コケコッコーと朝が来たことを告げてくれるにわとり。
たまごを産んでくれるにわとりは、古くから人間の生活に欠かせない存在でした。
日本の昔ばなしの『ふくろうとにわとり』やロシア民話の『うさぎとおんどりときつね』など、にわとりの物語は世界中にあります。
ここでは、楽しさに満ちたにわとりの絵本をおすすめで15選年齢別にご紹介します。
たまごやきが大好きな王様がにわとりを逃がして失敗するお話や、可愛いひよことお母さんにわとりの楽しいお話まで盛りだくさん!
あらすじやおすすめポイントも合わせて参考にしてみてくださいね。
にわとりの絵本おすすめ人気作品 【0、1、2歳児向け】

ぴよぴよぴよ。
たまごから可愛いひよこが孵ります。
ひよこはにわとりのお母さんが大好きです。
0歳から2歳までの子供におすすめのにわとり絵本をご紹介します。
『にわとりのたまご』

出典:福音館書店公式サイト
作:増田 純子
出版社:福音館書店
発行日:2003年06月01日
値段:390円+税
対象年齢:0~2歳から
『にわとりのたまご』のあらすじ
にわとりおかあさんがあたためていたたまごから、ぴよ ぴよ ぴよ。
たくさんのひよこがかえりましたよ!
『にわとりのたまご』のおすすめポイント
「ぴよぴよ」と鳴いてにわとりおかあさんに「じょうず、じょうず」と褒められるひよこたち。
おかあさんとひよこのうれしい気持ちをみているだけで、親子で幸せな気分になります。
『ぴよぴよぴよ』

出典:Amazon.co.jp
作・絵:平野 剛
出版社:福音館書店
発行日:1987年6月30日
値段:800円+税
対象年齢:0歳から
『ぴよぴよぴよ』のあらすじ
たくさんのひよこたちが「ぴよぴよ」とにぎやかに行列を作っています。
その行列を一匹のくろねこがジッと狙っています。
ひよこたちのおかあさんのにわとりはそれをみつけて「コッコッコッ!」
こわい顔をしてくろねこを怒ります。
『ぴよぴよぴよ』のおすすめポイント
1羽のひよこだけが色違いで描かれており、画面にアクセントをつけています。
それに合わせて鳴き声の「ぴよ」も色が変わるので、読み聞かせの時にそこで声の調子を変えたりすると子供は大喜び。
画面のコントラストが工夫された楽しい絵本です。
『めんどりさんはごきげんさん』

出典:Amazon.co.jp
作・絵:ジャック・ティックル
訳:ゆり よう子
出版社:ひさかたチャイルド
発行日:2009年10月
値段:1800円+税
対象年齢:2歳から
『めんどりさんはごきげんさん』のあらすじ
おんどりさんは元気よくコケコッコー!
めんどりさんはたまごを産みました。
いくつあるのかな?
にわとりだけでなく農場でくらす動物たちがにぎやかにたくさん出てきます。
『めんどりさんはごきげんさん』のおすすめポイント
にわとりの他に、牛や羊やロバにブタ。
たくさんの動物たちが元気よく飛び出すポップアップ絵本です。
絵本の画面いっぱいに飛び出してくるにわとりや動物たちの姿に、子供たちは大よろこびです。
『こけこっこー』

出典:Amazon.co.jp
作:林 木林
絵:西村 敏雄
出版社:鈴木出版
発行日:2011年07月
値段:1100円+税
対象年齢:2歳から
『こけこっこー』のあらすじ
にわとりは「コケコッコー」と鳴いて朝みんなを起こします。
ほかの鳥たちはそれがうらやましくてたまりません。
「ぼくも起こしたいよ!」
「こけちゅんちゅん」
「こけぽっぽー」
でも、みんなにわとりのようにうまく鳴けません。
『こけこっこー』のおすすめポイント
それぞれの鳥の特徴があたたかい雰囲気で描かれて、鳥たちを見ているだけでも楽しくなる絵本です。
鳥にも個性がさまざまにあり、そしてそれは大切なことなんだ、と子供たちは気づきます。
にわとりの絵本おすすめ人気作品 【3、4歳児向け】

にわとりの歩く姿、愉快な姿。
どこへ歩いていくのかな? なにをしようとしてるのかな?
画面のすみずみまで見ながら想像力がふくらみます。
3、4歳児におすすめのにわとり絵本をご紹介します。
『わたしのかわいいめんどり』

出典:Amazon.co.jp
作:アリス・プロベンセン
作:マーチン・プロベンセン
訳:きしだ えりこ
出版社:ほるぷ出版
発行日:2005年08月
値段:1200円+税
対象年齢:2、3歳から
『わたしのかわいいめんどり』のあらすじ
パーカーさんの家に生まれたひよこのネディ。
パーカー家のエミリーをはじめとした家族のみんなに可愛がられ、ネディはりっぱなめんどりに成長します。
『わたしのかわいいめんどり』のおすすめポイント
写真のアルバム風の作りというちょっと変わった絵本です。
家族やいっしょにいる動物たちの成長がイラストや文章から伝わってきて、素朴だけれど心あたたまる一冊です。
『ゆうびんやさんのココリさん』

出典:Amazon.co.jp
作:中川 ひろたか
絵:市原 淳
出版社:講談社
発行日:2017年01月25日
値段:950円+税
対象年齢:3、4歳から
『ゆうびんやさんのココリさん』のあらすじ
動物たちがたのしく暮らすまち「ハッピータウン」
にわとりの郵便屋さんココリさんは、まちのみんなに毎日お手紙を届けます。
でも今日はココリさんがお手紙を書いていますよ。
だれへのお手紙でしょうか。
『ゆうびんやさんのココリさん』のおすすめポイント
動物が主人公のお仕事絵本です。
文字も少ない絵本なので愉快なにわとりの郵便屋ココリさんの姿にほのぼのとしながら、親子でゆったりと楽しむことができます
『ロージーのおさんぽ』

出典:Amazon.co.jp
作:パット・ハッチンス
訳:渡辺 茂男
出版社:偕成社
発行日:1975年08月
値段:1200円+税
対象年齢:3、4歳から
『ロージーのおさんぽ』のあらすじ
めんどりのロージーは、すたこらおさんぽに出かけます。
お池のまわりをぐるりと回ったり、干し草の山を越えたり、その姿はどこまでものんびり。
あれ? でもよくみるとうしろからキツネがついてきていますよ。
『ロージーのおさんぽ』のおすすめポイント
絵本作家として評価の高いイギリスの作家ハッチンスの第一作目の絵本です。
黄色を基調として描かれた絵は、牧歌的でありながらどこかシニカルで、画面のすみずみまで子供をひきつける魅力にあふれています。
キツネに気づいていないロージーと、勝手にひどい目にあっているキツネの対比がとても愉快な絵本です。
『うさぎとおんどりときつね』

出典:Amazon.co.jp
作・絵:レーベデフ
訳:うちだ りさこ
出版社:岩波書店
発行日:1977年
値段:840円+税
対象年齢:4歳から
『うさぎとおんどりときつね』のあらすじ
キツネに家をとられてしまったうさぎ。
うさぎの家を取り返そうと、たくさんの動物たちがキツネを追い出そうとしますがうまくいきません。
そこにおんどりがあらわれて……。
『うさぎとおんどりときつね』のおすすめポイント
「岩波の子どもの本」として発行されてから、長く親しまれているロシアの民話をもとにした絵本です。
大きくなくても力が強くなくても知恵があれば勝つことができるよ!と勇気がもらえるお話は子供たちも大好きです。
『ふくろうとにわとり』

