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あらすじ・解説

【シンデレラ】グリム童話・シンデレラのあらすじ内容・結末から教訓、原作についても解説!おすすめ絵本も紹介

グリム童話・シンデレラを知っていますか?

シンデレラといえば、魔女やガラスの靴、カボチャの馬車が出てくるお話をイメージする方が多いのではないでしょうか?

シンデレラのお話は、ペロー童話かグリム童話かで時代も内容も大きく異なり、結末も違います。

実はグリム童話・シンデレラには、ガラスの靴は出てこないんですよ。

この記事では、そんなグリム童話・シンデレラのあらすじはもちろん、原作や初版、最後についてご紹介します!

グリム童話以外のシンデレラと比較しながら楽しんでみてくださいね。

他にも後日談や教訓なども見ていきます!

あまり知られていない怖い裏話やおすすめの絵本もご紹介しますよ。

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【シンデレラの登場人物】グリム童話・シンデレラの登場人物と名前

継母、姉とシンデレラ

シンデレラ:物語の主人公。

継母とその連れ子である姉たちに日々いじめられている。

お母様:シンデレラのお母さん。

病気で亡くなってしまう。

お父様:シンデレラのお父さん。

お母様の死後、新しい奥様を迎える。

継母、連れ子の姉:着飾って舞踏会へ行く。

シンデレラを日々いじめている。

白い鳩:シンデレラの母親の墓のそばに生えたハシバミの木にくる鳥。

シンデレラに美しいドレスと靴を持ってきてくれる。

王様:城で花嫁探しの舞踏会を開催する。

王子様:シンデレラを気に入り、靴を手掛かりにシンデレラを探す。

グリム童話・シンデレラでは、日本で一般的に知られている魔法使いやカボチャの馬車などは登場しません。

代わりに登場する白い鳩に注目して見ていきましょう。

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【シンデレラのストーリー】グリム童話・シンデレラのあらすじ内容

シンデレラ

あるお屋敷にお父様とお母様、そして一人娘のシンデレラが住んでいました。

しかしある日、お母様が病気で亡くなってしまいます。

シンデレラは悲しみましたが、少し経ってお父様は新しい奥様を迎えました。

継母となった義理母様は義理姉たちと共にやってきました。

シンデレラは3人に綺麗な服を取り上げられ、家事を全て任され、毎晩台所で寝かされます。

シンデレラはいじめられていたのです

冬の台所はとても寒く、シンデレラはまだほんのりあたたかい暖炉に残された灰にうずくまり暖をとるのでした。

ある日、お父様が出かけることになり、3人の娘に土産に何が欲しいかと尋ねました。

義理姉たちは豪華な宝石をねだる一方で、シンデレラは

「お父様の帽子に刺さった木の枝が欲しい」

と言うのです。

家に帰ったお父様は約束通り、3人に土産を渡しました。

ハシバミの小枝をもらったシンデレラは、お母様の墓の横に小枝を刺して、毎日3回墓参りに行くようになりました。

するとどうでしょう。

ハシバミの木は大きく育ち、白い鳩が2羽やってくるようになりました。

そして不思議なことに、2羽の白い鳩はシンデレラが必要とするものを持ってきてくれるようになったではありませんか!

またある日、王様が王子様の花嫁探しのために舞踏会を開催すると連絡がありました。

2人の義理姉は大騒ぎ!

義理姉と継母は綺麗な服を身に纏い、舞踏会へと出かけていきました。

シンデレラも行きたいと願い出ましたが、継母たちに聞き入れてもらえるわけもありません。

なんとか舞踏会へ行きたいシンデレラ。

ですが灰まみれの服しか持っていません。

そこでシンデレラは、お母様の墓へ行きお願いをしました。

すると2羽の白い鳩が黄金と銀の糸で織られた美しいドレスと靴を持ってきてくれました。

シンデレラは急いで身支度を整え、城へと向かいます。

城についたシンデレラ。

その姿はあまりにも美しいので、皆が息を飲みました。

継母や義理姉たちはシンデレラに気づくことなく、どこかの王女様かと思うほどでした。

王子様はシンデレラを見てから他の誰とも踊らず、シンデレラとばかり踊ります。

シンデレラを繋ぎとめておきたかった王子様。

ですが、シンデレラは気がついたら消えてしまっていました。

3日続いた舞踏会の最終日、今日はシンデレラを逃すまいと思った王子様は、階段に一度くっつくとなかなか剥がれない物質を塗りつけることに。

そんなこととは知らないシンデレラは、いつものように階段を降りて帰ろうとすると、シンデレラの金の靴はくっついてしまい離れなくなりました。

そして王子様は、階段に残された靴を持ってシンデレラたちの住む家へやってきました。

王子様は

「この靴がぴったりと合う娘を探しています。そしてその娘をお嫁さんにしたい。」

と言うのです。

そこで、まず最初に履いてみたのは上の義理姉。

親指が引っかかって履けなかった義理姉は、継母に言われ親指のつま先を切って痛みに耐えながら金の靴を履きます。

王子様は、疑問に思いながらも義理姉を馬に乗せ連れ帰ろうとしますが、2羽の白い鳩が現れ、

「娘さんの足元には血がたまっている。本当の花嫁はまだ家の中にいる。」

と歌い出しました。

王子様は引き返し、他に娘はいないか尋ねます。

そして次に金の靴を履いたのは2番目の義理姉でした。

義理姉はかかとが入らなかったので、継母に言われてかかとを削ってまで金の靴を履こうとします。

するとまた、2羽の白い鳥が同じように歌うのです。

王子様はもう一度他に娘はいないのかと尋ねると、お父様はシンデレラを呼び、靴を履かせました。

シンデレラが金の靴を履いてみると……

足にぴったりと合うではありませんか!

グリム童話・シンデレラの最後の結末は?

王子様は改めてシンデレラの顔を覗きこみ、舞踏会の時に見た美しい娘であることに気がつきました。

そして王子様はシンデレラにプロポーズをし、2人は仲良く暮らしました。

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【シンデレラの教訓】グリム童話・シンデレラの意味・教訓、伝えたいこととは?

ガラスの靴

“シンデレラ”という言葉には意味が存在するのを知っていますか?

シンデレラはフランス語で「サンドリヨン」、和名では「灰かぶり姫」と言われています。

毎晩、台所の灰にうずくまって寝ていたことから義理姉たちが「灰まみれ(シンデレラ)」と呼ぶようになったようです。

継母と義理姉たちにいじめられ、灰をかぶりながら掃除などをさせられる姿からも連想できますね。

次にシンデレラの教訓について考えてみましょう。

シンデレラのお話から分かる教訓といえばやはり

「人は見た目で判断してはいけない」

ではないでしょうか?

シンデレラが舞踏会に参加した際に、周りの人々はあまりの美しさに息を飲みますが、誰もシンデレラだとは気づかず、どこかの国の王女様だと思い込みます。

そして後日、王子様がシンデレラの家を訪れたとき、王子様はみすぼらしい姿のシンデレラを見た目で判断せずにガラスの靴を試させます。

このとき、見た目で判断していたら王子様がシンデレラと結ばれることはなかったでしょう。

人を見た目で判断せず、内面やそれ以外の部分をしっかりと見ることがいかに重要であるかが分かりますね。

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【シンデレラの原作】グリム童話・シンデレラの原作・初版は?作者、国や時代についても解説

城

シンデレラの原作は、グリム兄弟がドイツ各地に伝わる昔話を収集して作ったとされる「グリム童話集」の中の作品のひとつです。

初版は1812年に刊行され、その後7回の再編集を経て7版目が決定稿となりました。

初版刊行から時が経つこと75年。

1887年に日本語に訳され、日本に入ってきたと言われています。

グリム童話は、収集し再編集された作品なので、創作をしたのはグリム兄弟ではありません。

原作の作者は正確には誰なのか分かっていないとされています。

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【シンデレラの都市伝説】グリム童話・シンデレラにまつわる都市伝説や疑問について考察

場所

グリム童話・シンデレラには、私たちの知るお話の他にさまざまなお話があります。

ここからはグリム童話・シンデレラの都市伝説や疑問点について見ていきましょう。

①グリム童話・シンデレラにはその後の物語があった?!

王子様と結婚しハッピーエンドで終わりを迎えたと思われたシンデレラのお話。

実は続きがあるのをご存知ですか?

舞台は王子様とシンデレラの結婚式。

義理姉2人はシンデレラの両脇にへつらって座りますが、2羽の白い鳩に両目をくり抜かれ失明してしまいます。

さらに義理姉たちは結婚式当日、足を切り落とされて松葉杖生活になり、主人は首を吊って自殺します。

そしてシンデレラは義理姉たちが報いを受けたことに満足し、満面の笑みを浮かべました。

……という終わり方をするのです。

どうですか?

ハッピーエンドで終わるよく知られているシンデレラとは大きく異なりますね。

②グリム童話・シンデレラは実は怖い話?!

日本で主に知られている『シンデレラ』では、義理姉がつま先やかかとを削り、血を流し痛みに耐えながら靴を履くシーンはありません。

もちろん、後日談にあった両目をくり抜かれるなんて描写もありませんね。

童話は子どもに向けて作られたお話のはずですが、グリム童話での描写はとても残酷で恐ろしいものとなっています。

③グリム童話・シンデレラはなぜこのような結末になったのか?

では、子ども向けに作られたはずのグリム童話・シンデレラはなぜこんなにも残酷なラストを迎えたのでしょうか?

『グリム童話』とありますが、これはのちにつけられたタイトル。

グリム兄弟がおとぎ話を収集し出版した際に付けられたのはもともと『子どもと家庭のメルヒェン集』という名前でした。

グリム兄弟は子どもを寝かしつけようと思い、おとぎ話を集めたわけではなかったのです。

時代は19世紀。

ナポレオン戦争でドイツがフランスに占領され、政治や社会が混乱する中、グリム兄弟は祖国と伝統に目を向けました。

『子どもと家庭のメルヒェン集』はドイツ文化の研究のために、民間に伝わる言い伝えやおとぎ話をまとめたものでした。

戦争で世の中が混乱する中でも、受け継がれてきた伝承をそのまま伝えようとしたんですね。

そのため、現代で知られているハッピーエンドなラストではなく、残酷な結末になったとされています。

④グリム童話・シンデレラとディズニー映画・シンデレラの違いは?

ディズニー映画・シンデレラは見たことのある方も多いのではないでしょうか?

よく知られるシンデレラのストーリーもこのディズニー映画からくるものが多いですね。

では、グリム童話とディズニー映画では、どのような違いがあるのか見ていきましょう。

まず、グリム童話ではお父様は継母の再婚後、王子さまが靴の持ち主を探しにくる場面まで長く登場します。

それに対してディズニー映画では、再婚後にお父様は亡くなってしまい、継母は本性を現しシンデレラにきつくあたるというもの。

続いて舞踏会に着ていくドレス。

グリム童話では2羽の白い鳩が用意してくれましたね。

ディズニー映画では、一度は小鳥たちに手伝ってもらいドレスを手にするものの、継母たちに破かれてしまうのです。

そして、ここで現れるのがあの有名な魔法使い。

「12時になるまでに帰るように」

と言うあの魔法使いです。

魔法使いの妖精フェアリー・ゴッドマザーが魔法をかけるとガラスの靴と美しいドレス、カボチャの馬車が現れたではありませんか……!

ここがグリム童話との大きな違いですね。

グリム童話ではまず魔法使いが出てきません。

グリム童話では金の靴でしたが、ディズニー映画ではガラスの靴

カボチャの馬車もディズニー映画ならではの仕様です。

シンデレラといえば

“12時になったら魔法が解ける”

というイメージが強いのではないでしょうか?

この設定もグリム童話にはありません。

ディズニー映画・シンデレラは現代向けに、子どもたちが見ても怖くないように編集されたのかもしれませんね。

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【シンデレラの絵本】グリム童話・シンデレラのおすすめ絵本を紹介

本

ここからは、グリム童話・シンデレラのおすすめ絵本を2つご紹介していきます。

おすすめポイントも合わせてご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

『シンデレラ』

シンデレラ

出典: Amazon.co.jp

作者:グリム兄弟
絵:北見葉胡
訳:那須田淳
出版社:岩崎書店
発行日:2009年9月
値段:1,500円+税
対象年齢:3歳から

『シンデレラ』のおすすめポイント

グリム童話・シンデレラが柔らかいタッチのイラストで描かれています。

イラストは有名な絵本『はりねずみのルーチカ』を手掛けている北見葉胡。

文量の多いお話ですが、優しいイラストで描かれているので読み聞かせにもおすすめの一冊です。

『灰かぶり』

灰かぶり

出典: Amazon.co.jp

作者:グリム
絵:宇野亜喜良
訳:矢川澄子
出版社:教育画劇
発行日:2001年8月
値段:1,500円+税
対象年齢:3歳から

『灰かぶり』のおすすめポイント

宇野亜喜良による独特な世界観が魅せる、また違ったシンデレラのお話を見ることができます。

同じ作品でも、イラストによる雰囲気の違いを楽しみたい人におすすめの一冊です。

グリム童話・シンデレラの絵本はあまり多くない中、グリム童話版とペロー童話版が出版されているので、読み比べてみるのもいいですね。

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【シンデレラのまとめ】2羽の白い鳩が大活躍!

シンデレラ

いかがでしたか?

シンデレラのイメージと大きく異なる内容だったのではないでしょうか?

日本に古くから伝わる名作ですが、編集する国や時代によってまた違ったストーリーを見ることができて面白いですね。

グリム童話以外にもペローによる『サンドリヨン』や、ハジーレによる『灰かぶり猫』も、少し内容が異なり興味深いです。

誰もが知る有名なお話も、視点を変えて見てみるとそれぞれの国や時代による違い、文化の違いなどが分かりますよ。

ぜひ数あるシンデレラの中からお気に入りのストーリーを見つけてみてくださいね。

この記事を書いた人
haruharu

もうすぐ1歳になる男の子ママです!
趣味はスキーと、車のイベントに行くことです。
絵本は子どもが大好きなので毎日読み聞かせをしています。
好きな絵本は「はらぺこあおむし」と「あかあかくろくろ」です。

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