だれもが心を奪われるかわいい動物「ねこ」。
ねこの絵本は赤ちゃん、子どもから大人まで人気です。
今回は、そんなねこが登場するおすすめの絵本を20作品選んでご紹介!
かわいいねこのキャラクターの絵本だけでなく、有名な「11ぴきのねこ」シリーズや「ノラネコぐんだん」シリーズ、大人も泣ける名作『100万回生きたねこ』、ちょっぴり怖いねこの絵本、世界中で読まれている海外作品まで!
ぜひ参考にして、親子で一緒に楽しんでみてください!
ねこの絵本人気おすすめランキング20選!
それでは、おすすめの絵本 20作品について、あらすじとおすすめポイントをそれぞれご紹介していきます。
『11ぴきのねこ』
作者:馬場 のぼる
出版社:こぐま社
発行日:1967年4月1日
値段+税:1,320円
『11ぴきのねこ』のあらすじ
たくさんの仲間みんなで暮らしている11ぴきののらねこたち。
なかなか食べ物がみつからなくて困っています。
ある日、すごくおおきな魚が湖にいるという噂を聞きつけ……。
ちからを合わせて魚を捕まえよう!
こちらの絵本は、4才くらい~のお子さまにおすすめ。
『11ぴきのねこ』のおすすめポイント
ユーモラスで癒される独特の表情のネコが印象的なイラスト。
ストーリーも、読みながらつい笑ってしまうような娯楽作です。
実は、『11ぴきのねこ』はシリーズ作品!
上のあらすじでご紹介した『11ぴきのねこ』のほかには、『11ぴきのねことあほうどり』、『11ぴきのねことぶた』などなど。
全部で6作品ある人気シリーズです。
どれも可愛くて面白いおはなしなので、「次も読みたい!」となること間違いなし!
子どもと一緒に笑って楽しみましょう。
『100万回生きたねこ』
作者:佐野 洋子
出版社:講談社
発行日:1977年10月19日
値段+税:1,540円
『100万回生きたねこ』のあらすじ
不思議なちからを持つとらねこがいました。
そのとらねこは、死んでも、また生き返るのです。
いろいろな飼い主のもとで、何度も何度もさまざまな一生を過ごしてきたねこ。
しかしついに、だいすきなしろねこと出会い……。
こちらの絵本は、9才くらい~のお子さまにおすすめ。
『100万回生きたねこ』のおすすめポイント
こちらは超有名作品!
不思議なタイトルが、まず子どもの興味をひくことと思います。
この絵本は、なんと輪廻転生するネコが主役。
子どもがファンタジーや童話の世界にもっと興味をもつきっかけになるかも!
主人公のネコは、この絵本のなかで、はじめて「愛すること」を知ります。
大人も考えさせられるような深いストーリーの名作です。
『あおい目のこねこ』
作者:エゴン・マチーセン
訳:瀬田 貞二
出版社:福音館書店
発行日: 1965年4月1日
値段+税:1,320円
『あおい目のこねこ』のあらすじ
「ねずみのくに」を探して旅に出る青い目のこねこ。
旅の途中で黄色い目のねこたちと出会います。
その後もさまざまなトラブルに巻き込まれますが……。
はたしてこねこは「ねずみのくに」にたどりつけるのでしょうか?
こちらの絵本は、7才くらい~のお子さまにおすすめ。
『あおい目のこねこ』のおすすめポイント
この絵本の主役、青い目のこねこはとてもしっかり者!
おちついていて前向き、大人から見てもとっても素敵な性格のこねこです。
精神的にも、子どもにいい影響を与えてくれるストーリー。
こねこと一緒に冒険の旅を楽しみましょう。
『いたずらこねこ』
作:バーナディン・クック
絵:レミイ・シャーリップ
訳:まさき るりこ
出版社:福音館書店
発行日: 1964年11月1日
値段+税:1,210円
『いたずらこねこ』のあらすじ
お庭にいたずら好きなこねこがいます。
お庭には池があり、そこからなんとカメが登場!
はじめて見たカメに、ちかづくこねこ。
そしてカメにいたずらをしかけます!
こちらの絵本は、3才くらい~のお子さまにおすすめ。
『いたずらこねこ』のおすすめポイント
動物のかわいいリアクションが満載の絵本!
近寄ってみたり、離れてみたり、愛らしい光景をいきいきと楽しめます。
親子で一緒に「かわいいね」と癒やされる作品。
シンプルなイラストもとっても素敵です。
おはなしはコメディタッチでくすくすと笑えます。
『ちいさなねこ』
作:石井 桃子
絵:横内 襄
出版社:福音館書店
発行日:1967年1月20日
値段+税:990円
『ちいさなねこ』のあらすじ
お母さんネコと暮らしているちいさなネコ。
ある日、お母さんネコが見ていないすきに、ちいさなネコはひとりで家を飛び出します。
はじめての外の世界!