出典:Amazon.co.jp
作:唯野元弘
絵:毛利将範
出版社:鈴木出版
発行日:2008年11月
値段:1200円+税
対象年齢:3、4歳から
『ふくろうとにわとり』のあらすじ
むかしむかし、お日様が出てこなくなってしまい、みんなが困っていました。
そこで空を飛べる鳥たちにたのんでお日様を起こしに行ってもらうことになったのです。
けれどにわとりは飛べないからと、ふくろうたちに置き去りにされます。
にわとりは東の空に向かって大きな声で鳴き叫び……。
『ふくろうとにわとり』のおすすめポイント
群馬県に伝わる昔ばなしを絵本にしたものです。
なぜ、にわとりは朝早くに鳴くのか、ふくろうは夜に活動するようになったのかがわかります。
切り絵のキャラクターたちが親しみやすく読みやすい絵本です。
にわとりの絵本おすすめ人気作品 【5、6歳児向け】

人の暮らしの中ではたくさんの動物たちが息づいています。
その中でもにわとりは、特に人に近い場所にいつもいました。
5、6歳児におすすめのにわとり絵本をご紹介します。
『かえでがおか農場のなかまたち』

出典:Amazon.co.jp
作・絵:アリス・プロベンセン マーティン・プロベンセン
訳:乾 侑美子
出版社:童話館出版
発行日:1998年
値段:2400円+税
対象年齢:6歳から
『かえでがおか農場のなかまたち』のあらすじ
かえでがおか農場にはたくさんの生きものが住んでいます。
にわとりだけでなく、ガチョウも犬も猫もヒツジも。
みんなみんな仲良く農場で暮らしています。
『かえでがおか農場のなかまたち』のおすすめポイント
かえでがおか農場の動物たちの愉快で個性的な姿を、美しい絵で非常に細かく描いて説明しています。
にわとりの紹介では一羽一羽違う姿がユニークに描かれ、にわとりにもたくさんの種類や特徴があることがわかります。
自分も農場で動物たちと過ごしているような気分になれる楽しい絵本です。
『おとなしいめんどり』

出典:Amazon.co.jp
作・絵:ポール・ガルドン
訳:谷川 俊太郎
出版社:童話館出版
発行日:1994年
値段:1300円+税
対象年齢:5、6歳から
『おとなしいめんどり』のあらすじ
あるところに、おとなしいあかいめんどりと犬と猫とねずみがいっしょに暮らしていました。
おとなしいあかいめんどりは働き者です。
お皿を洗い、お掃除をし、畑に小麦の種をまきました。
けれど犬や猫やねずみは昼寝をしてばかりで、ちっともあかいめんどりを手伝おうとしません。
『おとなしいめんどり』のおすすめポイント
谷川俊太郎の軽快な訳は、よみ聞かせにもぴったりです。
おとなしく働いていたあかいめんどりが、最後にお菓子を独り占めにする場面は子供も大人も拍手喝采です。
『チャンティクリアときつね』

出典:Amazon.co.jp
作・絵:バーバラ・クーニー
訳:平野 敬一
出版社:ほるぷ出版
発行日:1978年
値段:1600円+税
対象年齢:5、6歳から
『チャンティクリアときつね』のあらすじ
貧しい一家に飼われているチャンティクリアは素晴らしいおんどりでした。
とさかはサンゴのように赤く羽は金色に輝き、鳴き声は教会のオルガンのように綺麗で時計よりも正確に朝を告げました。
けれどある日、ずるいキツネにつかまってしまいます。
『チャンティクリアときつね』のおすすめポイント
イギリスの中世を舞台にした寓話的な物語です。
当時の風俗が美しい絵で生き生きと描かれ、お伽噺を読んでいるような気分になれます。
にわとりの絵本おすすめ人気作品 【小学生以上向け】

昔からにわとりは教訓的な物語にもよく登場していますね。
そういった物語でもにわとりが主人公だと、子供たちは親しみやユーモアを感じるのかもしれません。
小学生以上におすすめのにわとり絵本をご紹介します。
『おとなりさん』

出典:Amazon.co.jp
作:きしら まゆこ
絵:高畠 純
出版社:BL出版
発行日:2006年03月
値段:1300円+税
対象年齢:小学校高学年から
『おとなりさん』のあらすじ
にわとりの家のおとなりに誰かが引っ越してきました。
にわとりさんは誰が引っ越してきたのかなとワクワクします。
けれど、おとなりさんはかなかなか姿を現しません。
いったいどうしてでしょうか。
『おとなりさん』のおすすめポイント
おとなりさんとのすれ違いがちょっとしたミステリーを読んでいるみたいに楽しめる絵本です。
ラストでおとなりさんの正体がわかった時には、親子で思わず声をあげてしまいます。
『おしゃべりなたまごやき』

出典:Amazon.co.jp
作:寺村 輝夫
絵:長 新太
出版社:福音館書店
発行日:1972年12月
値段:1200円+税
対象年齢:小学生から
『おしゃべりなたまごやき』のあらすじ
たまごやきが大好きな王様は、にわとり小屋のにわとりをうっかり逃がしていまします。
たくさんのにわとりが逃げたので家来たちはびっくり、誰がにわとりの小屋を開けたのか犯人を探して大騒ぎ。
それをみた王様は自分がやったと言い出せなくなってしまい……。
『おしゃべりなたまごやき』のおすすめポイント
「寺村輝夫の王様」シリーズの一冊です。
ユーモラスな王様の姿が可愛らしく子供たちは大好きです。
また長新太の絵本作家としての原点ともなった作品で、伸びやかな構図の絵は子供たちを引きつけて離しません。
『めんどりペニー』

出典:Amazon.co.jp
作・絵:ポール・ガルドン
訳:谷川 俊太郎
出版社:童話館出版
発行日:1995年10月
値段:1171円+税
対象年齢:小学校中学年から
『めんどりペニー』のあらすじ
ある日、めんどりのペニーの頭の上にどんぐりが落ちました。
ペニーはびっくりして「たいへん!そらがおっこってくる!王様にしらせなくちゃ」と走り出します。
途中、おんどりやあひるやかもや七面鳥に出会ってそのことを伝えるとみんな驚いてついてきました。
そこにきつねが現れて……。
『めんどりペニー』のおすすめポイント
ペニーの行動に笑ってしまいながらも、深く考えさせられる物語です。
寓話のような教訓のような物語のラストは、子供にもさまざまな想像をうながします。
にわとりの絵本は乳児から小学生まで人気!選び方は?

世界中に存在するにわとりは、物語の中でも豊かな存在力を発揮しています。
ここではにわとりの絵本を選ぶときのポイントを3つお伝えします。
にわとりの絵本の選び方①寓話的なにわとり絵本を選ぼう!

にわとりは夜明けを告げるシンボル的な存在から、寓話や教訓的な物語にもよく登場します。
そういった物語はラストが難しく考えさせられるものが多いですが、それだけに想像力を豊かに刺激します。
親子でそのような物語を読んで、お互いの意見を語り合うのも良い体験になりますね。
にわとりの絵本の選び方②身近な存在としてのにわとり絵本を選ぼう!

農場や牧場でも多く飼われているにわとり。
人間の役立つ存在として昔から身近にいたにわとりは、子供たちに親しみも多く感じさせます。
そんな身近な存在としてにわとりが描かれている絵本を選ぶと子供たちは喜びます。
にわとりの絵本の選び方③いろいろな国の作家のにわとり絵本を選ぼう!

たくさんの国の作家がにわとりを題材に絵本を描いています。
いろいろな国のにわとり絵本を読むことで、その国のにわとりの特徴や人間とどのように関わっているかを知ることができます。
それはさまざまな国の文化に触れることです。
さまざまな国のにわとり絵本をぜひ読んでみてください。
【にわとりの絵本まとめ】

いかがでしたか。
たくさんのにわとり絵本をあらすじやおすすめポイントを含めて、年齢別に15冊ご紹介しました。
にわとりは身近なキャラクターとしても子供たちに人気ですが、絵本の中では本当にさまざまな姿で描かれていましたね。
お父さんやお母さんも新たな発見や楽しみが多くあったのではないでしょうか。
どうぞ、にわとりたちが活躍するにわとりの絵本を、親子で楽しんでみてくださいね。

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