.co.jp

原作:ハンス・クリスチャン・アンデルセン
文:角野栄子
絵:スズキコージ
出版社:小学館
発行日:2004年9月
値段:1,650円+税
対象年齢:3、4歳から

『空飛ぶトランク』のあらすじ

お金持ちの父親の死後、莫大な財産を受け継いだ息子。

しかし息子は派手にお金を使い、あっという間に使い果たしてしまいます。

そんな息子に、友人がトランクをくれました。

なぜか息子が自分の体をその中に入れると、トランクが空を飛び、着いた先はなんとトルコ。

大きなお城に姫が住んでいると聞きつけた息子は、トランクで姫の部屋まで飛んで行きました。

『空飛ぶトランク』のおすすめポイント

裕福な生活から一転して一文なし、そこから大逆転の姫との結婚、そして舞い上がった結果の……。

どんな状況でも、持ち前の楽観的な生き方をし続ける息子です。

そして息子が得意だったことは「話を作ってきかせること」。

いち芸は身を助けるという話にもとれますし、ちょっと不思議な結末です。

『すずのへいたいさん』

すずのへいたいさん

画像引用:amazon.co.jp

原作:アンデルセン
文・絵:いもとようこ
出版社:金の星社
発行日:2013年12月
値段:1,400円+税
対象年齢:3、4歳

『すずのへいたいさん』のあらすじ

すずのへいたいさんは全員で25人。

その中に1人、1本足のへいたいさんがいます。

彼はいつも、同じ家にいる紙のおもちゃのバレリーナに想いを寄せています。

ある日、へいさいさんは窓際に落とされてしまったことから、気づけば外を大冒険!

激しい川に流されて、魚にぱくっと食べられて、あたりが真っ暗になったと思ったら……。

『すずのへいたいさん』のおすすめポイント

想いを寄せるバレリーナとは、どうやら両思いだったようで、ほっとしたのも束の間。

あっと驚く結末を迎えてしまいます。

悲しい結末だと捉えるのか、2人が永遠に一緒になれたと捉えるのか。

子どものよってや年齢によっても解釈が分かれそうですね。

スポンサーリンク

アンデルセン童話の絵本おすすめ人気作品【4、5、6歳児向け】

想像力が豊かになってくる時期ですね。

続いて4歳から6歳の子ども向けの絵本を紹介します。

『はだかの王さま』

はだかの王さま

画像引用:amazon.co.jp

作:アンデルセン
絵:バージニア・リー・バートン
訳:乾侑美子
出版社:岩波書店
発行日:2004年9月
値段:1,700円+税
対象年齢:4、5歳から

『はだかの王さま』のあらすじ

あるところに、新しい服が大好きな王さまがいました。

ある日2人の男がやってきて、王さまのために「魔法の布」を織って服を作ると言いました。

その服はおろかな人間には見えない不思議な服だというのです。

王さまは早速その服を作らせ、その服を着てパレードをすることにしました。

『はだかの王さま』のおすすめポイント

『ちいさいおうち』や『はたらきもののじょせつしゃ けいてぃー』などの作品で人気のバージニア・リー・バートンの挿絵が印象的な作品です。

一般的にはだかの王さまといえば、中年で少し小太り、そして白くて長い髭がある絵が印象的ですが、バートンが描く王さまは若くてなんともスタイリッシュ!