ちいさなネコはぶじにおうちに帰れるのでしょうか?
こちらの絵本は、3才くらい~のお子さまにおすすめ。
『ちいさなねこ』のおすすめポイント
家の外には危険がいっぱい!
しらない人間にでくわしたり、くるまにぶつかりそうになったり……。
「ひとりでそとに出たら……」とハラハラしながら共感できる絵本です。
ラストの安心感でこころがほっこりします。
『ルッキオとフリフリ おおきなスイカ』
出典:Amazon.com『ルッキオとフリフリ おおきなスイカ』
作者:庄野ナホコ
出版社:講談社
発行日:2014年6月27日
値段+税:1,430円
『ルッキオとフリフリ おおきなスイカ』のあらすじ
ルッキオはくろいネコ。
フリフリはブチのある白いネコ。
ふたりはいっしょに暮していますが、なかなか食べ物を見つけることができません。
ある日、おおきなスイカを手に入れたふたり。
なんとそのスイカを売って、あこがれのおさかな「マグロ」を手に入れようとがんばります!
こちらの絵本は、4才くらい~のお子さまにおすすめ。
『ルッキオとフリフリ おおきなスイカ』のおすすめポイント
リアリティがあってカラフルなイラストがとてもかわいい絵本です。
ルッキオとフリフリのキャラが魅力的で、大人も楽しめる作品。
子どもも、物語のせかいにはまって、「もっといろいろな本を読みたい!」と意欲が湧くかも。
こちらの絵本は『ルッキオとフリフリ』シリーズの1作目。
つづきは『ルッキオとフリフリ はじめてのクリスマス』などなど。
シリーズを通して、シュールな世界観がおもしろくておすすめです!
『おじいさんのしごと』
作者:山西 ゲンイチ
出版社:講談社
発行日:2013年1月18日
値段+税:1,540円
『おじいさんのしごと』のあらすじ
死んでしまった人は天国に行きます。
しかし、ケンタくんのおじいさんは、なんとまちがってネコの天国に到着!
ネコの天国にあふれかえる大量のネコたち……。
ケンタくんのおじいさんは、ネコのために仕事をしなさいと言われます。
こちらの絵本は、4才くらい~のお子さまにおすすめ。
『おじいさんのしごと』のおすすめポイント
死後のせかい「天国」が舞台ですが、ユーモアあふれるおはなし。
ケンタくんのおじいさんとたくさんのネコたちとの交流をおもしろおかしく描いています。
こころあたたまるラストで幸せな気持ちになれます。
ネコを飼いたくなるおはなしです。
『こねこのぴっち』
作者:ハンス・フィッシャー
訳:石井 桃子
出版社:岩波書店
発行日:1954年12月10日
値段+税:1,650円
『こねこのぴっち』のあらすじ
こねこのぴっちはリゼットおばあさんと暮らしています。
リゼットおばあさんはほかにもたくさんの動物たちと暮らしていて、ぴっちはほかの動物に憧れていつもまねっこ。
しかしいろいろとがんばりすぎて体調をくずしてしまい……。
こちらの絵本は、4才くらい~のお子さまにおすすめ。
『こねこのぴっち』のおすすめポイント
主人公ぴっちのかわいい行動にだれもがはまってしまう絵本。
自由奔放に暮らしながらも、みんなから愛されているこねこのぴっち。
読めばきっと好きになります。
たくさんの冒険をして、でも最後は幸せです。
『タンゲくん』
作者:片山 健
出版社:福音館書店
発行日: 1992年10月20日
値段+税:1,320円
『タンゲくん』のあらすじ
タンゲくんは、片目をケガしたのらねこ。
ある日突然、「わたし」のおうちにやってきます。
そこからはじまるネコのタンゲくんとの毎日。
気分屋のタンゲくんは、ふらりとそとにお出かけしたり……。
こちらの絵本は、6才くらい~のお子さまにおすすめ。
『タンゲくん』のおすすめポイント
突然やってきたのらねこと暮らすようになった一家のおはなし。
主人公のおんなのこ目線で描かれており、まるでネコをかっているような気分に!
ほほえましいネコとの暮らしに親子で癒されます。
「ネコが身近にいたらこんなかんじかなぁ」とリアルに体験できる作品。
『やまねこのおはなし』
作:どい かや
絵:きくち ちき
出版社:イースト・プレス
発行日:2012年2月17日
値段+税:1,760円
『やまねこのおはなし』のあらすじ
山のおくにひとりで暮らすやまねこ。
ある日、まちにでようと歩いていると、道ばたで倒れていたこねこと出会います。
こねこをやまに連れ帰って、ふたりはいっしょに暮らすことに。
さあ、なにが起きるのでしょうか……?
