子どもから大人まで、幅広い世代に人気の絵本シリーズ「ぐりとぐら」。
今から50年以上も前に、中川李枝子さんと山脇百合子さん姉妹によって生み出された双子のねずみ「ぐりとぐら」は、今や世界で愛されるキャラクターとなっています。
優しさとあたたかさに溢れた絵本は、親から子へ、そして孫へと長きに渡って読み継がれている名作です。
その第一作となる本書は、大きな黄色いカステラが印象的なシリーズの代表作となっています。
ふんわりとした大きなカステラに、わくわくと胸を躍らせた覚えのある方も多いのではないでしょうか。
今回は大ベストセラーである「ぐりとぐら」のあらすじや口コミ、評判についてご紹介いたします。
『ぐりとぐら』(1967)とはどんなお話【内容とあらすじを紹介】

誰もが一度は目にしたことのあるねずみのキャラクター「ぐりとぐら」の第1作目にあたる作品はどのようなあらすじなのでしょうか。
改めて考えると「どんなお話だったかな」と思い返せないということはありませんか?
こちらではぐりとぐらの内容についてご紹介していきます。
『ぐりとぐら』(1967)の概要

イラスト:おおむら ゆりこ
出版社:福音館書店
発行日:1967/1/20
価格+税990円
『ぐりとぐら』(1967)のあらすじ

1963年発表以来、世界中の人々に愛され続ける仲良し野ネズミ「ぐり」と「ぐら」のお話です。
「ぐり ぐら ぐり ぐら…」歌いながら森に出かけたふたりが見つけたのは、大きな大きなたまご。
ぐりとぐらは、朝から晩まで食べてもまだあまるくらいに大きなカステラを焼くことを思いつきます。
気が付けば、甘いにおいにつられて森の仲間が大集合。
「さぁ、できあがり」
ふんわり黄色いカステラが印象的な、「ぐりとぐら」シリーズのはじまりとなる名作絵本。
『ぐりとぐら』(1967)の内容要約

ぐりとぐらは、中川李枝子さんと山脇百合子さんの「子どもたちにとびっきり上等でおいしいおやつをごちそうしよう」という想いから生まれた絵本です。
ぐりとぐらが世に出るきっかけとなった本書は、長きに渡り多くの人々に甘くやさしい思い出を刻み込んでいます。
要約1.大人気のシリーズ絵本

ぐりとぐらは、1963年に「こどものとも」で発表され、1967年に第一作が発行されて以来50年以上愛され続けているシリーズ絵本です。
おいしそうなカステラが登場する本作の他、クリスマスに海水浴、遠足や大掃除と多くの場面で2匹は活躍してきました。
その数は全部で7冊。真っ白な背景に赤と青のとんがり帽子をかぶる2人が印象的な絵本は、世界で愛されるシリーズ作品となっています。
要約2.声に出して読みたいフレーズ

「ぼくらのなまえはぐりとぐら このよでいちばんすきなのは おりょうりすること たべること」
「ぐり ぐら ぐり ぐら」
本書の代表的な2人の歌は、思わず子どもが口ずさみたくなる人気のフレーズです。
2人の会話はいつも愉快でリズムが良く、読んでいてうきうきと楽しい気持ちになるものばかり。
親子で読みたい絵本としても、大勢に読み聞かせる絵本としても最適な内容です。
要約3.多くの人の心に残る名場面

「ぐりとぐら」を読んだたくさんの人の心に残るのが、大きなカステラが登場する名場面です。
フライパンにふんわりとしたカステラが焼きあがるシーンは、甘くあたたかな香りがこちらまで伝わってくるよう。
ぐりとぐら、そして森の仲間たちみんなでカステラを分け合う姿は、読み手の心を温かくしてくれます。
そしてぐりとぐらの見どころはもうひとつ。ラストシーンにも隠されています。
「のこった殻で何を作ったと思いますか?」
その一文の後に登場するのは、大きなたまごの殻を車に変身させたぐりとぐら。
どこまでも夢に溢れたストーリーが、長きに渡り読者の惹きつけています。
『ぐりとぐら』(1967)の口コミ・評判


口コミ・評判:★★★★★
子どもの頃に読んで大好きだったので、息子に買いました。
「ぐりぐらぐりぐら」の歌の部分は、いつもどう歌おうかと子どもと話題になる部分です。
いつか我が家だけの歌ができたらいいなと思います。

口コミ・評判:★★★★
小さな頃にこの絵本に出会ったおかげで、今も食べることが大すきなんじゃないかなと思います。
子どもにもそんな気持ちを感じて欲しくて、一緒に読んでみました。
ふわふわのカステラのシーンはやっぱり大興奮。いつまでも幸せに食べる気持ちを忘れないでいてくれたらいいな。

口コミ・評判:★★★★★
子どもの頃に母に読んでもらった記憶が今も鮮明に残っています。
子どもたちにも何度も読み聞かせをしながら楽しんできた絵本です。今度は孫のために7冊セットを揃えたいと思います。
『ぐりとぐら』(1967)の主題・テーマは?