この話を知らない子どもも、知っている大人も楽しめる1冊です。

『にんぎょひめ』

にんぎょひめ

画像引用:amazon.co.jp

作:アンデルセン文:曽根綾子
絵:いわさきちひろ
出版社:偕成社
発行日:1967年1月
値段:1,200円+税
対象年齢:5、6歳から

『にんぎょひめ』のあらすじ

海に住むにんぎょひめは、ある日見た人間の王子に恋をしてしまいました。

王子を忘れられないにんぎょひめは、海底の魔女に頼み、人間の姿に変えてもらい、王子のそばに行くことにしました。

人間の姿に変えてもらう代わりに、にんぎょひめは美しい声を奪われ、声は出せません。

それでも王子の近くにいられることを喜ぶにんぎょひめでしたが、王子の心を射止めたのはほかの女性でした。

『にんぎょひめ』のおすすめポイント

大人気の絵本画家いわさきちひろが描く儚いにんぎょひめの世界。

1967年発行から版を重ねる作品で、親子で、あるいは3世代で親しんでいるご家庭もあるのではないでしょうか。

人間の姿になるために声を奪われ、しかも結婚が叶わなければ泡になる、という契約をかわした人魚姫の最後は……?

多くの人がすでに知るお話ですが、水彩画の挿絵で、その儚さがいっそう引き立ちます。

『野の白鳥』

野の白鳥

画像引用:amazon.co.jp

作:ハンス・クリスチャン・アンデルセン
絵:パーナデット・ワッツ
訳:角野栄子
出版社:小学館
発行日:2004年6月
値段:1,700円+税
対象年齢:5、6歳から

『野の白鳥』のあらすじ

ある国に11人の王子と、末っ子のエリサという名前のお姫さまがいました。

王さまが迎えた新しいお妃さまは意地悪で、魔法で11人の王子を白鳥の姿に変えた上に、エリサもお城を追い出されてしまいました。

冠を乗せた11羽の白鳥を見たエリサは、それが兄たちだと気づき、魔法を解くためにイラクサで編んだ11人分の帷子を作り始めました。

『野の白鳥』のおすすめポイント

「白鳥の王子」という名前でも知られているお話です。

11人の兄を助けるために、ただひたすら無言でイラクサから繊維をとって帷子を作るのです。

「イラクサ」という響きはあまり馴染みがありませんが、西洋では道端や森などで茂る野草で、小さな子どもがうっかり触れてしまうと、火がついたように泣き出すほどの痛みを伴います。

その草から11枚もの帷子を作って兄たちの魔法を解いてみせるのですから、エリサの頑張りは本当にすごいですよね。

『雪の女王』

雪の女王

画像引用:amazon.co.jp

原作:ハンス・クリスチャン・アンデルセン
文:ナオミ・ルイス
絵:エロール・ル・カイン
訳:うつみよしこ
出版社:ほるぷ出版
発行日:1981年2月
値段:1,800円+税
対象年齢:5、6歳から