こちらの絵本は、4才くらい~のお子さまにおすすめ。
『やまねこのおはなし』のおすすめポイント
明るい色あいのイラストとファンタジックな雰囲気でとっても幻想的な絵本。
すごく夢のあるおはなしです。
結末にはビックリするかも!
ぜひ親子で一緒にお楽しみください。
ネコふたりの楽しそうな暮らしぶりも素敵!
たんぽぽが登場するので、春に読むのもおすすめです。
『ねこだらけ』
作者:あき びんご
出版社:くもん出版
発行日: 2015年12月4日
値段+税:1,430円
『ねこだらけ』のあらすじ
ネコにはいろんなネコがいます。
そして世界中には、たくさんの種類のネコが。
いろいろなネコたちを見ていきましょう。
なんとぜんぶで400ぴきのネコが登場します!
こちらの絵本は、3才くらい~のお子さまにおすすめ。
『ねこだらけ』のおすすめポイント
400ぴきの個性的なネコたちがイラストで登場。
「アメリカンショートヘア」など種類ごとに登場したり、民族衣装を着ていたり。
お気に入りのネコを見つけてみましょう。
めくっているだけで楽しくなる、かわいい絵本です。
そして、ネコに詳しくなれます!
外国の名前がたくさんでてくるので勉強にもなるかも。
『うきわねこ』
作:蜂飼 耳
絵:牧野 千穂
出版社:ブロンズ新社
発行日:2011年7月1日
値段+税:1,540円
『うきわねこ』のあらすじ
ネコの家族と一緒に暮らしているこねこの「えびお」。
ある日、おうちにプレゼントが届きます。
開けてみると、なかにはいっていたのは浮き輪。
えびおは浮き輪がなにかもわかりません。
しかし満月の夜にとっても不思議なことが起きて……。
こちらの絵本は、5才くらい~のお子さまにおすすめ。
『うきわねこ』のおすすめポイント
みとれるほどきれいなイラストがとっても魅力的!
「浮き輪」からはじまるとは思えないほどファンタジックできらきらしたストーリー。
お気に入りの一冊になること間違いなしです。
『こねこのハリー』
作者:メアリー・チャルマーズ
訳:おびか ゆうこ
出版社:福音館書店
発行日:2012年10月15日
値段+税:770円
『こねこのハリー』のあらすじ
こねこのハリーは、お母さんネコとおさんぽ。
お母さんネコが見ていないすきに、たかいたかい屋根にのぼったこねこのハリー。
なんとおりられなくなってしまいます!
そこに消防士さんがあらわれ……。
こちらの絵本は、4才くらい~のお子さまにおすすめ。
『こねこのハリー』のおすすめポイント
困ったことになったこねこのハリー。
ぶじに助かるのでしょうか!?
無邪気でかわらしいハリーの行動に、きっと好きになってしまう絵本です。
こちらの絵本は『こねこのハリー』シリーズの一冊。
ぜひつづきもお楽しみください!
『ねこのセーター』
作者:及川 賢治、竹内 繭子
出版社:文溪堂
発行日:2006年11月
値段+税:1,430円
『ねこのセーター』のあらすじ
穴があいたままのセーターを着ているずぼらなネコ。
しかし「どんぐりにぼうしをかぶせる」という仕事があるのです。
でも仕事をするのは大変……。
だらだらしてしまって、なかなかうまくいきません。
こちらの絵本は、3才くらい~のお子さまにおすすめ。
『ねこのセーター』のおすすめポイント
のんびりやのネコのゆるい日常を描いたユーモラスな絵本。
くすっと笑えて、癒されます。
ネコの憎めない性格にはまってしまう作品です。
ぜひ親子で一緒に読んでみてください。
『ネコヅメのよる』
作者:町田尚子
出版社:WAVE出版
発行日:2016年5月15日
値段+税:1,540円
『ネコヅメのよる』のあらすじ
たくさんのおうちでそれぞれ暮らしているネコたち。
夜になるとお外にお出かけ。
人間が見ていないところで、ネコたちはなにをしているのでしょうか?
こちらの絵本は、7才くらい~のお子さまにおすすめ。
『ネコヅメのよる』のおすすめポイント
写真のようなリアルなイラストが特徴の絵本。
ちょっぴり怖い表紙ですが、おはなしはほっこり可愛らしいです。
ご近所さんのネコたちが集まっておしゃべり。
「ほんとうにこんなことが起きているかも……」と思わせられる読みごたえのある作品です。
『ノラネコぐんだん パンこうじょう』
出典:Amazon.com『ノラネコぐんだん パンこうじょう』
作者:工藤 ノリコ
出版社:白泉社
発行日:2012年11月15日
値段+税:1,320円
『ノラネコぐんだん パンこうじょう』のあらすじ
パンこうじょうがありました。
まどのそとにはノラネコぐんだんがずらり。
できたてのおいしそうなパンに興味津々。
さあ、いっしょにパンを作りましょう。
こちらの絵本は、1才くらい~のお子さまにおすすめ。
『ノラネコぐんだん パンこうじょう』のおすすめポイント
愛嬌のある顔のノラネコぐんだんと、とってもおいしそうな焼きたてのパン!
