『おやすみ、ロジャー』のあらすじ・口コミと評判【思わず眠くなってしまう絵本】

『おやすみ、ロジャー』絵本

「魔法のぐっすり絵本」とも言われている、『おやすみ、ロジャー』という絵本をご存知でしょうか。

その名の通り、読み聞かせたお子さんはたちまち眠ってしまうという、話題の絵本です。

実際に読み聞かせた方の声を聞いても、「すぐに寝てしまって、最後まで読み聞かせたためしがない」「読んでいる親が眠くなっちゃう」などの意見が多数。

内容をご存知ない方は、いったいどんな魔法をつかっているのかと気になってしまいますよね。

一見ただの絵本ですが、その中には寝かしつけのメソッドが多数盛り込まれています。読んでみると、「これは眠くなってしまうだろう」と納得すること間違いなし。

今回は、そんな『おやすみ、ロジャー』について紹介していきます。

ネタバレを多く含む記事ですので、ご注意くださいね。

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『おやすみ、ロジャー』(2015)とはどんなお話【概要とあらすじを紹介】

古い本とお花
まず、簡単に作品の情報をお伝えします。

「魔法のぐっすり絵本」といわれるこの作品は、スウェーデンの行動科学者の作品。なんと、世界40か国での翻訳が行われた世界的ベストセラーです。

『おやすみ、ロジャー』(2015)の概要

『おやすみ、ロジャー』

出典:https://www.amazon.co.jp/

作:カール=ヨハン・エリーン
監修・訳:三橋美穂
出版社:飛鳥新社
発行日:2015/11/13
価格+税:1426円

『おやすみ、ロジャー』(2015)のあらすじ

黒うさぎ

「さーて、いまからとっても眠くなるお話をしましょうか」

こんな言葉から始まるストーリーは、ロジャーという小さなうさぎが主人公。

彼はほかの兄弟と違って、お母さんうさぎがベッドに連れて行っても、すんなり眠ることはありません。

元気が有り余っている彼は、すぐに眠るよりもやりたいことがいっぱいです。そんなロジャーに、お母さんうさぎは眠るために、さまざまなアドバイスをします。

あの手この手を使い、さらには周りの仲間を巻き込みながら、ロジャーは眠りにつこうと奮闘。ロジャーは無事に眠れるのでしょうか?

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『おやすみ、ロジャー』(2015)の内容要約

散らかる本

次に、『おやすみ、ロジャー』の内容をもう少し詳しく掘り下げていきましょう。

ストーリーを見ていると、本当に眠りに特化した作品だということがよくわかります。

要約1. 眠れないうさぎ、ロジャーの小さな冒険

白うさぎ
うさぎのロジャーは、眠りたくてしかたありませんでした。

兄弟たちは、いつもよりも早く眠ってしまうし、お父さんうさぎももう眠ってしまっています。

まだ起きていたお母さんうさぎに相談すると、「考えていることをぜーんぶ、おふとんの横にある箱に入れてしまえば?」とアドバイスをもらえます。

それでも眠れそうで眠れないロジャーに、お母さんはとっておきの方法を教えてくれるのでした。「あくびおじさんに会いに行きましょう」と。

あくびおじさんは、世界一親切な魔法使いで、今まで何度もロジャーを眠らせてくれた人です。

要約2.ロジャーはどんどんくたびれて、眠くなってきてしまう

眠るうさぎ
あくびおじさんに会いに行く道すがら、ロジャーは動物たちに出会います。

それは、おねむのカタツムリとウトウトフクロウという、なんだか眠くなりそうな名前の動物たち。

ロジャーは、彼らに会うたびに「眠るにはどうしたらいいか」とアドバイスを求めます。

彼らのアドバイスは的確で、ロジャーは眠くなってしまいますが、まだぐっすりには至りません。

ウトウトを繰り返しながら、ついにあくびおじさんのお家にたどり着くことができました。

優しいあくびおじさんは、魔法の呪文を唱え、目には見えない魔法の眠り薬を振りかけてくれます。

もうクタクタでウトウトのロジャー。

一歩ずつ、足がどんどん重くなってきます。

要約3. 最後はロジャーと一緒におやすみなさい

うつぶせの赤ちゃん

帰り道でも、おねむのカタツムリとウトウトフクロウにもう一度会いながら、ロジャーはなんとかお家までの距離を歩きます。

おねむのカタツムリは、もう眠ってしまっていました。

お家のドアも開けられないくらい、クタクタになってしまったロジャー。どうにかして家に入ると、すぐにおふとんに潜り込みます。

そうなれば、もうロジャーは眠るしかありません。

お母さんうさぎの「おやすみなさい」で、ついにロジャーは眠りに落ちるのでした。

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『おやすみ、ロジャー』(2015)の口コミ・評判

おしゃべり

10代 女性
10代 女性

口コミ・評判:★★★★★

ネットで話題になっていたのがきっかけで、甥っ子の誕生日にプレゼントしてみたんですが、めっちゃ寝ます!寝すぎて笑っちゃうくらいかも。いつか私にも子供ができたら、絶対また買います。

20代 女性
20代 女性

口コミ・評判:★★★★★
「これはすごい!」と素直に感動しました。娘はいつもあくびおじさんの家までたどり着けずに寝ちゃうんです。私も読み慣れてきて、演技がだいぶ上手になってきました。これからもお世話になります。

40代 女性
40代 女性

口コミ・評判:★★★★★

読んであげると本当に良く寝ます。子供たちはもう小学生なのですが、年齢なんて関係なく寝てしまうのでびっくり。あまりにも寝ちゃうので、寝ないように抵抗することもあります。それでも寝ちゃうんですけどね。

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『おやすみ、ロジャー』(2015)の主題・テーマは?

積まれた本

子供向けの単純なストーリーながらも、眠りの専門書としての一面を持つ『おやすみ、ロジャー』。

とにかく寝かしつけるというのがテーマのこの絵本ですが、どうしてこんなにもぐっすり効果があるのか、検証してみました。

心理学的に計算されつくされた、「魔法のぐっすり絵本」。

うとうとする赤ちゃん

『おやすみ、ロジャー』のサブタイトルは、「魔法のぐっすり絵本」です。

何が魔法なのか、それは絵本を開くとよくわかります。

読み聞かせる側にとって、この作品は台本ともいえるでしょう。

それだけ、文章以外の指示が多い絵本です。

たとえば、「【あくびする】などの動作の指示に従い、【なまえ】にはお子さんの名前を入れる」など、守るべき行動が多く盛り込まれています。

イラストも挿絵程度で、お子さんに見せることをあまり想定していないのもポイント。

巻頭にも、イラストを見せるよりも声だけで読み聞かせるようにとアドバイスが記されています。

このように、ストーリー以外の方向からも眠らせることが期待できる、魔法のような作品です。

「きみ」も登場人物の1人!

眠る赤ちゃん
実は、この作品の主人公はロジャーだけではありません。

「きみ」という、読み聞かせられているお子さんも主人公の1人です。

お母さんうさぎや登場する動物たち、そしてロジャーもそれぞれ「きみ」に話しかけてきます。

あくびおじさんがかける呪文や魔法も、ロジャーと「きみ」に向けてのもの。

これも眠ってしまう仕組みの1つです。

眠れないのも、どんどん眠くなるのも、最後に眠ってしまうのも、ロジャーと「きみ」。

物語の外から眺めているのではなく、物語の中で一緒に行動して、そして一緒に眠りに落ちていきます。

眠るのはお子さんだけじゃないかも?

寝落ち

困ったことに、『おやすみ、ロジャー』は子供だましではありません。

行動科学者が筆者で、快眠セラピストが監訳者のこの作品は、老若男女問わず人間の睡眠に深く干渉してきます。

つまり、大人も眠くなってしまう場合が多いということ。

絵本の冒頭には、「車を運転している人のそばで絶対に音読しないこと」と、大きな文字で注意書きがあります。

読み聞かせをしているパパママのほうが先に眠ってしまう可能性も。お子さんに読んであげる際は、眠気対策をしておいたほうが安心ですね。

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【ネタバレあり】『おやすみ、ロジャー』(2015)の感想とレビュー

茶うさぎ

『おやすみ、ロジャー』は、繰り返し読むのにも適した作品です。

寝かしつけ絵本を選ぶ際にはぜひ参考にしていただきたい、『おやすみ、ロジャー』の感想とレビューを紹介していきます。

大人も普通に眠くなります!

眠る大人
読み手もですが、それよりも読み聞かせを横で聞いている大人にはより効果が強いですよ!

お子さんは体力がある上に、もっと遊びたい気持ちが強く、終盤にならないと眠らないこともあります。

しかし、疲れている大人はどうでしょう。

ためしに読み聞かせてもらった際は、3ページにも届かず、眠ってしまうような情けない状況でした。

眠れなくて困っている大人の方は、医師や睡眠薬に頼る前に、まずこの絵本を試してみるのをおすすめしますよ!

最後まで聞けるお子さんは少ないかも

寝かしつけ

この作品は、ストーリーのみでカウントすると挿絵含め20ページ強の絵本です。

しかし、最後の「おやすみ」まで聞けるお子さんはどれだけいるのでしょう。

何度読み聞かせても、最後までたどり着いたためしがないという声が多いです。

場合によってはあくびおじさんの家までたどり着けない場合も。

ストーリーの全容を知っているお子さんは、相当なツワモノと言えるのではないでしょうか。

終盤だけでなく、序盤から「いますぐ眠る、それでもいいんだよ。

お話が終わる前に」と、寝かせるようにはたらきかけてくるのも、この絵本の特徴。

最後まで読み聞かせることは、永遠にないのかもしれませんね。

指示された抑揚を守ると効果はさらに絶大!

眠る子供

絵本には、「強調して読む」「囁くように読む」と指示のある個所が多数。

【あくびする】という指示も多くあるのですが、これを守ると読んでいる側もどんどん眠くなってきます。

文字を読める程度の薄暗さの部屋で、これらの指示をしっかり守って読んでみてください。普通に読むよりも、寝かしつけの効果は大きくなります。

お子さんがこの作品を読み聞かせても眠らなくて困る、という場合はきちんと抑揚をつけてみることをおすすめしますよ!

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『おやすみ、ロジャー』(2015)は、こんな方におすすめ!

移動図書館

この絵本は、本来は眠れないお子さん向けの作品です。

しかし実際は、幅広い対象年齢をもつ絵本ではないでしょうか。

言葉が理解できるようになってきたお子さんから、不眠症で悩む大人まで、さまざまな方の願いをかなえることができる作品といえます。

ドライブ中にお子さんを寝かしつけたいときは、読むのを控えたほうが安心。

とくに渋滞中の運転手は眠気と戦っていることが多いので、事故につながる可能性があるからです。

また、漢字をしっかり使っているので、お子さんが自分で読むというのには適していません。文中の指示を守りながら、大人が読み聞かせてあげてください。

今回は、『おやすみ、ロジャー』を紹介しました。

「魔法のぐっすり絵本」と呼ばれる理由は伝わったでしょうか。

ぜひ、お子さんに読み聞かせて、その効果を実感してみてくださいね!

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