『雪の女王』のあらすじ

元気な少女ゲルダは、カイという名の男の子と仲良しでした。

ある日、1人で遊んでいたカイが突然いなくなってしまいます。

カイを気に入った雪の女王によって、雪の女王の宮殿へと攫われてしまったのです。

ゲルダは大好きなカイを取り戻すため、大変な旅を始めました。

『雪の女王』のおすすめポイント

カイのもとへ辿り着くまで、さまざまな試練がゲルダを待ち受けますが、そのたびにいろいろな人の助けを借りて、困難を乗り越えます。

最後に現れたのは、すらっとした長身の雪の女王。

宮殿の中も凍てつき、それでいて圧倒的な存在感を放つ雪の女王。

“イメージの魔術師”の異名を持つ、エロール・ル・カインの挿絵が秀逸です。

『あかいくつ』

あかいくつ

画像引用:amazon.co.jp

作:アンデルセン
文:神沢利子
絵:いわさきちひろ
出版社:偕成社
発行日:1968年8月
値段:1,200円+税
対象年齢:5、6歳

『あかいくつ』のあらすじ

貧しい少女カーレンは家に靴を買うお金がないのではだしでした。

靴屋に飾られている赤い靴を見つめていると、靴屋のご主人が特別にその赤い靴をくれました。

その後お母さんが亡くなり、葬列の時に赤い靴を履いているカーレンを注意した女性は、カーレンの身の上を気の毒に思い、家に引き取ってくれました。

その後も別の赤い靴をカーレンは手に入れるのですが、カーレンは赤い靴を気に入るあまりに不義理をします。

『あかいくつ』のおすすめポイント

赤い靴という可愛らしいものが題材となっていますが、物語の本質はキリスト教の信仰心です。

葬列の時も、教会でのミサへも赤い靴を履き、保護してくれた女性が危篤の際にも赤い靴を履いて舞踏会へと行くカーレン。

もともとの境遇こそ気の毒なものでしたが、その後のカーレンの行いは誉められたものではありません。

赤い靴に翻弄され、喜び、嘆くカーレンの姿を、いわさきちひろの繊細な絵が表現しています。

スポンサーリンク

アンデルセン童話の絵本おすすめ人気作品【小学生以上向け】

たくさんのお話に親しんできましたね。

同じ話でも、絵本によって表現が違うので、読み比べるのも楽しいですよ。

最後に、小学生以上の子ども向けの絵本を紹介します。

『みにくいアヒルの子』

みにくいアヒルの子

画像引用:amazon.co.jp

原作:ハンス・クリスチャン・アンデルセン
文:角野栄子
絵:ロバート・イングペン
出版社:小学館
発行日:2004年8月
値段:1,650円+税
対象年齢:小学生以上

『みにくいアヒルの子』のあらすじ

アヒルの群れの中に、1羽毛並みの変わったひながいました。

兄弟から「みにくいアヒルの子」といじめられ、周囲の生き物からも、そして母親からすら疎まれてしまいます。

アヒルの子は耐えきれずに、とうとう家出をするのでした。

そして冬が過ぎて春、水面に映った自分の姿を見たアヒルの子は驚きました。

そこにいたのは……?

『みにくいアヒルの子』のおすすめポイント

アンデルセンの童話の中でも非常に有名な作品のうちの1つが、この『みにくいアヒルの子』。

卵の頃からほかの兄弟たちよりも大きく、生まれるとやはり何かが違うと母アヒルからも愛情をもらえません。

家出をしたものの、あちらこちらをさまよい、季節が流れるとアヒルの子は自分がアヒルではなかったと気づきます。

ロバート・イングペンの描く情景が非常に美しい作品です。

『モミの木』

モミの木

画像引用:amazon.co.jp

作:ハンス・クリスチャン・アンデルセン
絵:サンナ・アンヌッカ
訳:小宮由絵
出版社:アノニマ・スタジオ
発行日:2013年11月
値段:2,200円+税
対象年齢:小学生以上

