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【おむすびころりん】昔話・おむすびころりんのあらすじ内容・結末、教訓は?由来や原作作者、モデルについても解説

おむすびがコロコロ転がっていくシーンが印象的な昔話『おむすびころりん』

幼いころに一度は読み聞かせてもらったり、自分で読んだりしたことがあるのではないでしょうか。

今回は、有名な日本の昔話『おむすびころりん』の登場人物やあらすじ、結末などをご紹介します。

絵本によって結末が若干違うものもあり、ストーリーのバリエーションが多いところも魅力です。

また、日本語の『おむすびころりん』だけではなく英語バージョンの絵本もありますよ。

日本の昔話を英語で読むことで、新しい発見が待っているかもしれません!

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昔話・おむすびころりんの登場人物

おむすびころりん

まずは『おむすびころりん』に出てくる登場人物のご紹介です。

おじいさん…とても優しく働き者。
おばあさん…おじいさんの妻。おじいさんと同じく優しくて働き者。
白いねずみ…穴の中で大勢で生活している。
欲深いおじいさん…おじいさんの隣に住んでいる欲深い人間。
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昔話・おむすびころりんのあらすじ内容

おむすびころりん

むかしむかし、ある村にとても優しく働き者のおじいさんおばあさんが住んでいました。

ある日、おじいさんは山へ木の枝を切りに行くことに。

おじいさん、気をつけて行ってきてくださいね。お腹が空いたら食べてくださいな」と、おばあさんがおむすびを持たせてくれました。

一生懸命、木の枝を切るおじいさん

あっという間にお昼になりました。

「もうお昼か。おむすびを食べるとしよう」

おじいさんは、おばあさんが握ってくれたおむすびを食べることにしました。

包みを開こうとしたところ、コロコロとおむすびが1つ滑って山の斜面を転がっていくではありませんか。

おじいさんは慌てて追いかけましたが、おむすびはストンと穴の中に落ちてしまいました。

すると、どこからともなく声が聞こえます。

「おむすびころりん、すっとんとん」

どうやら声は、穴の中から聞こえるようです。

何とも愉快な歌におじいさんは楽しくなり、もう1つおむすびを穴へ落としてみました。

すると、また楽しそうな歌が聞こえましたが、いつの間にか聞こえなくなってしまいました。

寂しくなったおじいさんは、穴の中を覗いてみることに。

すると、あやまってスッテーンと穴の中に転げ落ちてしまったのです。

 

おじいさんが落ちた穴の中には、白いねずみがたくさんいました。

ねずみ「さっきのおむすびのお礼です。どちらかを選んでお持ち帰りください」と言って、大きいつづらと小さいつづらをおじいさんに差し出します。

おじいさんはお礼を言い小さい方を選んで家へ持ち帰ると、なんと中からザクザクと財宝が出てきました。

 

この話を聞いた隣にすむ欲深いおじいさんは、わざとおむすびを穴に蹴り落とします。

そして「おむすびのお礼につづらをよこせ!」とねずみに怒鳴りました。

大小両方のつづらを持ち帰りたい欲深いおじいさんは、猫の真似をしてねずみを驚かそうとしますが……。

 

果たして、欲深いおじいさんの悪い作戦は成功するのでしょうか?

また、おじいさんのその後はどうなったのでしょう?

昔話・おむすびころりんの最後の結末は?

おむすびころりん

ねずみを脅して、つづらを持ち帰ろうとした欲深いおじいさん

驚いたねずみがいろんなものにぶつかり、穴の中が傷だらけになってしまいます。

そのうちあたりも真っ暗になり、何もみえなくなりました。

結局、欲深いおじいさんは何も持ち帰ることができなかったのです。

 

一方、おじいさんは村人に財宝をわけてあげました。

感謝した村人は、おじいさんと一緒にねずみがいる穴におむすびを落とします。

「おむすびころりん、すっとんとん」の楽しそうな歌と共に、おじいさんたちとねずみはずっと仲良く暮らしました。

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昔話・おむすびころりんから与えられる教訓とは?

おむすびころりん

優しいおじいさんと欲深いおじいさんが出てくる『おむすびころりん』

この昔話が伝えたい教訓は、見返りを求めず善良な行いをすることで思わぬいいことが舞い込み、私利私欲にまみれた行動は、自分を苦しめる。

つまり、因果応報ということです。

大きいつづらと小さいつづらを差し出された際、優しいおじいさんは小さい方を選びましたね。

謙虚な気持ちを持ったおじいさんの人柄を、うまく表現した部分です。

人に譲ったり与えたりする善良な精神と、欲張った傲慢な態度の対比が描かれた『おむすびころりん』は、子どもに倫理観を伝えるのにぴったりな昔話と言えます。

また、『おむすびころりん』に登場した動物のねずみ。

自分より体や立場の弱いものに対しても、優しい気持ちをもつことが大切という、慈悲の精神を教えてくれている昔話でもあります。

昔話『こぶとりじいさん』も『おむすびころりん』と同様、欲のないおじいさんと強欲なおじいさんの対比物語です。
日本の昔話には、仏教の教えが反映されている物語が数多くあります。
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昔話・おむすびころりんはどこのお話?由来や原作は?作者やモデルとなった人物はいる?

おむすびころりん

『おむすびころりん』は、室町時代に成立したとされる短編の物語集『御伽草子』の1話に数えられます。

因果応報という、仏教的な要素を色濃く表現した内容のお話で、穴の中に落ちてしまったおじいさんが体験したのはねずみの世界。

いわゆる異世界ですね。

ねずみは根の国の住人=根住みとも言われ、ねずみの穴は浄土への入り口と言い伝えられる地方もあります。

実は『おむすびころりん』の原作は『ねずみ浄土』だと言う説があります。

『ねずみ浄土』のあらすじは『おむすびころりん』と似ていますが、違う点は2つ。

優しいおじいさんがねずみたちにわけたものは、おむすびではなくきゃんば餅であること。

そして、欲深いおじいさんは穴の中から脱出することができていないということです。

『ねずみ浄土』に出てくるきゃんば餅とは、岩手県の郷土菓子であり、このことから原作の発祥は岩手県だと考えられています。

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昔話・おむすびころりんのおすすめ絵本を紹介

おむすびころりん

『おむすびころりん』多くの出版社が絵本を発行しており、それぞれの表現やイラストを楽しむことができます。

ここでは、日本語の絵本2冊、英語の絵本1冊のおすすめをご紹介します。

『おむすびころりん』

おむすびころりん

画像引用:amazon.co.jp

作者:よだじゅんいち
出版社:偕成社
発行日:1967年6月
値段:1,200円+税
対象年齢:4歳から

『おむすびころりん』のおすすめポイント

日本昔話で有名な、ねずみ浄土話。

小さい子どもにもわかりやすいよう、リズミカルな口調で物語の世界へ誘います。

ノスタルジックな雰囲気の絵が、逆に新鮮な印象を与えてくれますね。

1967年に初版発行後、世代をこえて愛されている絵本です。

『おむすびころりん』

おむすびころりん

画像引用:amazon.co.jp

作者:いもとようこ
出版社:金の星社
発行日:2007年12月
値段:1,400円+税
対象年齢:幼児から

『おむすびころりん』のおすすめポイント

今にも転がっていきそうなおむすびのイラストが、かわいらしく描かれています。

ねずみのセリフの箇所を、丸いフォントで記載しているのがポイント!

読み聞かせの際、ねずみのセリフは声を変えて読んであげると、盛り上がること間違いなしです。

先ほどご紹介した偕成社の『おむすびころりん』とは結末が少し違うので、両方読み比べるのがおすすめです。

『The Rolling Rice Ball』

The Rolling Rice Ball

画像引用:amazon.co.jp

作者:いもとようこ
翻訳:Soshi Uchida
出版社:岩崎書店
発行日:2012年10月
値段:1,500円+税
対象年齢:小学生頃から

『The Rolling Rice Ball』のおすすめポイント

『おむすびころりん』の英語バージョンです。

にっこり笑ったおじいさんの表紙は、思わずこちらも笑顔になります。

CDがついているので、音読するだけではなく耳から英語を学ぶことも可能。

馴染みのある日本の昔話を使って、英語の学習をスタートしてみてはいかがですか。

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昔話・おむすびころりんのまとめ

おむすびころりん

有名な昔話なので、何となくのあらすじは多くの人が覚えている『おむすびころりん』

原作や教訓などを踏まえて読み直すと、また違った角度から感想をもてたのではないでしょうか。

「おむすびころりん、すっとんとん」と、リズミカルなフレーズが心地よい1冊。

ぜひ、子どもと一緒に楽しんでくださいね。

この記事を書いた人
tapiocaosenbe863

14歳と10歳の子どもを育てています。読み聞かせをしていた当時は毎日5冊以上の本に触れ、図書館にもよく通っていました。今でも本屋に行くと、必ず絵本コーナーに立ち寄ります。

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