見ているだけでわくわくする素敵なイラストの絵本です。
はたしてノラネコぐんだんはちゃんとパンをつくることができるのか!?
きっと親子でパンを一緒に焼いてみたくなる、楽しい作品です。
この『ノラネコぐんだん』は人気の絵本シリーズ。
ほかには『ノラネコぐんだん おすしやさん』などなど、どれもコメディタッチで笑って読めます。
『あくたれラルフ』
作:ジャック・ガントス
絵:ニコール・ルーベル
訳:石井 桃子
出版社:童話館出版
発行日:1995年1月1日
値段+税:1,650円
『あくたれラルフ』のあらすじ
とある一家と暮らしているネコのラルフ。
だけどラルフはひどいいたずらばかりして、みんなに怒られてしまうことも。
そしてある日のお出かけのときに、ラルフはなんとみんなに置いていかれてしまい……!
こちらの絵本は、5才くらい~のお子さまにおすすめ。
『あくたれラルフ』のおすすめポイント
たいへんないたずらでまわりの人に迷惑をかけてしまうラルフ。
ラルフにも悪いところはあるのですが、「捨てられてしまう」という展開はちょっとかわいそうと感じる子どもも多いかも。
しかし、幸せなラストにほっと胸をなでおろします。
ラルフのたくさんのいたずらを見て、子どもがどんな感想をもったかおはなししてみるのもいいですね。
『ながぐつをはいたねこ』
作者:ハンス・フィッシャー
訳:矢川 澄子
出版社:福音館書店
発行日:1980年5月20日
値段+税:1,320円
『ながぐつをはいたねこ』のあらすじ
あるところに3人兄弟がいて、それぞれ遺産を受け継ぎました。
3番目の弟に与えられたのは、ネコ。
そのネコは長靴をはいて、不思議な作戦を始めるのです。
こちらの絵本は、7才くらい~のお子さまにおすすめ。
『ながぐつをはいたねこ』のおすすめポイント
だれもが一度は耳にしたことのある『ながぐつをはいたねこ』。
こちらの絵本ではネコが主役となっていろいろ喋ってくれたりと、ユーモアもじゅうぶん。
このネコはとっても賢くて、感心して読み進めてしまいます。
ネコのおどろくような大活躍に「すごい!」となってしまう作品。
『しろねこくろねこ』
作者:きくち ちき
出版社:学研
発行日:2012年1月31日
値段+税:2,750円
『しろねこくろねこ』のあらすじ
みんなから「見た目がきれい!」とほめられるしろねこ。
そのはんたいに、みんなからほめられなくて、落ち込んでしまったくろねこ。
くろねこは、しろねこと一緒にいるのがつらくなってしまいます。
こちらの絵本は、9才くらい~のお子さまにおすすめ。
『しろねこくろねこ』のおすすめポイント
2ひきのネコの関係から目が離せない作品。
「自分はほめられなくて、友達ばかりほめられる」というテーマはかなり感情移入しやすいのではないでしょうか。
本来の自分を受け入れて、前向きになれる絵本です。
幼稚園や小学校に通っている子どもにもとくにおすすめ。
『ねこの絵本』
作者:いもと ようこ
出版社:講談社
発行日:2007年5月12日
値段+税:1,760円
『ねこの絵本』のあらすじ
かわいいかわいいたくさんのネコたち。
おともだちと、お母さんネコと、あそんだり、おひるねしたり。
ネコたちはどんなふうに暮らしているのかな?
こちらの絵本は、2才くらい~のお子さまにおすすめ。
『ねこの絵本』のおすすめポイント
とってもかわいらしいイラストについ見いってしまうかわいい絵本です。
ネコが好きな子どもはきっと夢中になってしまう作品。
もっともっと、ネコのことが「かわいい!」となる絵本で、とにかく癒されます。
いろんな種類のネコが登場するので、だいすきになれるネコがかならず見つかるのです。
ねこの絵本は親子で楽しめる!
ネコが登場する絵本は有名なものもたくさんあります。
親御さんも、「子どものころに読んだ!」というものがあったのではないでしょうか?
親子にわたって読み継がれていく、ネコにまつわる傑作たち……。
気になる絵本はありましたでしょうか?
ぜひこちらのあらすじを、絵本選びの参考にしてみてくださいね!
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