『モミの木』のあらすじ

森に小さなモミの木がありました。

周りには大きなモミの木や松の木ばかり。

小さなモミの木は早く大きくなりたくて、おひさまが「今を生きなさい。若い今を大事に楽しむのです」と言ってくれても、ただ大きくなることばかりを考えていました。

やがて立派に大きくなったモミの木は、クリスマスの飾りのために切られることになりました。

『モミの木』のおすすめポイント

子どもは小さい時にはただひたすらに大きくなった時を夢見るもの。

この小さなモミの木もまさしくそうでした。

今を喜ぶこと、楽しむことを怠ってしまうと、後からそれを取り戻すことはできません。

クリスマスの時期でなくても、折に触れて読んであげたい絵本です。

『影絵の絵本』

藤城清治 影絵の絵本

画像引用:amazon.co.jp

作:藤城清治
出版社:講談社
発行日:2018年11月
値段:2,000円+税
対象年齢:小学生以上

『影絵の絵本』のあらすじ

アンデルセンの童話『ひなぎく』、『ハンスのもらった鳥かご』『眠りの小人のオーレおじさん』、『小さいイーダの花』と『小さなもみの木』の5作品を収録。

『小さいイーダの花』の花たちの舞踏会や、『小さなもみの木』のクリスマスツリーなど、影絵の世界ならではの美しさが広がります。

『影絵の絵本』のおすすめポイント

「暮しの手帖」に連載されていた藤城清治の作品のなかから、アンデルセン童話のお話をまとめたのがこちらの絵本。

描き込まれた絵とはまた違う、影絵ならではの暗さや余白によって、想像力が刺激されます。

5作品それぞれ、悲しい結末を迎えたり、かわいらしさを堪能できたりと、さまざまなテイストが楽しめます。

『おはなしアンデルセン』

おはなしアンデルセン

画像引用:amazon.co.jp

編著:与田準一、松谷みよ子、川崎大治
絵:岩崎ちひろ
出版社:童心社
発行日:1965年11月
値段:2,000円+税
対象年齢:小学生以上

『おはなしアンデルセン』のあらすじ

150編を超えるアンデルセン童話の中から、与田凖一、川崎大治、松谷みよ子という大人気絵本作家たちが8作品を厳選して書き上げたアンソロジーです。

『イーダちゃんの花』『王さまのあたらしいきもの』『おやゆびひめ』『みにくいあひるの子』『ぶたかい王子』『あるおかあさんのものがたり』『ナイチンゲール』『雪の女王』の8作品です。

『おはなしアンデルセン』のおすすめポイント

小さな子ども向けの絵本のように原作から省略されているような部分や装飾されている部分もなく、ほぼオリジナル通りの作風が楽しめます。

8作品収録ということもありますが、全部で226ページという厚めの本です。

いわさきちひろの挿絵が、それぞれの作品の世界をいっそう魅力的にしています。

スポンサーリンク

アンデルセン童話の絵本は小さい子どもから小学生まで人気!選び方は?

絵本選び方

アンデルセン童話の絵本の選び方①好きな作家が書いているものを選ぶ

アンデルセンの童話といえば、世界中で子どもたちに大人気です。

海外の作家が文章を描いたものを訳したものもあれば、日本の作家が文章をかいているものもあります。

同じタイトルでも作家によって、強調する箇所や省略する箇所なども違うので、好きな作家のものをまず読んでみることをお勧めします。

その後、ほかの作家のものを選んで見て、読み比べるのも楽しいですね。

アンデルセン童話の絵本の選び方②好みの挿絵で選ぶ

アンデルセン童話の舞台は全て海外ということもあり、話だけでは小さな子どもにはあまりピンとこないことも多いですよね。

そんな時に少し想像力を広げる手助けをしてくれるのが、挿絵です。

優しい色合いのもの、シンプルな色合いのもの、カラフルな色合いのもの。

子どもが好きな絵のテイストから選んであげるのもいいですね。

アンデルセン童話の絵本の選び方③オリジナルに近いものを選ぶ

日本の昔話などにも共通することですが、長年語り継がれ、読み継がれる話ほど、子ども向けのものはややマイルドに修正される傾向があります。

アンデルセンの絵本は、彼の生い立ちの影響からか、単純なハッピーエンドで終わる話はそれほど多くありません。

それでもアンデルセンが原作に込めた想いを読み取るためには、なるべくオリジナルに近いものを選ぶのがおすすめです。

スポンサーリンク

【アンデルセン童話の絵本まとめ】子どもから大人まで楽しめる!

アンデルセンまとめ

アンデルセン童話の絵本を厳選して紹介しました。

アンデルセン童話は、有名なだけに、話の流れや結末が変えられている絵本も多くあります。

モチーフとなっているとされている作品で、ディズニーの『リトルマーメイド』や『アナと雪の女王』などもありますが、アンデルセンの原作とは全く違う話になっていますよね。

アンデルセン本人の複雑な家庭環境や貧しく苦労した生い立ちから、アンデルセンの描く童話はその内面を濃く反映した作品も多くなっています。

ハッピーエンドなだけではない、バッドエンドなだけでもない。

ぜひ、少し複雑で、詩情あふれる独特の世界を楽しんでください!

この記事を書いた人
谷たまき

海外で5歳と3歳の子どもを育児中。日本をバックグラウンドに持つ子どもたちが、日本文化や日本語に親しみを持ってくれるように、毎晩絵本を読み聞かせています。

谷たまきをフォローする
スポンサーリンク
絵本スペース

コメント

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました