6月といえば、雨、梅雨のイメージが強いかもしれません。
外で遊べずに退屈な日も、絵本を読むとパッと明るい気分にしてくれます。
今回はそんな6月に読みたいおすすめの絵本を15冊ご紹介します。
6月の絵本は乳児から小学生まで大人気!
1年にたくさんの記念日がありますが、6月にも記念日はたくさんあります。
父の日、時の記念日、環境の日、楽器の日…。
そんな記念日や6月の季節感のある絵本を読んで、楽しみながら学びましょう。
6月の絵本おすすめランキング
それでは、6月におすすめの絵本ランキングを、あらすじとおすすめポイントを合わせて見ていきましょう。
1位:『パパ、お月さまとって!』
画像引用:Amazon『パパ、お月さまとって!』
出版社:偕成社
作・絵:エリックカール
訳:もりひさし
発行日:1986年12月1日
値段:1600円+税
対象年齢:3歳頃〜
『パパ、お月さまとって!』のあらすじ
ある日モニカがパパにお月さまを、とってほしいとお願いします。
パパは長いはしごを持ってきて月まで行きますが、お月さまは大きすぎて持って帰ることができません。
するとお月さまはだんだん小さくなり、モニカの元へ降りてきて、一緒に遊ぶことができました。
『パパ、お月さまとって!』のおすすめポイント
絵本の大きさを超えたダイナミックな仕掛けに、何度も繰り返し読みたくなります。
父の日に親子で読みたい一冊です。
2位:『いっしょにあそばへん?』
画像引用:Amazon『いっしょにあそばへん?』
出版社:金の星社
作・絵:岡田よしたか
発行日:2014年10月28日
値段:1200円+税
対象年齢:4歳頃〜
『いっしょにあそばへん?』のあらすじ
夜の公園でひとり遊んでいるカスタネットくん。
そこにトライアングルやリコーダーなど、楽器たちがどんどん集まってきて楽しい演奏会が開かれます。
『いっしょにあそばへん?』のおすすめポイント
6月6日の楽器の日に読みたい一冊です。
楽器が関西弁で話す、というシュールな物語に、くすっと笑ってしまいます。
よく見ると挿絵にもさりげなくセリフが書かれていて、こちらも見逃さずにはいられません。
3位:『ぞうくんのあめふりさんぽ』
画像引用:Amazon『ぞうくんのあめふりさんぽ』
出版社:福音館書店
作・絵:なかのひろたか
発行日:2006年5月
値段:900円+税
対象年齢:3歳ごろ〜
『ぞうくんのあめふりさんぽ』のあらすじ
大人気のぞうくんのさんぽの続編です。
お馴染みのぞうくんが、かばくん、わにくん、かめくんを次々誘って、雨の中お散歩へ行きます。
『ぞうくんのあめふりさんぽ』のおすすめポイント
梅雨の季節に読みたい一冊。
子どもたちも一緒に「ばっしゃーん」と盛り上がることができます。
4位:『あめのひのえんそく』
画像引用:Amazon『あめのひのえんそく』
出版社:ひさかたチャイルド
作・絵:間瀬なおかた
発行日:2003年4月
値段:1200円+税
対象年齢:3歳頃〜
『あめのひのえんそく』のあらすじ
今日は待ちに待った遠足!でも朝から雨…。
心配しながらもバスに乗って出発すると…だんだん景色が変わり…。
最後にあっと驚くしかけがある絵本です。
『あめのひのえんそく』のおすすめポイント
きれいなしかけ絵本で、大人も一緒に楽しめます。
雨の遠足の沈んだ気分が一気に晴れやかに!
心があたたかくなるお話です。
5位:『あめあめふれふれねずみくん』
出版社:ポプラ社
作:なかえよしを
絵:上野紀子
発行日:2013年5月
値段:1000円+税
対象年齢:3歳頃〜
『あめあめふれふれねずみくん』のあらすじ
ベストセラーのねずみくんシリーズです。
ねずみくんが傘をさしていると、途中で出会う動物たちは「傘なんていらないよ」と言われ、しょんぼり。
でもみーちゃんと相合い傘をすると最後には動物たちも「いいなあ」と言われ、嬉しくなっちゃう、ねずみくんでした。
『あめあめふれふれねずみくん』のおすすめポイント
お気に入りの傘を「いらない」と言われ、どんどんしょんぼりしていくねずみくんの様子に、つい励ましたくなります。
最後には「よかったね」とほっと心温まるお話です。
6位:『とけいのおうさま』
画像引用:Amazon『とけいのおうさま』
出版社:PHP研究所
作:こすぎさなえ
絵:たちもとみちこ
発行日:2015年10月
値段:1300円+税
対象年齢:4歳頃〜
『とけいのおうさま』のあらすじ
時計のくにのおうさまは顔に時計のはりがついていて、くにの住人はその時計のとおりに生活しています。
ところがある日、おうさまは時間にしばられる生活が嫌になり、時間をとめてしまいます。
時間がわからなくなって国中が大騒ぎ!
おうさまはやっと時間を戻して、みんないつもどおりに戻りました。
『とけいのおうさま』のおすすめポイント
日本で初めて時計による時の知らせが行われたことを記念して制定された、時の記念日6月10日に読みたい絵本。
細部までこだわった綺麗な切り絵の絵本で隅々までじっくり見たい絵本です。
時計の針を隠して時間がわからなくなってしまう場面ではハラハラ…。
でも最後はほっと肩を撫で下ろす結末です。
7位:『ちいさなきいろいかさ』
画像引用:Amazon『ちいさなきいろいかさ』
出版社:金の星社
作:もりひさし
絵:西巻茅子
発行日:1971年2月
値段:1100円+税
対象年齢:3歳頃〜
『ちいさなきいろいかさ』のあらすじ
ある日、黄色い傘を買ってもらい、嬉しくてひとりでお散歩に行きます。
実はこの傘はとっても不思議な傘で、どんなに大きくても、背が高くても、その動物の大きさに合わせて形を変えてしまうのです!
『ちいさなきいろいかさ』のおすすめポイント
不思議な傘となっちゃんと動物たちの楽しい時間にどきどきわくわくのお話です。
読んだ後で、雨が楽しみになるお話です。
8位:『おとうさんがおとうさんになった日』
出版社:童心社
作・絵:長野ヒデ子
発行日:2002年5月
値段:1300円+税
対象年齢:3歳頃〜
『おとうさんがおとうさんになった日』のあらすじ
3人目の赤ちゃんが生まれた家で、兄弟はお父さんはいつお父さんになったの?と聞きます。
お父さんは、1人目が生まれたとき、2人目が生まれたときのことを思い出して、子どもたちにその時の様子を話します。
『おとうさんがおとうさんになった日』のおすすめポイント
父の日におすすめしたい一冊。
お父さんが一緒に読んで、子どもが生まれたときのこと、お父さんになった日のことなどを振り返って話してみるといいかもしれません。
お父さんの新たな一面が見られるかもしれませんよ。
9位:『チキチキチキチキいそいでいそいで』
出版社:茜書房
作:角野英子
絵:荒井良二
発行日:1996年11月
値段:1300円+税
対象年齢:6歳頃〜
『チキチキチキチキいそいでいそいで』のあらすじ
物置で見つけた古い腕時計のネジを巻いて腕につけると…チキチキチキチキ刻む時計につられてみんな急いで動き出します。
1日があっという間に終わってしまい、布団に入ってもまだ外は明るい…。
余った時間をゆっくり過ごしました。
『チキチキチキチキいそいでいそいで』のおすすめポイント
「チキチキチキチキ」という時計の音につい急かされてしまって、読むのが早くなってしまいそう。
そんなことを楽しみながら一緒に急いだり、のんびりしてみたりしてみましょう。
10位:『はっぱのおうち』
画像引用:Amazon『はっぱのおうち』
出版社:福音館書店
作:征矢清
絵:林明子
発行日:1989年5月
値段:900円+税
対象年齢:2歳頃〜
『はっぱのおうち』のあらすじ
外で遊んでいると急な雨。
葉っぱのおうちを見つけて雨宿りをしていると…カマキリやチョウ、いろんな小さな虫が集まってきて、雨が止むまで一緒に過ごします。
心がほっとあたたまるお話です。
『はっぱのおうち』のおすすめポイント
6月の季節感を優しい作風の絵と言葉で感じることができます。
みんなで雨宿りする姿には思わずほっこり。
11位:『あめかな』
画像引用:Amazon『あめかな』
出版社:福音館書店
作・絵:U・Gサトー
発行日:2009年5月
値段:800円+税
対象年齢:0歳〜2歳
『あめかな』のあらすじ
空から雨が降ってくる様子を、いろいろな色を使って表現しています。
まだお話がわからない赤ちゃんでも楽しく見られる絵本です。
『あめかな』のおすすめポイント
鮮やかな色合いに夢中になること間違いなしです。
雨が降る様子によって描き方を変えているので、それに合わせて読み方に変化をつけてみるとまた違った楽しみ方ができます。
12位:『おさんぽ おさんぽ』
画像引用:Amazon『おさんぽ おさんぽ』
出版社:福音館書店
作・絵:広野多珂子
発行日:2008年6月
値段:800円+税
対象年齢:0歳〜2歳
『おさんぽ おさんぽ』のあらすじ
雨の日に長靴を履いて外に出てみるといろんな発見があります。
かえる、かたつむり、そしてみずたまり。
バシャバシャ入って楽しい水遊び。
『おさんぽ おさんぽ』のおすすめポイント
0歳から楽しめる絵本です。
雨の日の足元に注目した絵本で、雨がふったら実際に生き物を探したり、水溜りで遊んでみたくなりますよ。
13位:『おじさんのかさ』
画像引用:Amazon『おじさんのかさ』
出版社:講談社
作・絵:佐野洋子
発行日:1992年5月
値段:1400円+税
対象年齢:5歳頃〜
『おじさんのかさ』のあらすじ
お気に入りの傘を濡らしたくないおじさんは雨が降っても傘をさしません。
でも、男の子と女の子が傘に落ちる雨粒の音をまねて歌っている様子を見て、おじさんも傘をさしてみました。
すると雨粒の素敵な音に楽しいつい歌ってしまうのでした。
『おじさんのかさ』のおすすめポイント
雨粒の音を聞いて、ポンポロロン、ピッチャンチャンと歌う様子につい一緒に歌いたくなります。
雨の日が楽しくなる絵本です。
14位:『とけいのえほん』
画像引用:Amazon『とけいのえほん』
出版社:戸田デザイン研究所
作・絵:とだこうしろう
発行日:1995年9月1日
値段:1500円+税
対象年齢:3歳頃〜
『とけいのえほん』のあらすじ
7時、8時、9時…と1ページずつ、その時間の表示とその頃の風景を描いています。
自分が眠っている頃、外の世界はどんな様子なのか覗いてみましょう。
『とけいのえほん』のおすすめポイント
見開きで時刻と外の明るさ、暗さの様子を一緒に見ることができます。
イメージがつきやすいので、時間の概念がとてもわかりやすい絵本です。
15位:『にじ』
画像引用:Amazon『にじ』
出版社:福音館書店
文:さくらいじゅんじ
絵:伊勢英子
発行日:1998年5月
値段:900円+税
対象年齢:5歳頃〜
『にじ』のあらすじ
かがくのともシリーズの一冊です。
普段何気なく見ている虹の原理について小さい子でもわかりやすく説明した絵本です。
『にじ』のおすすめポイント
子どもに読み聞かせている大人も、つい、へえ〜と言ってしまう内容です。
雨が上がって虹が出たら、是非この絵本の内容を思い出してみてください。
6月にちなんだ絵本を読んで、6月をもっと楽しもう!
6月にちなんだ絵本は、いろいろなものがあります。
ぜひお気に入りの絵本を見つけて、家族みんなで楽しんでくださいね。
コメント