風邪やインフルエンザなど、何かと病気になりやすい子ども。
中には、自分が重い病気を抱えている、または家族が病気を患っている子どももいます。
乳児や幼児、小学生の子ども向けに、病気の絵本を15冊ご紹介します。
辛い気持ちに寄り添ってくれる、家族が病気になった子どもを描いた『いもうとのにゅういん』、『ボクのせいかも…』など、感動する本がたくさん。
また、大人気の絵本作家が描いた『ノンタンはっくしょん!』や『チャーリー・ブラウンなぜなんだい?』など。
子どもたちはもちろん、大人にもおすすめできる病気の絵本がたくさんあります。
是非、参考にしてみてください。
病気の絵本おすすめ人気作品【0、1、2歳児向け】
まだ“病気”とは何のことかよく分からない小さい子ども。
0~2歳児向けの病気を知ることができる絵本を、3冊ご紹介します。
『ノンタン はっくしょん!』

出典:Amazon.co.jp
出版社:偕成社
発行日:1989年12月
値段:660円(+税)
対象年齢:0歳~
『ノンタン はっくしょん!』のあらすじ
ノンタンは、咳とくしゃみが突然止まらなくなりました。
どうやら、風邪を引いたようです。
病院へ行き、くませんせいに診てもらいました。
くませんせいは、ノンタンの熱を測ったり、胸の音を聞いたりします。
最後にお薬をもらったノンタン。
お家に帰って、たくさん寝たら元気になりました。
『ノンタン はっくしょん!』のおすすめポイント
文章が短く、話も分かりやすいため、小さい子ども向けの絵本です。
頑張って病院へ行くノンタンを見て、病院嫌いな子どもが自分も頑張ろうと思うようになります。
病院がどんなところなのか分かりやすく教えてくれており、病院や薬が嫌いな子どもに読み聞かせするのもおすすめですよ。
可愛いノンタンに夢中です!
『びょうきのブルンミ』

出典:Amazon.co.jp
出版社:風涛社
発行日:2006年2月
値段:1,000円(+税)
対象年齢:1歳頃~
『びょうきのブルンミ』のあらすじ
アンニパンニという名前の女の子が、ベッドで寝ているクマのぬいぐるみ、ブルンミを起こします。
ところが、ブルンミは調子が悪そう。
ブルンミを抱きかかえたアンニパンニは、ブルンミに熱があることに気が付きます。
急いで病院へ行って、薬もしっかり飲みました。
しかし、ブルンミはその次の日も……。
『びょうきのブルンミ』のおすすめポイント
子どもに人気の、「ブルンミ」シリーズの絵本です。
風邪で弱っているブルンミに、共感する子どもも多いことでしょう。
アンニパンニの、ブルンミを献身的に看護する姿に、感動します。
相手を思いやる気持ちがたくさん詰まった一冊。
体調が悪い時は、しっかり寝て休む、という大切さがよく分かります。
『うさこちゃんのにゅういん』

出典:Amazon.co.jp
出版社:福音館書店
発行日:2010年4月
値段:700円(+税)
対象年齢:2歳
『うさこちゃんのにゅういん』のあらすじ
うさこちゃんは、のどがひりひりして痛くなりました。
お母さんがお医者さんにお願いして、来てもらうことに。
お医者さんは病院に行くようにすすめますが、うさこちゃんは、病院が怖くて泣きだしてしまいます。
でも、頑張ってお母さんと病院へ行くうさこちゃん。
うさこちゃんを病院で待っていたのは……?
『うさこちゃんのにゅういん』のおすすめポイント
子どもたちが大好きな「うさこちゃん」シリーズの絵本です。
可愛いイラストに興味を引かれ、何度も読みたくなります。
シンプルで分かりやすい話も魅力的。
入院をすることになったうさこちゃんですが、最後は楽しい気持ちで終わります。
入院前の不安を軽減してくれる、子どもにとって安心できる一冊です。
病気の絵本おすすめ人気作品【3~4歳児向け】
3歳以降になると、たくさん外に出て元気いっぱいに遊びます。
その分、風邪などの病気になる可能性が増えてくるので、少しでも知識や対処法を知っておくと便利です。
3~4歳児向けの病気の絵本を、4冊ご紹介します。
『いもうとのにゅういん』