ベストセラー絵本であるぐりとぐらには、どのようなテーマが隠されているのでしょうか。
わくわくと胸躍るストーリーからは、作者の優しい想いを感じ取ることができます。
子どもの大好きが詰め込まれたストーリー

赤と青のとんがり帽子とつなぎがキュートなぐりとぐらは、子どもたちにも大人気。
会話のやりとりは愉快でテンポよく、子どもに物語を読む楽しみを教えてくれます。
楽しい歌を歌いながら歩く2人は、まるで遠足にでも出かけているよう。お菓子作りに動物、たまごの殻でできた車と、絵本の中には子どもたちの大すきな要素がギュッと詰まっています。
子どもが初めて手にする絵本、読み聞かせに選びたい絵本としてもぜひおすすめしたい一冊です。
おいしそうなカステラづくりは食育にも効果的

大きなたまごを見つけたぐりとぐら。さぁ、何を作ろう。目玉焼き?卵焼き?2人は考えを巡らせます。
食べきれないほど大きなカステラを作ろうと思い立ち、外に道具を運び出すぐりとぐら。
たまごをゴツンと割って一生懸命に生地をかき混ぜ、大きなフライパンでカステラを焼く姿には子ども目を輝かせることでしょう。
また、料理をすることの楽しさと誰かと食べる喜びを感じることは食育にもつながります。
ぐりとぐらのおいしい世界を満喫した後は、子どもの希望でお菓子作りにチャレンジしたという声も多く寄せられている絵本です。
仲間と分け合う豊かな心

おいしいにおいに引き付けられてやって来た動物たちに、ぐりとぐらは「けちじゃないよ ぐりとぐら ごちそうするから まっていて」と声をかけます。
最後には、ゾウにイノシシ、小さなものでは地面から顔を出したモグラまで、たくさんの動物たちがちぎった黄色いカステラをおいしそうに食べるのです。
みんなが少しずつ、ひとつのフライパンからカステラを分け合う姿には、大すきな仲間たちとおいしいものを囲む幸せが溢れています。
その名場面には、作者の「子どもたちにとびっきりのおやつをごちそうしよう」という想いのように、相手を想う優しさが表れていると言えるでしょう。
【ネタバレあり】『ぐりとぐら』(1967)の感想とレビュー

人気絵本「ぐりとぐら」には、たくさんの感想やレビューが寄せられています。どれも絵本を読む喜びに溢れた高評価の感想ばかりです。
おいしそうな絵本

身近なおやつであるカステラが本当においしそうに描かれています。
森の仲間みんなでわけあって食べる姿がより一層そう思わせてくれるのでしょうね。
この本を読んだとは、いつも子どもと一緒にホットケーキやクッキーを作りたくなってしまいます。
親子2代で読んでいます

30年以上前に自分が読んでもらっていた絵本を、今度は息子と読んでいますが全く時代の古さを感じさせません。
むしろ、ぐりとぐらの楽しい会話には子どもも大喜びです。
親子の会話のきかっけにもなり、楽しい絵本タイムをすごさせてもらっています。
夢にあふれた名作
大きなたまごに大きなフライパン。
そして黄色く大きいカステラと子どもが喜ぶ夢のつまった絵本です。
娘は最後に動物たちが集まってくる様子が嬉しくてしかたないようで、リクエストの多いお気に入りの一冊となっています。
『ぐりとぐら』(1967)は、こんな方におすすめ!

発表から50年以上の人気を誇るベストセラー「ぐりとぐら」は、読み手を笑顔をにしてくれる絵本です。
親子でページを開けば、ぐりとぐらの夢のある世界に引き込まれ、会話が広がることでしょう。
読後には絵本の世界を飛び出して、実際にカステラやホットケーキづくりをするのも楽しいですね。
世界の多くの人々の間で読み継がれているように、ぜひ子どもと一緒にぐりとぐらの世界を満喫してみてください。

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