出典:Amazon.co.jp
出版社:福音館書店
発行日:1987年2月
値段:900円(+税)
対象年齢:3歳~
『いもうとのにゅういん』のあらすじ
あさえちゃんが、友だちのひろみちゃんと一緒に家に帰りました。
すると、部屋からお母さんが、妹のあやちゃんを抱えて出てきて、これから病院へ行くと言います。
あやちゃんは、具合がとても悪そうです。
しばらくすると、お母さんが病院から帰ってきました。
なんと、あやちゃんは盲腸の手術をすることになりました。
『いもうとのにゅういん』のおすすめポイント
兄弟や姉妹が入院すると不安になるのは、当然のことです。
寂しい思いをしても、妹のことを心配するあさえちゃんの優しさに、温かい気持ちになります。
あやちゃんやお母さんがいない間、立派なお姉さんになるあさえちゃん。
あさえちゃんのように、大切な人をさらに大切にしたいと思える一冊です。
『おばけ びょうきになる』

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出版社:ほるぷ出版
発行日:1999年8月
値段:1,400円(+税)
対象年齢:4・5歳
『おばけ びょうきになる』のあらすじ
近頃おばけのアンリは、ケガや病気を何度も繰り返します。
その度に、アンリは病院へ行って入院をするのですが、薬を飲むと副作用が出たり、他の病気になったりと大変です。
ある日、他のおばけたちと遠足へ行くと、途中で動けなくなったアンリ。
アンリを病院へ連れていくと、なんと手術を受けることになりました。
『おばけ びょうきになる』のおすすめポイント
可愛いおばけのイラストに、ついつい絵本を手に取りたくなります。
おばけなのに病気やケガをする、という面白い設定に興味が持てますね。
薬の副作用や骨折など、子どもに起こりそうで、身近に感じることができるお話です。
患者の様子や手術のシーンもあり、病院をよく知らない子どもが病院を知るきっかけになります。
『ゲーとピー』

出典:Amazon.co.jp
出版社:福音館書店
発行日:1998年11月
値段:900円(+税)
対象年齢:4歳~
『ゲーとピー』のあらすじ
ある日の真夜中、気持ち悪くなって吐いてしまったかずこちゃん。
次の朝、お母さんと一緒に“たぬき先生”と呼ばれるお医者さんがいる病院へ向かいます。
また、今度は男の子が、下痢をしてたぬき先生に診てもらいました。
なぜ嘔吐や下痢が起こるのか、その対処方法をたぬき先生が丁寧に説明してくれる絵本です。
『ゲーとピー』のおすすめポイント
身体の働きや仕組みを、子どもにも分かりやすく説明しています。
難しい話ではないので、興味を持って読み進めることができますよ。
嘔吐や下痢は、特に冬になるとよく出る症状で、周囲の大人も心配です。
嘔吐や下痢の対応策、乗り物酔いの防止が載っているなど、大人も子どももためになる絵本です。
『カユイ カユイ』

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出版社:福音館書店
発行日:1998年11月
値段:900円(+税)
対象年齢:4歳~
『カユイ カユイ』のあらすじ
たかしくんが遊んでいると、突然身体のあちこちがかゆくなりました。
たぬき先生がいる病院へ行くと、じんましんと言われます。
「かゆいときは、かかずに手でパチパチ叩く」、「肌が乾燥したらローションを塗る」などなど。
“カユイカユイ”の正体、アトピーとは何かを、たぬき先生が優しく解説します。
『カユイ カユイ』のおすすめポイント
『ゲーとピー』にも登場した、たぬき先生の絵本です。
じんましん、アトピー性皮膚炎、水痘など、子どもの“カユイ”がよく分かります。
優しいたぬき先生の話に、子どももじっと耳を傾けてくれます。
文章だけではなく、イラストも付いているため、子どももイメージしやすいですね。
是非、子どもと実践してみてください。
病気の絵本おすすめ人気作品【5~6歳児向け】
少し複雑な話でも理解できる5歳以降の子ども。
深い内容の話を読むことで、病気について考えるきっかけになります。
5~6歳児向けの病気の絵本を、3冊ご紹介します。
『チャーリー・ブラウンなぜなんだい?』

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出版社:岩崎書店
発行日:1991年10月
値段:1,500円(+税)
対象年齢:5歳頃~
『チャーリー・ブラウンなぜなんだい?』のあらすじ
ライナスは、ジャニスという女の子と友だちです。
いつも2人で仲良く同じバスに乗ります。
ところが、ある日を境に、ジャニスは学校に来れなくなりました。
なんと、ジャニスは白血病を患っていたのです。
友だちや姉からの心無い一言でライナスは傷つきますが、周囲の偏見からジャニスを守ろうと奮闘します。
『チャーリー・ブラウンなぜなんだい?』のおすすめポイント
大人気のキャラクター、スヌーピーの絵本です。
深いテーマを扱っているため、内容を理解できる年長さん以降がおすすめ。
周りに流されず、ジャニスを必死で守ろうとするライナスに、心打たれます。
友だちが重い病気になったらどうするか。
難しい問題ですが、とても考えさせられます。
大人も一緒に読んでほしい一冊です。
『イルカにあいたい 難病の少年、正ちゃんの願い』

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出版社:国土社
発行日:2000年11月
値段:1,300円(+税)
対象年齢:5歳頃~
『イルカにあいたい 難病の少年、正ちゃんの願い』のあらすじ
主人公は、イルカが好きな正ちゃん。
正ちゃんが、お医者さんから「ムコ多糖症」と診断されたのは、4歳の頃。
骨髄移植の手術を受けましたが、残念ながらうまくいかず、正ちゃんはどんどん話ができなくなり、体が動かなくなります。
正ちゃんのために、周りの人は、正ちゃんと一緒にイルカに触る旅に出ます。
『イルカにあいたい 難病の少年、正ちゃんの願い』のおすすめポイント
「ムコ多糖症」という病気や、その病気の患者さんの気持ちを知るきっかけになる絵本です。
周りの人に支えられ、一生懸命生きていくという、優しさと感動の物語。
好きなものがあることで、生きる力が湧いてくることが分かります。
読んだ後は、周りや自分の好きなものを大切にしたいと思えるようになります。
『よーするに医学えほん からだアイランド インフルエンザ編』

出典:Amazon.co.jp
出版社:講談社
発行日:2010年4月
値段:1,800円(+税)
対象年齢:5歳頃~
『よーするに医学えほん からだアイランド インフルエンザ編』のあらすじ
ここは、人の身体をひとつの島にたとえた「からだアイランド」です。
ある日「からだアイランド」にウィルスパイが侵入してきました。
島が占領されるのを防ぐために、新しい武器が必要です。
マクロファーなど、様々なキャラクターがウィルスと闘い始めます。
インフルエンザの仕組みを解説している絵本です。
『よーするに医学えほん からだアイランド インフルエンザ編』のおすすめポイント
人の身体を島に、細胞をキャラクターにたとえているところが、分かりやすく、興味も引かれます。
インフルエンザなったとしても、身体がこんなふうに頑張っているからこの症状が出るのだと、慌てなくなります。
『よーするに医学えほん』は、シリーズものなので、是非他の病気編も合わせて読んでみてください。
病気の絵本おすすめ人気作品【小学生向け】
小学生になると、周りの様子をより敏感に感じるようになります。
もし、大切な人が病気になったらどうしよう……?
そんな時に読む、おすすめな絵本があります。
小学生向けの絵本を、5冊ご紹介します。
『わたしのおばあちゃん』

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出版社:くもん出版
発行日:2007年3月
値段:1,300円(+税)
対象年齢:小学初級~
『わたしのおばあちゃん』のあらすじ
主人公の女の子、マリーは、おばあちゃんが大好きです。
学校が休みになる度、おばあちゃんに会いに行って、買い物に行ったりケーキを作ったりと、一緒にいろんなことをします。
ある日、おばあちゃんの様子がいつもと違うことに気が付くマリー。
おばあちゃんは、アルツハイマー病を患ってしまいました。
『わたしのおばあちゃん』のおすすめポイント
おばあちゃんが名前を勘違いしたり、場所が分からなくなったりするなど、実話に基づいた絵本であるため、とてもリアルに描かれています。
おばあちゃんにしてもらったことを、今度は自分がしてあげようと頑張るマリーの姿に、とても励まされます。
認知症に対する、周りの人たちの様々な思いが詰まった絵本です。
『電池が切れるまで』

出典:Amazon.co.jp
出版社:角川学芸出版
発行日:2009年3月
値段:640円(+税)
対象年齢:小学生~
『電池が切れるまで』のあらすじ
ゆきなちゃんは、元気いっぱいの優しい女の子です。
けれど、ある日突然足が痛みだし、そのうち熱の症状も出ました。
近くの病院では原因が分からず、大きな大学病院で検査をします。
ゆきなちゃんは、神経芽細胞腫という重い病気でした。
亡くなる前、ゆきなちゃんは“命”の詩を書きました。
その詩とは……。
『電池が切れるまで』のおすすめポイント
子どもに、命の大切さを知ってほしい時に送りたい絵本です。
ゆきなちゃんの他にも、白血病などの重い病気と闘っている子どもがたくさんいることが分かります。
どの子どもも、一生懸命生きようとしていることが伝わってくる物語や詩。
読むと、大人も子どもも、明日も生きたいと強く思える一冊です。
『あさ おきられないニワトリ』

出典:Amazon.co.jp
出版社:情報センター出版局
発行日:2010年2月
値段:1,400円(+税)
対象年齢:小学生~
『あさ おきられないニワトリ』のあらすじ
ニワトリのメンドリーおばさんは、突然夜眠れなくなり、卵も産めなくなりました。
メンドリーおばさんは、何日もふさぎこんでしまいます。
好きな歌も歌う気力がありません。
そこで、お医者さんに診てもらうと、「うつ病」と診断され……。
「うつ病」の早期発見と治療について紹介している絵本です。
『あさ おきられないニワトリ』のおすすめポイント
「うつ病」について、子どもにも分かりやすく伝えています。
精神科医の著者による、精神医学の視点に基づいた絵本です。
眠れない、食欲が出ない、何もやる気が出ないなどは、子どもにも起こり得そうなことですね。
絵本を読むことで、原因や対処の仕方、周りの人はどのように接すればいいのかを知ることができます。
『ボクのせいかも…』

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出版社:ゆまに書房
発行日:2012年12月
値段:1,500円(+税)
対象年齢:小学生~
『ボクのせいかも…』のあらすじ
最近お母さんが元気がないことを心配している、スカイ。
お母さんの元気がない原因は、「うつ病」でした。
スカイの生活は一変し、週末は祖母の家にいることが多くなります。
大人たちから説明もなく、「ボクのせいかも……?」と感じ始めます。
思い悩んでいる中、スカイの傍に来たのはお父さんでした。
『ボクのせいかも…』のおすすめポイント
ある日、自分の大切な人が「うつ病」になってしまったら。
そんな時、自分はどうやって向き合えばいいのかを、学ぶことができる絵本です。
絵本の前半はスカイと家族の話で、後半は北野医師が、「うつ病」について分かりやすく解説しています。
「あなたのせいじゃないよ」と、たった一言声をかけるだけで、子どもは安心します。
『おにいちゃんが病気になったその日から』

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出版社:小学館
発行日:2001年9月
値段:1,300円(+税)
対象年齢:小学生~
『おにいちゃんが病気になったその日から』のあらすじ
“ぼく”のお兄ちゃんは、重い病気になり、入院をします。
家族は、お兄ちゃんにつきっきりで、“ぼく”は寂しい、怖い気持ちでいっぱいです。
“家族ともっと一緒にいたい”、そう思っている自分を“わがまま”だと言い、自分を責め続けます。
兄弟が病気になり、一人になった寂しさを綴った絵本です。
『おにいちゃんが病気になったその日から』のおすすめポイント
病気を抱えている子どもも辛いですが、その家族、特に兄弟も辛い思いをしているのだと、伝えている絵本です。
この話は、筆者の経験をもとにしているため、そういった孤独や寂しさの感情をとても丁寧に描いています。
同じ経験をしたことのある人も、したことのない人も、全ての人に読んでほしい一冊。
病気の絵本は乳児から小学生まで人気!選び方は?
病気の絵本を選ぶポイントを3つにまとめています。
是非、参考にしてみてください。
病気の絵本の選び方①知識につながる絵本を選ぶ
病気に関する絵本は、医学書などの専門書を読まなくても、身体の仕組みを学ぶことができます。
また、病院とはどういうところか、どんな病気があるのかを、知るきっかけになります。
そういった知識につながる絵本を、子どもと一緒に読んでみてください。
病気の絵本の選び方②気持ちに寄り添える絵本を選ぶ
病気で苦しむ子ども、病気の兄弟がいて寂しい思いをしている子ども。
また、病気はなくても、辛い思いをしている子どもはたくさんいます。
そんな子どもの気持ちに寄り添ってくれる、病気の絵本を探してみてください。
たとえ少しでも、気持ちがほっとします。
病気の絵本の選び方③興味を引く絵本を選ぶ
“病気”というテーマは、どうしても重い内容になってしまうので、子どもの興味を引くような絵本がおすすめです。
たとえば、うさこちゃんなどの可愛いキャラクターがあるものや、インパクトのあるイラストやタイトル、感動できる話などです。
是非、子どもと一緒に選んでみてください。

【病気の絵本まとめ】安心や学びにつながる絵本
病気の絵本をご紹介しました。
自分や、友だち、家族が病気になって不安に思うのは、大人だけではなく、子どもも同じです。
辛い時に読む絵本は、自分の気持ちを優しい言葉で代弁してくれたり、寄り添ってくれたりします。
また中には、病気の知識や対策について詳しく解説している絵本もあり、学びにもなります。
是非、病気の絵本を子どもと一緒に読んでみてください。
病気の絵本が気になった方はこちらもチェック!▼


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